アラウネ・ブルーム


 

 「……」

 俺は決意した。

 どうせ、このまま意地を張っていても死ぬだけだ。

 なら、この妖花に精を吸い尽くされる方が――

 

 俺は邪魔になる衣類を脱ぎ捨て、その妖花をゆっくりと股間に持ってくる。

 ペニスは、既に怒張して打ち震えていた。

 俺は確かに、この妖花の与えてくれる快感に期待していたのだ。

 これまでこの学校で見てきた、女子生徒のエサになった男子の無残な姿――

 あれを見ても……いや、あれを見たからこそ、その快感に憧れていたのかもしれない。

 

 「……」

 俺は期待に打ち震えながら、一気に妖花の中へペニスを挿入した。

 

 くちゅ、ぬぬぬぬぬぬ……

 

 「あ……」

 身体から力が抜け、俺はその場にぺたんと座り込む。

 妖花の内部で、ペニスが溶かされていた。

 信じられないほど柔らかい内壁が甘くペニスをくるみ込み、ゆっくりと締め付けてくる。

 内部はうねり、まとわり付いてくる。

 粘液が絡みつき、尿道やカリを舐め嫐ってくる。

 まさに、天に昇るような快感。

 ペニスが溶かされていると錯覚するような快楽。

 

 「あ、あ……」

 俺は身体を弛緩させ、そのまま射精していた。

 これが、アルラウネの妖花に精液を吸われるという快感――

 俺は脱力し、その場で快感に身を委ねる。

 

 「ふふ、良かったでしょう?」

 いつの間にか、穴の中に九条さつきの姿があった。

 「屈服の証、確かに頂きました。なんて上質の精――」

 俺はもはや九条さつきに屈服し、彼女の与えてくれる快感に身を委ねていた。

 その股間を妖花に貪られ、その感触に陶酔しながら。

 「もっと吸ってあげます。私の可愛い玩具なのだから――」

 くちゅ、くちゅくちゅ……

 まるで咀嚼するように、妖花の内部がうにうにと収縮した。

 「あ、あ……!」

 その異様なまでに甘美な蠢きに、俺は耐えるヒマもなく精を漏らす。

 九条さつきに見下ろされ、悶え喘ぐ顔を観察されながら――

 

 「そんな顔をされたら、おちんちんもっと可愛がりたくなるではありませんか……」

 もぐもぐ、ぐちゅ、ぐちゅぐちゅ……

 俺のペニスを咥え込んでいる妖花が、ぐにぐにと蠢く。

 内部がぎゅっと締まり、尿道が擦り回される。

 「ふふ――いじめてあげる」

 にっこりと微笑み、そう囁く九条さつき。

 彼女の言葉通り、妖花はまるで弄ぶかのようにペニスを責め嫐り始めた。

 やわやわとカリをくすぐり、尿道口を舐め回す。

 じわじわとペニス全体を締め上げ、うねうねと内壁が脈打つ。

 「あ、あ、あ……!」

 「耐えられますか……ふふ」

 俺の顔を覗き込み、悪戯っぽく笑みを浮かべる九条さつき。

 「ほら、ほら…… イきそうですか? まだ、我慢できます……?」

 「あ、あぁぁぁぁぁぁ……!」

 挑発的な彼女の言葉に屈し、俺は妖花の中にたっぷりと精を漏らした。

 

 「ふふ……愉しいですね、お兄様。しばらく、弄んであげますね――あと100年ほど」

 「な……! あ、あぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 俺の抗議の言葉は、妖花にペニスを嫐り回されることによって絶たれる。

 そんな俺の様子を眺め、くすくすと笑う九条さつき。

 彼女の身体から伸びた妖花――いや、九条さつき自身に俺は完全に屈服していた。

 彼女に弄ばれるのが、幸せにしか思えない――俺は、そう思ってすらいたのだ。

 

 「ふふ、ほらほら…… 出しちゃっていいのですよ?」

 「ああ、あぐぐ……」

 にゅる、ぬるぬるぬるぬる……

 「あ、あああぁぁ……!!」

 どくん、どくどくどく……!

 

 俺は、九条さつきの思うがままに弄ばれ続けた。

 ペニスを妖花で嫐り立てられ、丁寧だが嘲笑のこもった言葉を投げ掛けられ――

 それでも、俺は満足していたのだった。

 

 −BAD END−

 

 

 



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