Santa Claus Girl
もうすぐクリスマスだけど、中学生の由貴(ゆき)には彼女がいない。
まだ女の子というものがよくわかってない由貴でも、やっぱりすこしは気になるというもの。
もう親というサンタがプレゼントなどくれない――だから冗談のつもりでそれを準備した。
枕元に、かわいい女の子と書かれた紙と靴下を置く。
ちょっと寂しいかなとも思ったが、これでなにか幸せな夢でも見れるならいいかなと思っていた。
いつもよりはやく布団に入って眼を閉じると、不思議とすぐに眠ることができた。
夢現の狭間でなにかきれいな音が聞こえた。
――しゃん、しゃん、しゃん。
それは聖夜に響くにふさわしい鈴の音だった。
だんだんと近づいてきて、窓の外で鳴り止んだ。
意識がはっきりしなくて、鍵がかかっているはずの窓が開かれたことも不思議には思えない。
ぱっと明かりがつく。
なんだろうと思って身体を起こして眼を開くと、そこには赤と白が見えた。
普通なら驚いて飛び起きるだろうに、由貴の感覚は鈍いままで、なにがなんだかわからない。
「こんばんは、由貴くん」
女の子のあまい声音が挨拶したので、寝ぼけたまま「こんばんは」と返した。
「かわいい声だね、ボク。なのに、女の子に興味があるんだ?」
だんだん視界がはっきりしてきて、目の前にいるのが女の子で、しかもサンタの格好をしているのが見えた。
背負っていたおおきな袋をよいしょと下ろして、ふうと息を吐いた。
「えっ! まさか、サンタさん?」
「そうだよ。由貴くんがお願いするから、プレゼントをもってきたんだよ」
とてもかわいらしい顔をした子だった。
でもちょっと大人びている。
高校生くらいかもしれない。
胸がおおきくて、服がそこだけ盛り上がっている。
手足はすらっと長くて、指先は細やかに動きそうだった。
それにしても。
こんな格好で寒くないんだろうかというくらい、サンタの服は露出が多かった。
おへそは見えるし、スカートなんてミニだし、オーバーニーソックスとその間に素肌が見えている。
心なしかサンタの娘の顔は赤くて、息遣いがすこし荒いような気がする。
やっぱり寒いのかなあと首をかしげていると、サンタが近づいてきた。
「かわいいなあ、由貴くん」
いいながらベッドの上に乗っかると、そのまま由貴の肩を抱いて引き寄せた。
「な、なにす――ふ、ぐぅ……むぅ……?」
キスをされていた。
それもただのキスじゃなかった。
くちびるとくちびるがちゅっと触れ合ったあと、そのまま舌が表面をぺろぺろ舐める。
思わず緩んでしまった口元に舌が入ってきて、由貴のそれに絡まってきた。
ちゅっ、ちゅっと音がして、由貴は自分が吸われていることに気づいた。
(なにこれ……すごい……なんか、ドキドキする)
サンタはキスをしながら由貴の胸をさわさわと撫でている。
そのせいで心臓が踊っているのが丸わかりになってしまった。
「ンふっ」
サンタが笑ったみたいで、由貴は恥ずかしくなって顔を真っ赤にしてしまう。
「かわいいなあ」
サンタのくちづけは激しくなり、舌はくちびるで締めつけられる。
そのたびに唾が出てくるのだけど、それをサンタはじゅるじゅるとすごい音を立てて吸い上げる。
コクン、と喉が鳴った。
(サンタさん、ぼくの唾を飲んでる……)
それだけじゃなく、もっと欲しいというように啄ばんでくる。
それに、胸を触っていた手が動いてボタンをはずしていた。
ちょっとだけひんやりした手が胸を触り、乳首をつまんだ。
「あうンっ」
自分でもびっくりするような声があがった。
身体に電気みたいなものが走って、視界が一瞬だけホワイトアウトしたのだ。
「気持ちいいの?」
サンタが笑いながら聞いてきたけど。
「わかんない……」
そう答えるしかなかった。
「わかるようにしてあげるね」
サンタの舌が首筋をすうっと降りた。
背筋が震える。ぞくぞくと身体全体になにかが響く。
舌はぺろぺろぺろぺろぺろ――とすばやく動きながら乳頭に近づいてくる。
だけど、肝心な先っぽに触れないで周囲をくるりと回って、やめられてしまった。
「あっ……」
「どうしたの?」
上目遣いで訊ねられる。
もっとして欲しい、なんて恥ずかしくていえなかった。
頬を熱くしてうつむいてしまう。
自分で触ろうかと思って手をちょっと動かしたけど、変に思われたら嫌でやめてしまう。
「おっぱい触って欲しいの?」
「ううん……」
いえなくて、どうしようもなくて、だけど頭がかくんと動いた。
「ちゃんとしてあげるからね」
いうや否や、ちゅるるん、と音を立ててサンタが乳首に吸いついてきた。
今度が脳内がばちばち焼けてしまいそうになる。
「ああっ、ふうわあ……あうっ……ひうう……」
我慢できなくて声をもらしていると、下半身でなにかが動いた。
その刺激が意識できていなかった場所から強く強く心を引っ張りにきた。
ズボンが脱がされている。
クラスのみんながトランクスに変えたのを見て、四月から由貴もトランクスにしている。
そこが膨らんでいた。
ふくらみの天辺がすこしぬれている。
その場所をサンタが手でさわさわとしていたのだ。
「ふわああああああっ……やめて、変になっちゃうっ」
「そんなに鳴いてたら、いじめたくなっちゃうな」
サンタがうれしそうにいうので、由貴は怖くなって相手の手を掴んだ。
だけどその力は恐ろしく強く、引き剥がすことができない。
「ふふふっ……由貴くん、しゃせいって知ってる?」
それは知っていた。
時々変な気分になって、どうしてもおちんちんを触りたくなってしまう。
そうしていると硬くなっていって、最後には白い液体をぴゅっぴゅっと零してしまう。
そのあとになんとなく虚ろになって、嫌悪感みたいなものが襲ってくるから、やってはいけないんだと思っていた。
みんなもそんな話はしないし、ましてや女の子にそんなこといったら嫌われてしまう。
「それはね、おちんちんからあったかいミルクをどぼどぼ零して気持ちよくなることなんだよ」
なのにこのサンタのお姉さんはそんなことをいってくる。
「でも……よくないよ……」
「どうして?」
「だって……よくない感じがするんだもん」
「ひとりでしてるの?」
そんなこと答えられるわけがなくて、口をぱくぱくさせてしまう。
「ひとりでするのはだめなの。でも、こうするとね……」
トランクスの上を舌が這った。
サンタの口からはどろどろと唾液がこぼれて、あっという間に由貴の下着をぐちょぐちょにする。
布越しにやわらかい感触が伝わってくる。
そして浸透してきた唾液がまるで意志を持っているかのようにおちんちんに沁みてくる。
もうガチガチに固まってしまったそこに心が完全に食われていた。
「ふぐあっ、あっ、あううっ」
「くふっ……気持ちいいんだよね」
下着の上からじゃまどろっこしいけど、それでも刺激は強くて、このままだともれちゃいそうだった。
「だめ……だめだめだめ、だめだよ、だめえっ……」
「くふふっ、このままおもらししちゃってね」
指とてのひらがぐにぐにとあそこをもみあげる。
しっとりと濡れたトランクスが局部とこすれる。
普通なら痛くて感じるどころではない。
しかしサンタの唾液はすさまじいまでの粘性、浸透性、そして魔性を宿していた。
頭の中が直接かき混ぜられているみたいに快感が渦巻き、登ってくる。
それを加速させるのはサンタの舌遣いだ。
布の向こうのどこに由貴の感じるところがあるのかわかっている動きだった。
どうしてそんなに出るのかわからないくらい、口からとろとろと液体を零す。
トランクスの中でびくびく震えるおちんちんにうっとりしている。
「くふふっ……のぼっへきてう。ぴくぴくぅって」
「ううっ……出ちゃう、精子出ちゃうよ……やめて、やめてよぉ……」
「大丈夫、ちゃんと食べてあげるからね」
どういう意味なのかまったくわからなかった。
混乱しているうちに、サンタが両手でぐにゅにゅとあそこを刺激する。
「ふあああああっ、くるぅ、くるよぉ、うっ、ふわあああああっ――」
びくびく、どろ、どろぉ、と精子がトランクスの中に噴き出した。
もう止めることもできず、由貴は気持ちよさに身体を預けてしまう。
霧がかかったみたいにぼやける視界のなかで、サンタの顔が近づいてくる。
またキスをされた。
とろとろと口から零れ落ちてくる唾液が、キスで開かれた口の中に入ってくる。
あまくておいしい気がした。
思わず飲み込んでしまう。
すると、口内や喉、唾液の流れていく先すべてがとろけるような心地よさと、そして熱を生んだ。
それが頭の中のまともな部分を焼いてしまう。
「さっ、おぱんつぬぎぬぎしようね」
同意する間もなく、パンツが脱がされた。
ぐしょぐしょのそれを裏返すと、そこに白く精子がこびりついていた。
それはトランクスには沁み込まず、唾液と一緒になってどろどろと零れそうになる。
「おいしそう……」
そういって、サンタはその白濁した液体をぺろんと舐め取った。
「おいしいなあ。かわいい男の子のおちんちんミルク、とろけちゃいそう」
(ああ、ぼくの……ぼくの精子食べてる……!)
垂れそうになった粘液を掌で受け止め、または口に直接誑し込んでと、一切無駄にしない。
「あむん……くふふ……」
(うわあ……サンタのお姉さんが、ぼくの出したの食べちゃってるよぉ……)
くちゅん、ぺろっ、ちゅうっ、ちゅっ、ちゅっぱあぁ……
水音を立てながら、サンタの娘はとうとうトランクスについていた精子を全部吸い尽くしてしまった。
「ごちそうさま」
最後にぺろりと自分の口の周りを舐め、由貴に笑いかけてきた。
「どう? よかったでしょう?」
声がでなかった。
あまりのことに完全に言葉を失っていた。
なんとか肯定するためにこくりと首を振った。
心臓が踊りをやめてくれない。
由貴のあそこは硬く屹立して、ほんのちょっとだけ皮から出てる部分が真っ赤になっている。
前は一回やっただけでふにゃふにゃになっていた。
だけどいまは、もう一度したいとさえ思ってしまった。
罪悪感もなかった。
それどころか、もっと精子を食べて欲しいと考えている自分がいた。
それが怖い。
なんだか、壊れちゃいそうな気がした。
だけど、サンタはお構いなしだ。
勃起しているそれをちらと見やると、舌なめずりをして近づいてきた。
「んふふふふ……子供おちんちん、大人にしてあげるね」
ぼーっとしている間に、サンタの手が由貴の皮をそっと剥いた。
ちりちりちり、と痛みが気持ちよさに変換されて伝わってくる。
「あうう」
もうほとんど意識はおちんちんに支配されていた。
加えて、サンタの唾液のどろどろが身体中に行き渡って、由貴の官能を高めていた。
あーん、とお姉さんが口を開いた瞬間、食べられるという思いだけで後ろに逃げようとした。
しかしベッドの背に阻まれてそれ以上どこにも行くことができない。
それどころか、シーツとこすれたあらゆる部分が熱くなって、由貴は喘ぎ声をあげてしまった。
「陵辱されて感じちゃってる女の子みたい。ううん、もっとかわいいかな」
ちゅっ、と露出した亀頭に吸いつく。
そこにはまだ精子の残りがくっついているようで、念入りに舌で拭っていく。
そのたびに唾が肉茎を包んでいく。
「うわあああ、やだぁ……なにぃっ……なにこれぇ!」
「気持ちいいの?」
「ぐちゃぐちゃに溶けちゃう……」
「おちんちん、とろけさせてあげるね」
ちゅるん――
おちんちんをサンタが頬張り、舌でなぶり始める。
くちゅ、ちゅぱちゅぱっ……ちゅるるるん……べろん、ちゅう、ちゅくっ……
じゅるん……じゅるる……ちゅっぱ……ぬぱぁ……
「ああっ……ぼくのおちんちん食べちゃだめぇ……いやぁ……ああ、らめぇ……」
いくらいってもサンタ娘はやめてくれなかった。
アメでも食べているかのように亀頭を口の中で転がす。
時折、舌を巻きつけてきゅうと締める。
ちいさなおちんちんは
「ふわああ……らめらぉ……もう……なんにもわかんないよぉ……」
どんなことをしても反応を返す由貴がおもしろいのか、行為はエスカレートするばかりだ。
カリをくちびるで扱き立てるだけで、先がぴくぴくと動いて、いまにも射精しそうになる。
加えて、サンタの手は由貴のお尻を撫でながら、穴の部分を目指していた。
そこの表面をツンとつついてやるだけで、もう由貴は悲鳴をあげてしまう。
「やだやだぁっ……そこ、お尻だよぉ……なんでそんなところ触るのぉっ」
「ここって、とっても気持ちいいんだけどなあ」
しかし由貴の最後の理性が侵入を拒んでいるのを見て取って、サンタはやめた。
――本当はもっといじめてあげたいけど、まだプレゼントが残ってるもんね。
サンタはくふふ、と笑うと、また棹を口に含んだ。
もぐもぐ、と甘噛みをしながら、由貴があんあんと鳴くのを見て楽しんでいる。
ちゅるる……ちゅうちゅう……くっちゅん……
じゅるるるる、ずちゅう、ぷちゅん……ちゅっ、ちゅぱちゅぱ……
「また出ちゃう……精子出ちゃうよぉ……」
「むちゅう……んんっ……我慢しなくていいからね。サンタさんのお口にいっぱい出してね」
「だめぇ……食べられちゃう、ぼくのおちんちん溶けてなくなっちゃうよぉ……」
「安心して。わたしはそんなことできないから」
くすくすと笑って付け加える。
「でも、ボクのおちんちんミルクはだーい好き。またいっぱい食べさせてね。んー、うむん……むちゅっ……」
もはやガチガチに固まった陰茎は大人顔負けというくらいに力強く震えていた。
もっとも、まだ育ちきっていない性器はちいさくて、大人のそれよりかはか弱い。
だけどそこがよかった。
むしろ、しゃぶるのにちょうどいい大きさで、とても具合がいい。
ぬめりを帯びた舌がどこを触っても、由貴のあそこは跳ね上がった。
「ふあああ……もう……も……らめぇ……ああああああっ」
「でふんらね。んふふふ――ふっちゃへ
むちゅう、ちゅるちゅるちゅる――――ンンン…………
「うあああ、吸わないで、吸っちゃ、ぜんぶ、ぜんぶ出ちゃう、ふわあああああああっ――」
おなかの奥と陰嚢が一気に震え上がり、由貴は射精していた。
ン……こくん……こくん……ちゅぷちゅぷ、ちゅう、ちゅる、ちゅぱっ、ちゅるん……
「あうううっ、サンタさぁんだめっ、くるっちゃう、おちんちんでおかしくなぅ……」
ちゅるるるん……むっちゅ、くちゅくちゅ……ごくごくごく……
ぺろん……ちゅるちゅる……ちゅっぱ……ずるる……つぅるん……
んくんく……ちゅっぽん……
「ああああ――…………」
由貴の射精は止まらない。
身体の中に取り込んでしまったサンタの唾液。
そしていまなお男根に沁み込んでくる液体。
それがおぞましいまでに激烈な効能を誇る媚薬だったのだ。
サンタは由貴から吹き出した精子たっぷりのちんぽミルクを出てくるだけすべて飲み干してしまった。
由貴はぐったりとして、眼を閉じている。
どうやら眠ってしまったらしい。
「ちょっとやりすぎたかな……」
だが、由貴の男性は立ったままだった。
喉が鳴り、涎が出てしまう。
まだ女をよく知らぬ幼い男の精は、彼女たちの感覚でいえば甘みの強いデザートみたいなものだった。
そして、別腹。
もうちょっと食べたかったが、自重する。
まだ、プレゼントを渡してはいないのだから。
由貴が目覚めると、サンタのお姉さんが添い寝していた。
(夢じゃなかったの……?)
すぐに身体を起こしてあたりを見回した。
すこし冷静になると、現実だったことは明白だった。
まず、自分は丸裸になっている。
身体はまだ熱く、陰茎は硬いままだ。
それにサンタのお姉さん、大きな袋。
頬をつねっても痛いし、間違いはどこにもない。
(あああ……ぼく、このお姉さんにいっぱい食べられちゃったんだ……)
そう思うと顔が真っ赤になってしまう。
サンタは由貴が起きたのに気づくと、くふふと笑いながら身体を撫でてきた。
「やだ……」
由貴はそういうものの、身体の方はすっかりサンタの虜になっていて、瞳がうるうると潤んでしまう。
そればかりで、ろくな抵抗をする気にもなれない。
むしろサンタさんの指が次はどこを触ってくれるんだろうと楽しみになる始末だった。
サンタはそれを察して、さっとベッドから降りてしまった。
「あっ……」
残念そうな声を出してしまったが、すぐにそれを恥と思い由貴は下を向いた。
「くふふ、かわいいんだね」
そういってお姉さんは、袋を開けた。
「由貴くんに夢中になっちゃって忘れてたけど、プレゼントを持ってきたんだよ!」
(あれ……お姉さんがプレゼントじゃなかったんだ)
「かわいい女の子を持ってきたんだけど――どうしたの由貴くん? くふふ、残念そうな顔しちゃって」
それは、プレゼントがお姉さん自身だと思っていたことが原因だった。
それがわかっているから余計恥ずかしい。
「ふうん……そっかあ。由貴くん、もしかしてわたしの方が欲しいの?」
「ええっ?」
「だって、由貴くん、わたしの口のなかでどぴゅどぴゅおちんちんミルクおもらししちゃったもんね」
くふふ、と笑うたびに由貴の心が揺れる。
「わたしのこと、忘れられなくなっちゃうんじゃない?」
「ううん……」
由貴はあいまいに首を振った。
「そう。ま、わたしはどっちでもいいよ。由貴くんがわたしがいいっていうなら、もっと気持ちいいことしてあげる」
そして、と続ける。
「プレゼントの方が欲しいなら、ちゃんとあげるよ。とってもかわいい女の子。もしかしたら、わたしのことなんて忘れちゃうかもね……」
そういって袋の中から取り出されたのは小瓶だった。
「なぁに、それ?」
「この中にはね、魔法が詰まってるの。すっごくかわいくて、由貴くんのことが大好きな女の子が出てくるんだよ」
それは不思議な青色の輝きを宿していた。
瓶の中でちゃぷちゃぷと暴れているみたいだった。
見ているだけで、なぜかわからないけど胸が高鳴る。
由貴はすこし迷ってしまった。
本当はサンタさんが欲しい。
だけど、あの瓶の中からサンタさんよりもずっとかわいい女の子が出てくるなんて。
それが、ちょっと気になってもいた。
(どうしよう……)
由貴は迷った。
サンタはその姿を見て、こんなことを考えていた。
――もし由貴くんがわたしのことを選んでくれるなら、いっぱいやさしくしてあげよう。
――だって、魔法の小瓶に入ってるのは、スライムの娘だもん。
――たぶん、由貴くん、食べられちゃう。
――こんなにかわいいのに、そんなのもったいないよ。
――だから、わたしのことを選んでくれないかなあ。
しばらくの時間が経った。
由貴は決断した。
サンタのお姉さんが欲しい。
魔法の小瓶が欲しい。
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