妖魔の城


 

 いや、ここは正面から挑むしかない――

 俺は思考を放棄し、正面からメリアヴィスタへと挑み掛かっていた。

 距離を保ちつつ銃弾の雨を浴びせ、弾幕を張って時間を稼ぐのが得策か――

 

 「食らえ!」

 メリアヴィスタ目掛けて、俺は躊躇なく発砲する。

 しかしメリアヴィスタは、驚くべき敏捷性を持って銃弾を避けてしまった。

 「あは、隙あり〜♪」

 そのままメリアヴィスタは地面を蹴って飛び上がり、天井を蹴って方向転換。

 そして――瞬く間に、俺の正面に着地していた。

 「くっ……!」

 まずい、距離を取らないと――

 背後に飛び退こうとした俺を、メリアヴィスタは両腕で抱き込んできた。

 「しまった――」

 至近からの抱き込みを回避することができず――

 俺は、メリアヴィスタの胸に抱かれてしまったのである。

 俺の体は、甘く柔らかな感触に包まれた――

 「ふふっ……私のハグ、気持ちいいでしょ……♪」

 「うぐ……」

 メリアヴィスタに抱擁された瞬間、俺の体から力が抜けていった。

 まるで、毒に冒されてしまったかのように――俺はそのまま、メリアヴィスタに身を委ねてしまう。

 「はい、捕まえちゃった〜♪」

 俺の体をぎゅっと抱き締めながら、メリアヴィスタは高らかに宣言したのだった。

 

 「け、啓……!」

 思わぬ展開に、血相を変えてこちらに駆け寄ろうとしていたウェステンラ――

 そんな彼女に向けて、メリアヴィスタは俺を抱えたまま右掌をかざした。

 「はぁ〜い……お邪魔者は、さよなら〜♪」

 「ぐっ、貴様――!」

 すると――ウェステンラの体が光に包まれ、そのままこの場から消え去ってしまった。

 あれは確か……城内トラップの発動時に見た、時空転移の魔術だ。

 「ウ、ウェステンラを……どこへ……」

 「マルガレーテ様の元に飛ばしてあげただけですよぉ。

  それよりダーリン、これから何をして遊びますか……?」

 「ぐっ……離れろ……!」

 俺は、メリアヴィスタの体を強く突き飛ばした――

 ――が、まるで力が入らない。むしろ、俺の方がよろけながらへたばってしまう始末だ。

 メリアヴィスタは、地に這う俺を見下ろして溜め息を吐いた。

 「ああ、もう……ダーリンったら、意地っ張りなんですから〜。

  不屈の闘志ってカッコ良いですけど、私の前では甘えてくれてもいいんですよ……♪」

 「ぐ……」

 床に転がってもがく俺の脇に立ちながら、メリアヴィスタは左足を上げ――

 そして、俺の股間を柔らかく踏みつけた。

 「あう……!」

 「ダーリンの、ここを可愛がって……素直にしてあげますね♪」

 黒ストッキング越しに足で踏みつけにされ、悲しくも俺のモノは反応を始める。

 すると――そのままメリアヴィスタは、ぐりぐりと踏みにじるように足を動かしてきた。

 自分のモノを足蹴にされているという屈辱感――

 それはかえって、背徳的な快感を生み出してしまう。

 「あ、うぅぅぅぅ……!」

 「あは……元気になっちゃった……♪」

 足の裏で隆起を確認すると、メリアヴィスタは空を切るように右腕を振り下ろした。

 それだけで、ズボンも下着もまとめて切り裂かれてしまう。

 たちまち露出した、隆起した肉棒――その上に、メリアヴィスタは改めて足を乗せた。

 「えへへ……最初に会ったときも、こうして遊びましたよね……♪

  あの時は、ここまでダーリンに惹かれちゃうなんて思わなかったなぁ……♪」

 「あ、あぅぅぅぅ……」

 上機嫌で囁きながら、メリアヴィスタはぐにぐにとペニスを踏みしだいてくる。

 まるで、足の裏で俺のモノの感触を確かめるかのように――

 「ふふ……知っているんですよ。ダーリン、私に足でいじめられるのがお気に入りなんですよね……♪」

 「あぁぁぁぁぁぁぁ……!」

 ぎゅっとモノ全体を圧迫するように力を入れ、そしてぐりぐりと足を動かされる。

 股間に与えられる甘い刺激に、俺は声を漏らしてしまった。

 「あはは、いい声……もっと、ぐにぐにしてあげますね……♪」

 「あう……! うぁぁ……!」

 そのまま足裏を擦りつけるように、ペニスの裏側が刺激される。

 黒ストッキングのさらさらした感覚が、独特の快感を生み出していた。

 時にはペニスをぎゅっと踏みつけ、適度に体重を掛け――

 時にはひねるように足を動かし、亀頭を優しく揉み潰すような刺激を与える足技。

 そんな刺激にさらされ、たちまち快楽の疼きが沸き上がってくる――

 

 「あ、もう……! で、出る……!」

 「あは、もうイっちゃうんだ……♪」

 すると――おもむろに、メリアヴィスタは足を浮かせてしまった。

 絶頂寸前にまで追い詰められていた俺のモノは、甘い刺激から解放され――

 そして残ったのは、何とも言えない不快感だった。

 「え……?」

 「あれぇ……? もしかして、続けてほしかったんですか……?」

 いかにも意地悪に、メリアヴィスタは微笑んだ。

 「ぐ、誰が――」

 「……私のものになるなら、このままイくまで踏んであげますよ♪」

 メリアヴィスタは軽くウィンクし、足下に転がる俺を見下ろす。

 「ふざけ、るな……」

 「どうします? 私のモノになっちゃいますか……?」

 「……」

 唐突に突き付けられた選択肢に対し、俺は――

 

 メリアヴィスタのものになる

 拒む

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「だ、誰が……お前なんかに――」

 「そう言うと思いましたけどね。ダーリン、とっても強情なんだから……♪」

 メリアヴィスタはおもむろに、黒ストッキングを脱ぎ捨ててしまった。

 そして――生の素足で、俺のモノをぎゅっと踏んづけてくる。

 「あ、あぅぅぅ……」

 黒ストッキングのサラサラ感は消えたものの、体温が直に伝わってきて心地良い。

 そのままメリアヴィスタは、ペニスをぎゅっと足裏で圧迫しながら――じっくり円を描くように足を動かしてきた。

 「うーり、うーり……どうですか?」

 「あ、あぅぅぅ……」

 気持ちいい――そんな言葉を、俺は寸前で呑み込んでいた。

 ぐりぐりと踏みしだいたかと思えば、くるくると足全体を回してくる。

 そうかと思えば、足の親指と人差し指でくりくりと亀頭を挟んで刺激したりもする――

 ストッキングを脱いだことにより、足の指の使い方がさっきよりも巧緻になったのだ。

 そんな刺激の前で、いよいよ俺は限界を迎えそうになっていた。

 「あ、あぐぅ……」

 「ほらほらほら……ガマンしなくてもいいんですよ……♪

  気持ちよくなっちゃってもいいんですよ……♪」

 くすくす笑いながら、メリアヴィスタは足の動きを徐々に滑らかにしていく。

 親指と人差し指で亀頭をきゅっと挟まれるたびに、俺はびくんと体を揺らした。

 「あは……ダーリン、これが好きなんだ……♪ 足指で亀さんいじめ……♪」

 足の指で、亀頭を器用にくるむようにしてくるメリアヴィスタ。

 五本の指が亀頭粘膜へと巧みに擦れ、えもいわれぬ快感を生み出す――

 「あ、すごい……それ……」

 「ふふっ……初めて、褒めてくれましたね♪」

 心から嬉しそうな顔で、メリアヴィスタは俺の股間を刺激し続けた。

 ぐにぐにと、足指で亀頭をいじくり回すように――

 五本の指を駆使し、裏筋やカリをこね回すように――

 先端からは先走り液が染み出し、メリアヴィスタの足裏や指を濡らしていく。

 にちゃにちゃと亀頭にまとわりつく感触に、俺は耐えられなくなった――

 

 「あ、駄目だ……もう、出そう……!」

 不意にこみ上げてくる射精感に、腰をびくんと震わせてしまう。

 「あ……もう、イっちゃいそうなんですか……?」

 すると――メリアヴィスタは、俺のモノから足を離してしまった。

 みるみる射精感は醒めていき、むず痒さともどかしさが股間に広がっていく。

 「ぐ、ううっ……!」

 「イかせてほしい……? 私のものになっちゃえば……このまま射精させてもらえるんですよ?」

 俺の顔を見下ろしながら、意地悪げにメリアヴィスタは言い放った。

 「出したくて出したくて仕方ないんですよね……?

  もう、我慢しなくてもいいんですよ……この足で、搾り出してあげますから♪」

 俺のモノに触れない位置で、わきわきと足指を動かすメリアヴィスタ。

 突き上げられるような欲情にさらされながら、俺は――

 

 メリアヴィスタのものになる

 拒む

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ぐ……いや、だ……」

 なんとか理性を総動員し、メリアヴィスタを拒絶する俺。

 精神とは裏腹に、俺の肉体の方は屈服と安堵を欲していた。

 今にも屈しそうになりながら、意地だけで反抗しているのだ――

 「あらら……本当に強情なんですね」

 そう言いながらメリアヴィスタは、床に転がる俺の両足を持ち上げた。

 「でも……これを受けて、そんな事が言えちゃうのかな……?」

 そのまま俺の両足首をしっかりと両脇で挟んでロック、そして俺の股間の上に右脚をのせる。

 まさか、この体勢は――

 

 「強情さんには、電気アンマの刑で〜す……♪」

 そのままメリアヴィスタは、強烈な速度で足を動かしてきた。

 股間へと適度に体重を掛けながら、踏みしだくようにぐりぐりと――

 足を捻るように動かし、激しく震わせ――その強烈な刺激に、俺は悶え狂った。

 電流のような感覚と、脱力するような快感が同時に全身を駆け巡る。

 「あ、がぁぁぁぁぁぁぁぁ……!」

 敏感な股間へと、足で容赦なく振動を与える――それは、もはや攻撃というべきもの。

 男を徹底的に責め上げる、狂おしいような強制バイブレーション。

 俺は足をメリアヴィスタに掴まれたまま、上半身だけでみっともなくのたうち回った。

 「あは、すごい効き目……♪」

 激しく足を震わせ、メリアヴィスタは容赦なく電気アンマを続行する。

 柔らかい足裏が俺のモノをぐにゅぐにゅ揉み潰し、ぶるぶると震わせ――

 「あ、あが……あぁぁぁぁぁぁぁぁ……!」

 腰から、ぞわぞわと白い疼きが沸き上がってきた。

 それはじんわりと下半身に広がり、出口を求めて蠢き始めたのだ。

 「あ、あぅぅぅぅぅぅ……! も、もう……!」

 「あれ? もう出ちゃうんですか……?」

 すると――またもメリアヴィスタは、俺の股間から足を離してしまった。

 俺を快楽に誘うはずだった刺激が、ふっと煙のように消え失せてしまう――

 

 「あぐ……う……」

 突き上げるような快感の波は、たちまちのうちに引いていった。

 そして残ったのは、言い知れない不完全燃焼感と――狂おしい焦燥感。

 これ以上こんな生殺しを続けられれば、気が狂ってしまいそうだ。

 「ほぉら……イかせてほしいのかなぁ? 私のものになることを誓ったら、一気に天国にイっちゃえるんですよ……♪」

 くすくす笑いながら、メリアヴィスタは小悪魔のように囁いてくる。

 「もう、限界ですよね。この足で、ぴゅっぴゅっ〜って出したいですよね……?」

 俺に見せつけるように、メリアヴィスタは形の良い生足を見せ付ける。

 「う、うぅぅぅ……」

 誓いさえすれば――このまま、足で絶頂まで味わわせてくれるのだ。

 ただ、誓うだけで――

 

 メリアヴィスタのものになる

 拒む

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「……い、や……だ……」

 ほとんど折れかけた心の中に残った、ひとかけらの意地――それが、俺に拒絶の言葉を吐かせる。

 「……まだ拒んじゃうんだ。それなら、ちょっと趣向を変えちゃおうかな……?

  ダーリン、足で弄ばれるのが大好きみたいだしね……」

 メリアヴィスタはにんまり笑うと、再び俺の股間に足を乗せてきた。

 「あ、あぅぅ……」

 「そういうわけで、もう生殺しはやめちゃうね。

  このままイかせまくって、足奴隷にしてあげちゃおうっと〜♪」

 「な……」

 「それそれそれ〜♪」

 そのままメリアヴィスタは、容赦なく足をグリグリと動かしてきた。

 足をひねらせ、ぐにぐにと踏みしだき、時には激しい振動を与えてくる――

 それは生殺しの刺激ではなく、強制的に絶頂へと押し上げる足さばき。

 このまま、イかせてもらえる――俺はそのまま、身を委ねてしまった。

 屈服した身で受けるメリアヴィスタの足技は、狂おしいほどに甘美で――

 「ほぉら、イっちゃえ……♪」

 「あ、あぁぁぁぁぁ――!」

 俺はそのまま、メリアヴィスタの足裏で快感の白い花火を吹き上げていた。

 ドクドクと漏れ出した精液が、メリアヴィスタの足へと飛び散っていく――

 「ほらほら、まだまだイきますよー♪」

 「あ、あ……あぐ、あぁぁぁぁぁぁ……!」

 射精中にもかかわらず、メリアヴィスタは足の動きをやめなかった。

 ドクドク精液を漏らしている肉棒は、容赦なく踏みにじられ続けているのだ。

 心地良い圧力を与え続けながら、じっくりといたぶるように――

 「や、やめ……ぐぁぁぁ……」

 「やめませーん♪ だってダーリン、こうしてほしかったんでしょ……?」

 無邪気に笑いながら、メリアヴィスタは足を動かし続ける。

 その動作はどんどん激しさを増していき、電気アンマと同じような振動となった。

 そんな刺激にさらされ、俺のモノはあっけなく再度の射精に追い込まれる。

 「こういう風に、おちんちん足蹴にされて果てたかったんでしょ?

  女の足で踏みにじられて、いっぱいイかされたかったんでしょ……?」

 「あ、あぁぁぁぁぁぁぁ――!!」

 射精していても関係なく電気アンマは続けられ、俺のモノは踏みにじられた。

 射精と射精の合間が短くなっていき、メリアヴィスタの足下で俺は連続絶頂を味わう。

 まるで、頭の中で何度も花火が弾けたような感覚。

 初めてメリアヴィスタに遭遇したときのように、俺は足で嫐られ尽くし――

 そのまま、気を失う寸前に追い込まれてしまった。

 

 「あぅぅ……」

 視界に白いモヤが掛かり、意識がじんわりと薄れていく。

 股間を包む快楽に溶けていくように、頭の中が朦朧としていく――

 「ふふっ……眠っちゃうんですね。

  目を覚ました時には、もっと素敵なことになってますから……楽しみにしていて下さいね♪」

 メリアヴィスタの言葉を遠くに聞きながら、俺の意識は沈んでいった。

 

 

 

 

 

 「本当によろしいのですか、メリアヴィスタ様……このような上質の男を……」

 「いーのいーの。私のモノなんですけど、みんなにも振る舞ってあげますから。

  エミリアと違って、私の心はと〜っても広いんですよ」

 そんな会話が、モヤの掛かった意識に流れ込んでくる。

 片方はメリアヴィスタで、もう片方は初めて耳にする女性の声。

 「う……」

 どうやら俺は、全裸のまま壁際に転がされているらしい。

 

 ――ここは?

 あれから、俺はどれだけ気絶していたのか……?

 視界に映ったのは、食堂のように広い部屋。

 豪華ではないが落ち着いた内装に、大きなテーブルやティーポット。

 本棚なども、壁際に並んでいる。

 そして、テーブルの周囲ではメイド達が談笑したり読書したりしているようだ。

 ここは――メイド達の休憩室だろうか。

 

 「分かりました……お心遣いに感謝します、メリアヴィスタ様」

 「でも、あげる訳じゃないんだからね。

  みんなも楽しんでいーよ……ってことで、所有者は私なんですから」

 ――何の会話だ?

 徐々に、俺の意識がはっきりしてくると――俺の前に立ち、二人のメイドが会話しているのが分かった。

 片方はメリアヴィスタで、もう一人は十代後半の初めて見るメイド。

 やや控え目そうな、大人しそうな感じの女性だ。

 

 「あ、起きました……? おはようございますね、ダーリン♪」

 俺の覚醒に気付き、メリアヴィスタはにぱっと笑う。

 「ぐ……ここは? 何をする気だ……?」

 立ち上がろうとしても、体はほとんど動かない。

 おそらく、散々に淫気を吸わされた状態――そうでなければ、俺をただ転がしておいたりはしないだろう。

 つまり――もう、逃げたり抵抗したりは出来ない。

 「ここは、ノイエンドルフ城に仕えるメイド達の休憩室です。

  ダーリンはこれから、疲れたメイド達を癒す公共足奴隷になるんですよ」

 「な……! そんな――」

 「奴隷といっても、ダーリンはただ寝転んでいるだけでいいんです。

  そうすると……入れ替わり立ち替わり、メイド達が休憩がてらにおちんちんを踏んでくれるんですよ。

  どうですか……? 足でイジメられるのが好きなダーリンには、天国でしょ……♪」

 「ふざけ……そんな……」

 体に力が入らない上に、怒鳴り声さえも満足に出ない。

 そんな俺にウィンクを投げかけつつ、メリアヴィスタは出入り口の方へとスキップしていった。

 「それじゃあ、私はしばらく仕事がありますから。また夜になったら、踏みに来てあげますね〜♪」

 「お、おい――」

 そう言い残し、メリアヴィスタは軽やかに去っていった。

 そして――俺の前に立っているのは、控え目そうなメイド。

 また、この休憩室で読書したりお茶を飲んだりしていたメイドも、こちらの様子を伺っているようだ。

 

 「う、うう……」

 「それでは、まず私から――少しばかり楽しませてもらいましょうか」

 控え目そうなメイドが、少しだけ微笑みながら俺の前に立つ。

 そして、おもむろに靴を脱ぐと――白靴下に包まれた足で俺の股間に足を乗せてきた。

 「あ、うぅぅぅ……」

 「……ふふっ」

 生温かい足を滑らかに動かしながら、メイドは柔らかな笑みをこぼす。

 白靴下の触感が亀頭の裏側に擦れ、えもいわれぬ快感を生み出す。

 踏みしだくのではなく、まるで足全体をなすりつけるかのような動き――

 メリアヴィスタとは少し違った足使いに、俺はたちまち限界へと押し上げられていった。

 「あぐぅぅぅぅ……!」

 「くすっ……あっけないのですね」

 メイドは亀頭の裏側部分に足の親指を当てると、そこをぐりぐりと刺激する。

 「あ、それは……あぁぁぁ……」

 弱点をこねくり回され、限界の寸前にまで追い込まれ――

 そして――とどめを刺すように、肉棒全体がぎゅっと踏みつけられた。

 「あ、あぁぁぁぁぁぁ……!」

 白靴下に包まれた足の下敷きになったまま、俺のモノはドクドクと精液を迸らせてしまう。

 ぎゅっと踏まれたままの射精は、凄まじい屈辱感と屈服感をもたらしていた。

 「……」

 満足そうな笑みを浮かべながら、メイドは射精中のペニスをひとしきり足で擦り――

 「……ふふっ、楽しませていただきました」

 そのまま足を離すと、メイドは軽やかな足取りで去ってしまったのである。

 まさに、少し休憩したといった感じで――

 

 「あれれ……? 美味しそうな男の人がいるよ……?」

 疲れた顔で休憩所に現れたメイドの少女が、俺を見るなり目を丸くしていた。

 「もしかして……あなたが、メリアヴィスタ様がお裾分けしてくれるっていう足奴隷?」

 すたすたと少女メイドは俺の前に立ち、顔を覗き込んでくる。

 さっきのメイドよりもかなり若い――おそらく、中学生くらいの見習いメイドだ。

 「えへへ……じゃあ、遊んであげるね〜♪」

 少女は俺の目の前ですとんと腰を落ろし、靴も靴下も無造作に脱ぎ捨てた。

 そして両足とも素足にし――おもむろに、両足の裏で俺のモノをぎゅっと挟んでくる。

 「あうっ……!」

 亀頭部分が、ちょうど両足の土踏まずの部分でプレスされるような体勢だ。

 さっきのメイドより高い体温と、柔らかな感触に肉棒を挟まれる――

 それは、体験したことのないような快感を生み出した。

 「じゃあ、いくよ〜♪ うりうりうり〜♪」

 そのまま少女メイドは、にゅこにゅこと足を動かしてくる。

 足裏で挟まれて揉み潰されるような刺激に、みるみる体の力が抜けていった。

 「あ、あぁぁぁぁぁ……」

 「あはは……可愛い声〜♪」

 少女メイドは、はしゃぎながら俺のモノを追い詰めていく。

 左右の足裏で肉棒を挟んだまま、ズリズリと転がされ――徹底的にいたぶり続けているのだ。

 こんな少女に足で弄ばれていると考えただけで、そう長く耐えることはできそうにない

 「どうどう……? 私の足コキ、きもちい? もうドックンしちゃう……?」

 まるで対面するようにかがみ、あどけない顔で俺を弄ぶ少女。

 亀頭を挟み潰すように、ぐにぐにと擦り合わされる柔らかな足裏。

 その刺激と興奮に、俺はとうとう限界を迎えてしまった。

 「あ、あぁぁぁぁぁぁ……!」

 少女の足裏に挟まれたまま、俺のモノは降参するかのように白濁を溢れさせる。

 「それそれ〜♪」

 「あうぅぅ……うぁ、あが……!」

 射精中のペニスを挟んだまま、ぐにぐにと足を動かし続ける少女メイド。

 その容赦ない責めの前にさらされ、俺は強烈な刺激を与えられながらの射精を味わってしまった――

 

 そして、少女メイドは鼻歌交じりに立ち去り――

 それと入れ替わりにやってきたのは、二十歳ほどのメイド。

 いかにも清楚で物静かそうな、お嬢様のような雰囲気だ。

 「……」

 彼女は、床でへばっている俺を無表情で見下ろし――

 「あうっ……!」

 おもむろに、靴のまま俺の股間を踏んできたのだ。

 むぎゅっと圧力を掛けられ、俺のモノは押し潰されそうな快楽にさらされる。

 「……」

 そんな俺を静かに見下ろし――無表情のまま、メイドは足を動かしてきた。

 「あ、あぅぅぅぅぅ……!」

 靴でグリグリと肉棒を踏みにじられ、俺は身をわななかせた。

 いかにも清楚そうなメイドが、靴のままペニスを踏んでくる――

 そんな背徳感に、俺は身をわななかせるしかなかった。

 「あひ……う、うぁぁぁぁ……!」

 刺激がきつく、少しだけ痛い――が、その足運びは手慣れたもの。

 上手にペニスを刺激されているので、強い苦痛は感じない。

 むしろ、靴で踏まれている刺激からでも深い快感が生み出されていくのだ――

 「あ、あぁぁぁぁ……」

 「……」

 そのままメイドは、靴のままペニスを踏みしだき――じわじわと俺を追い詰めていく。

 そして限界を迎えようとしていたとき、亀頭をぎゅっと踏まれてしまった。

 「あぁぁぁぁぁぁ――!」

 靴できつく踏まれながら、俺は惨めにも果ててしまう。

 俺の下腹とメイドの靴に圧迫されていたペニスから、びゅるびゅると精液が飛び散り――

 巻き散らされた白濁は、メイドの靴裏をべっとりと汚してしまった。

 「……」

 清楚そうなメイドは僅かに眉をしかめただけで、そのまま立ち去っていく。

 彼女は終始無言のまま、俺を弄んでいったのだ――

 

 「ふ〜、疲れた……」

 「久々の力仕事は、ホント大変だよね〜」

 その後にやってきたのは、若く綺麗な三人組のメイド。

 妙に疲れている者が多いのは――俺達の侵入で城内が散々に荒れたせいらしい。

 「しばらく、ゆっくり休もうよ。『これ』でも踏んづけながらね……♪」

 「踏んで欲しそうなカオしてるしね、ふふっ……」

 三人はニヤニヤと笑いながら、俺の前へと立った。

 「ほぉら……今日はいっぱい動いたから、ちょっとすごいよ……♪」

 メイドの一人が、おもむろに靴を脱ぎ始める。

 むわっと湯気が立つような、熱のこもった黒ストッキングの足だ。

 「はい、召し上がれ〜♪」

 そして――メイドは、なんと俺の顔面にその足を乗せてくる。

 「んぐ……」

 蒸れた感触が、まるで顔に浸食していくかのようだ。

 そして鼻孔は、生温かい空気に満たされてしまった。

 「うわぁ……速効で大きくなっちゃった」

 そして別のメイドが、いそいそと靴を脱ぐ。

 「私の足も、今日はムレムレだよ……♪」

 そのまま――大きくなった俺のモノに、むぎゅっと靴下で包まれた足を乗せてきた。

 じっとりと蒸れた感触が、じんわりとペニスを包んでいく。

 「あ、あぅぅぅぅぅぅ……」

 「ふふ、気持ちよさそう……」

 「アニー、あなたは踏まないの……?」

 そう尋ねられたのは、三人の内で一番控え目そうなメイド。

 「えっ……? だって……私の足、すごく蒸れてるから……」

 「何言ってるのよ、だからいいんじゃな〜い」

 「まあアニーがやらないなら、私達二人で遊ぶけどね〜♪」

 片方は俺の顔を足で撫で回し、蒸れた熱気と汗の湿り、そして匂いをふんだんに味わわせてくる。

 そしてもう一人は股間を踏みしだき、温かい足で肉棒をぐにぐにとこね回してくるのだ。

 汗で蒸れた足で、俺は徹底的に弄ばれ――耐える余裕もなく、射精感がこみ上げてきた。

 「あぅぅぅ……で、出る……!」

 「出るんだってさ、ふふっ……」

 「そ〜ら、漏らしちゃえ……♪」

 肉棒を踏んでいるメイドが、ぐりぐりと電気アンマのように振動を与えてきた。

 「あ……! あぁぁぁぁぁ……!」

 その絶妙な刺激にさらされ――俺のモノは、どぷどぷと精液を溢れさせてしまう。

 顔面に、足を押しつけられながらの射精――

 それは耐え難く屈辱的で、素晴らしく甘美だった。

 

 「はぁい、一丁上がり……♪」

 「私の足、美味しかった……?」

 メイド二人はくすくす笑いながら、放心する俺を見下ろす。

 「でも、まだまだ遊んであげるね〜♪」

 「私も、おちんちん踏んであげる……♪」

 顔に足を押し付けていたメイドが、俺の股間へと足裏を移していた。

 「あ、あぅぅぅぅぅぅ……!」

 そのまま俺のモノは、メイド二人がかりで踏みしだかれてしまう。

 柔らかな温もりに圧迫され、ぐいぐいと押し潰され――

 メイド二人の足で弄ばれながら、俺は至福の快楽を味わった。

 

 「じゃあ、私もやってみようかな……」

 今まで参加していなかった、控え目そうなメイド。

 彼女は、おずおずと靴を脱ぎ始めた。

 露わになった素足は、汗でじっとりと湿っている。

 「じゃあアニー、三人で弄んであげようよ」

 「幸せだね〜キミ。三人がかりで踏んでもらえるなんて……♪」

 サオの部分を、ぐにぐにと踏んでいた二人の足。

 そこからちょこんと顔を出した亀頭部に、三人目の足が伸ばされた。

 「あ、あぅっ……!」

 ほこほこと生温かい足指が、亀頭部をきゅっとつまむ。

 ペニスの先端から根本までが、三人のメイドの足に覆い包まれてしまった――

 「じゃあ、いくよ〜!」

 「それそれそれ〜♪」

 「あひぃ……あぁぁぁぁぁぁぁ――!」

 彼女たちは巧みに分業しながら、足で俺のモノを徹底的にいたぶってきた。

 一人がサオの部分を踏んだかと思えば、他の一人がはみ出た亀頭を指先でこね回す。

 ぐりぐりとサオを踏みにじられれば、他のメイドも同じように足を重ねてくる。

 ストッキング、靴下、素足――それぞれ異なる足に、股間を容赦なく踏みにじられ――

 「あははは……先走り液でねちゃねちゃだよ」

 「私達の足で、天国にイっちゃえ〜♪」

 俺のモノは、メイド三人の足で徹底的に蹂躙され――

 とうとう、絶頂にまで追いやられてしまった。

 「あ、あぅぅぅ……!」

 「あはは……出ちゃった〜♪」

 「うわ、すっごい量……!」

 火山の噴火のように飛び散った精液は、三人の足のみならずスカートまで汚してしまう。

 「あ〜あ、スカートにまで着いちゃった……」

 「阻喪だね、オシオキしてあげないと……♪」

 にんまりと笑いながら、三人は足を動かし続ける。

 「あ、あぁぁ……やめて、もう……」

 「ダメ〜♪」

 射精が終わってもなお、三人は責めをやめる様子はない。

 ニヤニヤと笑いながら、俺のものを足で弄び続けているのだ。

 ぐりぐり踏みしだき、ねちっこく擦り付け、足の指でこねくり回し――

 「あ、あぁぁぁぁぁぁぁ……!」

 たちまち再度の射精に追い詰められ、精液を撒き散らしてしまう。

 それでも俺のモノは、なおも刺激を与え続けられるのだ。

 「あはは……出てる、出てる……」

 「もっともっと、搾り出しちゃうよ……♪」

 「恥ずかしいヒトなんだね。踏まれて悦んじゃうなんて……」

 出しても出しても、容赦なく踏みにじられる俺のモノ。

 散々に面白がられ、嘲笑を受けながら――俺は、五回以上もの射精を強いられた。

 俺の股間周辺は白濁だらけ、メイド達の足もスカートも精液でドロドロ。

 そんな無惨な状態にされた後、ようやく解放されたのである。

 「明日も、三人で踏んであげるね……」

 そんな言葉を残して、三人は満足げに去っていった。

 

 

 

 そして――間髪入れずに現れる別のメイド。

 彼女たちは俺の股間を踏みつけにし、散々に慰み者にして去っていく。

 メイド達の仕事にはローテーションがあり、常に休憩場には休みの者が現れる。

 そんなメイド達は足で俺を弄び、ストレスを晴らしていくのだ。

 

 「あ、あうぅぅぅぅぅ……」

 「ほらほら……私の足、ステキでしょ?」

 「おちんちん踏まれて天国なんですか? みっともないですね……」

 

 こうして俺は、メイド達に踏まれる毎日を送る。

 それはまさに、メイド達共用の足奴隷。

 そんな屈辱を散々に与えられた俺は――いつしか、今の境遇が幸福に思えるようになっていた。

 

 

 −BAD END−

 

 

 



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