カードデュエリスト渚


 

 「よし、『風刃のシルフ』召喚――」

 カードから次々と現れたのは、立てた親指程度の身長を持つ可愛らしい精霊達。

 その数は、ざっと見た限りでも二十体以上。これだけの集団で、一体のモンスター扱いなのだ。

 彼女達の外見はむしろ妖精に近く、背中に羽を備えたあどけない少女の姿をしている。

 『ふふ、うふふ……』

 シルフ達は無邪気な笑い声を上げながら、背の羽をはためかせてひらひらと舞っていた。

 

 「……僕に、攻撃してくれ」

 期待に胸を膨らませながら、僕はシルフ達に指示を出す。

 すると無数の風の精は、剥き出しになった股間へと一斉に群れ寄ってきた。

 これから男の弱点を集中攻撃され、射精させられてしまうのだ――

 僕は唾を呑み込みながら、シルフ達の群れ寄る自身の股間を見下ろしていた。

 「あう……」

 妖精少女の集団が、ペニスにギリギリで触れずに周囲をふわふわと飛び回る――

 その細やかな風圧は心地よく、みるみる肉棒は怒張を始める。

 『くすくす、あはは……』

 大きくなった肉棒を前に、無邪気に笑うシルフ達。

 すると――彼女達は、一斉にペニスへとまとわりついてきたのだ。

 「そ、そんな……あうっ! す、凄い……」

 次の瞬間には、僕は快感で表情を歪めざるをえなかった。

 ペニスの先端から根本まで、シルフ達が密集してしがみつき、ざわざわと刺激してきたのだ。

 その柔らかい体がペニスに密着し、全体を包み込んで集団密集してくる。

 彼女達は肉棒をぎゅっと抱き締め、手で表面を撫で回し、小さな舌を這わせ――

 一体一体がそれぞれ独自に細やかな動きを始め、ペニスを刺激してきた。

 「あ、あぐ……くぅっ!」

 シルフ達に股間を集中攻撃され、僕はみっともなく悶え喘ぐ。

 細かな生物が、肉棒に集まってざわざわと蠢く快感――それは、凄まじいものだった。

 シルフの形状は女体そのものなので、顎やおっぱいなど細かな凹凸が存在する。

 それが集団でペニスにしがみつき、独特の圧迫感を与えながら蠢いてくる感触は極めて多彩なのである。

 

 「いい、いいよぉ……ひいっ!!」

 頂点部を占拠しているシルフは、その小さな手や舌で尿道をいじくり回してくる。

 亀頭全体にも無数のシルフが貼り付き、ざわざわと蠢く刺激は身をよじるほどの快感を生み出していた。

 ちょうどカリの溝の部分には、手を伸ばして肉棒を抱き締めてくるシルフの両腕が食い込んでいる。

 そのまま溝を執拗に締め付けられ、まともに息も出来なくなるほどの快楽。

 僕はもう立っていられなくなり、仰向けに転がって悶えていた。

 

 「ひ、ひぁっ……! あぁ、そんな――」

 僕は仰向けに倒れたまま腰を突き出し、集団でざわざわとペニスを嫐られる感触に身をよじる。

 無数の妖精が這い回り、非常に細やかにくすぐられている刺激。

 もう肉棒の肌色の部分は見えず、シルフによって完全に覆い尽くされているのだ。

 特に亀頭部に与えられているのは、執拗で周到な責め。

 数体のシルフがその小さな掌を押し当て、くにゅくにゅと揉み、撫でさする。

 時にはグリグリと強く、さわさわと優しく――予測不可能な快感。

 尿道を攻撃しているシルフも、その両腕で唇状の部分をひたすらに撫で回す――

 カリをいじめているシルフはというと、体を軽く上下させて扱くような刺激を与えてきた。

 こそばゆく、気持ち良い――そんな集団愛撫に、絶頂は驚くほど早く訪れてしまった。

 

 「あう……! 出るッ……! あぁぁぁぁぁぁぁ……」

 シルフ達に群がられているペニスから、ドクドクと精液が吹き出る。

 それは尿道を責めていたシルフに直撃し、粘ついた白濁にまみれさせてしまった。

 「あぁぁぁぁぁぁぁ――」

 射精中でもなお、シルフ達は肉棒を集団で刺激し続ける。

 びゅくびゅく精を吐き出しているペニスにもシルフ達はまとわりつき続け、最後の一滴までその責めは緩まなかった。

 僕は精液を出し尽くすまで、妖精が集団密集して蠢く感触を与えてもらったのである。

 それはまさに、天上の快感だった――

 

 「はぁ、はぁ……」

 肉棒から離れていくシルフ達を眺めながら、僕は快感の残滓を味わっていた。

 僕のペニスはシルフ集団に群がられ、心地よい絶頂に導かれたのである。

 これは、なんとも凄まじい攻撃――通常の戦闘ルールよりも、イかせ合いルールの方がシルフは強いらしい。

 集団、かつ体が小さいという特徴を存分に生かせることができるからだ。

 その攻撃能力を味わい、僕はしばし放心していたのだった。

 

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