フェイスハガー娘


 

 「う、あ……」

 まるで誘うようにグニュグニュと動いている尻尾の中。

 この中に飛び込み、捕食されたい――そんな期待感が沸き上がってきた。

 俺の判断力は芳香によって乱され、その場の欲求に流されていく――

 

 「うふふ……やっぱり、食べられてみたいんだ」

 食い入るように尻尾の中を見据える俺に、レアリスティヌは微笑みかけた。

 そんな俺の体に、尻尾がしゅるしゅると絡み付いてくる。

 「じゃあ、食べる前に獲物を弱らせないとね。こうやって、締め上げて……」

 

 ぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅ……!!

 

 俺の体をがんじ絡めに巻き上げた尻尾が、きつく締まってきた。

 「あぐっ……! うう……!」

 まるで大蛇が獲物を締め上げるかのように、俺はレアリスティヌの尻尾のとぐろで責められる。

 服は引き裂け、素肌にぬめった尻尾が食い込み――

 まるで、ミミズのような軟体生物に締め付けられているかのような感触をもたらしてきた。

 それは苦痛を伴いつつも、ぬめらかな質感が心地よい。

 「ふふふ、苦しい……? こんな風に締め上げられて、体液を吸われて、弱ったとことを丸呑みにされるのよ……」

 「た、体液……?」

 「そう……こんな風に、体液を吸われちゃうの……」

 

 じゅくっ、じゅるるるるる……

 

 レアリスティヌの尾の先端部が頭をもたげ、俺の股間へと吸い付いてきた。

 その先に開いたピンク色の穴が、まるでオナホールのようにペニスを咥え込む。

 そして、じゅるっ、じゅるっと内部を激しく蠕動させてきた。

 さらに、尾全体をうねらせるような吸引が――

 

 ごぽ、ごぽぽぽぽぽぽ……

 

 「あ、あぁぁぁぁぁ……!」

 それは、体液を全て吸い尽くしてしまうかのような吸引。

 俺は耐えることもできず、あっと言う間にドクドクと精液を溢れさせてしまった。

 「あはは、漏らしちゃった……」

 レアリスティヌは俺を嘲笑しながら、尾で全身をぎりぎりと締め上げてくる。

 それと同時に、ポンプのような尻尾でペニスを吸い上げ続けた――

 

 「あ、あぐぅぅぅぅぅ……!」

 俺は苦痛と快楽を同時に味わい、そのとぐろの中でもがいていた。

 吸い出されるままに精液が溢れ、尾の中で漏れ続ける。

 「体を締め上げられて、体液を吸われてるのに……気持ちよくなっちゃうのね。

  捕食される前に弱らされてるのに、幸せになっちゃうなんて……生物として惨めよねぇ」

 「うあああぁぁぁ……!」

 ドクドクと排出され、吸い上げられ続ける精液。

 全身に巻き付かれ、ペニスを吸引され、じっくりと弱らされていく。

 ぎちぎちと圧迫する尾の拘束に悶絶させられ、股間を嫐る刺激に喘がされ――

 それは延々と続き、俺は彼女の言葉通り無惨なまでに弱りきっていた。

 

 全身はギュウギュウに締め上げられ、もはや体に力が入らない。

 ペニスからは精液を吸い尽くされ、もはや一滴も出て来ない――

 嫐られるだけ嫐られ、弄べるだけ弄ばれ――後は、もはや食べられるのみ。

 

 

 

 「じゃあ……いい気持ちにさせてあげる。

  あたたか〜い粘膜で包んで、ドロドロに溶かして、養分にしてあげるわ」

 「あ、あぁぁ……」

 タコのようにだらけきった俺の体に、ぱっくりと口を開けた尻尾が迫る。

 大蛇のような口は、いよいよ足の方から俺を呑み込もうとしていたのだ。

 恐怖と惨めさ、そして期待――俺は力ない眼差しで、その体を呑み込もうとする大口を眺めていた。

 

 「あ、あぁぁぁぁ……」

 ずる、ずる、ずる……と俺の体は尾の中に迎え入れられる。

 ぬるぬるの温もりに包まれながら、足の方からじわじわと引きずり込まれていくのだ。

 「あぁ、きもちいい……」

 素肌で感じるその内部の感触は、驚くほどに心地よい。

 腰から下が咥え込まれ、その内壁全体で甘噛みされた瞬間――俺はあまりの快感に射精してしまった。

 ドクドクと内部で溢れ出る迸りを感じ、レアリスティヌは目を細める。

 「ふふ、いいでしょ……ドロドロに溶けるまでに、何回漏らしてしまうかしら?」

 「うぅぅ……、あうぅぅぅぅ……」

 そのまま俺の体は引き込まれ、肩から下までが尾に包まれてしまう。

 まるで、中にぬるぬるの肉がみっちり詰まった寝袋。

 その内壁が収縮して全身を揉みほぐし、消化液を優しくまぶしてくる。

 ねとねとした感触がペニスにも絡み付き、精液が漏れ続ける状態になってしまった。

 ドプドプと、少量ながら尿のように後を引く放出感。

 それは、とろけそうなほど気持ちいい。

 「あ、ああぁぁ……」

 「漏れっぱなしね……じゃあ、とろけなさいな」

 

 ……くぷん。

 

 とうとう俺の頭すら、尻尾の中に呑み込まれてしまった。

 俺が招き入れられたのは、ピンクの肉が渦巻く体内。

 ねっとりとした粘膜が俺の全身に貼り付き、優しく揉みほぐしてくる。

 どっぷりと消化液を滴らせ、体の隅々にまとわりつかせながら――

 それは、俺を溶かす甘いマッサージだった。

 食べてもらえる悦びを、俺は全身で味わっている――

 

 「あぁぁぁぁ……」

 その感触に酔いながら、俺の体はドロドロととろけていく。

 夢心地の中、失われていく体、薄れていく意識――

 天国のような快感だけが、その余韻として残っていた。

 

 

 −BAD END−

 

 



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