Santa Claus Girl
「ぼく、サンタのお姉さんの方が欲しい」
「ほんと？ やったあっ」
サンタはぴょんぴょん飛び跳ねて喜び、小瓶を袋の中に放り込んでしまった。
「くふふっ。もうこんなプレゼントなんていらないね。だって、わたしが最高のプレゼントだもん！」
そんなことをいいながらほっぺたやくちびるをちゅっちゅしてきたので、由貴は即座に顔を染めた。
――なんてかわいいんだろう。
「そういえば、わたし名前いってなかったよね」
「う、うん……」
「わたしね、ハルトレスっていうの。ハルって呼んでね」
「はるとれす……？」
「五十って意味なんだって……そんなことより、由貴くんのこれ、おっきいまんまだね」
さわさわ、とハルのてのひらが立ち上がっている局部を撫ぜた。
「ひゃうっ」
「くふふっ……お姉さんが欲しかったのは、こういうことして欲しいからかなあ」
ちいさなあそこを慈しむようにしこ……しこ……と擦っていく。
すこし由貴が痛そうな顔をしたので、ハルは口の中でくちゅくちゅと唾液を溜めた。
ちょっと口を開けて、とろーりと男根に垂らしていく。
舌の先から零れてくる液体に見とれていると、やおら扱きが再開される。
「ふわああ……」
ちゅく、ちゅく、ちゅく……と単調ながらもリズミカルに官能を高める。
特にこの塗りこまれていく唾液が曲者だった。
ハルはサンタの姿をしているが、サンタの中でも淫魔に属する存在である。
彼女は特に唾液に魔性が宿るタイプだった。淫液よりも口から分泌されるこの粘液が強い力を発揮するほどだ。
だから彼女の唾が触れてしまった部分はすぐに内側から愉悦が湧いてくる。
テクニックなど使わなくても、もうすでに由貴のそこから先走りの汁が吹き出ている。
ぴゅっ、ぴゅっ……
透明な汁を吐き出しながら由貴は喘ぐ。
「ふあう……いい、気持ちいいよぉ……」
「もっとよくしてあげるから、我慢しててね」
今度は自分の指をひとつひとつ唾まみれにしていく。
手と手を合わせてこれでもかと汁攻めして、余ったものが零れて由貴の大腿を濡らした。
ぬれぬれの手は、まず由貴の局部周辺をマッサージしていく。
「ああううう……熱いぃ……熱いよう、おちんちんの周りがぐつぐつしてるぅ……」
「くふふっ……これだけで出しちゃうひともいるんだよ。でも由貴くんはちゃんと我慢してるね」
指がすこしずつ肉鞘に近づいてきて、玉袋を揉んだ。
あそこがぴくんと動いて、射精しそうになる。
「出しちゃだめだからねえ、ぺるん……くちゅくちゅ……」
すると意識を逸らすためなのか、ハルが耳をしゃぶってきた。
耳元から脳を犯すようにその音が侵入してきて、逆効果になってしまう。
いよいよ痙攣が烈しくなる男根を見て、しょうがないなあとばかりに両手が掴みかかる。
まるで祈りをささげるみたいに組まれた手は、てのひらの中に擬似的な膣を作り出す。
ずっちゅ……くちゅくちゅん……くっちょ、ちゅっぽ……、
ぬるん……ぬるぬる……ぬるぅ……
「ああ、あああ……ハルお姉さんの手の中に、出ちゃう、だめぇ……らめ……出るでう……出ちゃううう！」
「ちゅるちゅるん……じゅるるるるう！」
びゅるるるう……どく……どくん……
耳を吸いあげられるのと同時に、由貴は手の中で震えていた。
完全に出し切ったあと、ハルはそれを零さないように慎重に引っ張り上げる。
「やあん、零れちゃう……」
ハルは垂れ下がった白濁液をまずじゅるりと吸い取った後、盃を干した。
（また飲んでる……ぼくのおちんちんから出るあの真っ白いお汁、そんなにおいしいの？）
ちゅううん……ちゅるちゅる……んく……んく……
「くふっ。やっぱり由貴くんのおちんちんミルク、最高だね。また直接飲んでもいい？」
「ねえ……ぼくのってどんな味がするの」
「そうだなあ。わたしサキュバスっていう特別な種族だから、人間とは感じ方が違うと思うな」
「そうなの」
「でも由貴くんのえっちなお汁、とっても甘くておいしいの。だからわたしが独り占めしたいな。ね、またお口でちゅうちゅうしていいでしょ？」
性にも女にも慣れていない少年はこれで舞い上がってしまう。
「うん……じゃあ、もっとぼくのおちんちんを吸っていいよ」
「じゃあ、いただきまーす！」
ハルは咥えたおちんちんをさっそく舌でくるくると回した。
頬の肉をも総動員してくるうえ、唾液が直接沁み込んでくる。
さらに、ハルが興奮しているせいで唾液の濃度があがり、効力が強くなっている。
気分的な高揚が行為の激しさにも繋がっており、気絶する前のフェラチオとは段違いに由貴は感じている。
「ああ、さっきよりすご……うあ、すぐに出ちゃう……ああ、やめてぇ……」
ちゅばちゅばちゅばっ……ちゅる……ちゅぽちゅぽ……ちゅっぱ……むちゅう……
ぬろぬろ……ぺろん……ぬるぬる……ぬるん……ぬろるん……
くっちゅくっちゅ……ちゅるちゅる……ちゅううううん……じゅるるるるるる！
「やぁ……ああああぁぁぁぁ…………」
どくどくどく、と絶頂する。
文字通りの瞬殺だった。
欲するままに出てくるどろどろした液をたっぷりを味わうハルだったが、ちょっと量が物足りない。
そこで唾液を大量分泌させて局部周り――そしてその裏側に手を回してお尻をべとべとにする。
先ほどは拒絶されたが、今度はもう辛抱できない。
「ふああ、ああ、そこ、そこお尻の穴……どうしてぇ……そこ恥ずかしいよぉ……」
「ごめんね由貴くん……もっとよくしてあげるから許してね」
つぷっ……ぬぷっ……
指が菊門を広げて挿入される。
まずは入り口付近を念入りに解す。
と共に唾液を塗っていく。
「うあぁ、お尻を出たり入ったりしてる……」
「もうちょっとだから、我慢しようね」
たらたらと流れる媚薬がとうとう直腸の奥にまで届き、吸収されていく。
この特殊な粘液は筋肉をやわらかくする効果すらあるらしい。
自分で広げたこともないだろう子供の尻穴に、もう指が二本挿されている。
ぬっぷ……つっぷ……ぬちょ、ねちょ……くちゅくちゅ……
「うああ、ひうっ、ああ、ああううぅ……」
「くふふっ。まるで女の子だよ、由貴くん」
お尻の奥をこねこねされて喘ぎ声をあげるしかできなかった由貴に追い討ちがかかる。
「おっきくなってきたぁ。ハァハァ……もうだめ、おしゃぶりするねっ」
ピンと立ったペニスにハルが飛びついて、ぺろぺろと舐め始めたのだ。
次々溢れてくる透明な液をちゅるちゅるぺろぺろとぬぐいながら、本命の濃さを高めるためにギリギリまで忍耐する。
だが少年の嬌声がこのショタコンサンタの未熟な自制心をすぐにぶち壊してしまった。
「はむん……ちゅるちゅるるるるん……ちゅっぱちゅっぱ、ちゅぽん、ちゅっぱぁ」
「ひぐぅ……っ」
ぬるぬるん……じゅる、じゅるる……ちゅばっ……ちゃぷ……ねろねろ……
「あひへ、ちゅぷん、おふひおなはぁ、ちゅる、いっぱひ、ふむん……ちゅるるるるるるる！」
「ああ、お尻の奥震えちゃう、おちんちんとお尻がわかんなくなううあああああ！」
どぴゅどぴゅどぴゅ！
「んっく……こく……こくん……ちゅる、ちゅるるるる……んくんく……んはあ」
「ああ……ハルお姉さん……も、ぼく出ない……よお……」
「くふふっ、たまたまの中身、ほとんど全部出しちゃったね」
自重できなかったものの、相手は相手であらゆるものが早く、その分だけ精液の凝縮も迅速だった。
この分だったら、大量に唾液を飲ませてしまえば、もしかすると大人の男のようになってしまうかもしれない。
ちっちゃなおちんちんを硬くして、お姉さんサンタの中にいっぱい出してしまう――
そう考えるとぞくぞくしてきた。
まだ惚けている少年のくちびるを無理矢理奪うと、唾液腺を意志で刺激して由貴に飲ませていく。
舌同士を絡めることも忘れない。
フェラをするようにくちびるで扱いてやれば、幼かろうと身体がびくびくと快楽で震える。
あっという間に媚薬漬けになって身動きの取れなくなってしまった由貴は、強すぎる恍惚の中で喘ぎ、呼吸もうまくできない。
人工呼吸をするみたいにキスをしてやりながら、ハルはベッドに由貴を寝かせてやる。
びしょびしょのパンティを脱ぎ捨てる。
スカートの横のファスナーを限界まで上げて、たくし上げる。
ヴァギナがぱくぱくしながら、いっぱい涎を流している。
由貴のことを食べたくて仕方がないのだ。
――ああ、だけどどうしよう。
――わたし、もしかして由貴くんのこと吸い殺しちゃうかもしれないし。
――でも、我慢できないよう。
ハルは淫魔の眷属だ。
サンタクロースをしてはいるが、精を食すことを考えてしまえば与える立場から奪い取る者へとすぐに変わってしまう。
搾精のための淫液をあらゆる場所から分泌させまくったのもひとつの要因だった。
熟練の淫魔ともなれば、そういったものを乱用したりはしない。
テクニックにより媚薬すら不要になるレベルであれば、精神的にも余裕がある。
逆に食欲に心が負けているようでは二流どころか三流の淫魔といえよう。
ついでにいえば、媚薬を作るために自分を興奮させたせいで理性が吹き飛びやすくもなっていた。
そこにこんなかわいい子がいるんだからもうたまらないわけである。
「ねえ、由貴くん、こっちを見てごらん。お姉ちゃんのあそこだよ」
少年はそこを見て、ごくりと唾を飲み込んでいるようだった。
見た目は普通の女性器と同じだが、少年にとってははじめてのものに違いなかった。
「ここにね、由貴くんのかわいいおちんちんが飲み込まれちゃうんだよ。膣の中のやわらかいお肉が、いっぱいもぐもぐして、由貴くんの精子を搾り取って食べちゃうの。お口よりももっと気持ちいいんだよ。変になっちゃうくらいにね」
「ああ、お姉ちゃん……ハルお姉ちゃん……」
「すぐ入れてあげるからね」
ハルは肉棒の位置を手で定めながら、ゆっくりと腰を下ろした。
ぬちゅん……
にゅるにゅるにゅるんっ
さっそく膣内が蠢き始める。
すでに唾液による媚薬攻めで、由貴の身体は精気を吐き出すことにすべての力を集中させられている。
ここからの射精は命そのものをハルに食われることになる。
だがそんなことは由貴にはわからない。
疲労感よりも搾取される心地よさの方が勝っている。
それに、スペルマを放出したときのショックウェーブが思考能力を逐次焼き払ってしまう。
こうなっては、子供に逃れるすべなどなかった。
ハルにはまだ考えることくらいはできたが、とにかく最初の一口を腹に収めないと気がすまない。
くっちゅくっちゅずちゅずちゅずちゅうちゅん……ちゅっぽちゅっぽちゅっぽ……
ぬるぬろん……ぬるぬるぬる……じゅるじゅる……ちゅる……ぬるん
肉茎のあらゆる部分を淫魔の本能で刺激され、白濁液が射出される。
「くふ、くふふふふっ……由貴くんのおちんちんがわたしの中にいっぱい出してる！」
もっともっととねだるように騎乗したまま上下動を繰り返す。
ずちゅずちゅずちゅ！ ぐっちゅ、ぐっちょ、じゅぷじゅぷ……
もはや容赦などない。淫魔の本性があらわになっている。
腰を大きく振り立てた上、膣内部を四段にも五段にも締めつける。
「うあ、あぐああ……あが、あくう……お姉ちゃんだめ、だめ……らめらお……らめぇ……」
どくどくどくっ……
「ああ、おいしい！ 子供おちんちんのショタ汁最高なのぉ、もっと、もっとぉ！」
吸い取るごとに柔肉は元気になって動きの激しさと複雑さを増していく。
「ああ、お姉ちゃ……ぁ……」
どくっ……どっぴゅ、どっぴゅう……
ザーメンの噴出が止まらない。
くちゅくちゅちゅるりん……
どくん……どろっ……どろどろ……
視界がどんどん白くなり、バチリ！ と意識が弾け飛んだ。
「ふ、あ――――――………………………………」
ど……く……ん……どろり…………
由貴の意識がとうとう耐えられなくなり、消えてしまった。
「はれぇ……？」
由貴がいつの間にか静かになっている。
少年が意識を失ってからかなり時間が経っていた。
その間にも精子をいっぱい搾っていたのだが、ちょっと出が悪くなってきていた。
「あ、たいへん！ 吸いすぎちゃった……」
由貴はもう虫の息だ。このままでは死んでしまう。
相手が大人の男だったら、意識を失うことがそのまま死に繋がっただろう。
由貴の場合は身体が成長しきっていなかったのが幸いだった。
どんなに若かろうと淫魔の力が限界まで効いてしまったら最期だ。
ましてや理性を失ったサキュバスの膣に入ってしまえば、亡骸になるのは避けられない。
しかし不完全な由貴の身体は精を作るということに集中しきれず、結果的に助かったのだ。
とはいっても、このままではどの道死ぬだろう。
死因は栄養失調による衰弱かなにかだろうが、あまりにも悲惨すぎる。
なにより、ハルはこういうちっちゃい男の子が大好きなのだ。
死なせてしまったりしたら、永遠に地獄に引きこもること間違いなし。
「そうだ！ 確かエリクシルがあったはず……」
白い袋からあれでもないこれでもないと道具を取り出し散らかす。
「あったぁ」
出てきたのは褐色瓶だ。ちょっと栄養ドリンクの類によく似ている。
「ごめんね、由貴くん、次来るときは、一人前になって、やさしくしてあげるからね……」
自分の胸をぽよぽよと揉み、来年はこれでおもらしさせてあげるんだと固く誓う。
エリクシルと呼ばれている液体を口移しで飲ませてやると、由貴はすぐ活力を取り戻した。
これで大丈夫。
身体を拭いてやり、布団の中に寝かせる。服は乾いてなかったのでお持ち帰りすることにした。
替えがないので裸のまま放置することになるのだが、ハルはちょっと頭がゆるいのでまあいいかと思ってしまった。
「さよなら。また来年、プレゼントをお願いしてよね」
サンタクロース娘のハルトレスは、鈴の音を響かせながら夜の向こう側へと帰っていった。
由貴が目覚めると、自分はなぜか裸になっていた。
恥ずかしすぎてなかなか布団から出られない。
なにかすごくえっちな夢を見ていたような気がする。
思い出すと、おちんちんが勃起してしまった。
（ひゃうん……ぼくのパジャマ、どこにいったの？）
探してみると、床になにか変なものが落ちている。
「うつぼかずらのたね？」
その袋にはそう書いてあった。
園芸店に売っている種となんら変わりのないパッケージだが、書いてあるイラストは女の子のようだった。
まさかそれが非常に貴重なウツボカズラ娘の種だとは知らない由貴は、とりあえずそれを引き出しにしまった。
（もうちょっと、お布団の中にいようっと……）
夢に見たとてもえっちな思い出を反芻し、惰眠を貪る。
（あんなおねえちゃんに、また会いたいなあ……そういえば、また会おうねって聞いた気もする）
記憶は定かではない。
けど、もしかしたらサンタがプレゼントしてくれるかもしれない。
夢だって、あんなに気持ちいいならまた見てみたいし。
そんなわけで、また来年、女の子を頼んでみようかなと思うのであった。
ちなみに、エリクシルだのウツボカズラ娘の種だのをなくしてきたハルトレスは、えらいひとにたっぷり叱られた。
合掌。
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