アラウネ・ブルーム


 

 「そうですか……」

 九条さつきは、抑揚なく言った。

 「もっと、こういう事がされたいと――?」

 「え……?」

 九条さつきは俺の脚の間に屈み込むと、手にしていた自身のパンツをぐいっと広げた。

 その純白のパンツの股部分は、微かに湿っている。

 

 「お兄様を弄びながら、濡らしてしまったんです。男性は好きなのでしょう、このシミが……」

 「あ、おい……!」

 九条さつきは、俺のペニスにパンツを押し当ててきた。

 湿った部分が、ちょうど尿道に当たるように――

 「こうされるのが好きなんでしょう……? 私のおまんこに当たっていた部分ですよ?」

 嗜虐的な表情を浮かべ、パンツをペニスに巻き付けてくる九条さつき。

 彼女の秘部に接していた箇所で、亀頭が包まれている――

 それだけで、俺は異様なほどに興奮した。

 

 「あは、やっぱりこういう事されるのが好きなんですね? 私のパンツもお気に入り?

  ほら、ほら、ほら、ほらぁ……!」

 そのまま、九条さつきはこしゅこしゅと手を上下に動かしてくる。

 それは、今までのようにじっくりと快感を与えるような責め方ではなかった。

 ただ、強制的に射精へ追い込むという手コキ――

 「あ、おぁぁ……! ああぁぁ……!」

 「ふふ、気持ちいいでしょう? 私のパンツに包まれて、精液搾り出されるんだから……」

 そう言いながら、パンツ越しに激しく手を上下させる九条さつき。

 俺の選択が彼女のプライドを傷つけてしまったのか、九条さつきは怒っているようだ――

 

 「あ、あ、ああああぁぁぁぁ――ッ!!」

 そんな事をゆっくり考える余裕もなく、俺はパンツでの責めに屈する。

 ドクドクと精液を溢れさせ、たちまち九条さつきのパンツを汚してしまった。

 元から彼女のシミがあった箇所に、精液がべっとりと染みてしまう。

 「ふふ。私のパンツの中で、漏らしちゃった……」

 九条さつきはくすくすと笑い、俺のペニスから手を離した。

 俺はぺたんと背後に倒れ込み、息を荒くする。

 

 「無様な姿ですね、お兄様…… ここにいる皆にも、嫐ってもらいましょうか。当然、お兄様の大好きな衣服で――」

 ぱちんと指を鳴らす九条さつき。

 すると、女子更衣室のあちこちで倒れている女子達がむくりと立ち上がった。

 彼女達はするすると服を脱ぎながら、そして脱いだ服を手にしたまま、仰向けの俺に近寄ってくる。

 

 「な、何を……!?」

 「言ったでしょう、お兄様は衣服で嫐られるって……」

 そして、次々と俺の体に手を伸ばす女子達。

 しゅるり……と、俺の体に女子達の衣服が絡められた。

 太腿にブレザーが被せられ、腕にブラが巻き付けられ、足をスカートで拘束され、胸をカッターシャツで覆い込み――

 俺の体は、顔だけを残したまま女子達の衣服や下着でがんじ絡めにされる。

 「や、やめ……!」

 女の子達の匂い、そして温もり。

 それを全身に感じながらぎゅうぎゅうと締め上げられ、俺は快感とも屈辱とも言えない気分に追い込まれる。

 女子10人分の衣服で束縛され、俺はイモ虫のように床に転がされた。

 

 「どうです? これで本望でしょう、お兄様……?」

 さらに女子の1人が、ブラをペニスへと巻き付けてくる。

 「や、やめろ……!」

 俺の声に耳を貸さず、しゅこしゅことブラ越しに腕を動かす少女。

 たちまち俺は、その白いブラに射精してしまった。

 そして少女がブラをペニスから離すと、今度は別の少女がペニスをピンクのパンツで包み――

 「や、やめてくれぇ……」

 俺は無様に絶叫していた。

 射精しても射精しても、女子達は色々な衣類を持ち出して責めてくる。

 パンツ、ブラ、スカート、シャツ、ブレザー、セーター、ネクタイ、ソックス……

 入れ替わり立ち替わり、少女達は衣服で俺の全身を――特に肉棒を重点的に責め続けた。

 女子達の温もりの残る衣服に包まれ、俺は彼女達の衣類を白濁液で汚し続ける。

 「あぐ……! ああああぁぁぁッ!!」

 「ふふ……なんて惨め、無様……」

 そんな俺の醜態を眺めながら、九条さつきはくすくすと笑っていた――

 

 

 

 

 

 ――そして、数日が経った。

 俺は今でも、女子の衣服に埋もれて責め続けられている。

 いかなる九条さつきの気紛れによるものか、この外界から隔絶された学校で女子達は学校生活を再開したようだ。

 授業を受け、帰宅はせず、部活動に興じる――

 そして汗まみれになった女子がこの更衣室に立ち寄り、その衣類で俺の全身を嫐る。

 百人以上もの女子が入れ替わり立ち替わりになって、衣服で全身を締め上げ、ペニスを弄んで――

 

 「うぐ……! あああぁぁぁ……!!」

 今日も、多彩な衣服で精を搾り出される。

 プリーツスカートのヒダヒダを感じながら、ピンクのスカートを白濁で汚してしまう。

 スクール水着をペニスに巻き付けられ、その独特の感触を味わいながら射精してしまう。

 ブルマ越しにしこしこと扱き上げられ、耐え切れず精を漏らしてしまう。

 時には汗まみれの体操服を顔に巻き付けられ、その匂いを何時間も味あわされる事もあった。

 

 「ふふ……どうですか、お兄様? これで本望でしょう?」

 全身を衣類で締め上げられ、転がされたまま責められている俺に、九条さつきは嘲笑に満ちた言葉を投げ掛ける。

 ペニスには紺のハイソックスが被せられ、ポニーテールの少女にしこしこと扱き上げられていた。

 「た、助け……もう……、あぐぅぅぅぅ……!!」

 どく、どくどく……と、俺は少女の靴下に精液を漏らす。

 ポニーテールの少女はにっこり笑うと靴下をペニスから外し、そのまま離れていった。

 それと交代するように、ショートカットの少女がペニスにスポーツブラを押し当ててくる――

 「あ、ああぁぁ……、うぁぁぁぁぁ――ッ!!」

 

 こうして俺は、延々と衣類責めにさらされた。

 女子達の体臭を、汗を、温もりを味わいながら、何度も何度もイかされる――

 そして九条さつきは、俺をその天国、もしくは地獄から解放してくれる気はまだない。

 俺は無様な叫び声を上げ、九条さつきの嗜虐心を満足させ続けるのだった。

 

 −THE END−

 

 

 



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