このまま、身を委ねてしまいたい――

　そんな気持ちが沸き上がってきたと同時に、べろりと股間に舌が這っていた。

　「あう……」

　れろり、れるれる……

　ズボンの上からペニスを舐め回される、ねっとりとした刺激。

　思わず体が震え、快感に屈しそうになる――

　「くそ……」

　俺はなんとか舌を振り払った――が、肉体的刺激には抗えず、肉棒は勃起を始めてしまった。

　「あら……大きくなってしまったのね。私の舌、そんなに気持ちがいいのかしら？」

　「黙れ、化け物――」

　俺の攻撃をかわしながら、レアリスティヌは舌を伸ばす。

　ズボンの舌ではペニスが隆起し、テント状になっていた――

　そこに素早く巻き付き、嫐るようにじゅるじゅると締め付けてくる。

　「うぐ……」

　じんわりと、力が抜けていくような快楽。

　股間の快楽に、このまま身を任せたくなる――

　「ふふ……」

　俺がそれを振り払う前に、レアリスティヌの舌は股間から離れていた。

　そして、異形の女は妖艶な笑みを浮かべる。

　「さあ、降参してしまいなさい。おちんちん、舐め回してほしいんでしょう……？」

　「ふざけるな……！」

　「ふふ、本当は舐めてほしいくせに……」

　唾液の滴るレアリスティヌの舌が、レロレロと股間を這う。

　「うぐ……」

　必死で振り払うものの、それは執拗に股間のみを狙ってきた。

　ズボンがテント状に盛り上がっている箇所に絡み、巻き付き、舐め上げる――

　「気持ちいいでしょう……もうすぐイきそうなのかしら？」

　ねちっこく股間を狙いながら、レアリスティヌはくすくすと笑う。

　「あ、ぐう……」

　頭の中にモヤが掛かってしまったようで、もはや戦う事もままならない。

　俺は、とうとう舌を振り払うことを忘れてしまった――

　れる、じゅるじゅる……

　「あぐぅ……！　うぅぅぅ……！」

　ズボンの下で張り詰めるペニスを押さえ込むように、舌がじゅるじゅると蠢く。

　その、あまりにも心地よい刺激に――とうとう、俺は屈服してしまった。

　びくん、びくん……と肉棒が痙攣し初めてしまったのだ。

　「あらあら、イったのね……」

　「うぅぅ……」

　ズボンの下で、じんわりと温かいものが広がていく。

　快感を伴った放出感に、体の力が抜ける――

　「隙あり……ね」

　しゅるしゅるしゅる……と、レアリスティヌの尻尾が俺の体を捕らえていた。

　足先から肩にまで、俺の動きを封じながら螺旋状に巻き付いてくる――

　「や、やめろ……」

　そのままパルスライフルを落とし、引き寄せられる俺の体。

　そしてズボンや下着が引き剥がされされ、俺は下半身を剥き出しにされてレアリスティヌの眼前に引き出されていた。

　こうなってしまえば、もう逃れることはできない。

　後はただひたすら、レアリスティヌのエサとして精液を吸われるのみ――

　「ふふ、本当は嬉しいんでしょ？　これからずっと、イイ事してもらえるんだから……」

　淫靡な笑みを浮かべながら、レアリスティヌは剥き出しになった股間を覗き込んできた。

　ペニスには、さっき出した精液がべっとりとまとわりついている。

　「あらあら、パンツの中で出しちゃうから……お掃除してあげる」

　精液まみれの肉棒――そこに、しゅるしゅると長い舌が絡み付いてくた。

　まるで蛇のようにペニスへと巻き付き、じゅるじゅると舐め清めるように這い回り――

　肉棒は完全に舌に覆い尽くされ、じゅるじゅるぐちぐちと唾液まみれの締め付けを受ける。

　直に与えられるその刺激は、とろけそうなほどの快感だった。

　「あぐ、うぅぅ……」

　「あら……？　綺麗にしてるだけなのに、またヒクヒクしてきたわよ……？」

　喘ぐ俺を上目遣いで見上げ、可笑しそうに告げるレアリスティヌ。

　その舌使いはいっそう執拗になり、ペニスを舐め溶かされるほどの刺激に俺は緩みきった。

　そのまま、容赦なく二度目の絶頂へと押し上げられていく――

　「あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁ……！！」

　そしてあっけなく、俺はレアリスティヌの舌のとぐろに精液をこぼしていた。

　「我慢できなかったのね……そんなに、おちんちんをペロペロされるのが好き？」

　舌に粘ついた白濁をじゅるじゅると舌で舐め取り、レアリスティヌは不敵に笑う。

　「まあ……戦っている相手におちんちん舐められて、降参しちゃうくらいだものね。ふふふ……」

　そう囁きながら、舌でねっとりと嫐り続けるレアリスティヌ――

　「あう……！　あぁぁぁぁぁぁ……」

　俺はその舌の蠢きに悶え、そして射精するしかなかった。

　レアリスティヌの舌にひれ伏してしまった俺の運命は、実に惨めなものだったのである。

　「ふふ、美味しい精液……ほら、もっと出しなさい」

　「あ、うぅぅぅぅぅぅ……」

　俺はもはや、レアリスティヌの尻尾に巻き上げられたまま、股間を舐められるだけの獲物に過ぎなかった。

　そして男性器を刺激され、漏れ出る精液を舐め取られる――惨めな、エサ。

　「ほらほら、気持ちいいでしょ……おちんちんいっぱい舐めてもらって、幸せかしら？」

　「し、しあわせ……ですぅぅぅ……」

　じゅるじゅるとペニスに巻き付く舌の刺激に、俺は溺れてしまった。

　もはや快感で理性が壊され、自分で何を言っているのかも分からない。

　ただ、幸せであることだけは確かだったのである――

　−BAD END−

この娘さんに搾られてしまった方は、以下のボタンをどうぞ。