タガメのごとく
道が二股に分かれているのを見て、僕はそいつと別れた。
ついさっき偶然知り合った奴なのだが、正直言って、あまり気の合いそうなタイプではないので、ほっとしたくらいだ。
そいつは急いで近道を行くらしいので、僕は景色を見ながらのんびり行くよ、と遠回りの道を選ぶフリをして、後姿が見えなくなるのを待った。
さて、どっちの道を選ぼうか。
遠回りをするのは面倒だが、近道を行ってそいつにまた出くわすのも面倒だ。
思案に暮れていると、地元のおじさんが通りかかった。
軽く挨拶をして、行き先などを説明すると、おじさんは言う。
「近道の方は、大変危険な道で、行方不明になる人もたまに出るんじゃ。遠回りした方がよっぽど安全じゃよ」
そうだったのか。
親切なおじさんに感謝しつつ、ふと思った。
そういえば、近道を選んだあいつは大丈夫だろうか?
まだあんまり離れていないはずだ。
面倒だが、仕方ない。
急いで追いかけて、呼び戻そう。
☆ ☆ ☆
ところが、いつまで経ってもあいつは見つからない。
それどころか、険しい道の中に分け入ってしまって、とんでもないことになった。
目の前に続くのは道無き道。
鬱蒼と繁る木々の向こうに、行き先は見えない。
足下はぬかるみ、靴の中にも泥がしみ込んできそうだ。
気付くと、ズボンに血が滲んでいる。
いつケガしたんだ?
急いでズボンを上げると・・・
うわ・・・
ナメクジのような茶色い奴がうじゃうじゃいる・・・
これが山蛭か。
話には聞いていたが、ここまで獰猛に食いついて来るとは。
何か、こんな話、あったような気がするな・・・
小説だか、映画だか・・・なかなか思い出せないが・・・
気持ち悪い山蛭を払いながら、悪夢のような山道をどんどん進むと、一軒の小屋が見えた。
誰もいないようだ。
一旦ここで体勢を立て直したい。
申し訳ないが、勝手に上がらせてもらう。
体中血だらけなのをどうにかしないと。
ようやく人心地がついたところで、ふと、水の流れる音に気付いた。
川があるのか。
入れるものなら、入りたい。
水の音をたよりに進むと、眼下に渓流が見えた。
さらに進むと淵が見えて・・・
あれ?
さっきの男じゃないか。
僕が呼び戻そうとしたあいつがいる。
しかし、そこにいるのは1人だけではない。
何の冗談なのか、よくわからないが、裸の女がいるのだ。
それも、後ろ姿だけだからよくわからないが、若くてスタイル抜群の女だ。
おいおい、やめてくれよ、僕がこんなにがんばって追いかけてきたのに、お前はこんなところで・・・
ところが、何か様子がおかしい。
悪趣味とは知りつつも、双眼鏡で観察してみた。
淵の中で、二人が折り重なるのがよく見えた。
双眼鏡には女の表情までよく映っている。
上にいるのは女の方。
がっちりと両手で男の体を固定している。
あの柔らかそうな胸。
ほっそりした腰。
きれいな足。
艶かしい動き。
山奥になぜ、こんな美女がいるのだろうか。
男の方は既に、恍惚の表情を浮かべてぐったりしている。
うらやましすぎる。
女の唇が男の唇に迫る。
女がべろりと舌を出したのが見えた。
しばらくすると、つぅーっと唾液が落ちてきた。
唾液が男の口の中に入っていった。
彼女の口から、透明な、どろどろした唾液が止めどなく溢れる。
男は放心状態でその唾液を受け入れ続ける。
・・・あの唾液、いったいいつまで滴り続けるのだろう・・・
突然、男の体がぶるっと震える。
目がかっと開かれる。
どうしたのだろう?
女はそれに気付いたのか気付かないのか。
唾液をとろとろと男に流し込み続ける。
あれ?何かおかしいぞ?
男の体、あんなに白かったっけ?
もっと健康的だったような気がしたのだが・・・
あんなにぶよぶよだったっけ?
あんまり見ていないが、もっと筋骨隆々だったような気がしたのだが・・・
女が突然、男の口に覆いかぶさる。
キス・・・か・・・?
いや・・・違う・・・
男の体が・・・少しずつ・・・萎んでいく・・・
何が起こっているんだ?
女がお腹をさすっている・・・
・・・!
あのほっそりしていたお腹が・・・だんだん膨らんできている!
の・・・飲んでる・・・あの女、男を飲んでる・・・溶かして飲んでいるんだ・・・!
・・・人間じゃない・・・妖怪だ・・・
男の体は次第に小さくなり、やがて中身の無い皮袋のようになる。
女はその皮袋から口を外し、ポイッと捨てた。
まるでタガメのような女だ、と思った。
タガメとは、水中で生きる昆虫の一種。
魚などを捕まえると、消化液を流し込んで中身を溶かし、肉液を吸い出して飲んでしまうという恐ろしい捕食者である。
背中に「笈(おい)」を背負ったように見えるその姿から、「高野聖」と呼ばれることもあるそうだ。
今そこで女が行なった行為は、まさにそのタガメの捕食のようだった。
その女は、男一人を飲んで大きく膨らんだお腹をさすりながら、突然こちらの方を見た。
しまった!
バレたか?
いや、それどころではない。
ペロっと、舌なめずりをしてきたのだ。
☆ ☆ ☆
恐ろしくなった僕は、一目散に小屋に帰った。
何としても逃げなくては。
あの妖女に食べられてしまう。
急いで荷物をまとめた。
元きた道を戻ろう。
それが一番確実だ。
外に出ようと立ち上がったその時、ふと、背後に気配を感じた。
嫌な予感がして振り向くと・・・
「そんなに急いで、どこに行くのかしら?」
しまった!
一刻も早く逃げようと、扉を開けようとしたが、なぜか開かない。
こんなぼろぼろの小屋、力ずくで抜け出せるだろう、と思って蹴っても、びくともしない。
何らかの力によって閉じ込められてしまったようなのだ。
抜け出せない空間の中に、人を溶かして飲む妖女と、僕。
絶望的な状況と言わざるを得ない。
余裕の笑みを浮かべているその女の様子を見て、僕はへなへなと座り込んだ。
もう、ダメだ。
「安心しなさい。すぐには食べないわ。まだお腹いっぱいなの」
先ほどよりも心持ち小さくなったお腹をゆっくりさすりながら女は言った。
それは慰みの言葉だったのかもしれないが、近い将来の死刑宣告でもあった。
喩えるならば、今の僕は、タガメと同じ水槽の中にエサとして入れられたメダカのようなものなのだ。
その女が空腹になれば、すぐに捕まえられて、食べられてしまうだろう。
女がその気になれば、僕はもう助からない。
どうすればいいのかわからない僕に、女は優しく告げる。
「お風呂でもいかが?」
いつの間に、風呂が沸いていたようだ。
今じたばたしてもどうしようもない。言いなりになろう。
むしろ、疲れているので、風呂に入りたいと思っていたところなのだ。
食べられるにしても、きれいな方がいいだろう。
覚悟を決めた僕は、言われるままに入浴した。
湯船に入って、ふぅ・・・、と一息ついた僕は、真後ろから突然聞こえてきた女の声に驚かされた。
「お背中お流ししましょうか?」
振り返ると、一糸まとわぬ女の姿があった。
暖かい湯船の中で、心の底から寒気がした。
こんな妖怪とともに入浴するなんて・・・
しかし、女の機嫌を悪くしてはいけない。
だいたい、目の前にいるのは、たしかに恐ろしい妖怪だが、恐ろしく美しい女でもある。
こんな魅力的な女性が背中を流してくれるのだ、と考えれば・・・
「あら・・・かわいそうに・・・傷だらけだわね・・・」
女が僕の背中についた無数の傷を、一つずつ丁寧に、ぺろりぺろりと舐め始めた。
舐められる度に僕の男根は少しずつ元気を帯びて来る。
なんて気持ちいいんだろう。
このまま舐め溶かされてしまっても・・・
ふいに、背中に2つの柔らかい肉の塊が寄り付いてきた。
乳房だ。
女は後ろから僕をそっと抱きしめて、耳元でささやいた。
「素敵な体ね・・・ふふっ・・・」
そのねっとりとした声に、僕の心は震え上がった。
僕を抱きしめる女の手が、僕の胸から足の方へ移動した。
「あらあら、足も傷だらけ・・・」
ふいに女は僕を湯船のへりに座らせ、今度はふくらはぎを舐めてきた。
そして、女の舌はだんだんと僕の足を這い上がり、膝、太ももへと進出してきたのだ。
気持ちいい。
気持ちよすぎる。
僕の男根は早くも限界を視野に入れ始めていた。
目の前の淫乱な妖女がそれを見逃さないわけがなかった。
「ここだけは元気なのね」
ゆっくりと、女の舌が僕の股間に迫って来る。
真っ赤な口が大きく開く。
一気に僕はその中に呑まれた。
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ。
咀嚼されるようなその口の動きに、僕は1分もしないうちに果てた。
女の口から、とろーりと僕の精液が垂れる。
舌なめずりをするように、口の周りについた精液を舐め取って、ごくりと飲んだ女は、満足そうに言った。
「精液がおいしい男の人って、お肉もおいしいのよね・・・」
突然、女がガバッと僕の体に覆いかぶさった。
もう食べられてしまうのか。
女は僕の顔をまっすぐに見下ろして、にぃっ、と笑った。
「早く食べたい・・・もう我慢できない・・・」
僕は観念して目をつぶった。
しかし、女は僕の体から離れた。
「夕飯の支度をしておくわ」
これから自分が夕飯にでもされるのではないだろうか。
そんな想像をしながら、しばらく湯船で女の体を思い浮かべていた。
☆ ☆ ☆
何のことはない、ごく普通の質素な夕飯だ。
やや不自然なのは、食卓の前にいるのが僕一人だけだということ。
女は「召し上がれ」とひとこと告げて消えていった。
食べ終わったところで、女の姿が見えないことを確認して、脱出を試みるが、やはり外に出られる様子はない。
無駄とは知りながらも、ごそごそと脱出口を探していると、ガシッと後ろから捕まえられた。
もの凄い力だ。
タガメも、最大の武器はその強力な前脚だという。
一度捕えられたら、もう逃げることは出来ない。
「つ・か・ま・え・た!」
意地悪そうな声で告げる女。
大きな胸がまた僕の背中に当たる。
「そろそろ寝る時間よね」
女は強引に僕を持ち上げ、奥の部屋に連れ込んだ。
そして、布団の中に引きずり込んだのだ。
「私から逃げようなんて、悪いひとね。このまま食べちゃおうかしら」
僕を仰向けにして女は上から覆いかぶさる。
乳房が僕の胸を蹂躙する感覚に、またもや股間が奮い立つ。
これから食べられてしまうかもしれないというに。
舌なめずりをしながら、僕の口に迫る女。
さっきの男が喰われた場面が頭をよぎる。
たしか、唾液のようなものを口移しにされたと思ったら、だんだん中身がふやけてしまって・・・
今から僕は目の前にいるこの美女に溶かされるんだ・・・
僕は必死に口を閉じる。
あの液体を飲んでしまったらおしまいだ。
イヤイヤをするように必死に首を振って、女の口づけを拒否する。
ガシッ
女の右手が、僕の頭をつかんだ。
「これでもう、動けないわね。私の唇、受け入れてくれる?」
ダメだ、受け入れたらおしまいだ!
「口をあけてもらえる?」
嫌だ!嫌だ!
「もう・・・しょうがないわね・・・」
今度は女の左手が伸びて来る。
きつく閉じていたはずの僕の口は、あっという間に開かれてしまう。
唾液をたっぷり含んだ女の舌が、僕の口に近づいて来る。
もうダメだ、もう溶かされてしまう!
女の舌が、とうとう僕に届く。
柔らかい舌が、僕の口内を這い始めた感触と同時に、
ああああああっっっっっっっ!!!!!!!
思い切り叫んでしまった。
舌を引っ込めた女は言う。
「かわいい・・・食べられるの、怖い?」
怖い!怖いに決まってるじゃないか!
僕は必死でもがいた。
ありったけの力で目の前の妖怪を振り払おうとした。
美女であることも忘れて、汚いものを振り払うように暴れた。
しかし、びくともしないのだ。
それどころか・・・
「ああんっ!そんな暴れちゃだめ!我慢できなくなっちゃうじゃない!」
女は、暴れる僕を感じ始めてしまったのだ。
そして、さっきよりも強い力で僕のことを抱きしめてきた。
体が壊れてしまいそうなほどの力だ。
それは僕の戦意を喪失させるに充分だった。
「いい?」
いよいよ食べられるのだろうか。
だとしても、もう、どうしようもない。
・・・と、その時女は、予想外の行動に出た。
にゅるん
なんと、僕の男根を、その女陰の中に招き入れたのだ。
女は腰をゆっくりうねらす。
なんて気持ちいいんだろう。
自分を食べようとしている美女に犯されている、という恐怖感によって、興奮が増幅される。
絶頂が近づくまでにそう時間はかからない。
女の腰の動きが次第に早くなり、息が荒くなる。
今まさに、僕は女と同時に達しようとしていた。
☆ ☆ ☆
目が覚めた。
朝のようだ。
僕はまだ生きている、と思う。
昨夜の出来事は夢だったのだろうか?
「あら、お目覚めね」
やはり夢ではなかったらしい。
今何時だろう?
時計を見たがよくわからない。
「今の時間?xx日のxx時よ」
え?
その回答に僕は耳を疑った。
3日も寝ていたのか。
「ずいぶん寝ていたからねぇ。私の中、そんなに気持ちよかった?」
ああ、たぶん、気持ちよかった、と思う。
「お腹がすいたわ。そろそろ夕飯の時間よ。先にお風呂に入っていてくれるかしら?」
たしかに。
僕はもう3日もものを食べていないのだ。
早く風呂を済まして、夕飯にありつこう。
飛び込むように湯船に入って、僕は一息ついた
さて、これからどうしようか。
と思った次の瞬間、あることをふと気付いて戦慄した。
あの女、今、「お腹がすいた」と言っていたよな。
「そろそろ夕飯」と言っていたよな。
つまり、それは・・・女にとっての夕飯というのは・・・
・・・!!!!
ギ・・・ギィー・・・
風呂の戸が開く。
予想通り、美しい裸体がそこにはあった。
前と異なり、お腹のふくよかさはない。
先日の男を消化しきって、次の獲物を狙おうとする妖怪の、貪欲なお腹がそこにはあった。
飛び出すように湯船を脱出した僕は、風呂場を逃げ回る。
ダメだ。出口はもう塞がれている。
逃げ切れるものではないのはわかっている。
でも、僕の生物としての本能が、僕自身を一分一秒でも長く生きさせようと駆り立てるのだ。
逃げても逃げても、女との距離が広がるわけではない。
むしろ、次第に距離は縮まり、僕は風呂場の隅に追いやられていく。
隅っこに追いつめられた僕に対し、女は大きくその強力な両腕を広げ、一歩一歩、近づいて来る。
「すっかり元気になったのね・・・おいしそ・・・」
女の口からはだらだらと涎が垂れ、言葉が最後まで発せていない。
もう逃げられない。
今度こそ本当に食べられてしまうんだ。
距離が近づくにつれて、女の吐息がどんどん激しくなっている。
荒く息を吐いて吸って、その度に口から溢れ出す涎をべろりと舐め取る。
下に目をやると、ふくよかな胸が、ほっそりした腰が、貪欲な股が見えた。
太ももに淫らな液体が流れてきているのも目に入った。
その時、両腕が左右から鎌のように伸びてきた。
僕の体はあっという間に捕えられてしまった。
最期の時が訪れようとしているのだ。
女は僕を仰向けに転がした。
抵抗する気力も失った僕は、もはや俎の上の鯉だ。
女の肉感的な体が僕の体の上を滑り始めると、僕の肉棒はこれが最後とばかりに勢いよく勃ち始めた。
はぁはぁと息を漏らしながら、女は僕に体をこすりつけ、肉棒を責めた。
僕の腰に股がって、だらだらと淫液を垂らす貪欲な口をくぱぁと開いた。
自らもその淫部を激しくさすりながら、ますます激しい吐息を漏らす。
そして・・・
ずにゅ
淫らな音を立てながら、肉洞は僕を飲み込んだ。
僕はすぐさま、最後の射精を少しでも遅らせようと、快感に堪え始めた。
騎乗位で僕を犯していた女は、腰をくねらせながら次第に僕の体を起こす。
がっしりと僕を抱き寄せて、対面座位の体勢に入った。
お腹とお腹、胸と胸が接して、僕の全身にその淫らな体の熱が伝わって来ると、もはやこれ以上我慢することは叶わなかった。
どぴゅるるるるるるる・・・・
これでもかとばかりに、僕は盛大な射精をした。
はあああああああんっっっっっ!!!!
女は快感に満ちた声で喘いだ。
それと同時に僕の口元に、その貪欲な口を寄せてきた。
唾液のしたたるその舌を、僕は迷わず招き入れた。
女は左手で僕の顔を少し上向きにして、僕の口の中に唾液を流し込み始めた。
口内から食道、体内へと女の液体が流れ込み、僕を満たしていくのがわかった。
体の中がだんだんと熱くなっていく、という新たな快感が始まった。
溶けているんだ。
体内でずっと射精しているような感覚だ。
溶かされるのがこんなに気持ち良いなんて・・・
僕の体に力が入らなくなって来ると、女はなおも唾液を流し込みながら、僕をゆっくり仰向けにした。
どれくらい時間がかかっただろうか。
つうっと唾液の糸を引きながら、女の顔が僕から一旦離れた。
「もう、体の中、だいたい溶けちゃったみたいね」
女がふいに体を動かした。
仰向けになった僕の目の前を、女の喉が、鎖骨が、胸が、へそが通過する。
真っ白なお腹が見えてきたところで、女は動きを止めた。
お腹をさすりながら、女は言った。
「もう、ここが我慢できないの。あなたのお肉のエキス、いただくわ」
再び女の顔が近づいてきた。
口がうっすら開いて、その中から柔らかそうな舌が見え隠れした。
あそこから僕は飲まれるんだ。
最後の口づけが始まった。
女が僕を一方的に吸い続ける口づけだ。
ごくん、ごくん、という音が聞こえた。
僕が飲まれてる音だ。
ごくん、ごくん。
「はあ・・・あなたのお肉、おいしい・・・また興奮してきちゃった・・・」
僕を飲みながら、女はまた息づかいを荒くした。
「ほら、もうこんなに飲んじゃった」
幾分大きくなったお腹を、意識の遠ざかりつつある僕に見せながら、女は自らの陰部に指を這わせた。
「一気に全部飲んじゃうのはもったいないけど、体がもう止められないの・・・」
女が再び僕を吸い出すべく口を開けたのが見えた。
半分開いたその口が、僕の顔に迫って来るのが見えた。
ごくん、ごくん・・・
次第に意識が遠くなっていった・・・
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