アラウネ・ブルーム


 

 「分かりました、音楽室ですね――実は私、吹奏楽部だったんですよ」

 すたすたと歩き始める九条さつき。

 俺の身体もツタで持ち上げられ、彼女の後に続く。

 

 音楽室――扉を開けた先は、赤い絨毯の敷かれた高級感漂う大教室だった。

 その中には、吹奏楽部らしき30人以上の衰弱した女子が倒れている。

 彼女達の体に植物部分は全く見えず、アルラウネに変異している者はいないようだ。

 一体、ここで何をされるのか――恐怖と期待が、心の中に入り混じる。

 

 「でも、なぜ音楽室なのでしょう。お兄様は、音楽が好きなのですか……?」

 微かに首を斜めにした九条さつき、そしてにっ……と笑った。

 「もしかして、さっきの縦笛の話で興奮したのですか……? 私に、そんな風にしてもらいたいと……?」

 九条さつきの左側の空間に、黒い渦が開く。

 その中に腕を突き入れる九条さつき――そこから取り出したのは、一本のリコーダーだった。

 「これ、私の学生時代の愛用リコーダーなんです」

 九条さつきは吹き口をそっと口に当て、軽やかな旋律を奏でた。

 そして、れる……と舌を絡みつかせながら口を離す。

 彼女の唇と吹き口の間に、淫らな唾液の糸が引いた。

 「じゃあ、このリコーダーでいじめてあげますね……」

 九条さつきは俺の横に腰をかがめ、ひくひくと震えるペニスの根元を掴んできた。

 そして肉棒の先端に、唾液で濡れるリコーダーの吹き口を近付けていく。

 

 「間接キスですね、ふふ……」

 くにゅ……と、柔らかい亀頭にリコーダーの吹き口が当たった。

 「あう……!」

 ぬめ……と、吹き口から九条さつきの唾液が垂れる。

 そのぬめった感触と、敏感な亀頭に異物が触れる刺激で俺は顔を歪める。

 ――と、次の瞬間には、リコーダーは亀頭から離されてしまった。

 「……え?」

 「ふふ……」

 愉しそうな笑みを浮かべ、再び九条さつきは亀頭に吹き口を押し当ててくる。

 と思ったらすぐに離し、また押し付けてきて――

 刺激する箇所を巧みに変えながら、九条さつきは吹き口をペニスに押し当てては離しを繰り返した。

 「あ、あぐ…… あ、あ……!」

 まるで、九条さつきのキスの雨をペニスに受けているような錯覚に捉われる。

 「イきそうなら言ってくださいね。グリグリしてあげますから……」

 「あ、もう……!」

 俺の限界は、異様なほど早く訪れた。

 九条さつきの唾液が染み付いた、リコーダーでの刺激。

 そして、九条さつきのリコーダーで弄ばれているという背徳感と屈辱感――

 「ふふ、早いんですね。私が弄んであげた男子と同じくらい……」

 くすくすと笑いながら、九条さつきは裏筋部分にぎゅっとリコーダーを押し付けてきた。

 そのまま、強弱をこめてグリグリと動かす。

 ほじるような動き、そして円を描くような動き――それは、異物での愛撫に熟練した九条さつきの手技そのものだった。

 「ほら、イきなさい――」

 「あ、あ、あぐぅぅぅぅぅぅぅ!!」

 俺はガクガクと体を揺らし、そのまま射精した。

 尿道口から飛び散る精液が、亀頭に押し付けられているリコーダーに降りかかる。

 「ふふ、リコーダーでイかされましたね。屈辱でしょう?」

 ペニスから精液まみれのリコーダーを離し、嘲ったような笑みを投げ掛けてくる九条さつき。

 「はぁ、はぁ……」

 俺は、言葉も喋れないほどの屈辱感を感じていた。

 

 「さて、次はどんな趣向で遊んであげましょう――」

 そう言いながら、九条さつきはあちこちで倒れている吹奏楽部の女子達に視線をやった。

 「……そうですね。楽器で責められたのだから、次は楽器となって責められましょうか」

 九条さつきは腰を上げ、そして指をぱちんと鳴らす。

 と同時に、緑色の柔らかな光がふんわりと音楽室を包んだ。

 その光が消えると同時に、衰弱しきっていたはずの女子達が次々に立ち上がる。

 「では、着席――」

 九条さつきが号令をかけると、女子達は整然と並ぶ椅子に次々と着席していった。

 彼女達に表情はなく、ただ呆然としながら九条さつきの意思に従っている。

 「この中で、クラシック・ギターの心得がある者は?」

 「……」

 30人ほどの女子の中から、1人が静かに手を上げた。

 「ふふ……では、その腕前を見せてもらいましょうか。貴女、名前は?」

 「津田美穂です……」

 「じゃあ美穂ちゃん、このギターを弾いて……」

 しゅるしゅる……と、ツタは俺の体を抱え上げた。

 一方の美穂は、ギターを受け止めるべく両手を差し出す。

 「はい、美穂ちゃん……『これはギター』よ」

 しかし美穂に差し出されたのは、ギターではなく俺の身体だった。

 

 「……」

 美穂は明らかに女子高生のものではない力で俺の身体を抱え、その膝の上に置く。

 俺はまるで、母親に抱きかかえられる赤子のようにされていた。

 この異常な状況……にもかかわらず、女子達は表情一つ変えていない。

 そして美穂は、俺の身体をギターと信じて疑わないかのような態度。

 明らかに、九条さつきが何か暗示をかけたのだ。

 「……」

 そして美穂は、俺のペニスに右腕を這わせてきた。

 「あ、ぐぅぅ……!」

 まるで弦をつまびくような――いや、美穂にとっては弦をつまびいているそのものの動き。

 それは男性を快楽に導くという動きがある訳ではなく、手淫の技術としては問題外。

 にもかかわらず、俺は美穂の手で喘がされていた。

 

 「……」

 するすると細い指先がペニスを這い、弄り立てる。

 全く未知の、普通の手コキとは全く違う手技に責められて、俺はみるみる昂ぶっていった。

 しかも美穂は奉仕をしているつもりなど全くないにもかかわらず、俺は快感を得ている――

 「あ、うぁ……、あ……!」

 その余りにも異常な倒錯感に、俺は美穂に抱えられたまま体を震わせる。

 尿道口からは先走り汁が垂れ始め、美穂の可憐な指をねっとりと汚し始めた。

 彼女の手技に潤滑液が加わり、ぬちゅぬちゅと音が響く。

 「ふふ、淫らな音色……そのまま、美穂ちゃんにイかされてしまうのですね」

 九条さつきは、うっとりとした表情を浮かべて言った。

 

 くちゅ……ぬちゅ……

 ぬめりを帯びた手淫の前に、俺はたやすく昇り詰めた。

 ペニスにぬるぬるの指を這わされ、そのまま絶頂する。

 「あぐ……! うぁぁぁぁぁぁ!」

 どくどくと溢れ出した精液は、美穂の指に絡みつく――が、その刺激は収まらない。

 美穂は手が汚れたことも意に介さず、精液まみれの指でペニスを責め続けているのだ。

 

 「や、やめ……! あう!」

 射精直後で敏感になったペニスを弄ばれ、俺は悲鳴を上げた。

 強烈な刺激で、息が乱れる。

 「あら……まだ演奏は終わっていないようですね」

 ぬる……くちゅ……

 俺のペニスをつまびき、こね回す美穂の指。

 彼女は、自身にしか見えていないギターを熱心に弾いているのだ

 まさかその手の動きがペニスを刺激しているなどとは、夢にも思わずに――

 その指の技で、俺はさっきよりも早い絶頂を迎えた。

 「あぐ、ぐぅぅぅぅぅぅぅ!!」

 俺が撒き散らした精液が、再び美穂の指や手に降りかかる。

 自分の手が汚されているのを気付きもせず、美穂は指を動かし続けた。

 二度も果てたペニスを、なおも嫐る美穂――と、その指の動きが止まった。

 ようやく、曲を奏で終わったのだ。

 

 「……」

 九条さつきに向かい、軽く礼をする美穂。

 「ふふ……上手でしたよ、美穂ちゃん。二度もイかされたのですからねぇ、お兄様……?」

 くすくすと笑う九条さつき。

 「では次は――この中で、ピアノの心得がある者は?」

 「……」

 今度は多く、5人ほどの手が挙がる。

 九条さつきはおそらく意図的に、その中で一番綺麗な少女を選び出した。

 「貴女の名前は……?」

 「……春日祥子です」

 「では祥子さん、聞かせてもらいましょうか……『ここにピアノがあります』から」

 「はい……」

 祥子は、九条さつきの指し示した方にスタスタと歩き始める。

 そこにあったのはピアノなどではなく、ツタに拘束されたまま仰向けに横たわる俺。

 その前に、椅子が置いてあるだけだ。

 今度は、鍵盤をなぞる手で弄ばれるのか――?

 

 「……」

 祥子は椅子に座り――そして、なんと俺の股間の上に足を置いた。

 精液まみれのペニスが、紺のハイソックスに包まれた足にふにゅっと踏み付けられる。

 「あぐ……!」

 それは決して強い刺激ではなく、優しく足を乗せられたに過ぎない。

 だが、女子高生にペニスを踏み付けにされているという精神的な刺激が大きかったのだ。

 それも非常に綺麗で大人しそうな女子高生が、自分が踏んでいるものが男性器だと気付かずに――

 「……」

 祥子は、ゆっくりと演奏を開始した。

 目の前の何もない空間――彼女だけに見えている鍵盤を弾きながら、その足にも力が込められる。

 「あ、ああぁぁ……!」

 踏み付けられているのは、ピアノのペダルなどではなく俺のペニスだった。

 ぐいぐいと足で踏まれ、俺は快感に悶える。

 その刺激は先ほどの美穂の手技と同じく、快感を与えるものとは程遠い。

 ただ、祥子にペニスを足蹴にされているという精神的な高揚。

 屈辱感と背徳感の入り混じった感情が呼び覚ます、異常な快感。

 「う、うぁぁぁぁ……!」

 俺のペニスは下腹部にぴったりと接し、その上に祥子の足が乗っている。

 紺の靴下に包まれた温かい足は、そんなペニスをぐいぐいと踏み付ける。

 リズムを付けて、ぎゅっ、ぎゅっと――

 

 「どうでしょうか、お兄様? こんな汚れも知らなさそうな娘の足コキは……

  普通に頼んでも、いくらお金を払っても、絶対に味わえませんよ?」

 「うぁ、あああぁぁ……!」

 無造作に、足でぎゅっぎゅっと踏み付けられる刺激。

 快感が背筋をぞわぞわと駆け上がり、そして下半身で弾ける。

 「あぐ……! あ、うぅ……!!」

 俺は腰を揺らし、そのまま精液を漏らした。

 「……」

 紺のハイソックスにべっとりと白濁液が粘り付くことすら意識せず、なおもぐにぐにとペニスを踏む祥子。

 彼女には俺の姿は見えず、存在しないピアノのみが見えているのだ。

 祥子の足の下で、俺は悶え続けた。

 

 「……以上です」

 ようやく祥子の演奏が終了し、俺のペニスは彼女の足から解放された。

 「どうでしたか、お兄様? 次はそろそろ、吹奏楽器の気分を味わってもらいましょうか」

 ぐい……とツタが引かれ、俺はふらふらと立ち上がらされる。

 「まずは、ハーモニカですね。たっぷり吹いてもらいましょうか。前列の貴女、『このハーモニカを奏でなさい』」

 「……」

 九条さつきに指示されたお下げ髪の女子が、ゆっくりと俺に近寄ってくる。

 彼女は中腰になり、俺のペニスに顔を寄せてきた。

 「あ……あぁ……」

 今からこの少女に、口唇で弄ばれるのだ。

 彼女自身はペニスをハーモニカだと思い込み、たっぷりと吹き鳴らすのである。

 この花びらのような唇で――

 

 「……」

 そっと、少女の唇がサオに触れた。

 彼女はペニスの側面から、唇をかぶせてきたのだ。

 そして、少女の口が先端の方へスライドしていく……

 「う、うぁ……」

 それだけで、俺は息を荒げた。

 普通のフェラと違う――それなのに、なぜここまで快感なのだろうか。

 少女はちゅ……と吸い付いてくる。

 「ああぁぁ……!」

 ペニスの側面を優しく吸い立てられ、俺は喘ぎ声を上げた。

 彼女はちゅうちゅうと吸い嫐りながら、その唇を先端の方へ移動させていく――

 そしてカリの部分で、ふっ……と息を吹いた。

 「ああッ!!」

 その緩急に満ちた口遣いに、俺は声を漏らすのみ。

 少女は、ちゅるちゅる、ちゅるちゅると俺のペニスの側面を執拗に吸い立てる。

 「あ、ぐ……!」

 俺のペニスの先端から、先走り液がたらりと糸を引いた。

 「あらあら、先っちょが寂しそうですね……前列二番目の貴女、『あのリコーダーを吹いてあげなさい』」

 「はい……」

 ショートカットの少女が、ハーモニカ少女の口技で喘ぐ俺の方に近付いてきた。

 リコーダーという事は、正面から……!

 「……」

 少女は、ひくひくと震える亀頭に口を寄せてくる――

 「吹奏楽部の子の彼氏は、あまり浮気しないという話を耳にしたことはありますか?」

 九条さつきは、淫らな笑みを浮かべながら言った。

 「凄く上手だからですよ、おクチのテクニックが――」

 

 ちゅぷ……と、正面の少女が俺のペニスを咥え込んだ。

 れるれると舌を丸めながら、ふぅぅ……と口内のペニスに息を吹き込む。

 「あぐ……!!」

 その息遣いでペニスが鳴るはずもなく、ただ不思議な快感を与えるだけだった。

 さらに少女は口内で舌の位置を変えながら、俺のペニスを吹き続ける。

 舌が動くたび亀頭のあちこちを妖しく這い、まるで技巧を凝らして舐められているかのようだ。

 「う……! あぁぁ……!」

 俺は、少女による舌の技術を存分に味あわされた。

 さらにペニスの幹には、ハーモニカ少女の唇が這い回る。

 少女二人での口唇愛撫により、俺は異様なまでの快感を味わった。

 

 「まだ、おちんちんの左側にもう一人入れますね……」

 悶える俺の姿を眺めながら、九条さつきは目を細めた。

 「後列の、リボンをした貴女……『あのフルートを奏でなさい』」

 「はい、分かりました……」

 リボンの少女は俺に近付いてくると、二人の少女がちゅばちゅばと音を立てているペニスに顔を近づける。

 そして、そのまま幹の左側に唇を這わせてきた。

 「あ、あ、あぁぁぁぁぁぁ……!!」

 女子三人が、俺のペニスに顔を寄せてちゅぷちゅぷと愛撫してくる。

 いや、彼女達にとっては愛撫ではなく楽器の演奏。

 しかしその唇遣い、舌遣いは否応もなく性感を喚起させた。

 股間で揺れる三つの頭を見下ろしながら、俺はみるみる高まっていく――

 れるる、ちゅ……ぴちゃぴちゃ、れるるる……

 

 「ダメだ、もう……! うぁぁぁぁぁぁぁ……!!」

 女生徒三人の唇と舌に弄ばれ、俺はそのまま絶頂した。

 正面のリコーダー少女の口内に、ドクドクと精液が注がれる。

 「……」

 少女は口内射精されたにもかかわらず、眉一つ動かさない。

 その口内にはネバネバの精液が絡み付き、唇の端からだらだらと垂れる。

 「う、うぁぁぁ……!」

 ぺニスを這い回る舌と唇の感触を味わいながら、俺は最後の一滴まで射精した。

 

 「はい。三人とも、少し休みなさい」

 九条さつきの命令に従い、少女三人は俺のペニスから唇を離した。

 そして、そのまま自分の席に戻っていく。

 「さて、お兄様――」

 射精による脱力感を味わい、荒い息をつく俺――その前に、九条さつきは立った。

 「先ほど言った通り、私も元吹奏楽部。私の舌も、味わってみたいですか……?」

 「……」

 俺はしばらく放心した後、彼女の言葉の意味を理解した。

 九条さつきが舐めてくれる……? 彼女が、俺のペニスを……!?

 「あ、ああ……」

 俺は、こくこくと頷いた。

 あの唇で、あの舌で舐めてもらえる――その誘惑に、俺は感情を抑えきれない。

 「多くの男性が私に舐めてもらいたかったようですが……今まで、誰にも許した事はありません。

  ですがお兄様は、特別丁重に弄んであげますね――」

 そう言いながら、ゆっくりと俺の股間に顔を寄せてくる九条さつき。

 彼女の舌が、亀頭をれろりと舐め上げた。

 

 「あ……!」

 「ふふ、精液の味…… 女の子達の唾液の味も……」

 俺を見上げ、口元を歪める九条さつき。

 「奉仕ではありませんよ。私の舌で、お兄様のペニスを弄ぶのですから――」

 くぷ……と、九条さつきは俺のペニスを咥えた。

 「あ、ああ……!!」

 その温かく柔らかい感触に悶える俺に、上目遣いの視線が投げ掛けられる。

 蔑むような、俺の反応を観察するかのような――

 

 れる、れるるるる……

 口内で、九条さつきの舌が蠢き始めた。

 尿道口をつつき、舐め上げ、亀頭に巻き付き、くるみ、カリを撫で、擦り上げ……

 変幻自在な舌技が、俺のペニスを弄ぶ。

 さらに唇がきゅっと締まり、全体がちゅ……と吸い付き、ぬるぬると唾液で溢れ……

 「あ、あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 俺は、ペニスが溶けてしまうほどの快感に喘いだ。

 股間に顔を寄せている九条さつき――その目が、に……と笑う。

 このまま射精しろ――と、そう言っている。

 そして九条さつきは、一気に尿道を吸い上げてきた。

 これでイかせようという、明確な意志を持った口技。

 ちゅぅぅぅぅぅぅぅとペニスを吸い嫐られ、俺はたちまち追い詰められてしまった。

 快感が全身を蝕み、背筋を駆け回る。快楽が脳を貪り、犯し尽くす。

 頭の中が真っ白になり、そして弾けた。

 

 「あ、あ、あ……! ああああぁぁぁぁぁぁッ!!」

 ガクガクと体を震わせ、腰を揺すりながら射精する俺。

 九条さつきの口内に、ドクドクと精液を注ぎ込む。

 「ん……」

 彼女は微かに頬を染めながら、ペニスをちゅうちゅうと吸い嫐り続ける。

 「あ、あ――ッ!!」

 尿道口に吸い付かれ、まるでストローで吸うかのように弄ばれているのだ。

 こうして、尿道に残った精液までが全て九条さつきに吸い尽くされてしまった。

 

 「ふふ、他愛もないですね……私の舌、良かったでしょう」

 ハンカチで口元を拭きながら、九条さつきは言う。

 俺はそのまま脱力し、ひたすら荒い息をついていた。

 

 

 

 

 

 そして――

 俺は音楽室で陵辱の限りを尽くされた。

 美穂の指技で、何度も何度も精液を搾り出される。

 一時間近い演奏で、10回近くも射精させられた事すらあった。

 

 祥子は俺のペニスを踏み、優しくグニグニと刺激してくる。

 また、ピアノの経験がある他の女子部員にも足で弄ばれるのだ。

 彼女達の足に搾り取られた回数は、もはや数え切れない。

 

 そして、吹奏楽部の女子達の口唇で散々に責め嫐られる。

 30人近くの部員、その一人一人の口技を味あわされ、全員が終わったあとはまた最初から――

 特に、亀頭とサオの左右を同時に責められるトリプルフェラは強烈だった。

 俺は一瞬で絶頂し、正面の少女の口内に精液を注ぎ込む。

 それでも彼女達の演奏が終了するまで、その甘い責めは終わらない。

 演奏が終わるまでに3回、4回と射精を強制され、その口内を精液でドロドロにしてしまうのだった。

 

 それは、もはや輪姦だった。

 少女達の口に精液を漏らし続ける事を強要され、俺は屈辱と背徳に満ちた責めを味わい続けるのである。

 全く無自覚のまま、俺に快感を与え続ける少女達――

 彼女達は黙々と、九条さつきの命じるまま「俺」という楽器を奏で続けるのだ。

 この時間の流れない音楽室で、永遠に――

 

 −THE END−

 

 

 



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