魔法のランプは淫夢の予感




「ひまだよなぁ・・・」



僕は誰に言うでもなくぼやきながら遺跡の中を歩き回っていた。

考古学者を目指す僕が助手見習いとして教授の遺跡発掘チームに参加して現地に着いたのが1週間前・・・

今日までずっと遺跡の調査(見習いの僕は他の人にくっついてただけだけど)をみんなで続けていた。

しかし今日は僕1人だった。なぜかというと・・・



――今日はここから離れた場所にある別の遺跡に行ってくる。

  君はよく寝ていて起きなかったから私たちだけで向かうことにしたよ。

  疲れも溜まっているだろうし、ゆっくりしていなさい。

  明日の昼にはみんな戻るから。



・・・以上が置き手紙の内容だ。

ゆっくりしろといわれても特にやることがないので遺跡に来てみた。

しかし、すでにこの遺跡には何度も入ってる。発掘作業の途中といっても1人では勝手なマネはできない。

つまりただ見て回るしかないのだ・・・



「別の遺跡かぁ・・・行きたかったな・・・」



場所は知っている。しかし、遠すぎてとても1人では行けない。



「魔法とか使えたら今からでも行けたのに・・・」



ありえないことだとわかっていながらも愚痴らずにはいられない。

仕方なく同じ場所を行ったり来たりする。



「あれ?」



ふと壁に小さな穴があいている事に気付いた。

遺跡の一部が自然に崩れただけみたいだ。でも、よく見るとその先に空間が・・・



「なんだろう・・・部屋かな?」



てのひらを何気なく壁についた。



ガラガラガラッ!!!



「うおあ!」



崩れた! 僕のせい!? やばい!! 直さないと!!!



テンパっている僕の目に入ったのは・・・



「・・・部屋?」



小さな空間だった。恐る恐る足を踏み入れる・・・

そして周りを見渡して気がついた。

入り口が・・・ない?



「どうして・・・」



そこは確かに部屋だった。しかし入り口はない。僕が崩したのは単なる壁・・・

まるで何かを閉じ込める為に作られたかのような閉ざされた空間・・・

ふと視界の正面に何かを捕らえた。

何もない空間にたったひとつ、無造作に置かれて・・・いや、ころがされていた。



「ランプ?」



近づいてみればそれは埃まみれのランプだった。



「へぇ、面白いな」



僕は拾い上げたランプをまじまじと観察した。汚れてるけど傷はない。

こんな古い物なのに珍しい・・・不思議というべきか。



「おとぎ話であったなぁ。ランプを擦ると大きな魔人が・・・」



キュッキュッ・・・



なにげなく擦ってみた。もちろん本当に魔人がでるとかは考えず、汚れを落とすためにだ。

しかし・・・



ぶわぁっ!!



「うわっ!」



とつぜんランプの先から煙が噴きだした!

驚いてランプを落としてしまったが煙は止まらない!



モクモク・・・



こっこれは!

まさか本当に魔法のランプ!



モクモクモク・・・



じゃあ、この後に魔人が! おおっ! 煙が晴れてきた!!



「ふわあぁぁぁ・・・」

「・・・へっ?」



煙が晴れるとそこには綺麗な女の人が立っていた。

予想していたものとの違いに調子抜けしてしまう。

「ん〜〜〜、よく寝たぁ」

あくび交じりに背伸びをしている。完全に寝起きのようだ。

褐色の肌に長い髪をポニーテールにしていて・・・かなり際どい格好だ。手首には鎖の切れた鉄枷。

肌をさらけだした過激な民族衣装・・・というよりあの派手さは踊り子に近いかもしれない。

寝ぼけ眼で辺りを見渡し、僕以外に誰もいないことを確認したらしい。

「あんたが出してくれたの?」

「え・・・と・・・」

「だ〜か〜ら〜、あんたがランプ擦ったんでしょ」

「はっはい!そうですけど・・・」

思わず声が裏返ってしまった。

「はっきりしないわねぇ」

どことなく気が強そうな彼女に僕の態度はあまり気に喰わなかったようだ。

なんとなく落ち込む・・・

「まぁ、いいわ。とにかくあんたがあたしの主人ってことね」

「主人?」

「さてと・・・それではご主人様、3つの願いをかなえて差し上げましょう」

彼女は僕に向かって頭を下げるが全然敬われてる気がしない・・・

「・・・さっさと何か言いなさいよ」

いや、実際そうなんだろう・・・

黙っていると面倒くさそうにすぐに頭を上げた。

「願い・・・なんでも?」

「そう、なんでもよ」

何でも叶う・・・それが本当なら・・・

「あの壁を直してください」

「はぁ!?」

入ってきた場所を指差した。貴重な遺跡が盛大に崩れている。

「あんたバカァ? なんでもっていってるのにさぁ」

「だって・・・あのままだと怒られそうだし・・・」

我ながら呆れる願いだ。

そういえば昔から気が弱いとか真面目すぎるとかよく言われてたなぁ。

「・・・別にいいけどね、何でアタシが・・・」

ぶつぶつ言いながらも崩れた壁に向かって手をかざす。



カッ!



その手から光が瓦礫に向かって放たれた!

「!!!」

一瞬のまぶしさに目を瞑った後、目を開けると壁は元通りになっていた!!

「はい、一つ目終わり」



手をひらひらさせる彼女を見て僕は思った・・・本物だ!









その後、彼女と共にホテルに戻った僕は話を聞いた。

彼女の名前はジニー、大昔に封印された魔人でランプを擦った者の願いを3つ叶えるのが義務らしい。

「まぁ、こんなところね。・・・ちなみに壁を直してくれって願ったのはあんたが初めてよ」

「はい、そうですよね・・・」

彼女はベッドに座っており、何故か僕は正座していた。

どっちが主人だかわからない。

「あんたさぁ、お金が欲しいとか考えなかったわけ?」

「お金は・・・別に・・・」

僕はお金に対する執着は薄い。そもそも大儲けしたいなら学者を目指さないと思う。

「ふぅん・・・まぁ、そういうのは嫌いじゃないけどね」

そう言うジニーは少し笑ってみえた。

「いや、そんな」

美人に嫌いじゃないって言われたのなんか初めてだから照れる。

「それで? 2つ目の願いは?」

「え〜と」

2つ目なんか考えていなかった。

何でもできるって言われても一般庶民の僕には世界をどうするとかは考えもつかないわけで・・・

「はやくしなさいよ」

「ちょっ! ちょっと待って・・・」

急かされながら懸命に考える。

無駄なところで知恵熱でそうだ・・・

「う〜ん・・・そうだ!」

思いついた! これだ!

「僕は遺跡発掘チームのメンバーなんだけど、寝坊してみんなに置いてけぼりくらったんだ」

「ふぅん・・・それで?」

「今からでも発掘に加わりたいんだけど・・・加えてくれないかな?」

言ってから気付いた。

遺跡発掘に参加したいって・・・

僕ってつくづく望みが小さい・・・

これじゃ、また呆れられるな・・・

「・・・くわえてほしいの?」

しかし、僕の予想に反してジニーは真面目に聞き返してきた。

「・・・くわえればいいのね?」

「うっ、うん・・・」

妖艶な笑みを浮かべる彼女に少し怯えたふうに返事をする。

その瞬間、彼女はいっそう微笑んだ。

「では・・・おおせのとおりに・・・ご主人様・・・」

妖艶な表情でゆっくりと近づいてくる。

そのまま僕の前にひざまづいて・・・



カチャカチャ・・・するりっ



「なっ!」

僕のズボンに手を掛け、そのままベルトを外してトランクス後と引き下げる!

顔を出したペニスがひやりとした外気に晒された!!

「ななななにを!!」

「あら、咥えて欲しいんでしょ・・・」

「くっ! くわえるって!! ちがっ・・・」



ぴちゃ・・・





「うぅっ!」

ジニーの舌が先端に触れた瞬間、うめき声がもれた。

柔らかかったペニスが反応し、わずかに固くなる!



れろ・・・ぴちゃ・・・

れろぉ・・・



「あぁ・・・気持ちいい・・・」



免疫のない僕は高められていく・・・

十分に勃起したペニスを確認するとジニーは亀頭に口を近づけた・・・



ちゅぽ・・・



「んむ・・・」

「!!」



ペニスが口内にすっぽりと収まった!

ねっとりとした感触が下半身に広がる・・・



「んっ・・・んんっ・・・」

「あうっ! そんなに・・・」



口内で舌を巧みに動かし、じゅるじゅると竿や亀頭を舐めまわしてくる!

あったかい唾液がたっぷり亀頭に絡みついて!

フェラってこんなに気持ちいいのか!!



「はぁぁっ! すごいぃっ!!」

「んむ・・・ほろほろ・・・んっ・・・ふごふわよ・・・」



舌の動きを保ったまま、ジニーは顔を前後に動かしはじめた!



じゅぽっじゅぽっじゅぽっ!!

じゅるっ!!



「いひっ!」

激しいピストン運動が僕のペニスを刺激する!

ジニーの口元から唾液が垂れてるのが見える!!



「そっそんなぁ! いきなりぃ!!」



じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶっ!



「んっ! んっ! んっ! んんっ!」



僕の声も聞かずに更にスピードを上げて唇で竿をしごく!!

こんな気持ちいいの! 耐えられるわけがぁ!!



「あぁぁっ!!でっでるうぅぅっ!!!」



ビュッ! ドクドクドク!!



あっというまに絶頂に達し、ジニーの口に精液を放ってしまった!



ちゅううぅぅぅ! ちゅむぅぅぅ・・・



「あぁっ! 吸わないでぇ・・・」



射精した後もジニーは口をすぼめて精液を吸いだそうとする!!



ドクドク・・・ドク・・・・・・ ちゅぽんっ!



「はっ・・・はあぁぁぁ・・・」

一滴残らず吸い出された僕はペニスが解放されると同時にその場にへたり込んだ。

まだ、射精後の余韻が残っている。

とても立てない・・・



「はい、二つ目の願い終わったわよ」



僕を見下ろすジニー・・・

口元には溢れた精液がついたままだ。



「違うよぉ・・・僕は・・・」

「気持ち良かったでしょ?」

「・・・」

気持ちよかった・・・

それはその通りだから否定はできない。

でも、僕の願いは・・・

「・・・もっとしてほしい?」

「えっ!?」

僕は驚いて彼女を見上げた。

「もっと気持ちよくなりたい? ご主人様・・・」



もっと・・・もっと気持ちよく・・・

「・・・してくれるの?」

「もちろん願ってくれればだけどね・・・」

願えば・・・願えばまた気持ちよくしてもらえる・・・

「さぁ・・・どうして欲しいの・・・? さっきみたいに咥えてあげようか?」

さっきのフェラの感覚が甦る・・・

それに反応するかのようにペニスもぴくりと・・・

「それとも手でシコシコして欲しい?」

手で・・・あの細い指でぺニスを・・・

「アタシの胸でパイズリする? 足で踏んであげてもいいわよ?」

パイズリ・・・想像するだけでペニスが固くなっていく・・・

「それとも・・・挿れてみたい? ふふっ・・・セックスね・・・」

セックス!

下半身に一気に血が集中する!!

「ああっ・・・セッ・・・セック・・・」

震えながら願いを口にしかけたそのとき・・・

「でも、気をつけてね」

「えっ?」

ジニーの声で僕の願いが遮られた。

「これが3つめだから」

「3つめ・・・」

『3つの願いをかなえて差し上げましょう』

頭の中で最初に言われた言葉がリフレインする。

「あっ・・・ああっ・・・」

そうだ・・・願いは3つまでだった・・・

ようやく思い出したかという感じでジニーは言葉を続けた。

「フェラ・・・手コキ・・・パイズリ・・・足コキ・・・セックス・・・どれでもいいけど1つだけよ・・・」

「1つだけ・・・」

「3つの願いが叶ったらアタシはランプに戻る・・・それがルールだから・・・」

ジニーの顔がすぐそばにある・・・

その息が顔に掛かるぐらい近くに・・・

「1つだけ・・・なの?」

「そう・・・1つだけよ・・・」

・・・無理だ

とても選べない・・・

全部味わってみたい・・・

フェラも手コキもパイズリも・・・

足コキもセックスも全部・・・

「そんなぁ・・・1つだけなんてぇ・・・」

情けない声を上げて顔を歪ませる。

そんな僕を見てジニーが言った。

「全部してほしいの?」

「して・・・ほしい・・・」

ほとんど懇願するように僕は呟く。

その言葉にジニーが笑った。

「・・・できるわよ」

「えぇっ!?」

ジニーはゆっくりと立ち上がると僕を見下ろした。

「願いが3つまでなのはアタシがランプに捕われているから・・・ランプから解放されれば・・・」

ゴクッ・・・

「アタシが自由になれば・・・好きなだけしてあげられるわ・・・」

そっ! そうか!

その手があったのか!

彼女が自由になればいい・・・そうすれば・・・

「・・・さぁ、3つ目の願いは?」

ジニーが見つめる中、僕は最後の願いを口にする・・・

「ジニーを・・・ランプから自由にして・・・」

そう言いおわった瞬間、ジニーが笑みを浮かべた。

「おおせのとおりに・・・ご主人様・・・」

机の上にあったランプが激しく震える!

そのまま宙に浮かんで煙を噴出す!!



パアアァァァンッ!!!



ピシッ! カランカラン・・・



ランプが破裂した!

それに続いてジニーの手首についていた枷が外れた!!



これで彼女は自由! これで・・・これですきなだけ!!



「アハ・・・アハハ・・・アーハハハハハッ!!!!」

突然ジニーが大声で笑い始めた。



「自由よっ! これでアタシは自由だわ!!」

「ジッ、ジニー・・・?」

恐る恐る声を掛ける僕にジニーは向き直った。

「ありがとね、自由にしてくれて」

さっきまでと違う・・・まるで勝者のような勝ち誇った表情だ・・・

「アタシは自由。つまり誰の命令も効く必要はないのよ、わかる?」

「あっ・・・」

そうだ・・・

自由という事は・・・

僕はもうジニーの主人じゃないんだ・・・

「ほんとに馬鹿な男よねぇ」

「あぁ・・・」

騙された事に気付いても遅かった・・・

「アタシさぁ、大昔に悪いことしたからでランプに閉じ込められたのよね。まぁ、悪霊って言うのかな?」

悪霊・・・

それで封印されていたのか・・・

「あんたのおかげで自由になれたわ。ありがと」

快楽におぼれてとんでもないことをしてしまった・・・

悪霊を自由に・・・

「でも・・・そんなにアタシとしたかったの?」

出したままの下半身を見ながらジニーがクスクスと笑う。

「クスッ・・・シテあげようか?」

「なっ、なにを・・・」

動けない僕の頬に手をあてて顔を近づけてくる・・・

悪霊とわかっていてもその色香に体は・・・

「そうねぇ、あんたには自由にしてもらったし・・・お礼にたっぷりと気持ちよくしてあげるわ」

パチッ!

ジニーが指を鳴らすと景色が変わった。





ホテルの一室から広い空間へ・・・

僕とジニー以外は何もない・・・

「ここなら邪魔は入らない。どんなに喚いても誰も来ない・・・」

「あっ・・・ああぁ・・・」

ジニーの顔がニヤリと歪む・・・

怖い・・・

「・・・魔性の快楽を味合わせてあげるわ・・・ご主人様・・・」

違う・・・

主人なんかじゃない・・・

僕は彼女に捕らえられた獲物だ・・・

「やっやめ・・・」

自分でもはっきりわかるぐらいに怯えた声を上げて後ずさりする。

1歩、2歩と体を引きずりながらにげようしたが・・・



とんっ・・・



「あ・・・」

何かが背中に当った。

さっき見た限りではぶつかるようなものは何もなかったはず。

振りかえって確認を・・・



ぎゅっ!



「わぁっ!!」

両肩から何かが伸びてきて首に巻きついた!

柔らかくて温かい・・・

褐色の・・・腕!!

「捕まえた」

すぐ背後から聞こえた声に急いで首を回す!

そこには・・・

「ジッ! ジニー!?」

背中から両腕を回していたのはジニーだった!

なんで!? 彼女は確かに僕の前に!!



慌てて前を向くとそこには確かに彼女がいた。

そして僕の背後にも・・・

背中にはフニフニとした胸が・・・

幻じゃない・・・



「忘れた? アタシは魔人よ」

正面にいるジニーが話しかけてきた。

「何でもできるのよ。分身ぐらい朝飯前よ」

今度は背後から・・・

彼女は確かに2人いる!

「みんなでいじめてあげるわ」

「まずはかる〜く3Pでね」

「あぁ・・・」



グイッ!



後ろのジニーが僕のシャツを捲り上げた!

布越しだったおっぱいが背中に直接触れる。

脇の下から両手を前に出し、僕の胸・・・・・・乳輪の辺りを指でクルクルと撫ではじめた。



さわさわさわ・・・・・・



「うぅ・・・」

激しい快感はないが代わりにゾクゾクとした気持ちよさが昇ってくる。

背中では押し付けらたおっぱいがつぶれている。

むにむにとした感触の中、それとは違うコリコリとした触感が2つ・・・

「そっちのアタシも興奮してるようねぇ」

「アタシの乳首コリコリよ。こっちもね・・・」



キュッ!!



「はうっ!!」

いつの間にか突起していた僕の乳首をきつく掴み上げる!



ギュッ・・・ギュッ・・・



「はぁっ・・・はっ・・・」

摘んだまま指を擦り合わせるように動かしてくる!

その度に右に左に乳首がねじられて初めての快感がぁっ!!

「そっちはお願いね。アタシはこっち・・・」

背後のジニーに乳首責めを続けさせ、もう1人のジニーが僕のペニスを握った!



ぎゅっ・・・



「乳首だけでこんなにビンビン・・・」

おもちゃを手にした子どもの様に嬉しそうに目を細める。

そのままゆっくりと手を上下に動かし始めた。



しゅっ・・・しゅっ・・・しゅっ・・・



あくまでソフトに・・・

触れるか触れないかの状態での・・・

イカせる為ではなく焦らす為の手コキ・・・



「あっあっあぁっ・・・」

扱かれているというよりは撫でられてるといったほうが正しいだろう。

そんな責めに僕のペニスはどんどん反り返っていく!



しゅっ・・・しゅっ・・・

すり・・・すりすりすり・・・



「ひいぁっ!」

片手で焦らす手コキを維持したまま、もう片手が亀頭に触れた!

これもまた弱い!

尿道口を指の腹でつっつき、カリ首を軽く擦るだけの刺激!!

「ううぅぅ・・・」

焦らすだけの責めに僕は顎を上げて歯を食いしばる!

っと、頭を後ろから手で抑えられてまた下を向く!!

「ほらぁ、自分のチンポどうなってるのかちゃんと見なさいよぉ」

耳元でジニーがささやいた。

耳にかかった吐息がゾクゾクして気持ちいい・・・



しゅこしゅこしゅこ・・・

すりすり・・・ぬちゅ・・・



先端からはガマン汁があふれしている。

尿道口をいじる指で塗り広げられた汁で亀頭がテラテラと光る。

「だめぇ・・・イケないよぉ・・・」

僕の口から懇願するかのような声が漏れた!

焦らしに焦らされたペニスはほぼ垂直に天を仰ぐ!!

それを聞いた正面のジニーは僕を見上げてニヤリと笑う・・・

「もう限界?」

「限界ィ・・・ださせてぇ・・・イカせてよぉ・・・」

「そうねぇ・・・」

やっとのことで絞り出した声にもジニーの反応は薄い。

「どうする? もうイカせる?」

僕ではなくもう1人のジニーに向けられた問い。

それに対する答えは・・・

「う〜ん・・・いいんじゃない?」

!!! あぁっ・・・これで・・・これでやっと・・・

「クスッ・・・そうね、何度でも勃起させればいいだけよね・・・」

何度でも!

これがまだ何度も続く!?



ぎゅうぅぅぅっっ!!!



「あぐっ!!」



一瞬思い浮かんだ恐怖も吹き飛んだ!

今までとは比べ物にならない力で乳首を! そしてペニスを圧迫された!!



「それじゃあ、まず1回」

「た〜っぷり射精するのよ」

ごしゅごしゅごしゅごしゅっ!!!

「ひっ! ひぃぃっ!!」

竿を激しく扱かれる!

速すぎてペニスが熱くなってきた!



ごしゅごしゅっ!! ぬちゃぬちゃっにちゃっ!!!

ぎゅっぎゅむぅぅぅ!!!



亀頭を這っていた手もガマン汁をベトベトに絡めた5本の指で不規則にカリや先端をもみくちゃにしてくる!!

さらにコリコリの乳首をこれでもかときつく摘み上げ! 引っ張る!

あぁぁっ!! 痛いのに! 痛いのに気持ちいい!!

痛いのが気持ちいいよぉぉぉっ!!!



「イイッ! イくぅ!! ああぁぁぁぁっ!!!」



ビュルルルッ!! ビュクビュクビュクゥ!!! 



「あひいぃぃっ!!」

噴水のように噴出した精液がジニーの手にかかる!

その精液をローション代わりにぬちゃぬちゃと泡立つぐらいに扱きたててきた!!

あまりの勢いに僕の腰がぴくぴくと痙攣するがそれでもまだ止まらない!!

「あははっ、すごい量! ほら、白い手袋みたい!!」

「ほんと、アタシもザーメン浴びたいわぁ」

僕を抱きすくめているジニーの羨ましそうな声が聞こえた。

そのままウサ晴らしのように左右の乳首を強くねじる!

「いぎっ!」



ビュッ!



その痛みが快楽となって僕の尿道に残っていた精液の最後の一滴を吐き出させた。

それと同時に背後にいたジニーが姿を消し、支えがなくなった僕は仰向けに倒れる・・・

肩で息をしながら余韻に浸る・・・



「ハァ・・・ハァ・・・」

終わった・・・

激しい射精で僕のペニスも元気をなくしてだらりと・・・



ぎゅむっ!!



「ぁっ!?」

ペニスに衝撃が走った!

首を上げるとジニーが僕を見下ろしながらペニスを踏みつけている!!

その顔は嗜虐的でサディスティック・・・

「手コキは楽しめたようね。じゃ、次のプレイの前にしっかり勃てなさいよ」



ぐりぐりぐりっ!



「そ、そんなぁ! 足でなんてぇ!!」

さすがに踏まれてイカされるのはどんなに気持ちよくても屈辱でしかない!

「クスッ、すぐにイカせるつもりはないから安心しなさい」



ぐっ・・・ぐにぐに・・・



「あっ・・・あっ・・・」

その言葉どおり、これはイかせる為ではなく高める為の足責め!

ああっ! でもこの動きはぁ!!

「限界まで追い詰めるから。しばらくそうやって悶えてなさい」

垂れていたペニスはあっという間に反りかえった。

ジニーはカチカチになったペニスに足裏を擦りつけながら蔑んだ目で僕を見下している。

「節操のないチンポねぇ。あれだけ出しておいてまだこんなに元気なんて・・・ねっ!」



ぐにぃっ!!!



「・・・・・・ッ!?」

いきなりペニスを強く踏みつけられた!

はさまれたのは僕の腹だったが飛び上がるほどの衝撃が襲う!!

「あら、痛かった? でも、あんたは痛いぐらいのほうが気持ちいいんでしょ・・・」

「そそ、そんなこと・・・」

否定したい。

しかし、確かに痛みのあとに快感がはしった。

僕の頭はもう、痛い=気持ちいいと認識してしまっている。

「ハァ・・・ハァ・・・」

「図星みたいね、この変態」

足を左右に揺らせて僕の腹の上でペニスをコロコロと転がす。

微妙な力加減のおかげで痛気持ちいい・・・

「足でチンポ扱かれて、ガマン汁にじませて・・・よだれ垂らしてハァハァ言って・・・あんた、真性のマゾね」

女の子に見下されてる・・・

ペニスを踏まれて・・・罵られて・・・

あぁ・・・こんなに気持ちいいことだったんだぁ・・・

「いいよぉ・・・踏まれるの・・・いいぃ・・・」

ついに肯定の言葉が漏れてしまった・・・

「あはっ、認めちゃった。あんた自分でマゾだって言ってんのよ、わかってる?」

「うっうん・・・マゾだから・・・もっと踏んでぇ・・・」

もうプライドなんてどうでもよくなっていた・・・

もっと責められたい・・・

もっと激しく・・・

いまとなってはそれだけが僕の望みだった・・・



「あははっ! なさけない顔! ほらほらほらぁ!!」

ぐじゅぐじゅぐじゅっ!

「ああぁぁっっ!!」

「これがいいのよねぇ!? 自分の精液ローションでぬちゃぬちゃにされてチンポ勃起させて!!」

さきにだした精液をペニスに塗りつけられる!

ぬめぬめの精液ローションが摩擦を減らして足のすべりをよくしてるぅ!!



ぐじゅっ! ぐりぐりぐりぐりっ!!





「ひぃぃ! いいよぉ!!」

電気按摩のような激しいバイブレーションに僕は口をパクパクさせて悶える!

腹に密着したペニスも尿道口をパクパクとさせている!!

ああぁぁ! もうっ!!!



「イきそう!? イくんでしょ! ほら、出しなさいよ!!」

「イッ! イィッ! イクッ! イグゥゥッッ!!」



ビュクビュクビュクビュクウゥゥゥ!!!



「あひいいぃぃぃっ!!!」

ほとんど暴発のような感じで射精させられた!

腹に強く押し付けられたペニスの先端は僕の頭を向いている!

勢いよく飛び出した精液の一部が僕の顔にかかる!!

「あはっ! すごいわ! セルフ顔射ねぇ!!」

「あぁ・・・ぁ・・・」



びゅぷっ! ドクドクドク・・・



「はっ・・・はふぅ・・・」



射精が弱まると共にペニスにかけられていたバイブも少しずつ弱くなっていく。

そしてジニーの足は完全に動きを止めた・・・



「ったく! あんたのおかげでベトベトじゃない・・・ほらっ!」

「んむぅ!!!」

つま先を口に突っ込まれた!

イカくさい精液のにおいが鼻を刺激する!!

「あんたが出したんだからちゃんと綺麗にしなさいよ・・・」

「ん・・・んぐ・・・」



ぐりぐりと容赦なく口にねじ込まれるジニーの足先・・・

僕は無言でそれに舌を這わせる・・・



ぴちゃぴちゃ・・・れろ・・・ちゅぷ・・・



精液まみれの足を舐めさせられているというのに不快感はなかった・・・

苦いはずの精液も気にならない・・・

精液と一緒に彼女の足を舐めているからだろうか・・・

「ん・・・んむ・・・ぐっ・・・」



じゅる・・・

ちゅうぅっ・・・



「ふん・・・だいぶきれいになったわね。その調子で全部舐めなさいよ。」

「ん・・・はい・・・んむ・・・」

夢中になって彼女の足を舐めまわす。

精液まみれだった足はすっかり唾液まみれになっている。



「もういいわ。綺麗になったから」

「あっ・・・」

ジニーが口から足を離した。

名残惜しいと思う感情がわきあがってくる・・・

「なかなかよかったわよ。上手におしゃぶりできたご褒美あげるわ」

「ごっ・・・ごほうび・・・」

今度はどんな風に犯してもらえるんだ・・・

待ちきれない・・・早く! 早く犯されたい!!



「これよ」

ふくよかな胸をゆさゆさと揺らしてみせる。

あのおっぱいで・・・僕は犯されるんだ・・・

そう考えただけで期待と・・・肉棒が膨らんでいく・・・

「でも、ただのパイズリじゃ物足りないわよねぇ」

「えっ・・・んむぅ!?」

目の前が真っ暗になった!

顔に何か乗って! 息が苦しい!

僕はとっさに顔の上の物体をどけようと手を伸ばす!



むにゅ・・・



「!?」

柔らかい感触・・・

心地いい手触りが指先から伝わってくる。

僕はその物体をゆっくりと持ち上げる。

「ぷはっ! あっ・・・」



開かれた視界のなかで褐色の巨乳がひしゃげていた。

感触を確かめるようにさらに強く握りつぶす・・・



びゅっ!!



「んっ!」



ジニーの軽い悲鳴と共に僕の顔に生暖かいものが振ってきた!

目の前にあったおっぱい・・・乳首の先から白い液体が糸を引いている・・・

「・・・いきなりやってくれるわね」

「ひっ! ごめんなさい!!」

思わず謝ってしまった。

謝りながら液体の正体を思案する・・・



これは・・・母乳!!



「まぁ、いいわ・・・ちょっと驚いただけだし・・・」

ばつ悪そうに呟きながら上体を起こし、僕の顔から胸を少し遠ざける。

そして自分の手で乳首を強く・・・



びゅるるっ!!



つねった瞬間、先っぽから母乳が吹きだして僕の胸にかかった!

「こうゆうプレイも好きなんじゃない?」

胸にかかった母乳に指でツツッと塗り広げる。

ネバついた感触がじわじわとした刺激を・・・

「でも、1人じゃ物足りないわよねぇ・・・だから」

「みんなでおかしてあげるわ」



!!!???



すぐ耳元で声がした!

横を向くとそこにはジニーがもう一人!

「こっちにもいるわよ」

反対側からもジニーの声!

左右から挟まれておっぱいを押し付けられている格好だ!!

胸の上に持ってるジニーと合わせて3人・・・



びちゃびちゃびちゃっ!!



「あうっっ!!」



ペニスに温いお湯をかけられたような刺激がはしった!

でも、お湯じゃない! その証拠にかけられた液体は肉棒にべっとりとまとわりついている!!



「よっ・・・よにん・・・」



4人目のジニーが母乳をペニスにぶっかけていた。

たっぷりとかけられた白濁のローションで僕の肉棒はほとんど見えない・・・



「今度は5Pよ」

「母乳まみれの全身パイズリでイかせてあげる」

「にゅるにゅるのベトベト・・・どこまで耐えられる?」

「それじゃあ、いくわよ」



むにゅ! 

ぐにぃ・・・ずりゅずりゅずりゅずりゅずりゅっ!!



「むぅぅ!!」

一斉に体をこすり付けてきた!

まず顔におっぱいが乗る! 続いて左右から抱きつくように腕に押しつけてむにむにと!

そして白く染まったペニスをプレスするように挟まされた!!



びゅっ! びゅるるっ!!

ぐちゃっ・・・ぐちゅぐちゅ・・・

ぐちゅうぅ・・・



強く押し付けられた左右の肉乳からミルクがこぼれる!

それが二の腕にべっとりと絡み付いてにゅるにゅると滑りをよくする!!

すべすべのローションが! きもちいいぃ!!



「ほ〜らほらほらぁ! 体中ベトベトにされて気持ちいい!?」

「どうなの! いいんならそういいなさいよ!」



「んん〜〜!!むむぅ!!!」

いい!!

そう叫んだつもりだったが、顔に乗っかっている胸のおかげで声を上げる事ができない!

いくら喘いでもうめき声にしにか聞こえない!!

「言わない? まだ足りないみたいね!」

「んん!ん!!」



ぐにゅっ! ぬちゃぁ!!

ずちゅずちゅずちゅっ!!!

ぎゅ〜っ!!



更に激しく体を押しつけ! そして激しく擦り付けてくる!!

肉棒はおっぱいできつくプレスされ、強い圧力をかけられたまま上下にしごかれている!!

全身で柔肉が蠢き、おまけにミルクが絡んでベトベトにぃ!!

「んんんっ! むっ! ぶぁっ!! ああぁぁっ!!」

顔にかかっていた圧力が消えた!

すぐに大きく息を吸い込んで酸素を取り入れるが喘ぎ声とともに吐き出されていく!

「休んでるひまはないわよ! 吸いなさい!!」

「むぐっ!」

再び顔に肉乳が押し付けられる!

しかしさっきとは違う! 乳首が僕の口に咥えさせられている!!

「んっ!む!!」

言われるままに乳首を吸い上げる!

すると口の中に甘い味が広がった!!

「そうよ! もっと吸いなさい! 体の中まで犯してあげるわ!!」

「んぐ! むむむぅ!!」



ちゅうぅぅぅぅ!!

ビュウルル! ビュッ!



ゴクゴクゴク・・・



「くすっ・・・必死ね・・・」



ちゅぶぅ・・・

ビュッ・・・



「んっ・・・んぐ・・・」

蔑まれているとわかっていながらも僕は母乳を飲むことをやめない。

母乳を味わいながら先端を舌で転がす。コリコリの乳首はまるでミルク味の飴のようだ・・・

そのまま甘いキャンディを噛んでみる・・・



「んあぁっ!」

不意にジニーの嬌声が聞こえた!

「あんた・・・自分の立場がわかってないみたいね・・・」

「んぶっ!」

顔面がプレスされる!

またもや目の前が暗くなり何も見えない!!

「あんたは犯されてりゃいいのよ! よけいなことしない!!」

喘がされたのが気に入らなかったらしい・・・



「あ〜あ、怒らせた」

「お楽しみは終わりね」

左右を責めていたジニーたちが残念そうに呟く。

「しょうがないわね・・・」

次の瞬間、全身を襲うパイズリがスピードアップした!



にゅぐっにゅぐっにゅぐっにゅぐっにゅぐっ!!!

ずっちゃ! ずっちゃ! ずっちゃ!!

ぐちゅっぐちゅっぐちゅぅっ!!



「んうぅっ! んんんんっっっ!!」

いきなり強くなった責めに悶えながら必死に耐える!

喘ぐ事すらさせまいと顔に押し付けられるおっぱいに力が入る!!

まともな呼吸すらさせてもらえず手足をばたつかせた!!



「ちょっと! 暴れないでよ!!」

「危ないわね! もうっ!」

両脇のふたりが慌てて押さえつけた!

ぐっと力を込められた反動で腕の形に乳房がひしゃげる!

同じようにペニスを挟む胸にも力が込められた!





「んっ!・・・ぷあっ! ひっ! ひいああぁぁ!!」

顔が軽くなった!

息も楽になったがすぐに悶えてしまう!!

顔のすぐそばにいたジニーは僕の胸あたりに自分のおっぱいをこすり付けてくる!



「イきなさいよ! 干からびるまで搾ってあげるわ!」

その声に反応してペニスのパイズリのリズムが変わる!

上下に! 前後に! おっぱいを激しく動かして一気に責めてくる!

さっきまでとはまるで違う攻撃的なパイズリ!



ぐにゅぐにゅぐにゅっ!!

じゅっ! じゅっ! じゅっ! じゅっ!!



にゅるにゅる! にゅるぅ!



「うあぁぁ! そっそんなぁぁっ!!」



ずびゅっ! びゅうううぅぅっっ!!



あっという間に頭の中が真っ白に弾けた!

4度目とは思えないほどの精液が噴水のように宙を舞う!!



びゅっ!

ドクドクドクっ!!



「ひぃっ!!」



射精したというのに全く和らぐ事なく責めは続く!

ずちゅずちゅぬるぬるとパイズリされて固くなるペニス!!

これじゃあ終わらない!



「ああぁぁっ! もうっ! むりぃ!!」

「何いってんのよ! こんなにチンポでっかくして!!」



すっかり機嫌を損ねたジニーは僕をイかせつづける!

とまらない射精!

痛みすらでてきたというのに僕の体はその痛みに反応する!



「あぎぃぃっ! 痛いぃ! 痛いのに・・・痛いがぁぁ!!」

「いいんでしょ!? マゾで変態のあんたは痛いのがたまらないんでしょ!」

気づけばジニーはペニスの挟んでいる1人に戻っていた!

しかしそんな事は関係ない! ペニスへのパイズリが終わらないことには!!



びゅっ! びゅうっ!



「ヒック! ゆっ許してぇ! もうっ!! あがぁっ!!」

涙を流しながら許しを請う!

ジニーはそんな僕を見ながら無言で責め続ける!!





「・・・・・・」

「ヒック・・・ゴメンなさぃぃ・・・もう・・・ヒグッ!」



すっ・・・



「あっ・・・」



いきなり楽になった。

ペニスはいまだに固いままだが射精へと導くあの快楽はない。



「・・・反省したみたいね」

ジニーが声をかけてきた。

「はぃ・・・ごめん・・・なさいぃ・・・」

恐る恐る謝ってみた・・・

それでもまだ不機嫌顔だ・・・



「・・・誰が噛んでいいって言った?」

「ごめんなさぃ・・・もう・・・しませんからぁ・・・」

よっぽど気に入らなかったようだ。

プライドが高いのか、それとも弱みを見せたくなかったのか・・・

どっちにしても参った・・・



「あのまま殺そうと思ったんだけど・・・」

背筋がゾクリとする・・・

確かにあのままだと近いうちに精を出し尽くして死んでいたかもしれない・・・

あのまま続けられていたら・・・

「やっやめてぇ・・・」

また機嫌を損ねないように怯えた声で懇願する。

ジニーはしばらく黙り込み、そして口を開いた・・・

「気が変わったわ。一応、あんたは恩人だしね」

「ほっ・・・」

どうやら助かったらしい。

ランプから解放してよかったかも・・・

あれ? でも解放しなかったらこんな事には・・・



「言っとくけどまだ機嫌は悪いわよ」

「ひぃっ!」

安心したのもつかの間、やっぱり殺されるのか!

「許して欲しい?」

「はっ! はいっ!」

カクカクと首を縦に振る。

その様子を見てジニーは口元を緩める。



「なら・・・奴隷になりなさい」

「どっ奴隷!」

思いもよらない言葉に思わず聞き返す。

「アタシの性奴隷よ。そしたら許してあげるわ」

性奴隷・・・

それはつまり・・・



「あの・・・もしイヤだって言ったら・・・」

聞かなくてもわかるが一応・・・

「殺すわ!」

「やっぱりぃ!!」

予想通りだった・・・

つまり残された道は一つという事か・・・

「で、どうするの?」

僕は意を決して口を開く。

「なります・・・奴隷に・・・」

「そう、決まりね♪」

ジニーの機嫌が一気によくなったのがわかった。

ほとんど選択肢のない脅しだったが・・・

それでも奴隷という言葉の響きに僕は何かを期待していたのかもしれない・・・

それが何かは考えるまでもなく・・・



「あら? 全然萎えてないわね」

見れば僕のペニスは相変わらずだった。

いや、さっきよりも元気になっているような・・・

「さてと・・・続けるわよ」

「ええっ!」

さっき許してもらったのに!

結局こうなるの!!

「安心しなさい。せっかくの奴隷を殺したりはしないから」

「でっでも・・・」

「・・・逆らう気?」

「ひっ! すいません!!」

奴隷宣言をしたからにはジニーのほうが立場が上・・・

本格的に逆らえなくなってしまった・・・

「最後は・・・ここね・・・」

一糸纏わぬ姿で僕の股間に跨る。

そり立ったペニスの先にはヘアの薄い割れ目が・・・

「あっ・・・まさか・・・」

期待で心臓の鼓動が早くなる。

少しずつ・・・少しずつ割れ目が亀頭に近づいて行き・・・





ちゅぷっ



「ひうっ!」



尿道口がアソコの入り口に触れた・・・

しかしそこからジニーは動かない・・・



「さぁ、どうしてほしいの?」

僕の口から言わせる気だ・・・

最後の最後・・・僕が心から奴隷になったと認識させる為に・・・

「ほら、ご主人様に言ってみなさいよ・・・」

「あぁ・・・あぅ・・・」

口篭ってしまった・・・

なかなか言葉が出ない・・・

そんな僕を見かねたのかジニーは・・・

「・・・挿れて欲しいんでしょ?」

「あっ・・・」

「ご主人様のオマンコでカチカチのチンポ咥えてぐちゃぐちゃにして欲しいんでしょ?」

「は・・・はい・・・」

「なら、言いなさい・・・」

挿れたい!

オマンコでぐちゃぐちゃに犯して欲しい!!

ほとんど自然に口が開いた。

「犯して・・・ください・・・」

「はいっ、よくできました」



じゅぶっ! ずぶぶぶぶっ!!



僕が答えた瞬間に腰を落としてきた!

いきり立った肉棒が一気に根元まで飲み込まれる!!

「ひぎぃぃっ!!」

グビュグビュと蠢く無数のヒダ!

熱湯のような熱さがペニスに絡みつく!!

「あああぁぁぁっ! そんないきなりぃ!!」

さっきのパイズリの比じゃない!

まるで別の生き物のように膣壁が激しく脈動する!!



にゅぐにゅぐ・・・

ぐちゅぐちゅぐちゅっ・・・・・・じゅぶうぅぅっっ!!



「ひあぁぁっ!! 熱いいぃぃ!! いいよおぉぉっ!!」

またもや悶える僕!

さっきやっと終わったのにぃ!

「もう限界!? 限界よねぇ!」

心底楽しそうにジニーは僕を見下している!

まるで視姦されてるようだ!

「出しなさい! ご主人様のオマンコに奴隷のザーメン吐き出しなさい!!」



じゅぼっ! じゅぼっ! じゅぼっ!

ぐじゅぐじゅぐじゅっ!

ずちゃっ! ずちゃっずちゃっ!!



騎乗位の体勢で腰を上下させ始めた!

ぐちゃぐちゃと絡む膣壁にピストン運動が加わって尋常じゃない快楽がぁぁっ!!



「いぎぃぃぃっ! あぐぅぅぅっ!!!」

ただひたすら喘ぎながらよだれを垂れ流す!

今まで酷使されたペニスが悲鳴を上げているように痛む!!

ああぁぁぁっ! 痛いぃぃっ!! 気持ちいいぃぃぃっっ!!!!



「あがぁぁっ!! イぐっ! イぐぅぅぅっっ!!!」

限界ィ!

限界だよぉぉぉぉ!!!



ビュルルルルゥゥゥッッ!!

ビュクビュクゥッ!



「ああぁぁっ! ひいあぁぁぁぁぁぁっ!!」

すでに何度目かもわからない射精!

それなのに何日も溜め込んだような量が溢れでる!!

「あはははっ! すごいすごい! 子宮まできてるわぁっ!」

「あひぃっ! ひぃぃぃっ!」

絶頂に狂う僕とそれを見ながら腰を弾ませるジニー!

一滴も残すまいと徹底的に搾り取ってくるっ!!





ビュルルルッ!

どぷ・・・どぷどぷどぷどぷ・・・・・・



「はひぃっ! はぁっ! はぁはぁっ・・・」

ようやく全ての精を出しつくしたのか勢いが衰えてきた・・・

それにあわせたように膣内の動きは穏やかなものになり、ジニーも激しい上下運動をやめる・・・

「はぁはぁ・・・」

精力を使い果たして呼吸すらまともにできない・・・

これ以上はほんとに死ぬ・・・

「ご主人様に中出しできて良かったわねぇ・・・まったく贅沢な奴隷だこと・・・」

「あぁ・・・ジニー・・・」

ようやく喋れるぐらいにはなった。

無意識に名前を呼ぶとジニーはいまだに繋がったまま、騎乗位の体勢で上体を倒してきた。

僕の頬に両手を添えてまっすぐに見つめてくる・・・

「ご主人様・・・・・・でしょ?」

「ごっ・・・ごしゅじん・・・さまぁ・・・」

まるで暗示にかかったよう、言われるがままに言葉を紡ぐ・・・

それを聞いた彼女はにっこりと微笑んだ・・・

「よく言えたわね・・・それでこそアタシの奴隷・・・」

目の前にあった顔がゆっくりと近づけてくる・・・

もう吐息がかかるぐらいそばに・・・



チュッ・・・



「んむ・・・」

唇が重なった・・・

ジニーの温もりが伝わってくる・・・

今までのサディスティックな行為とは正反対の優しいキス・・・



僕はただ・・・

この心地よさに身をゆだねた・・・





















「おはよう、今日も研究室かね?」

「いえ、レポートを提出に。今から帰るところです」

帰国してから一週間、僕は今までのような生活を続けている。

正門前で声をかけてきたこの人は僕をあの発掘チームに加えてくれた教授だ。

「キミもずいぶん勉強になっただろう。これを弾みに考古学者まで一直線だな!」

「そんな・・・僕なんかまだまだですよ」

確かにいろいろあったな。

皆で遺跡の調査をして・・・

僕だけ置いてけぼりくらって・・・

それで不思議なランプを見つけて・・・

「どうだね? これからそこのカフェでじっくり語り合わないか?」

「すみません、待たせてる人がいるので・・・」

僕は少し離れた場所、校舎の壁に背を預けてこっちをみている女性、ジニーを見る。

それに釣られて教授もそっちを見る・・・そして納得したように頷いた。

「なるほど、では仕方ないな」

「すみません」

僕は恐縮するが教授は全く気にしていないようだ。

「恋人を待たせてはいかんぞ。早く行ってあげなさい」

「いえ、恋人じゃあ・・・」

「はっはっはっ! 照れるな照れるな!!」

豪快に笑いながら去っていく教授を見送り、僕はジニーのほうに向かった。

「ごめん、待たせたね」

「遅いわよ〜」

そんなに遅くなかったと思うけど・・・



―――あの後、僕は戻ってきた教授たちにジニーを紹介した。

   さすがに驚いていたがみんな余計なことは聞いてこなかった。

   そのまま日本についてきたジニー、今は僕と一緒に暮らしている。



「教授となんの話してたの?」

「研究の話。あとは恋人を待たせるなって」

「・・・恋人?」

ジニーの眉がぴくりと動いた。

その目がジトリと僕を睨んでいる。

「だれがあんたの恋人ですって?」

「いや、僕が言ったわけじゃ・・・」

弁解するが聞いていない。

こうなったらなに言っても無駄だな・・・

「・・・ごめんなさい」

「あんた、自分の立場わかってる?」

ジニーの瞳がまっすぐに見つめてくる。

僕は迷わず彼女の望む言葉を口にした。

「僕は・・・奴隷です・・・」

普通なら屈辱なんだろうけど僕にとってはもはや普通のことだった。

「よくわかってるわね」

「はい・・・」

素直に応じるとジニーはますます上機嫌になる。

「せいぜいご主人様を楽しませなさい・・・そしたら、ご褒美あげるから・・・」

ご褒美・・・

激しい痛みの果てにある快楽・・・



「今日は気分がいいから・・・10Pなんかどう?」

「じゅっ!」

「アンタの大好きなご主人様がいっぱい・・・クスッ、まるでハーレムね・・・」

泣いても騒いでもやめてくれない魔性の快楽責め・・・

手で・・・足で・・・胸で・・・アソコで・・・全身で徹底的に犯される・・・犯してもらえる・・・



ググッ・・・



・・・・・想像しただけで僕の下半身に血液が集中し始めたようだ。



「・・・節操ないわね」

「これは・・・その・・・」

僕の膨らんだズボンを見てジニーは呆れたように呟いた。

「まぁ、奴隷がご主人様に欲情するぐらい大目に見てあげる。その代わり・・・」

うぅ・・・目が獲物を見つけた獣のようだ・・・

舌なめずりまでしてるし・・・

「覚悟しなさいよ・・・あんたはアタシの奴隷・・・アタシだけのモノなんだから・・・」



そうだ・・・

僕は奴隷なんだ・・・

奴隷の僕にご主人様はどんな快楽の夢を見せてくれるのだろうか・・・



これからも変わることなく続いていく2人の関係・・・ご主人様と奴隷・・・

その響きに・・・僕は人知れず胸を躍らせたのだった・・・









Fin〜





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