アラウネ・ブルーム


 

 「食べ物で弄られて満足するなんて、情けないおちんちん――」

 そう言いながら、九条さつきは周囲を見回す。

 彼女の目に留まったのは、保険室の隅に置いてあった掃除機だった。

 

 「あ、ちょうど良いものが……」

 九条さつきはその掃除機に歩み寄り、コンセントを刺してノズルの先の部分を外す。

 「私、小学3年生の男の子に告白された事があるんですよ。とっても純粋で、とっても可愛らしい子に……

  だから私、その子を今のお兄様のように裸で机に縛り付けて――」

 九条さつきは掃除機を引きずり、俺の横に立った。

 「――そして、可愛らしいおちんちんを掃除機で吸っちゃったんです」

 目を細めながら、九条さつきは掃除機のスイッチを入れる。

 独特の作動音が鳴り響き、その太めのノイズが俺のペニスに近付けられた。

 「あ……や、やめ……!」

 「ふふ……その子、ひっくひっく泣きながら掃除機で精通を迎えちゃったんですよ。

  ゼリーみたいな精液、全部掃除機に啜られちゃって……」

 

 ――ずぽっ。

 ヴィ〜ン……ぶぼ、ボボボボボボ……!

 「あ、ああああぁぁぁぁぁぁ……!!」

 俺の肉棒はノズルに吸い付かれ、そして凄まじい振動を浴びせられた。

 奥へと吸い寄せられる吸引力、そして異常なまでのバイブレーション。

 「あが……! あぁぁぁぁぁ!!」

 余りの快感に、俺は体を揺すらせた。

 「ふふ……掃除機、凄いでしょう。ほとんどの男性は、1分もかからずにイってしまうんですよ」

 軽くピストンするように、九条さつきはノズルを動かす。

 そのたびに、ぶぷっ、ぶぷっ、と吸引音が変化した。

 振動も凄まじく、カリや亀頭が責め嫐られ続ける。

 腰から力が抜け、俺は早くも射精感がこみ上げてきた――

 

 「可愛いですね、お兄様。おちんちんノズルに啜られて、そんなに悶えてしまって……

  そのまま出しますか? 掃除機の中に、ぴゅぴゅっ、と……」

 九条さつきはくすくすと笑い、ノズルをぐりぐりとねじってきた。

 「あぐ…… うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 「ほーら、ほーら。精液、吸い出しちゃいますよ……」

 ぶぼぼぼっ……ヴィ〜ン、ぼぼぼぼぼ……!

 九条さつきの手の動きがノズルに伝わり、俺のペニスは不規則な吸引と振動にさらされる。

 まさに一瞬、俺は一分も経たないうちに絶頂した。

 「あ、あぁ……あああぁぁ――ッ!!」

 どくん、どくどくどく……

 ノズルの中でペニスがびゅくびゅくと脈動し、精液が撒き散らされる。

 「あは……! やっぱり、一分ももちませんでしたね……お兄様?」

 目を細め、俺の顔を見下ろしながら告げる九条さつき。

 彼女は巧みにノズルを操作し、俺の漏らした精液を全て吸い取ってしまった。

 

 「はぁ、はぁ……」

 強制的に射精へと追いやられ、息を切らす俺。

 九条さつきは掃除機のスイッチを切ると、ようやく俺のペニスからノズルを離した。

 「ふふ、白いのいっぱい出しましたね……もう、この掃除機壊れてしまうかも」

 ノズルの中を覗き込み、くすくすと笑う九条さつき。

 「気持ちよかったでしょう? 私に掃除機で嫐られたい、という男子が多かったのも頷けますよね?」

 そう言いながら、九条さつきは掃除機を置いた。

 「男子に人気といえば……最も男性達が悦んだ事は何だったか分かりますか……?」

 「うぅ……?」

 俺は、もはや答える気力も残っていない。

 「よ・だ・れ、ですよ。おちんちんを私の唾でデロデロにしてあげると、男はみんな大悦びで射精したんです」

 挑発するような、九条さつきの言葉。

 俺のペニスが、びくっと跳ね上がる。

 「反応しましたね……してほしい、という事でよろしいですね?」

 そう言いながら、九条さつきはペニスに顔を寄せてきた。

 その唇が開き、唾液がぬる……と垂らされる。

 「あ……」

 ぬちゅ、と亀頭に温もりが触れた。

 九条さつきの垂らした唾液は微かに泡立ち、ぬるりと這いながら亀頭を滑り落ちる。

 俺はその光景を、取り憑かれたように見ていた。

 唾液は根元まで垂れ、じゅくりと陰毛を濡らす。

 「ふふ……おちんちんに唾を垂らされた時の男性の顔は、みんな同じですね。

  目を見開いて、ぶるぶる唇を震わせて……屈辱? でも、もっとしてほしい?」

 くすりと笑った後、再び九条さつきは唾を垂らした。

 今度は裏筋に当たり、とろり……と流れてサオを伝う。

 「あ、あ……」

 「大事なところヌルヌルにされて、そんなに興奮しますか?

  もっとぐちゅぐちゅにして、おちんちんから私の唾の匂い取れなくしてあげますね」

 

 たら……ぬちゅ。

 とろり……くちゅ。

 九条さつきは、俺の肉棒に唾を垂らし続ける。

 長時間かけて、丹念に焦らすように――

 そして、俺のペニスは九条さつきの唾でドロドロにされた。

 彼女の唾液を浴びていない箇所はないほどの、ヌルヌル状態。

 あちこちがぐちゅぐちゅと泡立ち、まるでリンスをたっぷりとまぶされたかのようだ。

 「ふふ……おちんちん、グチュグチュにされちゃいましたね。興奮しますか?」

 「あ、ああ……」

 俺は、息を荒げながら頷いた。

 目の前の清楚な令嬢の唾液にまみれたペニス――その光景に、俺は興奮しきっている。

 「私のところに来た男性達はみんな、このおちんちん唾責めを懇願してくるんですよ。

  お金さえ払って頂ければ、誰でもヌルヌルにしてあげましたけどね。中等部男子、高等部男子、先生方……」

 九条さつきはくすくすと笑う。

 「みんな、おちんちんにヨダレ垂らされて、アンアン悶えて……汚いことをされてるのに、恥ずかしい。

  中には、触ってもないのにイっちゃう人もいるんですよ」

 そう言いながら、九条さつきは右手に炊事用のゴム手袋を嵌めた。

 「……じゃあ、唾液まみれでイかせてあげましょうか。この状態で触ってあげたら、ほとんどの男子は瞬殺なんですよ」

 「あ、ああ……!」

 ゴム手袋に包まれた5本の指が、俺のペニスを襲う――

 

 くちゅ……

 唾液でドロドロのペニスに九条さつきの指が触れた瞬間、淫靡な粘音がした。

 「あ、あぁぁッ!!」

 その感触は、余りにも甘美。

 ぬめる唾液は、どんなローションよりも心地よいものだった。

 そしてゴム手袋は、独特の感触をペニスに与えてくれる。

 俺の肉棒は、九条さつきの手を弾くようにビクビクと震えた。

 

 「あら……これでは、射精もあっという間ですね」

 九条さつきは、俺の肉棒をきゅっと握る。

 その瞬間、ねちゃ……という感触がペニスを襲った。

 「あぁぁ……! うぁぁぁぁぁッ!!」

 その刺激から逃れるように、体を震わせる俺。

 九条さつきは親指と人差し指で輪を作り、その指の輪でカリの部分を包んでくる。

 そのまま彼女は、無造作に指の輪を上下させた。

 カリの部分をピンポイントで、ヌルヌルと滑る指の輪。

 くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅ……という音が周囲に響く。

 その事務的な上下運動で、俺はたちまち限界を迎えた。

 「あ……! あぐ……! ああぁぁ――ッ!!」

 どく、どく、どく……!!

 尿道口からは精液が飛び散り、九条さつきのゴム手袋を汚す。

 「ふふ、10秒もたなかったですね」

 九条さつきはそのまま指の輪を上下に動かし、精液を最後の一滴まで搾り出す。

 そして、亀頭をぴっぴっと左右に振って雫を切った。

 その、余りに作業的・事務的な動作――

 「はい、終わりです。おちんちん唾でぐちょぐちょにされて、ちょっと擦られただけで出して……

  情けない人ですね、お兄さんは」

 そう言って、九条さつきはくすくすと笑う。

 机の上に大の字で横たえられ、手足をツタで拘束された俺の体――

 その股間部分は、九条さつきの唾液と俺の放った精液でドロドロ。

 俺はあらためて屈辱感に襲われた。

 

 「それにしても……随分と汚れましたね。私が洗って差し上げましょう」

 九条さつきが取り出したのは、ボディソープの容器だった。

 そしてゴム手袋を外し、素の掌の上にたっぷりとボディソープを垂らす。

 「ちなみに……解剖で男子達のおちんちんを洗ってあげるときは、いつもゴム手袋を着用していました。

  素手で男性器に触れるのは、私も初めてなんですよ」

 九条さつきはそう言いながら、両掌を擦り合わせてたっぷりとソープを泡立てる。

 にちゃにちゃにちゃと、九条さつきの細い指に絡みつく泡。

 あの手で洗ってもらえると考えただけで、早くもペニスは反応を見せ始めていた。

 

 「さっきは事務的だったので……今度は、じっくり弄んであげますね」

 泡にまみれた九条さつきの右手が、ペニスのサオの部分をヌチュ……と掴む。

 そして先端の亀頭部分に、九条さつきの左手が襲い掛かった。

 きゅっと掌で包み、ぐにぐにと回転させながら弄んでくる。

 「あ、あ、あぅぅ……!」

 俺のペニスはたちまち泡まみれになり、ぬるぬると九条さつきの両手が這う。

 泡に九条さつきの体温が移り、ペニス全体がとろけるような温もりに包まれる。

 にゅちゅにゅちゅ、にゅちゅにゅちゅと粘音が理科室に響いた。

 

 「あ……、うぁぁ……」

 ねっとりと絡みつくような九条さつきの手技に、俺は声を漏らしていた。

 「搾り出してあげる……私の手で、私の指で、私の肌で」

 彼女はペニスを両掌でぎゅっと挟み込み、にゅるにゅると動かし始めた。

 まるで、石鹸を泡立てる時のように――

 「あ……! そ、それ……!!」

 「おちんちん、震えています…… びくびく動く子をこうやって押さえ付けて、にゅるにゅるしてあげてると――

  なんだか、いじめているような気がしてきますね」

 そう言いつつ、九条さつきの責めは明らかに男性器を弄ぶ手付きだった。

 掌がぬるぬると擦り合わされ、その間に挟まれたペニスがたっぷりと九条さつきの肌を味わう。

 ぬるぬるぐちゅぐちゅと摩擦される感触に、もう絶頂してしまいそうだ――

 

 「あ……! もう、出そう……!」

 「ふふ、私の手の中で射精するんだ……。私に手でグチュグチュされて、我慢できずに漏らしちゃうんだ……」

 九条さつきは素早く両腕を滑らせ、右手をサオに、左手を亀頭に移動させる。

 俺のペニスは、九条さつきの両掌に包まれてしまった状態――

 「女の子の手でイかされるんだ……。泡まみれの手で弄ばれて、果てちゃうんだ……」

 右手がペニスを滑らかに上下し、にゅるにゅると扱き立てる。

 左手は亀頭を包んで優しくひねり、ぬちゅぬちゅと擦り回す。

 そんな泡まみれの愛撫で、俺は達してしまう――

 

 九条さつきは悶える俺の鼻先まで顔を近づけ、優しく囁いた。

 「――私の手で、昇天しなさい」

 「……あ、ああぁぁ……! あああああぁぁ――ッ!!」

 その言葉がスイッチとなり、俺は九条さつきの手の中で射精した。

 亀頭を包み込む彼女の左掌に、俺はドクドクと精液を浴びせ掛けてしまう。

 「ふふ、恥ずかしいですね。女の子の手の中でおもらししちゃうなんて……」

 くすくす笑いながら、九条さつきはペニス全体をぎゅっぎゅっと揉み立ててきた。

 「あう……! あぁぁ……!」

 俺は九条さつきに、またもや最後の一滴まで搾り出されたのだ。

 

 「ほら、お兄様をイかせた手ですよ――」

 優越の微笑を浮かべながら、九条さつきはその泡と精液にまみれた両掌を見せ付けた。

 泡と精液が混じり、指の間に絡み付いてねっとりと糸を引いている――それは、余りにもエロティックな光景だった。

 九条さつきは、流し台でその手をゆすぐ――と同時に、その台に取り付けられているシャワーを手に取る。

 「じゃあ、泡を洗い流してあげますね?」

 シャワーヘッドを手に、俺の横に立つ九条さつき。

 噴き出したお湯が床を濡らしているが、まるで気にする様子はない。

 そのまま、九条さつきはペニスに付着している泡をシャワーで洗い流してきた。

 「う……」

 その水圧で亀頭が刺激され、またもやペニスは隆起してしまう。

 「ふふ……男の人でも、やりようによってはシャワー気持ちいいですよ?」

 九条さつきは巧みにシャワーを動かし、その水圧で亀頭を責めてきた。

 「あ……! こ、これ……!」

 「不思議な快感でしょう? おちんちん、ぴくぴくしていますよ?」

 「あぁ――」

 頭の中が、真っ白になってしまいそうな感覚。

 刺激は非常に強く、それでいて射精に至る刺激とはどこか違う。

 快感だけを高めていく、非情な生殺し――

 

 「ふふ、裏もいいですよ……」

 九条さつきは、今度は亀頭の裏側にシャワーを浴びせてくる。

 「あぐ……! あ……!」

 敏感な裏筋やその周囲が刺激され、俺は悶絶していた。

 刺激が強すぎて、自分では絶対に出来ないような快感。

 「このまま先っぽを刺激してあげたら、面白い事になるんですよ……そこまで追い詰めてあげますね」

 九条さつきはくすくすと笑いながら、亀頭にシャワーを当て続けた。

 頭は真っ白になり、体がガクガクと震えてくる。

 そして、体から力が抜け――

 「あ、ああぁぁ――!」

 尿道口から、液体がとろとろと溢れ出た。

 それは精液ではなく、尿――

 

 「はい、おもらし。亀頭を上手に責めてあげたら、男性はおもらししてしまうんですよ」

 「……」

 九条さつきの責めによって放尿に導かれ、俺は彼女と目も合わせられないような屈辱を味わった。

 そんな俺の様子をおそらく楽しみながら、九条さつきはペニスをシャワーで洗い流す。

 机の上も、床もシャワーのお湯でびちゃびちゃになり、九条さつきは無造作にシャワーを放り捨てた。

 

 「どうです、女の子に解剖される気分は……? プライドも何も崩れてしまったでしょう?」

 九条さつきはくすくす笑いながら、薬品棚にあった大きめのビーカーを持ち出した。

 「次は、こういう趣向でいきましょうか……」

 スカートを脱ぎ、パンツを下ろし……自らの股下に、ビーカーを持ってくる九条さつき。

 そして、彼女の秘部からはとろとろ……と粘液が垂れた。

 尿……とも思ったが、琥珀色は濃く量も多い。粘度も非常に高そうで、明らかに尿とは違った。

 その粘液は、たちまちビーカーを満たしてしまう。

 「ふふ……」

 九条さつきはそのビーカーを胸の高さまで持ち上げ、くるりと下を向ける。

 しかしビーカー内の粘液は、真下に垂れ落ちることがなかった。

 「アルラウネの蜜です。これ、私の意思で自在に動くって言いましたよね……?」

 そう言いながら、九条さつきは蜜のたっぷり溜まったビーカーを俺の股間まで持ってきた。

 まさか――

 

 「お、おい……! や、やめろ……!」

 「やめません。解剖実験ですから……」

 九条さつきはくすくすと笑いながら、ビーカーを逆さにして俺のペニスを液面に突っ込んでしまった。

 「あぐ……!!」

 密度の濃い、温かい粘液――

 それが、俺のペニス全体ににゅるにゅると絡む。

 纏わり付くように、締め上げるように――

 「あ、あう……!」

 ビーカーに満たされた粘液の中で弄ばれ、俺は声を上げた。

 琥珀色の蜜の中で、ぐにぐにと責め立てられている俺のペニスがはっきりと見える。

 それは恥辱の光景でありながら、異様なまでに興奮を高める光景でもあった。

 

 「なにか、オナホールでいじめているみたいですね……」

 俺のペニスにビーカーを押し当て、微笑を浮かべる九条さつき。

 快楽を与えるために、そのビーカーを動かす必要は一切ない。

 彼女の蜜は、包み込んだ俺のペニスから精液を搾り取るかのように蠢いていたのだから――

 「あぐ……もう……!」

 「ふふ、早いですねぇ。私の蜜、そんなにいいんですか?」

 粘液はたっぷりと蠢き、ぐにぐにとペニスを揉み立てながら這い回る。

 俺はその刺激に押し流され、一気に射精していた。

 「ふふ……」

 「あ、あぅぅ……!」

 くすくす笑う九条さつきに見つめられながら、ビーカー内にドクドクと精液を漏らす俺。

 快楽と粘液に包まれ、俺は精液を出し切ってしまう。

 

 「私の蜜、気に入ってもらえたようですね……」

 そう言いながら、九条さつきはビーカーを離す……

 すると、今までビーカーから垂れなかった蜜の塊がまるごと俺の股間に残った。

 それは意思のあるスライムのように、俺の股間をぬらりと這い回る。

 「い、ぃぃ……!」

 その刺激に、思わず顔を歪める俺。

 快楽によがる俺を尻目に、九条さつきはまたもやビーカーに蜜を満たした。

 「ほら、お兄様……大好きな蜜ですよ」

 「あ、あぁぁぁぁ……」

 とろり……

 そして、俺の胸にたっぷりと蜜を垂らす九条さつき。

 その蜜は意思を持って俺の胸を這い、両乳首を包んでくりくりと愛撫し始めた。

 ペニスも蜜に包まれてくちゅくちゅといたぶられ、強制的に快感を与えられている。

 「あ、うぁぁぁぁ……!」

 「ふふ、もっと蜜をあげますね」

 今度は、下腹部にたっぷりと蜜を垂らされた。

 それは薄く広がって腹を包み込み、ペニスの根元や陰嚢の方にまで垂れていく……

 「まだまだ。お兄様には、蜜でドロドロの天国を味わってもらいます」

 九条さつきは、俺の身体のあちこちに蜜を垂らし続けた。

 まるで、全身に琥珀色の幕が張っているかのよう。

 それはくにゅくにゅうにうにと蠢き、俺の全身を這い回って弄ぶ。

 特にペニスや乳首、陰嚢やアナルなどの性感帯は密度の濃い蜜にたっぷりと纏わり付かれ、くちゅくちゅと愛撫を受けていた。

 

 「あ、あぐ……! あぁぁ――ッ!!」

 逃れられない全身愛撫に、俺はまたしても精を吐き出してしまう。

 亀頭を覆っていた蜜はたちまち精液を吸収し、なおも粘体愛撫を続けていた。

 にちゃぁ……ぐちゅ、ぐちゅぐちゅ……

 

 「ふふ、天国でしょう?」

 「あぐ、ああぁぁぁ……!」

 俺は身体を震わせ、全身を覆うアルラウネの蜜の中に精液を漏らし続けた。

 

 

 

 

 

 そして、九条さつきによる『解剖』は延々と続いた――いや、今も続いている。

 九条さつきの思いつきのままにペニスを弄ばれ、恥辱を与えられながら射精する毎日。

 それでも、俺は幸せだった。

 天国にいる気分、と言ってもいい。

 この永遠に続く『解剖』によがり狂いながら、俺は九条さつきによって射精させられ続けるのだった。

 

 −THE END−

 

 

 



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