カードデュエリスト渚


 

 

 「よし、『ねこまた』召喚――」

 カードから現れたのは、双子とのデュエルでもお世話になった愛くるしい猫の少女。

 その体はふわふわとした毛で覆われ、頭には猫耳が、お尻にはぴこぴこ動く尻尾が備わっている。

 愛嬌のあるその仕草に、見ているだけでも和んでしまうだろう。

 

 『……にゃん!』

 ねこまたは召喚されてすぐ、じゃれつくように僕の体へとのしかかってきた。

 「わっ……!」

 僕はそのまま押し倒され、ねこまたにのっかられる。

 そのフワフワの毛に覆われた長い尻尾が左右に振られる度に、ちょうど僕の股間をくすぐっていた。

 「あ、ちょっと……」

 『にゃぁ……』

 ねこまたは愛くるしい笑みを浮かべ、ぴこぴこ動く尻尾で僕の股間部を刺激する。

 その感触にペニスはたちまち膨張し、天を突くと――その肉棒に、ねこまたは尻尾を絡めてきた。

 『にゃん……』

 「うわ、フワフワしてて……気持ちいい……」

 長い尻尾がくるくるとペニスに巻き付き、そのフワフワの感触を味わう。

 柔らかい毛が肉棒全体をくすぐり、まるでマフラーでも巻かれたかのような暖かい感触に包まれた――

 「あ、あうっ――!」

 亀頭の敏感な表面を、柔らかい毛が隅々までくすぐる心地良い感触。

 その予想外の快感に、僕は思わず気を抜いてしまった。

 不意に、思いもしないタイミングで快感の疼きが沸き上がってくる――

 「あ、あぁぁぁぁぁぁ……!」

 『ふに……?』

 しまった――と思う間もなく……

 

 どくっ、どくどくどく……

 

 ペニスはびゅくびゅくと白濁液を吐き出し、ねこまたのふさふさ尻尾を湿らせてしまったのである。

 「出しちゃった……つい……」

 思わぬ暴発に、気持ちよくも情けない気分になってしまう僕――

 『ふにぃ……』

 ねこまたはがっかりしたような表情を浮かべた後――

 射精した直後のペニスを覗き込み、ちろり……とピンクの舌を這わせてきた。

 「あ、あああぁぁ……!!」

 射精した直後なので、亀頭表面は非常に敏感。

 その上にねこまたの舌はざらざらしていて、刺激はかなり強い。

 唾液がたっぷり絡んでいるので、痛みはないが――

 

 れろ、れろれろり……

 ぴちゃぴちゃぴちゃ……

 

 ねこまたは白濁を舐め取るように、先端部へと執拗に舌を這わせてきたのだ。

 淫らな音を立てながらも、なんとも無邪気な表情がアンバランスで興奮をそそる。

 まるでミルクでも舐め取るように、ねこまたは口の端を汚しながら精液を味わっているのだ。

 「あぐ、ぐぅっ……!」

 体をわななかせながら、僕は亀頭に舌が這い回る刺激に悶えていた。

 舌表面のザラザラ感が亀頭粘膜や裏筋、尿道と擦れ合い、腰が震えるような快感を生み出す。

 たっぷり滴った唾液がねろねろと亀頭を滑り、舌表面のザラザラ感とヌルヌル感が一体化していた。

 ねこまたはぴちゃぴちゃとペニスを舐め上げ、表面に粘ついた精液を綺麗に舐め取ってしまったのである。

 「もう、やめてくれ……先端ばっかり舐められたら、そんな……あぁぁぁぁ……」

 『ふにゃ……♪』

 そして精液を残さず舐め取った後も、ねこまたはペニスに舌を這わせ続けた。

 普通の人間より三倍程度も長い舌。

 それを、まるでペニスに絡み付かせるように舐め回してくるのだ。

 亀頭全体にぐるぐると舌が巻き付き、カリや裏筋をなぞり、カリ下の溝を締め付けられ――

 ペニス全体をくまなく舐め回す舌技に、僕は早くも二度目の絶頂へと追い詰められていく。

 

 「あぁ、もう出る――!」

 『ふにゃ……♪』

 絶頂直前の呻きによって、ねこまたの舌の動きはますます素早く、ねちっこく、執拗になっていった。

 じゅるじゅるとピンク色の舌が絡み、上下左右に舐め回す――

 その感触を先端で受けながら、僕は腰の力を緩ませた。

 「あ、あぁぁぁぁぁぁぁ――!!」

 ねこまたの舌に絡まれているペニスがびくびくと脈動し、その先端から白濁液を撒き散らす。

 どぷっ、どぷっと散らばった精液は、ねこまたの舌や唇の周囲を汚していた。

 「あ、あぁぁぁぁ……」

 どくどく溢れ出る精液は、尿道付近でペロペロと舐め取られていく。

 ねこまたの舌のザラザラ感を味わいながら、僕は最後の一滴まで精を舐め清めてもらったのだった。

 素早い動きで性感帯を刺激するねこまたの舌技――それを僕は、思う存分に味わわされたのである。

 

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