「な、何言ってるのよ! 誰かと間違えてるんじゃないの?」
沙織は、露骨なまでに当惑の色を浮かべていた。
しかしそれも一瞬で、彼女はみるみる意地悪そうな表情となる。
「そういう、訳の分らない事を言う人には……オシオキね!」
しゅる、するするする……
沙織のドレスからリボンやショールが伸び、部屋中に広がっていく。
それはあなたの体を目掛けて集束し、全身に絡み付いてきた。
たちまちあなたの衣服は剥ぎ取られ、全裸にされてしまう。
「ふふ……ぎゅうぎゅうに締め上げちゃうね」
あなたの体はショールやリボンによって宙吊りにされ、四肢を大の字に広げられた。
その全身に、しゅるしゅるとドレスの装飾布が巻き付いて締め上げてくる。
しゅるる、ぎゅるるるる……ぎゅぅぅぅぅ……!
たちまちミイラ男のような姿にされ、全身をぎちぎちと弄ばれるあなた。
それは苦痛を与えると言うよりも、体を撫で回すような動作に近い。
ただ、股間の部分だけは何の刺激も与えられていなかった――
いや、明らかに避けられていた。
全身に与えている装飾布での愛撫を、股間にだけは意図的に控えられていたのだ。
「どう、気持ちいいでしょ。おちんちんもシてほしい?」
沙織は拘束されたあなたの前に立ち、嘲るように尋ねてくる。
「イジメて下さい〜って懇願するなら、おちんちんにもたっぷり絡めてあげるよ?」