フェイスハガー娘


 

 ナイフを抜き、そいつの息の根を止めようとする俺――

 しかし、その判断は驚くほど甘かった。

 ナイフを構えた次の瞬間には、激しい体当たりを食らっていたのだ。

 

 「くっ……!」

 小さい体ながら、驚くべき突進力。

 床に突き倒された俺に対し、幼体はゆっくりとのしかかってきた。

 「な、何を――」

 「えへっ……」

 幼いながら、そいつは驚くほど淫靡な笑みを浮かべる。

 そして、あーんと開く口。

 その口中では、ピンク色の可愛らしい舌がじゅるじゅると蠢いていた。

 また、喉の奥にはもう一つの口がぱくぱくしているのも分かる。

 以前にも見た、隠し顎――それはまるで、膣奥に備わった子宮口のようにも見えた。

 

 「う……、やめ、ろ……」

 尻尾がぐるぐると俺の体を巻き上げ、みるみる体の自由を奪っていく。

 衣服がビリビリと引き裂かれ、下半身が剥き出しにされ――

 そして幼体は萎えた状態の肉棒に顔を近付けると、れろり……と可愛い舌で一舐めしてきた。

 「あう……」

 「あはは……」

 快楽の声を漏らす俺に気を良くしたのか、そいつはペニスにちろちろと舌を這わせてくる。

 敏感な箇所をぬるぬるの舌粘膜でくすぐられ、ぞくぞくと快感が沸き上がってきた――

 「うぅ……やめろ……」

 ほんの数回舌が這っただけで、ペニスはむくむくと大きくなってしまう。

 それを見てにっこり目を細め――幼体は、肉棒をぱっくりと口に含んできた。

 

 「あ、ああぁぁぁぁぁ――」

 その口の中はヌメヌメで、驚くほど温かい。

 口内粘膜の柔らかさと、微妙な力加減の圧力。

 単に咥えられているだけでも、射精してしまいそうなのに――

 「えへへ……」

 にゅるにゅるにゅる――と、口内で舌が巻き付いてきたのが分かった。

 それはじゅるじゅるとサオやカリに絡み付き、じっくりと締め付けてくる。

 かと思えばじんわりと亀頭部にまとわりつき、表面にぬるぬるザラザラ感を伝えてきた。

 「あう……気持ちいい……」

 それは、射精してしまいそうなほどの甘い刺激。

 肉棒がひくひくと震え、早くも快楽に屈しようとしている。

 幼体はペニスを口いっぱいに頬張りながら、快楽に緩む俺の顔をつぶらな瞳でじっと見上げてきた――

 

 ……はぷっ。

 

 「あ、あぁぁぁぁ!!」

 不意に、亀頭へと何かが食らい付く。

 それは、口の奥にあるもう一つの小さな口。

 まるで、敏感な亀頭全体が吸盤に吸い付かれたような心地よさ。

 それはカリの部分までをすっぽりと収め、くちゅくちゅとねぶりたてる――

 亀頭にまんべんなくさらされる密着感と吸引感に、俺はたちまち絶頂を迎えていた。

 

 「あぐぅぅぅ……」

 どく、どく、どく――と溢れ出る精液。

 それは幼女の口の中の、もう一つの口内に流れ込んでいく。

 奥の口は亀頭をねっとりとねぶりながら、ちゅうちゅうと精液を吸い出してくるのだ。

 「ひぁ、あぁぁぁ……!」

 狭い口内に亀頭全体をぴっちりと咥え込まれ、吸引を受ける快感――

 最後の一滴まで、その独特の口内感触を味わいながら精を啜り上げられたのである。

 あまりの快感に、俺の腰はガクガクと震えっぱなしだった。

 

 「あ、うぅぅぅ……」

 ちゅぽちゅぽ、ぐちゅぐちゅ……

 そして射精が終わってからも、幼体の口はペニスから離れなかった。

 それどころかより執拗に、より粘着的に肉棒を責め続ける。

 「えへ……」

 一つ目の口はぱっくりと根本までペニスを咥え、じゅるじゅると舌を絡めてくる。

 その滑らかに動く舌は、サオを舐め回したり締め付けたり、縦横無尽に這い回ってきた。

 そしてカリから上には、もう一つの口が吸い付いている。

 口内粘膜をみっちりと密着させ、吸盤のようにちゅうちゅうと亀頭を吸い嫐っているのだ――

 

 ちろ、ちろちろちろ……

 ぬちゅ……、ちゅぽ、ちゅぽ、ぐちゅっ……

 

 「はぅぅ……! あ、あぁぁぁぁ……!!」

 さらに、二つ目の口の中にあるもう一つの舌が動き出した。

 尿道をちろちろちろと、蛇のように俊敏な動きで舐め回す。

 それは、まるで悪夢のような心地よさだった。

 

 「はぅ、うぅぅ……」

 早くも、二度目の射精感がぞわぞわと腰を包む。

 一つの口で咥えられながら、その中でもう一つの口に吸い嫐られているという快楽。

 それぞれの口内の、二枚の舌にじっくりと舐め尽くされながら――

 その複合的で粘着的な口唇愛撫に、あっと言う間に俺はひれ伏してしまった。

 「は……あ、あぁぁぁぁ……」

 びゅくびゅくとペニスが震え、屈服の液体が溢れ出す。

 「えへっ……」

 口内に養分たっぷりの汁が溢れ、屈託ない笑みを浮かべる幼体。

 それをじゅるじゅると奥の口を駆使して吸い出し、ゴクゴクと飲み干してしまう――

 そしてまた、人間では決して行えない極上のフェラが始まるのだ。

 俺はもはや、この幼体に栄養を供給するだけの存在に成り下がったのである。

 

 

 

 

 

 ごくごく、ごくごく……

 

 「えへへ……」

 今日も俺のペニスに吸い付き、幼体はにこりと笑う。

 二つの口を駆使し、それぞれが別の動きでペニス全体と亀頭を責め続ける――

 この責めに抵抗などできず、快楽の赴くままに精液を漏らし続けるのみ。

 そして精子たっぷりの白濁を、少女は飲み干してしまうのだ。

 

 「あ、あぅぅ……」

 俺の体は、いつしかグリーンの粘液や不気味な肉で壁に塗り込められていた。

 ペニスを、いわば水道の蛇口として扱うために――俺は、それだけの存在。

 「えへへへへ……」

 幼体はよほど俺の精液の味が気に入ったのか、ペニスを咥え込んだまま離そうとしない。

 その唾液に漬けられ、ふやけるほど舐め回され、精液をじゅるじゅると吸い尽くされ――それが延々と続く。

 壁に塗り込められているだけで、俺の体には栄養補給がなされているらしい。

 ゆえに餓死することもなく、幼体のエサになり続けるのである。

 

 「あ、あぁぁぁぁぁ……」

 じゅる、ぐちゅぐちゅ……

 どくん、どくどく……

 延々と、昼夜を問わず行われる口唇での心地よい搾精。

 俺はもはや、ペニスに吸い付いてもらえる悦びしか感じなくなっていた。

 

 

 −BAD END−

 

 



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