アラウネ・ブルーム


 

 「い、入れたい……」

 俺は、それだけを言った。

 あの可愛らしい娘の、狭そうな蜜壷にねじ込みたい――

 俺はもはや、肉欲の虜となっていた。

 

 「ふふ、分かりました――」

 「……?」

 まだ状況の全く分かっていない白鳥――彼女の体に、九条さつきのツタと化した右腕が絡みつく。

 「え……? お、お姉様……?」

 白鳥はM字型に足を開いたままの体勢で拘束され、そのままツタでぐいと持ち上げられた。

 そして、ペニスを勃起させたまま仰向けに横たわる俺の方へ――

 「お、お姉様……何を……?」

 眼下には、俺の怒張したペニス。

 その根元にはツタが絡みつき、角度を整えている――白鳥は、これから行われる事を理解した。

 「白鳥、この男の人を犯しなさい。この人の精は、10万人……いや、100万人に1人クラスの上物。

  つまり――どれだけ探しても巡り合えないほど、素晴らしい男性なの」

 「でも……こ、怖い……!」

 俺の怒張を見下ろし、不安に満ちた表情を浮かべる白鳥。

 亀頭の先端が、彼女の入り口にぴと……と当たった。

 そこはぬるりとぬめり、じんわりと温かさが伝わってくる。

 「怖い……! やだぁ……、怖いです……!」

 「大丈夫……力を抜きなさい」

 恐怖に怯える後輩に対し、九条さつきは無情だった。

 そして、ツタで持ち上げていた白鳥の体を沈め――

 

 ――めり。

 

 「あ、やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 白鳥の金切り声、それと同時に俺の肉棒は彼女の膣内に埋まった。

 その中は滅茶苦茶に熱く、そして固い。

 処女であるからか、内壁が挿入物に対してこなれていないのだ。

 また締め付けが凄まじいが、絡みつくような締め付けではなく、とにかくキツい締め付け。

 その狭い肉洞は、まだまだ固いつぼみという表現がぴったりだった。

 ただ、どろどろに熱い体温だけがとにかく気持ちいい。

 

 「う、ああ……」

 「い、痛い……! ぬ、抜いて……これ……、痛いよぉ……」

 ふるふると顎を震わせる白鳥、その目から涙がぽろぽろとこぼれた。

 結合部からは、僅かに血が滲んできている。

 「やだぁ……抜いてぇ……」

 誰にともなくそう懇願する少女に対し、九条さつきは微笑みかけた。

 「白鳥、そのおちんちんをイかせてあげたら、抜いてもいいわよ。

  早く抜きたいんだったら、早くイかせてあげないと……中を締めたり、腰を振ったりね」

 「イ、イかせる……? おちんちんを……?」

 白鳥は俺の腰にまたがったまま、くしゃくしゃの顔で途方に暮れた。

 「どうしたらいいのか分からないよぉ…… 痛いよぉ……」

 「う、う……」

 確かに、すぐにイけそうな刺激ではない。

 いや、このままでは1時間経っても射精には達しないだろう。

 「中を締めるのは難しいから、腰を振ってあげなさい」

 「はい、ぐす……」

 鼻をすすりながら、白鳥はゆっくりと腰を動かし始める。

 痛みに耐え、そろそろ、そろそろと――

 「ぐすん、これで……、イきそうですか……?」

 「ま、まだだけど……さっきよりは、気持ちよく……」

 ちゅく、ちゅく、ちゅく……

 そのスローモーな刺激は弱いが、健気な姿に俺の性感は高まっていった……と言っても、射精にはまだ足りない。

 「痛いよぉ…… 早く、イって……」

 泣きじゃくりながら、そろそろと腰を揺する少女。

 しかし、この刺激ではどうしようも――

 

 「仕方ないですね。私が手伝ってあげましょうか……」

 九条さつきの右腕から、ツタがしゅるしゅると伸びた。

 それは白鳥の下腹部に絡みつき、クリトリスをにゅるにゅると刺激する。

 「ひあ――!」

 白鳥の体が、ガクンと揺れた。

 その瞬間、彼女の蜜壷がきゅっと締まる。

 「あ……!」

 その甘い刺激に反応し、俺も声を上げた。

 さらにツタは、クリトリスを執拗に責め嫐る。

 「あ、は、あ、やン……!」

 クリトリスからの快感と、膣からの痛みに悶える白鳥。

 彼女の内壁がぐにゃりと絡み、うにうにと不規則に蠢いてきた。

 「あぐ……!!」

 中が生きているかのような反応にさらされ、俺は快楽に喘いだ。

 「ふふ……出来るじゃない、白鳥」

 ツタがクリトリスをきゅっとつまむ――

 「はぅン!!」

 その瞬間、びくっと彼女の腰が跳ねた。

 ペニスが半分ほど引き抜かれ、そしてまた奥まで埋もれる。

 熱い内壁でずぬずぬと擦られるペニス。

 「はう! ああン! ああ……!!」

 クリトリスを断続的に責められ、白鳥の腰がびくびくと跳ねる。

 彼女のお尻が俺の体に当たり、ぴたぴたと音を立てる。

 その腰の動きは俺のペニスを嫐り立て、性感はみるみる高まっていった。

 「あ……出そう! もうすぐ……!」

 「ふふ、白鳥……もうすぐ彼、射精してくれるわよ。貴女の中にね……」

 九条さつきは、意味ありげにくすくすと笑う。

 「え――?」

 不意に、彼女の表情が強張った。

 腰の動きは持続したままで――

 「だ、ダメ……! 膣内で出しちゃダメ……! 赤ちゃん、出来ちゃうよ……!」

 「あ、あぐ……ああ……!」

 急にそんな事を言われても、腰を動かして俺を犯しているのは白鳥の方なのだ。

 彼女は混乱しているのか、腰の動きを止める様子はない。

 「や、やだ……! 膣内で出しちゃやだ! 出さないでぇ……出さないでぇ……」

 ゆさゆさ、ぐちゅぐちゅぐちゅ……!

 涙交じりの懇願とは裏腹に、白鳥は腰をメチャクチャに振り立てる。

 彼女の膣内で翻弄され、俺は絶頂を迎えようとしていた。

 「ダメだ……! 出る、でるぅぅぅぅ……!」

 「やだ…… やだぁ……!」

 

 どくん、どくどくどくどく……!!

 

 白鳥の荒々しい腰遣いに耐えることが出来ず、俺は彼女の膣内で射精してしまった。

 処女だった蜜壷に、たっぷりと精液を注ぎ込む。

 その膣内は、まるで俺の精液を搾り尽くすようにヒクヒクと蠢いてペニスを締め付けてくれた。

 

 「う、うううぅ……」

 俺の体から離れ、どっさりと床に這う白鳥。

 その秘部から、俺の精液と少量の血がどろりと垂れた。

 白鳥はただ、ひっくひっくと泣き続ける。

 

 「ふふ、これからたっぷりと調教してあげる――」

 そう言って、九条さつきは笑った。

 

 

 

 

 

 ――それから一ヶ月。

 

 白鳥かすみは俺の腰にまたがり、その体を揺すっていた。

 「ほら、ほら、ほら……!」

 「ああ、ぐぅぅ……!」

 前後に、上下左右に、白鳥の腰が踊る。

 俺のペニスは彼女の膣内で包み込まれ、ぐちゅぐちゅと扱き立てられていた。

 

 「ああ、かすみぃ……! もっと、もっとゆっくり……!」

 「ふふ……一ヶ月前、痛がる私にひどい事したじゃないですか……」

 快楽に震える俺の顔を見下ろし、白鳥はサディスティックに微笑む。

 「あれは、俺にもどうしようも――ああぅ!」

 白鳥の膣内が、ぎゅっと締まった。

 処女であった時の締め付けとは全く違う、ペニスに絡み付いて溶かすかのような締め付け。

 この技を白鳥が覚えてからは、俺は彼女に弄ばれるのみ――いつでも、俺をフィニッシュに導くことができるのだから。

 「口答えですか……? じゃあ、こうしてあげる……!」

 「あ、あぅぅぅぅ……!」

 白鳥の蜜壷でペニスを締め上げられ、俺は果てた。

 「あは。ちょっと締めただけで、漏らしちゃった……♪」

 「あぐ……! う……!」

 射精中のペニスをいたぶるように締め上げられ、俺は白鳥の体の下で悶える。

 

 「随分と上手くなったわね、白鳥」

 その様子を眺めていた九条さつきが、口を開いた。

 「はい、お姉様……」

 「私がお兄様を弄ぶはずが、すっかり貴女の玩具になったわね」

 軽く肩をすくめる九条さつき。

 「玩具だなんて、とんでもない……私の初めての人、大切な人ですよね?」

 白鳥は、優越感に満ちた表情で俺を見下ろす。

 「だから……今日も搾ってあげますね」

 再び、ぬちゃぬちゃと腰を弾ませ始める白鳥かすみ。

 「あ、うぅぅぅ……!」

 俺は、もはや彼女に翻弄されるのみ――

 

 こうして俺は、九条さつきと白鳥かすみの共用の玩具となった。

 九条さつきの魔力とやらで年を取ることもなく、永遠に弄ばれ続けるのだ。

 しかし、それを苦痛と思ったことは全くない。

 清楚なお嬢様と可愛らしい童顔女子高生に嫐られ、精液を搾られ続ける――

 それは、悦びそのものなのだから。

 

 −THE END−

 

 

 



生徒会室で搾られてしまった方は、以下のボタンをどうぞ。




前の場面に戻る

一覧に戻る