Another-Days of The Lust Demon's Castle




※          ※          ※ 



僕がベッドに座って待っていると、不意に後ろからほっそりとした腕が回される。

耳元にふぅ〜っと甘い吐息が吹き付けられ、ぞくぞくぞく……っと背筋が振るえ、それでいて柔らかくて大きな二つのましゅまろが、背中に押し付けられる。

ふわりとした甘い柑橘系の香りと温かなぬくもりと共に――

「――えへへ……お待たせしました〜。先輩っ♪」

 聞き覚えのある溌剌とした声が聞こえてきた。

「せ、先輩って……!?」

後ろを見ると彼女はいつものメイド服ではなく、赤いリボンをした青と白のセーラー服姿だった。清楚な服装に、あまりに扇情的ではちきれんばかりのおっぱいはあまりにアンバランスで、すりすりと制服越しに押し付けられる乳房は、僕のペニスを優しく淫らに挑発してくる……

「め、メイ……そ、その格好……」

「えへへっ♪ 似合うかな〜? 前々から人間さんの学校って行ってみたくて……誰かに見せるの、初めてなんだけどさ」

 いつも元気溌剌な彼女にしては珍しく、頬を赤らめて言うメイ。

 その姿に初々しさを感じて、僕はつい見蕩れてしまった……

「な、何だよぉ……何か言ってよ」

「……あ。いや…...その……」

 裸でさえ恥ずかしがることのないメイの、恥ずかしそうな言葉に促されて僕はつい――

「に、似合うと思うよ……」

「ほ、ホントっ!? えへへっ……嬉しいなぁ」

 本当に嬉しそうな笑顔を見せるメイに、微笑ましい気持ちになってしまう。

 こうしていれば本当にただの女の子なんだけど……

「褒めてくれたお礼、してあげるね♥」



 ――ちゅぱっ♥ ちゅぱちゅぱっ♥

「ふっふわああぁぁあぁああ……」

 セーラー服のメイは、小さな舌でペロペロと舐めてくる……!!

 優しく舐め取られる度に力が抜けていく……!!

 耳の周りから耳の穴まで……

唾液を付けてわざといやらしく舐め取っていく……

「えへへっ♪ お耳の穴ぺろぺろされて気持ち良いですか、せ・ん・ぱ・い♪」

 イタズラっぽく囁く、セーラー服のメイに色っぽさを感じてぞくぞくしてくる……!

 明らかに僕より年下に見えるメイから、甘えるような口調で先輩と言われると、何だか甘酸っぱい気持ちになってくる……

 だが――

「――ふあぁあっ!?」

 僕のむき出しになったペニスは、白い靴下の両足サンドイッチに包まれてしまっていた。むにむにっと優しく踏み付けてくる脚の心地よさと、純白の靴下のスリスリとした肌触りには僕のペニスにどんどんと精液が溜まっていく……!!

「えへへっ♪ 前々から先輩のこと、美味しそうだな〜って思ってたんですっ♪ 先輩を、ボクのテクニックでめろめろにしてぇ……ボクに食べられたいって言ってくれるまで骨抜きにしてあげたいって思ってたんですよ〜っ♪」

 セーラー服のメイが足でふみふみしながら僕の耳元で囁いてくる……!

 前々から悪乗りしたコスプレ責めをしてきたことがあったが、今回もあまりに唐突だった。

「お、お前……そ、それどういうシチュ……」

「えへへっ♪ 人気のないところで告白してきた運動部の後輩が実はサキュバスでぇ……先輩クンの精液目当てにセーラー服で誘惑しちゃうって言うシチュエーションだよっ♪ キミもキチンと演じてね〜っ♪ 簡単にどぴゅどぴゅさせられちゃったら、罰ゲームだからね〜♥」

「そ、そんな突然……は、はぁあっ!!」

 ちゅぱっ♥ ちゅぱちゅぱっ♥ ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱっ♥

 メイの舌が、僕の耳をぺろぺろと攻め立てる……! まるで脳まで犯されているかのような感覚に頭が真っ白になってしまいそうだ……!!

 しかもスリスリとペニスをソックスで包み擦ってくるメイの足コキと、ほっそりとした掌で胸や乳首責めという同時の快楽攻撃に、僕のペニスからは我慢汁がとろとろと流れ出てきた……!!

「――ふふっ♪ せーんぱいっ♪ ボクに耳ちゅぱちゅぱ舐められて、足でスリスリされておちんちん勃起しちゃってるんですかぁ〜? 自分より年下の女の子に攻められて我慢汁とろとろさせちゃってぇ……くすくすっ♥ も〜っ。ボクのこと命がけで守ってくれた格好良い先輩の姿はどこにいったのかな〜?」

 舐め舐め攻撃を一時中断し、耳元でくすくすと嘲笑ってくる。

「足でふみふみされておちんちん勃起させちゃうなんて、ホントの変態さんですよ〜? くすくすっ♥ もぉ〜がっかりぃ♪ ボクが好きな先輩クンがただの変態クンだったなんてぇ♥ 格好良いままなら恋人にしてあげようと思ってたのにぃ♪」

「うっ……うわぁああっあ」

 全くもって感情のこもっていない罵倒を浴びながら、僕のペニスはメイのソックスに弄ばれていた。

 親指を使って亀頭をぷにぷにと押してきたり、あるいはカリ周辺をゆっくりと優しくなぞったり、足の裏全体を使って撫でてきた……!! だが完全に包み込むパイズリと違い、足に支配されているかのような気がしてくる……!!

「あははっ♪ ボクの足でいじいじされるのがよっぽど気持ちいいんですかぁ? 我慢汁ちっとも止む気配ありませんよ〜?

 先輩ってホント、ただのマゾだったんですね。マ・ゾ♥ セーラー服の女の子に足蹴にされて喜ぶ、ただの変態さん♥

 そんな人はぁ、ボクの精奴隷として、ずーっとどぴゅどぴゅしちゃうように調教してずーっとずーっとふみふみし続けてあげますね〜っ♪」

「ふわっ……ふわっ!!」

 すりすりすり……っと、セーラー服メイのソックス足コキに更に力が入る。

 魅了された女の子の足に包み込まれてしごかれて、ペニスはもう爆発寸前だ!

 それを知った上で、メイは的確な力加減で攻め立ててくる……!!

「ほらほら、先輩のおちんちん、ぬるぬるのピッカピカですよぉ♪ み〜んなキミの我慢汁っ♥ ボクの靴下もベッタベタ〜♥ もっと力を入れて絞ってあげたら――どうなるんですか〜?」

「ひっ……ひぃぃっ!!」

 完全に生殺し状態にあったペニスは、ほんのちょっと力を込めたメイの足コキによって内側の精液が沸騰してくる!!

「――あははっ♪ おちんちん、ぷく〜って膨らんできてます〜っ♪ ダメですよ〜先輩が出しちゃったら世界はみ〜んな、ボクたちのものですよ〜っ♪ ほらほら、もっともっと我慢して下さぁい♥ 出しちゃったら、先輩はぁボクの今日のおかずさんですよ〜? あははっ♥」

「ぬぐぐぐっ……ううっ!!」

 我慢するどころか、一刻も早く射精したいのに、メイの的確な足加減によって、射精寸前で押しとどめられてしまう……!!

 ああ……出したいっ!!

 早く……早く、楽にして下さぁい!!!!

「――えへへっ♪ ちょっとお味見、しちゃいまーすっ♥」



 ――ちゅぱっ♥



「あっ……あああっ!!!!!」

どくんっ! どくどくどくどくどく……っ!!! どくんっ! どくどくどくどくどく……っ!!!

 セーラー服メイの耳舐め。

そんな些細な快楽が僕の射精のとどめとなった……!! 腰が打ち震え、あまりの射精の勢いに向こう側の壁にまで白い精液が飛び跳ねる!!

 セーラー服メイのソックスを白濁色に汚し、僕の顔にまでねばねばした液体が飛び掛ってしまった……



「――へへっ♪ ボクに耳舐められて出しちゃったっ♥」

 メイは耳元で優しく囁いてくる……

「そんなことくらいで出しちゃうなんて、先輩って本当の変態さんですね〜。ふふっ♪ そんなに女の子にペロペロされてぇ……足でふにふにされたいですかぁ? 年下のセーラー服を着た女の子に虐められて感じちゃうなんて……本当、根っからのM奴隷クンなんですね〜、先輩は♥」

 ――ちゅぱっ♥ ちゅぱちゅぱっ♥ ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱっ♥

 セーラー服メイのねっとりとした小さな舌が、耳の穴を通り、頭の中を犯していく……!!

 ……はっ、はああぁぁぁあああああっ……!!

 いいよぉ……気持ちが良いよぉ……っ!!

 ……っ気持ち良い……!! 気持ち良過ぎて何も考えられないよぉ……!!

「――あはっ♪ そんなに気持ち良いんですかぁ〜? とろ〜んとした顔して、涎まで流しちゃって……ふふっ♥ 耳なめなめされて、頭の中まで犯されちゃってる気がするんでしょ?

 犯されて気持ち良くなっちゃうなんて、先輩って本当にバカ♥ 根っからの変態さんですね〜っ♪ そんな人はずーっとボクに精子どぴゅどぴゅする射精人形さんになっちゃった方が幸せなんですよ♥」

 セーラー服メイが妖しく囁いてくる……

「ほらぁ……自分でお願いして下さいよ♥ ボクに♥ 自分よりずっと年下のセーラー服の女の子にぃ……足でおちんちんふみふみされて、舌で耳の中ぺろぺろされて、永遠に精液搾り取られたいんですって♥

 気持ち良くされ続けて、何も考えられなくなるくらいオチンチンどぴゅどぴゅしたいんですって♥

 ほらほら……自分の心に素直になって……ボクに一番して欲しいこと、叫んでみて下さいよ〜。ボクの大好きな、せ・ん・ぱ・い♥」

 ちゅぱっ♥ ちゅぱちゅぱっ♥ ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱっ♥

「ふっ……ふわぁぁあああぁぁぁああっ!!」

 僕の脳内が、セーラー服メイの舌に犯されていく……!!

 背中からは大きくて柔らかいおっぱいが押し付けられて……っ!!

 彼女の柔らかい掌が、僕の乳首や胸を優しく撫で回していく……っ!!

「はっはあうっ!!」

 更に僕のペニスの上に何か柔らかい布が置かれ、ふわりと包み込まれてしまう。見覚えのある小さなそれはまさか――

「えへへっ♥ ボクのパンティーに包まれて、気持ち良いですか? 先輩がとっても気持ち良さそうな顔してたから、すっごく濡れてきちゃって……ぬれぬれのパンティーに包まれておちんちん余計大きくなっちゃったんじゃないですか〜♥

 ふふっ。ソックスだけじゃなくて、パンツにまでコーフンしちゃうなんて、先輩なんてっボクの奴隷として生きる以外価値ないですよっ〜♥」

「ぐっぐあああああぁぁぁあぁああっ!!」

 セーラー服メイの下着に包み込まれた上から、更にスリスリとソックスで足コキされていく……!!

 ……っ僕の理性も、何もかもが、セーラー服姿の女の子に……いや、セーラー服の淫魔に搾り取られて、壊されていくぅ……!!

「――ほぉら♥ 出・し・ちゃ・えっ♥」

「ふっふわああぁぁあぁああ……っ!!!!!」



どくんっ! どくどくどくどくどく……っ!!! どくんっ! どくどくどくどくどく……っ!!! どくんっ! どくどくどくどくどく……っ!!! どくんっ! どくどくどくどくどく……っ!!!



「あははははっ♪ いっぱい出しちゃったっ♪ ほらほら、もういいんですか? もっともっと、して欲しいことがあるんじゃないんですか〜?」

 無邪気な声で、セーラー服姿の淫魔はにこにこと笑って言った。

 僕はもう、彼女の誘惑に抵抗することも出来ない……

「……もっと……」

「ん? 何かなぁ?」

 わざとらしく聞きかえてして来る無邪気な支配者に、僕は懇願していた。

「もっと……してぇ……僕を、もっともっと犯してぇ……!!」

 みっともなく、そう喚く僕の姿に、メイはにっこりとした笑顔を浮かべて――

「はぁい♥ 良く出来ましたぁ♥」

 更に更に、セーラー服淫魔の責めは続いていった……



どくんっ! どくどくどくどくどく……っ!!! どくんっ! どくどくどくどくどく……っ!!! どくんっ! どくどくどくどくどく……っ!!! どくんっ! どくどくどくどくどく……っ!!!

どくんっ! どくどくどくどくどく……っ!!! どくんっ! どくどくどくどくどく……っ!!! どくんっ! どくどくどくどくどく……っ!!! どくんっ! どくどくどくどくどく……っ!!!

どくんっ! どくどくどくどくどく……っ!!! どくんっ! どくどくどくどくどく……っ!!! どくんっ! どくどくどくどくどく……っ!!! どくんっ! どくどくどくどくどく……っ!!!





 数時間の後――

 僕はげっそりと痩せて、ベッドに倒れこんでいた。

 体中について精液は全てセーラー服のメイになめ取られて、さっきまでくすぐり地獄にあっていたようなものだったのだ。

「ん〜……次は何がいいかな〜? 巫女さんとか? 看護士さん……魔法少女ミーティって手もあるかな〜?」

 下着姿となったメイがベッドの上で次の衣装を選んでいる。

「おっ、猫耳もあったっ♪ ねえねえ、やっぱり猫耳がいいかな〜? 猫耳」

「……まだ、やるの?」

 僕はため息混じりにこう言った。

 確かに気持ちが良いけれど、毎回毎回命がけでは正気に戻った時に辛すぎる。出来ればもうちょっと手加減して欲しいんだけど……

 そんなつもりで言ったんだけど――

「ご、ごめん……」

 メイは落ち込んだ様子でこう言った。

「ボクのこと……嫌いになっちゃった?」

「えっ、あっ、いや……そんなつもりじゃないってっ!!」

 僕が何とかフォローをすると、メイの顔が見る見る安堵していき――

「ホント? 良かったぁ〜♪」

 また明るい笑顔に戻る。

僕も心の中でほっとしていた。

やっぱりメイは笑顔じゃなくちゃ……

 そんな風に油断していた時だった。

――ふにゅぅっ♥

「ふわぁあぁあああぁぁぁ……」

背後から甘い言葉と柔らかいましゅまろが後頭部に押し付けられた……っ!

あまりに優しく柔らかに包み込まれて体から力が抜けていく……

「へへ〜っ♪ 今度はもっともっと気持ち良いプレイにしてあげるからねっ♪ もっともっとえっちなことして、いっぱいいっぱい愛し合おうね♥」

(こ、これ以上っ!? か、勘弁してくれ〜っ!!)

 ふにゅふにゅとしたおっぱいの快感に包まれて言葉を封じられながらも、僕は心の中で叫ばずにはいられなかった……



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