フェイスハガー娘


 

 「あ、う……」

 両手を広げるレアリスティヌが、とても魅力的に感じる。

 あの柔らかな胸に飛び込み、抱き締められ、そして弄ばれたい――

 

 「いいのよ、いらっしゃい……」

 「……」

 ごくり、と自分が唾を飲む音が聞こえる。

 そして、俺は――パルスライフルを取り落とし、レアリスティヌの豊満な体にむしゃぶり付いていた。

 

 「ふふ……いい子ね」

 レアリスティヌは俺の頭を優しく撫で、そして唇を重ねてくる。

 れろれろと舌を絡め取られながら、唾液を飲まされ――そして、俺の体はくにゃくにゃになってしまった。

 レアリスティヌに抱えられ、脱力しきった状態に追いやられてしまったのである。

 

 「じゃあ、まずは……お口で啜ってあげる」

 レアリスティヌはズボンと下着を一気に引き下ろし、俺の股間に顔を埋めてきた。

 その艶やかな唇がペニスに迫り、亀頭部にキスの雨を降らせる。

 「ちゅ……」

 「うぁぁぁ……」

 軽く唇を当て、ちゅっ……と吸い付き――そして、ぽん、と音を立てて唇から離す。

 そんな、ソフトな刺激の繰り返し。

 時には強めにちゅぅぅぅ、と吸われ、亀頭を優しくついばんでくる。

 敏感な箇所にまとわりついてくる唇の感触は、素晴らしく心地よい。

 たちまち先端からは先走り液が溢れ、亀頭へのキスにぬめりが混じるようになった。

 

 「ふふ……気持ちいい?」

 レアリスティヌは唇での亀頭愛撫で俺の性感を高めた後、ゆっくりとその口内にペニスを包んできた。

 まず亀頭がぬめりに満ちた温かい口内に迎え入れられ、そしてじわじわと深く咥え込まれていく。

 「あ、あぁぁ……」

 ねっとりと食らいついてくるように狭まってくる頬肉。

 舌がチロチロと口内を蠢き、ペニスにまとわりついてくる。

 特に亀頭部に念入りに絡んで、くすぐったいような刺激を与えてきた。

 甘い唾液がまぶされ、早くも果ててしまいそうな快感を味わわされる。

 「き、きもちいい……」

 「そんなに早く悦んじゃ駄目よ……まだ先があるんだから」

 ペニスの半分ほどを口に含み、嫐り立てていたレアリスティヌ――

 そのさらに口内奥深くに、ペニスが引き込まれていく。

 じゅるじゅると吸われ、肉の筒奥に迎え入れられていく――

 そして敏感な亀頭が、ぴと……と妖しくうねる軟肉に密着した。

 その粘膜のような感触がじゅるじゅると蠢き、亀頭にねちょねちょとまとわりついてくる。

 これは、喉奥――?

 

 「ふふ……私のディープスロート、天国でしょう?」

 根本までペニスを咥え込み、レアリスティヌは股間に食らいついているようにも見える。

 そこまで深く肉棒を吸い上げながら、彼女は口でペニスを悦ばせてきた。

 舌が水から上げられた魚のように口内を跳ね回り、ペニスのあちこちを不規則に舐め回してくる。

 かと思えばカリに巻き付き、唾液たっぷりに締め上げてくるという変幻自在な舌技。

 頬肉や口内粘膜は唾液をまみれさせながらせばまり、ねっとりとペニス全体に密着してくる。

 

 じゅぼ、じゅぶ、じゅぶ、じゅるっ……!

 

 「は、あああぁぁぁぁぁ……!」

 さらにレアリスティヌが顔を前後させることによって、上下の刺激がもたらされた。

 それはまるで、精液を吸い上げるシリンダーのようだ。

 喉奥はひくひくと蠢き、亀頭を揉んでくる。

 先端の最も敏感な部分を包み、妖しいマッサージを施され――それだけで男は夢心地になってしまうだろう。

 そんなレアリスティヌの口淫は、あっという間に俺を昇天させてしまった。

 「あ、ああああぁぁぁ……」

 びゅく、びゅく、びゅく、と間欠泉のように溢れ出した精液を、レアリスティヌはゴクゴクと飲み干していく。

 喉が蠢く感触がペニスに直に伝わり、亀頭がこね回されるような快感が伝わり――

 こうして、射精が終わるまで心地よい感触を与えられ続けたのである。

 俺は身を震わせながら、レアリスティヌに精液を捧げた代償の快感を存分に味わったのだった。

 

 「ふふ、随分とたくさん出したわね……そんなに良かったの?」

 レアリスティヌは微笑みながら、口からペニスを離した。

 そして、自らの股間――やわやわと蠢く膣口を、両手で広げる。

 その肉はグチュグチュで、まるで何かの生物の体内のよう。

 壁面にはヒダがびっしりと密生し、うにゅうにゅと波打っている。

 どぷっ、どぷっと中に満たされている粘液が溢れ出し、ヒダにもぬめりが絡んでいた。

 そこにペニスを入れたら、どれだけ気持ちいいのだろうか――

 

 「良さそうでしょ……? ここで、オスのエキスを搾ってあげる。気持ちよすぎて、垂れ流しになるわ……」

 「あ、あああぁぁ……」

 それを見せられ、俺はもはやレアリスティヌの女陰が与えてくれる快感のことしか考えられなくなった。

 俺の腰を跨いでくる異形の女を、期待感に満ちた目で見上げるのみ――

 「入れた瞬間に漏らしなさいね。絶対に我慢できないから……」

 そう宣告してから、レアリスティヌはゆっくりと腰を落としてきた。

 ペニスの先端と膣口が触れ合い、ずぶり、と蜜壷内にペニスを沈み込んでしまう。

 

 ずぶ、ぬるるるるる……

 ぐちゅ、じゅぶじゅぶ……! ぐちゅぐちゅ、ぎゅぅぅ、うねうね……ぶちゅぶちゅぶちゅ……!

 

 「あ、あぐぅぅぅぅぅぅぅ……!!」

 一気にざわめき始める内部の蠕動にさらされ、俺は情けなく喘ぐしかなかった。

 その柔らかな肉壁が、ペニスにじゅぶりと食らいついてくる。

 まるでねぶりつくように搾り上げ、容赦なく中身を吸い出そうとする――

 またヒダの一枚一枚がざわざわと艶めかしく蠢き、ペニスをくまなく舐め上げてきた。

 「ひぃ……! あ、あぅぅぅぅ……!!」

 入れた瞬間に味わわされる、ペニスが溶けそうなほどの快感。

 その快楽地獄に、俺はひとたまりもなかった。

 挿入前に宣告された通り、数秒とて我慢することもできず――

 「あう……! あ、あぁぁぁぁぁ……」

 腰がじんわりと緩み、とろけるような放出感が股間を包む。

 そのまま体を震わせ、俺はドクドクと精液を漏らしてしまったのである。

 

 「ふふ……」

 俺をたちまち瞬殺し、不敵に笑うレアリスティヌ。

 しかし彼女が俺から離れる様子はなく、騎乗位のまま俺を見下ろし続けている。

 一回射精したぐらいで、レアリスティヌの食事が終わるはずもないのだ。

 むしろ、射精してからが本番なのかもしれない――

 

 「私の中、気に入ってもらえたかしら……? もっと気持ちいいコトしてあげる」

 レアリスティヌがそう言った次の瞬間、蜜壷内に壮絶な変化が起きていた。

 

 にゅるにゅるにゅる……!

 ぐにぐにぃ……ぬちゅ。

 ぐちゅぐちゅぐちゅ、にゅる、ぬちゅぬちゅ……!

 

 「あ、あぐぅぅぅぅ――っ!」

 不意に、レアリスティヌの膣肉が激しく蠢いていた。

 いや――それは、蠢くといった悠長なものではない。

 まるで粘土のようにグニグニと動き、妖しく形を変えているのだ。

 俺のペニスを、その軟肉の中に巻き込んだままで――

 それは、軟らかい肉で肉棒をグチュグチュにこね回されるという、普通なら体験できない快楽だった。

 

 にちゅ、ぐちゅぐちゅぐちゅ……! じゅるるるる……!

 

 「あ、あ、あ……!!」

 知らないうちに、またも精液を漏らしてしまったことに気付く。

 あまりの快感に、自分が射精しているかどうかすら分からないのだ。

 俺はレアリスティヌに組み敷かれたまま悶絶し、両手両足をバタバタと振り乱してもがく。

 股間を貪っている快感は、男を完全に手玉に取ってしまうほど強烈なものだった。

 「ふふ……すごいでしょう。私達システィリアンは、自らの体の組成を自在に変えることができるの。

  ペニスを体内に沈め込ませたまま、それをやってあげたら――この通り」

 

 ぐにゅぐにゅぐにゅ……! じゅる、ぬちゅちゅちゅ……!

 

 「あ、ああああああぁぁぁぁぁ――!!」

 まるで、ぐちゅぐちゅと自らの意志で蠢く粘土にペニスを突っ込んでしまったかのよう。

 レアリスティヌの中はうにうにと震え、膣肉がぐにょぐにょと変形する。

 俺のペニスを包み込むような形を取ったと思ったら、次の瞬間には内肉が激しくうねる。

 かと思えば中が狭まり、亀頭を押し潰すかのごとくに粘肉が密着し――

 その蠢きの中に、俺は精液を注ぎ込み続けたのだった。

 もう、何度目の射精かも分からない。

 気が狂いそうなほどの快感で、強引に絶頂へと突き上げられているのだ――

 

 「あ、あぁぁぁぁぁ……」

 あまりの心地よさに、脳がとろけてしまいそうだ。

 精液はどぷどぷと溢れ続け、うねる膣肉の中に呑み込まれていく。

 それはレアリスティヌのエサにされ、彼女を悦ばせるのである――

 

 「ふふ……やっぱり垂れ流しになったわね。このまま、永遠に交わってあげる。

  あなたほど上質の精ならば、私の体も経年劣化することはないから――」

 「あ、あぐぅ……!」

 もはや俺は、この異形の女との交わりを強制され続けるのみ――

 ひたすらに快楽を与えられ、精液を捧げるだけの哀れな獲物。

 ドクドクと精液を吸い上げられながら、俺はそれをはっきりと悟ってしまった。

 「う、うぅぅ……」

 そのあまりの惨めさに、涙さえ流れてしまう。

 このまま永遠に、嫐り続けられるなんて――

 

 「ふふ、そんなに嬉しいの? 全身全霊をかけて、弄んであげる……」

 「うぁ、あぁぁぁぁぁぁ――!!」

 俺の敗北感も屈辱感も、快楽の波に流されていく。

 延々と続く、レアリスティヌによる搾精。

 永遠に解放されることはなく、永遠に交わったまま――

 こうして俺は、生きたままレアリスティヌの餌食になってしまった。

 

 

 −BAD END−

 

 



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