フェイスハガー娘


 

 「もらった――!」

 俺は一気に間合いを詰め、狩人に攻撃を仕掛けようとする――

 その瞬間、背後からひゅっと風を切る音が聞こえた。

 

 「……?」

 なぜ、背後から――?

 考えるより先に、体が動いていた。

 と言っても、パルスライフルを盾のようにかざすだけの本能的な動作。

 あの武器の特性を読んでいれば、もっとマシな動きができたのだろうが――

 

 「ぐっ!!」

 弧の軌道を描き、ブーメランのように戻ってきた円盤での一撃。

 その勢いは強烈で、盾にしたパルスライフルを弾き飛ばしてしまった。

 円盤そのものも軌道が変わって地面に突き刺さり、時を同じくしてパルスライフルも地面に転がる。

 「くそ――!」

 すかさずサブウェポンの拳銃を抜こうとした瞬間――

 瞬時に接近してきた狩人が、強烈な蹴りを繰り出していた。

 「あぐっ!」

 体がバラバラになったかのような衝撃――

 俺は取り出そうとしていた拳銃を構えるどころではなく、数メートルは吹っ飛ばされた。

 しかも着地に失敗し、思いっきり床に激突してしまう。

 拳銃は蹴られた瞬間に取り落とし、残る武器は手榴弾のみ――

 俺は床に転がりながらも、胸のホルスターに手を伸ばしていた。

 

 「……!?」

 が、そこには手榴弾などない。

 手榴弾どころか、それを吊り下げているホルスターごとなくなっている。

 「――――」

 狩人は、複数の手榴弾が並んでいるホルスターを右手で掲げていた。

 お前が探しているのは、これのことか――そうとでも言いたげに。

 おそらくあの蹴りの瞬間に、俺の体から手榴弾ホルスターを引き剥がしたのだ。

 

 「……」

 完膚無きまでに、俺の負けだ。

 武器は全て失い、手榴弾で敵ごと自爆するという手段さえ不可能。

 それどころか体を強打した衝撃で、立ち上がることすら出来ないのだ。

 もはや俺の生殺与奪は、この襲撃者が握っているに等しい――

 

 地面に転がる俺を見下ろし、不意に狩人は意外な動きを見せた。

 ブゥゥゥーンという重苦しい音と共に、その姿が露わになっていく。

 華奢な体躯に、金属製の胸当て、手甲、腰当て、足甲。

 頭部全体を覆っているのは、兜にも似た金属製のフェイスマスク。

 その隙間から、非常に長い髪が流れ落ちている。

 それは目を奪われるほど綺麗な銀髪で、腰まで届くほどだった。

 勝負が決まった局面に至り、狩人はようやく俺の前に姿をさらしたのである。

 だが、何のために――

 

 「――――」

 頭部を覆っているフェイスマスクの眼の部分が、緑色の電子的な輝きを見せる。

 俺の体にその光を当て、何やらスキャンしている――それを俺は察していた。

 「何してるんだ……? とどめなら、とっととやってくれ」

 半ば諦めの気持ちで、俺はそう呟く。

 その次の瞬間、そいつの背後にも同種と思われる存在がいるのに気付いた。

 しかも二人――こいつらは、なんと全部で三人いたのだ。

 今は残る二人も光学迷彩を解除し、三人とも軽装の鎧に覆われたその姿をさらしている。

 そして皆、異様なまでに華奢だった。まるで、女のような――

 

 不意に、俺をスキャンしていた狩人は自身のフェイスマスクに手を掛ける。

 そのままゆっくりと頭部の防具を外し、そして素顔を見せた――

 「おいおい、冗談だろ……」

 俺はそう呟き、思わず息を呑んでしまう。

 その兜の下から出て来たのは、なんと美しい少女のもの。

 人間で言えば10代後半、驚くほどに可憐な顔付き。

 無表情ながら整った顔、そして氷のように冷たい眼。

 髪は流れるような銀色の長髪で、ふぁさりと背中から腰を覆っている。

 彼女はぞっとするほどに可憐で、凍り付くほどに美しかった。

 そして少女は――微かながら、意味ありげな笑みを浮かべたような気がした。

 

 そして同様に、二人の仲間も兜を外す。

 やはり、全員がうら若き少女。

 一人は肩ほどの銀髪、もう一人は軽く編んだセミショート。

 人間と同じくその顔には個性があるが、共通するのはその可憐さ。

 無表情で、どこかその眼差しは冷たく、冗談のように綺麗だったのだ。

 そして三人は顔を見合わせて頷き、倒れたままの俺を囲んでくる。

 うち一人が、その腕に装着した手甲から鋭いかぎ爪を覗かせた。

 

 ああ、とどめを刺されるのだな――俺はそう理解した。

 しかしそのかぎ爪が振り下ろされたのは、胸でも首筋でも頭部でもなく下半身。

 それも、肉体を傷付けずに衣服だけを切り裂いたのである。

 たちまちズボンや下着は布きれの断片にされ、俺の股間は剥き出しにされていた。

 三人の少女の前で股間をさらされ、恐怖や危機感よりも強い羞恥心が沸き上がる。

 そんな俺を、狩人達は無表情のままに見下ろしていた――

 

 「な、何を――!」

 その瞬間、俺は思い至った。

 古来より、戦いに負けた女戦士の辿る運命は――勝者による陵辱。

 そんな観念は、この種族にも通じるのではないか?

 すると、俺がこれから辿る運命も――

 

 今まで戦っていた狩人――ロングヘアの少女が、俺の体に乱暴にまたがっていた。

 まるでそれも戦いの一環であるように、強引に馬乗りになってきたのだ。

 「ぐ――!」

 その温かい体に組み敷かれ、俺は必死でもがこうとする。

 しかし華奢な体躯にもかかわらず、彼女は信じられないほどの怪力。

 たちまち俺は両手首を掴まれ、抵抗は簡単にねじ伏せられてしまった。

 そして柔らかいお尻が、まだ萎えているペニスの上にのしかかってくる。

 「や、やめろ――」

 その柔らかく温かな感触で、肉棒はみるみる大きくなっていく。

 ペニスが最大限に膨張したのを確認すると、少女は腰当ての前部を開いていた。

 それは、驚くほど簡単に女性器を露出できる構造になっていた――

 そんなところからも、これは良く行われる行為であるという検討が付く。

 「くっ……」

 このまま犯されてしまうという情けなさと屈辱に、俺は歯を食いしばっていた。

 相手としては、ほとんどの男が拒めないであろう美少女――

 しかし戦いに負けた結果、彼女に強引に犯されてしまう――それは耐え難い惨めさだった。

 「――――」

 少女は、無言のまま――いや、何か言葉を発したようにも思える。

 ともかく、勃起したモノの根本を左手で掴み、自らの秘所にあてがってきた。

 そこは微かに湿り、入り口に当てられているだけでも気持ちいい。

 

 ぬぷ、ずちゅちゅちゅ……

 

 そして少女は一気に腰を下ろし、その濡れそぼった肉壷で俺のモノを包んできた。

 「あ、あぅぅぅぅ……!!」

 思わず悲鳴を上げる俺を、少女は無表情のまま見下ろす――いや、その表情は微かに嗜虐の色が伺えた。

 彼女の中はぬめりに満ち、そしてあまりにきつい。

 まるで両手で握られているかのように、ぎゅうぎゅうと締め付けてくるのだ。

 その締まりの良さに、入れた瞬間に射精しそうになったほど――

 少女の膣は、間違いなく名器だった。

 

 ずっちゅ、ぐっちゅ、ずっちゅ……

 

 「あぁぁぁぁぁ――!!」

 そして少女は、騎乗位のまま腰を激しく振り立ててきた。

 浮かしては沈め、ずっちゅずっちゅと激しい上下運動を繰り返す。

 その腰つきは荒々しく、自身の性欲を満足させるための貪欲なもの。

 俺は華奢な少女に組み敷かれ、その腰の振りに翻弄されるしかなかった。

 

 「ひ、ひぁ……!」

 ずちゅちゅ……

 彼女の奥に分け入る時は、膣肉が抵抗するように亀頭へと押し寄せてくる。

 そのきつい中を、むりやり奥まで突き入ってしまう――その圧迫感。

 ずるるるる……

 そして引き抜く時は、まるで膣肉はペニスを掴むように抵抗し、なかなか離そうとしない。

 その中を、ズルズルと強制的に引き抜かれる感覚。

 

 ずちゅ、ずるるるる……

 ぐちゅり、ぬるるるるる……

 

 「あぐ……、あぁぁぁぁぁ……!」

 入れる時は押し出されるような抵抗に合い、抜く時は吸い付かれるような膣圧――

 それは、ありえないほど心地よい快楽をもたらしていた。

 しかも少女は激しく腰を上下させ、その刺激をリズミカルに与えてくる――

 そんな極上の快感に、我慢できるはずがなかった。

 たちまち俺の頭に白いモヤがかかり、快感の疼きが股間から溢れそうになる。

 「――――」

 無表情のまま、俺を見下ろす少女の視線。

 その冷たい眼差しが、興奮に拍車を掛けた。

 

 「あ、あぐぅぅぅ……」

 どく、どく、どく……と少女の膣内で俺は射精してしまった。

 出している間にも締め付けはとまらず、ぎゅうぎゅうに搾り尽くされる。

 その快感は、少女に組み敷かれて犯されている屈辱も忘れるほど凄まじいものだった。

 

 射精が終わるまで腰を上下させ続け、その動きが大人しくなっていく。

 そしてゆっくりと腰を上げ、ロングヘアの少女はその名器から肉棒を解放した。

 そのまま、俺の上から離れ――息を吐く間もなく、別の少女がのしかかってくる。

 「うあっ……!」

 次に跨ってきたのは、髪を編んだセミショートの少女。

 三人とも血縁なのか、その冷たそうな顔は似ているが――今度の少女は、さっきの女よりもやや丸顔。

 比較すれば、やや優しそうにも見える――さっきのロングヘアの少女と比較しての話だが。

 「や、やめろ……!」

 そう抗ったところで、無駄なのは分かっていた。

 こうなった以上、もはや惨めな輪姦からは逃げられない。

 戦いに負けた俺は、この少女達の慰み者にされる運命にあるのだ――

 

 ぬる、ぐちゅぅぅぅぅぅ……!

 

 「あぅ……!」

 そしてセミショートの少女は、そのまま一気に腰を沈めていた。

 俺のペニスは、一気に根本まで蜜壷に沈み込んでしまう――

 

 にゅるる、ぐちゅ……

 

 「あ、あぁぁ……」

 その中は、さっきのロングヘアの少女より汁気に満ちていて粘っこい。

 締め付けそのものは劣るが、内部の粘膜構造が非常に心地よいものだった。

 膣壁にヒダがびっしりと備わり、それがヌルヌルと亀頭粘膜に絡み付いてくる。

 亀頭粘膜にヒダがにゅるりと擦れる感触は、格別のものだった。

 この少女も、さっきのロングヘアの少女とは全く質の異なる名器――

 

 ぐちゅ、にゅるるるるるる……

 

 「……ひぃ! あ、あぁぁぁぁ……!!」

 そんなヒダだらけの穴をくぐらされ、ペニスは最奥に達する――亀頭を包むその空間は、異様にザラついていた。

 細かなイボのようなザラザラ感が、亀頭粘膜に細かな刺激を与えてくる。

 まるで掻かれているような感触は、男をたちまち絶頂まで追い込んでしまう魔性の力を持っていた。

 「あ、ダメだ……! そんなの……!」

 今度の少女は激しく腰を振ったりはせず、軽くゆさゆさと揺する程度。

 だが、それで十分すぎるほどだった。

 細かなヒダはカリやサオを舐め回し、最奥のザラザラ感が亀頭から裏筋に至る敏感な箇所をくすぐって――

 

 「ああ、もう……」

 そう呻くだけで、快楽の迸りを抑えることはできなかった。

 どくん、どぷどぷどぷ……

 その名器の中で、ペニスはたちまち白濁を吐き出す。

 その複雑な膣内の構造に酔わされ、俺はたちまち果ててしまったのである。

 「あぁぁ……きもちいい……」

 少女は射精中も腰を揺すり、亀頭にザラザラ感とヒダの感触を与え続ける。

 最高に気持ちの良い放出感を味わいながら、俺は少女の体内に一滴残らず精液を放ったのだった。

 「――――」

 セミショートの少女は、無表情ながら満足げな様子。

 射精が終わったのを確認し、ゆっくりと腰を上げたのだった。

 

 そして――今度は、セミロングの可憐な少女がのしかかってきた。

 順番からすると一番最後の三人目、しかし彼女がリーダー格のような気がする。

 やや目付きはきついものの、いかにも整った顔。

 尖った鼻の形も良く、僅かに赤みが差した頬、上品そうな唇など、非の打ち所のない造形。

 そんな少女は俺の上に馬乗りになり、二人の愛液でドロドロになったペニスを自らの中に導いた――

 

 ――むにゅ、うにゅぐにゅ。

 ぐにゅ、にゅぐにゅぐ、ぐちゅぐちゅぐちゅ……!

 

 「あ、あぁぁ――!」

 内部に招き入れられた瞬間、俺は身を強張らせ喘いでいた。

 この少女の蜜壷内は、全く異質の感触。

 肉が妖しく絡み付き、中へ中へと蠢きながら引き込んでくる。

 驚くほど熱く、柔らかでありながらきつい――そんな、矛盾した感触。

 肉壁全体が器用に動き、じわじわと快楽のダメージを与えながら引き込んでくる。

 そして、奥まで吸い込まれたら逃げられない――まるで、蟻地獄のような名器。

 

 「うぁ……あぁぁぁぁぁぁ!!」

 そして最奥まで嵌りこんでしまった時、少女の本格的な膣責めは始まった。

 ヌルヌルの膣肉がペニス全体を絡め取り、ねっとりと揉みしだいてくる。

 そして入り口の箇所とサオ、そして亀頭全体がぎゅむぎゅむと締め付けを受ける。

 まるで別の生物のように蠢き、絡み付き、締まり――

 ヒダがくちゅくちゅと擦りたて、貼り付くように密着して内壁が蠕動する――

 俺は、その壮絶な快感に我慢することなどできなかった。

 

 「あ、あぁぁぁぁぁ……」

 ドクドクと、彼女の中で精液が溢れ出る。

 イっていようがいまいが、関係なく搾り取ってしまうような膣壁の収縮。

 それにさらされ、俺は最後の一滴まで精を吸い取られる――

 犯されていることも忘れるくらいの、恐ろしい快楽。

 挿入して、ほとんど動かないままイかされてしまった――

 

 「――――」

 俺を瞬殺し、軽く精を吸い取ってしまったセミロングの少女。

 彼女は無表情のままに、腰を浮かして俺から離れてしまう。

 そして一周回ったのか、次に俺にのしかかってきたのは最初のロングヘアの少女だった――

 「やめろ……やめてくれぇ……!」

 自分の意志とは関わりなく、乱暴に犯され続ける惨めさ。

 それは、いつ果てるとも知れずに続くのである――

 

 

 

 

 

 ――あれから一ヶ月。

 場所こそ変わったものの、俺は今も陵辱され続けていた。

 

 ここは、あの狩人達の宇宙船――そこに連れ去られ、俺は牢に繋がれたのだった。

 そこに入れ替わり立ち替わり美しい少女達がやってきて、ひたすら犯され続ける。

 睡眠と食事の時間以外は、ずっと犯されている――

 俺は、慰み者として飼われているだけの存在だった。

 

 ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ……

 

 「う、うぁぁぁぁ……」

 あどけない少女達に組み敷かれ、ひたすら腰を動かされ、俺は力なく悶えていた。

 あの三人の他にも、多くの少女が俺を陵辱し続ける。

 あれから、いったい何十人に輪姦されたのか――

 

 ぐちゅ、ぐちゅぐちゅ……にちゅ。

 

 「あ、あぅぅ……」

 もう、何も分からない。

 少女達に飼われ、延々と犯され続け――

 そんな環境が続き、俺の思考もそれに適応したものになっていった。

 肉奴隷としての毎日に、もはや疑問も生じなくなったのである。

 

 ぬるぬる……ぬっちゅ、ぬっちゅ……

 

 「ひぁ……」

 少女達は来る日も来る日も俺の上に跨り、腰を振り続ける。

 終わらない陵辱の日々の中、俺は心まで肉奴隷に成り下がっていったのだった――

 

 

 −BAD END−

 

 



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