エレベーターの中で




僕が住んでいる42階建の高層マンションのエレベータに乗ったら、1階にあるコンビニエンスストアの店員の女性と一緒になった。眼の大きな凄い美人で、女性としては少し大柄な抜群のプロポーションだ。いつも黄色い大きな襟のシャツを着て、僕と同じ色褪せたボタンフロントの4パッチポケットベルボトムジーンズをはいているのは店で見て知っていたが、エプロンを脱いで眼の前に立たれると、ジーパンは店員の股からお尻に食い込むようで、しかも店員の股をくねらせるような仕草で、僕は少し欲情してしまった。

店員は僕を見て、悪戯っぽく笑って言った。「あらっ、あなた欲情したでしょう。でも、いいのよ。そのうちドロドロに溶かしてあげるから。私と同じジーパンを穿いている人は、みんなドロドロに跡形もなく溶かしちゃうことにしているの。42階に着くまでには、まだ時間があるわ。その前に、あなたはここでドロドロの粘液にされちゃうのよ。」

(何を言っているんだ。こいつ頭がおかしいのかな。店ではそんなこと感じなかったけれど。)僕は、何やら訳がわからない気分だったが、エロチックな雰囲気を漂わせる美人が目の前で股をくねらせながら、ドロドロに溶けるなんて言葉を口にしていたら、どんな男でも冷静にいられるわけがない。

しかもさっきから甘いような芳香が自分を包みこんできた。そのせいか腕など肌が露出した部位にシャツが擦れると、そこからくすぐったいような淫靡な感覚が全身に広がっていくのには困惑した。その感覚は、身体を動かすたびに少しずつ強くなった。

「実は、この香りは私の媚薬粘液の蒸気よ。強力な催淫作用があるの。もうすぐ、ちょっとした刺激でも、すごくエロチックな興奮をするようになるわ。物凄く強烈な性的な快感が押し寄せて来て、あなたのジーパンの股のボタンに触れたりしたら身体がドロドロに溶けてしまうから。気をつけてね。折角楽しもうと思っているのに途中の階で勝手に溶けてしまったりしたら厭だわ。」

(性的快感でドロドロに溶けるなんて、きれいな顔をして随分大胆なことを言うんだな。一体全体どうなっているんだろう。)僕は思ったが、不安を感じてエレベータを降りようと、ボタンに手を伸ばした。今、3階だ。何でこんなにゆっくりなんだろう。僕も今日はボタンフロントの4パッチポケットベルボトムジーンズをはいていた。女性店員が穿いているのを見て、いいなと思って通販で見つけて手に入れたものだ。でも、何か変だ。太腿が締め付けられるような感覚に身悶えしてしまうのをようやく我慢して、エレベータのボタンに手を伸ばすと、彼女の手が、僕のジーパンのフロントボタンに触れた。手が股間に触れると忽ち全身が溶けるような快感が襲ってきて、それ以上動けなくなった。

(本当に溶けてしまいそうだ。でもドロドロに溶けるなんて…。この人も人間を溶かす悪魔じゃあるまいし。)

僕は深刻には考えていなかったが、今度は女性が手のひらでジーパンの股から太腿を撫でまわし始めた。僕は思わずぞくぞくと悶えてしまった。股間がねっとりした舌で弄られているようだ。(あっ、あぁっ。)僕はもう少しで声をあげそうになった。

女性は手のひらで僕のジーパンの股から太腿、それにお尻を責め続けている。女性の手の動きが大胆になると、僕の股からお尻を絞られるような感覚は更にひどくなり、少し動くたびに僕は全身が溶けるような凄まじい快感に貫かれた。動けない。溶けそうだ。このまま粘液になって流れてしまいたい。彼女が言ったことは本当だった。今にもドロドロに溶けてしまいそうだ。今7階だ、早くボタンを押して降りないとどんなことになるか分からなかった。

僕は我慢していたが、「うっ、うぅ。」とうとう女性の前で射精してしまった。恥ずかしさで真っ赤になっていた僕に、女性はいたずらっぽく笑って言った。

「もうすぐあなたの身体は私の前でドロドロに溶けるの。でも、すぐに溶けてしまってはだめよ。ゆっくり溶かしてあげるから。私も楽しませてね。あなた、そのジーパン姿とっても良く似合っているわ。私もあなたの股からお尻を見ているだけで身体が骨まで溶けてしまいそうよ。溶けそうになったら、こんな風に股を激しく動かして悶えね。そうすれば身体が溶けずにすむから。油断して、溶けそうなのにじっとしていたらあっという間に跡形もなくなっちゃうわ。」
激しく欲情をかき立てられる上に、ジーパンに股を締め付けられる僕は全身が疼いて蒸発してしまいそうで、女性が言うとおりに悶えたりしたら却って一瞬で跡形もなく溶けてしまうのではないかと思った。女性は、さっきからずっとジーパンの股をくねらせて悶えている。見ているだけで、媚薬の効果もあり自分の身体が流れてしまいそうになった。「あっ、あぁ。と、溶けそう。」女性の前にもかかわらず、溶かされそうなエロチックな興奮に襲われて僕はたちどころに射精してしまった。恥ずかしさが、性的興奮をあおり、僕は気が遠くなりそうになっていた。

12階を通り過ぎた。女性は42階までに溶かすと言っていたけれど、このままでは、途中でドロドロに跡形もなく溶けてしまいそうだった。30階までもたないかもしれない。「もっと激しく悶えて。そうしないとドロドロに溶けるわ。」女性に言われて僕は股を激しくくねらせ、何回も射精してしまった。エレベータのボタンを押して早く降りなければと思っても、身体を少し動かすと忽ち溶け崩れそうになるので、うまくいかなかった。

僕の股間からお尻はずっと粘着性の舌でねっとりとなめ回されているような感覚に襲われていた。女性の手は僕のジーパンの股を離れない。(この女はあんなこといっていたけれど、もしかして、本当に人間をドロドロに溶かす悪魔かも知れない。本当に僕を跡形もなく溶かすために、責め続けているのかも。あっ、やめて。溶ける。と、溶けてしまう。)その上股をくねらせて悶えると、股間がずっとジーパンに擦れて気の遠くなりそうな快感が絶え間無く僕を襲い、耳鳴りがし、思わず嗚咽しそうになった。

「う。うっ。うゎ。」僕が声を漏らすと、女性は、自分のジーパンの股から太腿を僕のジーパンの股から太腿にぴったり合わせてきた。16階だ。女性の両手は今度は僕のジーパンのお尻を自分の方に強く引き寄せて、僕のジーパンのフロントボタンと女性のジーパンのフロントボタンが強く擦れ合った。ボタンが当たるたびに、全身を沸騰させるような感覚が湧きあがってきて、股間から粘液がドクドクと噴き出していく。全身が粘液になって崩れ落ちるのも時間の問題だった。
「溶けちゃいなさいよ。本当は、ドロドロに溶けてしまいたいんでしょう。遠慮しなくていいのよ。骨まで溶けてしまいなさい。」

その時エレベータが止まった。18階だ。扉が開くと、20歳位の女性が立っていた。女子大の封筒を持っていたから女子大性なのだろう。僕は逃げ出そうとしても、女性に股を押さえつけられているので身動きできなかった。2人の男女がジーパンの股から太腿を合わせて身悶えしているのを見て、女子大生は明らかに嫌悪をむき出しにした表情をした。「見たわね。」女性は、女子大生の顔に白いアメーバのような唾液を吐きかけた。閉まりかけたエレベータの向こうに、全身が跡形もなくドロドロに溶け崩れていく女子大生の身体が見えた。扉が閉まる直前には、女子大生の身体は床の上にドロドロと拡がる汚らしい茶褐色の粘液の溜まりと化していた。

「と、溶かしてしまったのか。」僕が喘ぐように言うと、「女なんかみんな溶けてしまえばいいのよ。あの女も今頃は蒸発して跡形もなく消えているわ。男じゃないんだもの。精液がなければ溶けて消えるのよ。」女性は耳元で囁いた。その息がかかるだけで、僕は溶解しそうになっていた。(やっぱり人間じゃない。僕もあの女子大生みたいに骨まで溶かされてしまうんだ。に、逃げなきゃ。)そう思っている僕の気持を見透かすように、女性は更に激しく股を擦りつけて来た。「どう?気持いいでしょう。まだ、溶けないで頑張っているから私の正体を教えてあげる。私は溶姫というの。溶ける姫と書いて溶姫。溶かす姫なんて悪口を言う仲間もいるわ。私はその中でも最も強力な溶解力を持つ溶妃。溶姫の女王よ。」全身が粘り気の多い泡になり、沸き立って蒸発してしまいそうな快感。(助けて。もう駄目、溶けてしまう。)悶えるのを少しでも緩めればその瞬間に骨も残さずに跡形もなく溶けてしまう。

僕が、凄まじいエロチックな快感に抗し切れず、悶えるのを緩めそうになった時、溶妃が身悶えしながら言った。「あなたが穿いているジーパンには、もう私の媚薬粘液がすっかり滲み込んでしまったわ。そのうちあなたの身体を骨も残さずにドロドロに溶かし尽くして粘液にしてしまうわ。今24階よ。42階に着くまでに、私は、ドロドロの精液になったあなたを跡形も残さずに吸収するの。」僕は驚いたが、快感に頭がよく働かなかった。「溶かさないで。助けて。」やっとのことで僕は言ったが、店員女性、いや溶妃は続けて囁いた。 
「無理よ。あなたは助からないわ。あなたも、溶けて私に吸収されるのよ。逃げようと思ったら、さっきの女みたいにその瞬間に溶かしてやるわ。さあ、28階よ。もう少しで溶けるのよ。」さっきから僕は自分の身体が少しスリムになっているのを感じた。溶けて精液になって流れ出していたのかも知れない。しかし、溶妃はそんな僕の股・太腿からお尻を更にきつく締めあげて、地獄の快感を与え続けていた。

「あなたの快楽は媚薬粘液の蒸気を通して私に伝わるの。あなたが溶けなければ、私も、とてつもない快楽を感じるの。あぁ。もっと溶けずに我慢して私にも快楽を与えて。もっと悶えて。あぁ、もう駄目。私も溶けてしまう…。あ、あっ溶かされてしまいそう。もう駄目、か、身体がぁ、身体がと、溶ける。溶け、あぁ、うっ。あ。溶ける。か、身体の形があるのが不思議な位。溶ける。溶かされる。溶…け…る。」そういうなり、溶妃の全身はドロドロの白い泥になって僕の目の前で一瞬でドロドロに溶け崩れた。溶妃の身体がグチュグチュと音をたてて溶け崩れていくそのあまりのエロチックな厭らしさに僕は激しく悶え続けながらも繰り返し射精してしまった。

全身が舌で掻き混ぜられるような興奮の中で僕は辛うじて考えた(女性がドロドロに溶けてしまった。僕ももう駄目、が、我慢できない。と、溶かされる。い、今、31階だ。溶妃が溶けている間に逃げなきゃ。で、でも、もう、か、身体がもたない。股が刺激されて、溶けて、あっ、うぅ、駄目、溶け、あぁ、うっ。あ。溶ける。か、身体が溶ける。溶かされる。溶…け…る。)逃げなければと思いながらも、僕は目の前をドロドロと流れていく溶けた溶妃の身体を見て、自分もこの快楽に身を任せて溶けてしまいたい誘惑にかられた。この全身を貫く性的興奮に耐えて身悶えするのを止めれば、僕も溶妃のように溶けてしまえる。(あぁ。溶けてしまいたい。もう、溶…け…。)僕の股間からはドクドクと精液が流れ続け、それが精液なのか身体が溶けて流れ出しているのか分からなくなってきた。(でも、に、逃げなきゃ。)僕は股をくねらせながらエレベータのボタンに手を伸ばそうとした。

 その時、目の前で溶けた溶妃の白い泥の身体が、激しくざわめき始めた。そしてドロドロと滑らかに盛り上がると再び黄色いシャツに色褪せたベルボトムジーンズの店員女性の姿になった。そして、人間の姿に戻った溶妃は、僕に近づくと自分のジーパンの股から太腿を僕のジーパンの股から太腿にぴったり合わせて再び激しく悶え始めた。僕を息が出来ないほどの快楽が襲った。もう溶け始めたのかもしれない。快感以外の感覚は消え去っていた。「逃がさないわよ。私もこんなに凄い快感は初めてよ。普通の人間ならとうの昔に髪の毛1本残さずに溶けて流れているわ。あなたもっと悶えて。今まで、どんな淫魔ハンターでも私が溶け崩れるところを見たら、一瞬で跡形もなく溶けて粘液になってしまったのに。でもそろそろ溶かしてあげるわ。全身をドロドロの精液にして残さず吸い取ってあげるわ。もう35階よ。あと少しだわ。」たちまち、僕の股に何か熱いものが浸み込んで来るような気がした。溶けた溶妃の身体が、僕のジーパンのフロントボタンの隙間から流れ込んで来たのだ。快感に気が狂いそうになってきた。「助…け…て。まだ…溶けたくない。でも、あっ、うぅ、もう駄目、あぁ、うっ。おぉ。か、身体が溶ける。溶…け…て…し…ま…う…。」僕は、自分の手足がクリームのようになってドロドロと流れ落ちるのを感じた。「さあ最後よ。もう38階。溶妃の最後の技であなたは完全に溶けるのよ。」というなり、溶妃は、自分の身体をドロドロに溶かして、半分溶け崩れかけた僕の口の中に流れ込んだ。
「うっ。ぐっ。」呻いて、僕は崩れ落ちるように、座り込んだ。グチュグチュと厭らしい音を立てながらドロドロの大量の白い粘液が僕の股間の辺りから流れ出した。それと同時に全身が萎んでいくように股間に向かって溶け崩れて、流れて拡がっていった。骨も残らなかった。ドロドロに溶けた僕の身体は、溶けた溶妃の白い泥と混ぜ合わされた。溶妃の身体は狂ったようにのたうちまわりながら、溶けた僕の身体の中を流れて行く。身体が擦れて僕は快感に何も考えられなくなった。溶けてもなお、蹂躙され、更に溶かされ、溶けてもなお性的快感の中で際限なく溶かされていった。そして、僕の意識も最後のひとかけらを残さず溶け尽くした。僕の身体は髪の毛1本までドロドロの精液になり、溶妃に残さず吸い取られた。

42階。マンションの最上階でエレベータの扉が開くと、黄色い大きな襟のシャツを着て、色褪せたボタンフロントの4パッチポケットベルボトムジーンズをはいた女性が出てきた。エレベータの中には、何も残っていなかった。





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