アラウネ・ブルーム


 

 「舌、で……」

 俺はそう言った。

 九条さつきに捕食される――やはり、それを受け入れるには恐怖感が余りにも大きい。

 

 「ふふ、残念……美味しく食べてあげましたのに」

 九条さつきはまたもやヨーグルトパックの蓋を開け、俺の全身にどぷどぷと垂らす。

 それを、喜んで舐め回す二人の少女。

 彼女達の舌は肉棒だけではなく、太腿や腹にもねろねろと這い回る。

 俺のペニスが、ようやく執拗な舌責めから解放された――

 

 「この子達だけじゃ物足りませんよね、お兄様……? もっと、舐め尽くされる感覚を味わって頂かないと」

 九条さつきが机にもたれ、軽く指を鳴らす――

 同時に、家庭科室のあちこちで倒れていた女子高生達がふらふらと立ち上がった。

 それも2人や3人ではなく、全員――30人以上。

 まさか、この少女達全員に――!

 「さあ、舌天国……いいえ、舌地獄を味わって下さい」

 

 「あ、うわぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 思わず、恐怖の叫びを漏らす俺。

 少女達は一斉に俺へと襲い掛かり、そしてべちゃべちゃと舌を這わせてきた。

 彼女達は次から次へとのしかかり、とにかく俺の身体に舌を這わせる……まるで、砂糖の山に蟻が押し寄せるようだ。

 

 「や、やめ……! あぐぅぅぅぅぅ……!!」

 胸にも、腹にも、肩にも、腕にも、手にも、足にも、腰にも、指にも、つま先にも、股間にも、顔にまで舌が這い回る。

 30以上もの舌が、俺の全身を嫐る。

 唾液が塗り付けられ、ヨーグルトが舐め取られる。

 ぬるぬる、ぴちゃぴちゃ、れろれろと、俺の全身は容赦なく貪られる。

 ペニスにも5人、陰嚢にも2人以上もの舌が襲い掛かる――

 

 「あ、あああああああぁぁぁぁぁぁ!!」

 30人以上の少女に、一斉に舌で責められる快感――それは、九条さつきの言った通り天国でもあり地獄でもあった。

 柔らかい舌、ぬめった舌、温かい舌、ザラついた舌。

 優しい舌遣い、味わうような舌遣い、嫐るような舌遣い、啜るような舌遣い、塗りつけるような舌遣い、這わせるような舌遣い。

 全身に吐き掛けられる、温かい吐息。全身を貪り、揺れる沢山の頭。ちょんちょん、と触れる鼻の頭。むわっとした熱気。

 両手両足20本の指はちゅぷちゅぷとしゃぶられ、足の裏もヘソもぬらぬらと舐め回される。

 ちゅく、れろれろ…… ぬちゅ、ぺろぺろぺろ〜 れる……くちゅくちゅ。

 ちゅば、ちゅぱちゅぱ…… べちょ、ぬるぬる…… ぺろ、れろれろ……

 全身を舐めしゃぶられる淫らな音を感じながら、俺は快感に狂い悶えた。

 

 「は、はぁぁぁぁ……!」

 そんな俺の顔面にも、少女達は争うように頭を寄せてくる。

 額、眉、鼻先、頬、耳の穴、そして唇に、無数の舌がねっとりと這う。

 口の中には舌が浸入し、左右の鼻の穴をもそれぞれ別の舌が舐めている。

 むわっ……と押し寄せる少女達の熱い吐息、そして匂い。

 甘い香り、唾液の匂い、そして口臭。

 甘い口臭を放つ少女もいれば、少し生臭い口臭の少女もいる。

 

 「や、やめ……! こんな……あああああぁぁぁぁぁ……!!」

 まるで強姦される少女のように、俺は無様な悲鳴を漏らしていた。

 陰嚢には二人の少女が貪りつき、それぞれ玉を飴玉のようにむぐむぐとしゃぶっている。

 そして、亀頭は童顔の可愛い女子に咥え込まれていた。

 少女同士の場所の取り合いで、その童顔女子は何度も押し退けられそうになった――

 ――が、彼女は亀頭に吸い付いたまま離そうとしない。

 ちゅうちゅうと尿道を吸われ、サオには2枚の舌がぬらぬらと這い……俺は、あっという間に昇天した。

 

 「あぐぅぅ……! あああああああ――ッ!!」

 どくどくと、童顔少女の口内に精液を吐き出す俺。

 ちゅうちゅうと吸い嫐られ、尿道から精液が吸い上げられる――

 ……と、周囲の少女に押されて童顔少女の口から亀頭がぬるりとこぼれた。

 その瞬間、少女達が一斉に舌を伸ばして亀頭に襲い掛かる。

 「やめ、て……あがぁぁぁぁぁぁ!!」

 4枚もの舌が、まだ精液をびゅくびゅくと出しているペニスに這い回り、俺は悶絶した。

 飛び散った精液を舌で受け止め、尿道の残り汁すら舐め取られ、亀頭は4人の少女に寄ってたかって責められる。

 「あぐ……ひぃ……!」

 むぁ……と、少女達の唾液の匂いがかなりきつくなってきた。

 俺の全身は彼女達の唾液でどろどろなのだ。

 

 「ん……!」

 そして顔を舐めていた少女の1人が、俺の鼻をじゅっぷりと口の中に含んでしまう。

 少女の口内を泳がされ、俺は甘い口臭をたっぷりと味あわされた。

 そして少女が俺の鼻から口を離した瞬間、別の少女が鼻にむしゃぶりついてくる。

 「あ、あぅ……」

 少女達の口臭に溺れながら、俺は次の限界を迎えようとしていた。

 アナルを、陰嚢を貪られ、亀頭を4枚の舌で責められ――

 「あ、ああああぁぁぁ!!」

 びゅく、と飛び出す精液の第一撃を少女の1人が舌で受け止めた。

 たんぱく質たっぷりの液を味わい、そして少女達は亀頭を奪い合う。

 射精中のペニスは4枚の舌の上を転がされ、俺は余りの快感に悶絶していた。

 ここを舐めていれば、たんぱく質を多量に含んだ液体が溢れる――少女達は、そう学習したのだった。

 

 

 

 

 

 それから――

 ぺろぺろ、ぴちゃぴちゃぴちゃ……

 「あぐ……」

 30人以上もの少女達は、今も俺の全身を舐め続けている。

 ペニスは複数の少女が奪い合うこともあれば、1人の少女が独占的に責める事もあった。

 少女達の舌遣いにはそれぞれ個性があり、俺の射精の瞬間にそれが最も強く現れてくる。

 例えば今、俺のペニスを舐めている少女――

 「ああ、うぅぅ……!」

 俺の射精の兆候を感じると、彼女は舌をべろりと伸ばし、亀頭の裏側や裏筋をれろれろと責め上げてくる。

 「あ、あ、あああぁぁぁ――!!」

 その刺激に屈して射精すると、放たれた精液は全て彼女の舌の上に落ちる。

 そうして少女は、舌の上に出された精液をゆっくりと味わうのだ。

 

 れろれろ、れろれろ、れろれろ……

 この少女は、ひたすら尿道口をちろちろと舌先で舐め回してくる。

 それは、俺がイきそうでもイった瞬間でも変わらない。

 「あ、ぐぅぅぅぅぅ……!」

 俺が射精すると、彼女の舌先の動きが素早くなる。

 俺は尿道口を舐め回されながら射精の快感を味わい、精液を残らず舐め取られてしまうのだった。

 

 次に俺のペニスを責めているのは、ツインテールの少女。

 彼女は俺がイきそうになった瞬間、いったん口からペニスを抜く。

 そして尿道口にキスし、唇を這わせたままゆっくりと首を左右に振るのだ。

 俺は少女の唇の感触を味わいながら射精し、精液は彼女の唇にたっぷりと粘りつく。

 それを、少女は舌を伸ばしてペロペロと舐めるのだった。

 

 「ん、ん……」

 俺の鼻を舐めている、ソバージュの少女。

 彼女は、俺の鼻と口が大好きなようだ。

 ぱっくりと俺の鼻を咥え、鼻の穴をれろれろと舐めてくる。

 俺はたっぷりと甘い口臭、唾液の匂いを味わう事になる。

 さらに彼女にキスされた場合、3時間は口を離してくれないのだ。

 

 俺の体に塗られたヨーグルトが少なくなってくると、少女達は俺から離れて待機。

 すると近付いてきた九条さつきが、唾液でどろどろにされた無残な姿の俺を見下ろす。

 「ふふ、集団レイプされたみたい――いえいえ、実際に舌でレイプされているのでしたね」

 そう笑いながら、俺の全身にバターを塗りたくり、ヨーグルトをたっぷりとまぶす。

 すると、次の瞬間には少女達の舌責めが再開されるのだ。

 

 「うぁ、あぐぅぅぅぅぅぅ!!」

 悶絶する俺を、30を超える舌が責め尽くす。

 ぬるぬる、べろべろ、くちゅくちゅと、全身を無数の舌が犯し尽くす。

 こうして俺はこの家庭科室で、少女達の舌の餌食となり続けるのだった。

 

 −THE END−

 

 

 



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