「はい、スキュラさんを御指名ですね」
あなたは、看板娘の案内でプレイルームに通された。
「では、ごゆっくり……」
そう言って、そそくさと出て行く看板娘。
そこはホテルの一室のようになっており、部屋の真ん中には綺麗な女性が立っている。
ただしその女性の腰から下は、無数のピンク色の触手で覆われていた。
「どうも、こんにちは。短い時間ですが、よろしくお願いしますね」
スキュラは楚々とした様子で頭を下げると、さっそくあなたの衣服を脱がしてきた。
触手を駆使してするすると服を脱がせられ、たちまちあなたは全裸にされる。
「では、さっそく……」
おもむろにスキュラは、あなたの手を引いて奥の部屋へ導いた。
向かった先は、実に豪華な浴室。
湯船にはお湯が満たされ、いわゆるスケベイスやマットも常備されている。
「さあどうぞ。いっぱい温もりましょうね」
あなたはスキュラに引かれるまま、浴室へと入っていった。
「じゃあ、一緒にお風呂に浸かりましょうか。
それとも……すっごく気持ちいい、特別なお風呂に入ってみますか?」
スキュラはにっこりと微笑み、そう尋ねてくる。
「でも特別なお風呂は凄いですから、それだけで時間がなくなっちゃうかも。
たぶんあなたも快感で溺れちゃって、プレイどころじゃなくなってしまうでしょうし……」
その特別な風呂とやらを選んだ場合は、それだけでプレイ時間がなくなってしまうのだという。
後の時間は、特別風呂での特殊プレイになってしまうようだ。
それも、どこか勿体ないような気がするが……
「でも……私でないと出来ない、すごく気持ちいいお風呂ですよ。
せっかく私を指名したんだから、これを味わわないのは損かもしれませんね……」