とある戦士の冒険目録−出会いと始まり−




いつからだ?こんな風に思うようになったのは・・・

たぶんあの時だ。俺が一人になったとき・・・



−この世界はつまらない−



俺はそう思う。

毎日同じことの繰り返し。

テレビを見れば政治家が汚職してたり、勢いだけの芸人が騒いでる。

周囲の勧めで大学に入っては見たけど変わらない。通学して講義聞いて帰る・・・それだけ。

結局、世の中には目新しいなんて何一つない。これから先も同じことの繰り返しだろう。

だから・・・

だから・・・



・・・うん・・・これは夢だよな?



「こらぁ!!聞いてんの、あんた!!!」



さっきから目の前で騒ぎ立ててる存在。

人間・・・じゃないよな?浮いてるし、羽生えてるし、なによりちっさいし・・・



よしっ!今日の晩飯は何にしようかな〜



「現実逃避すんなっ!!」



ゴッ!



「ぐっ!?」



いってぇ・・・

なんて力だよ。まぁ、ゆめじゃないのはわかった・・・





「・・・で、お前なんだよ?」



正拳のつきささった額を擦りながら目の前の不思議な存在に問いかける。

よく見れば、かわいい女の子だ。目はクリクリしてるし、スタイルもなかなか・・・

でもやっぱり小さいよな・・・俺の手のひらぐらいか?



「何ってみればわかるでしょ。妖精よ、よ・う・せ・い!」











それからしばらく自称・妖精の話を聞いた。

要約するとこいつは異世界から来た妖精『スプライト』で名前はリリア。

なんでも一人前の証として別世界の人間一人をパートナーに旅に出なければならないらしい。



「・・・で、俺のところに来たわけ?」

「そうそう、あんた理解するの早いじゃない」

まぁ、俺は科学絶対主義じゃないし、目の前にいるもんは否定できないしな。

ここで一つ気になったことを聞いて見る。

「何で俺なんだ?勇者にふさわしいのは他にもいっぱいいるだろ」

それを聞いたリリアはしばらく考えてから口を開いた。

「・・・なんか、一人でつまらなさそうだったから」

ぴくっ・・・と自分の体が反応するのがわかった。

・・・つまらなさそうだった・・・確かに・・・その通りだった・・・

この世界はつまらないものだといつも考えていた・・・

ここから抜け出したいとも・・・



「・・・られるのか?」

「えっ?」

「俺は・・・この世界から抜けられるのか?」



真剣にリリアの顔を見据える。

彼女の答えを待たずに俺は行った

「だったら、行くよ」

俺の表情と決断にリリアは少し驚いたように俺を見つめている。

「・・・向こうに行ったら帰ってこれるかわからないのよ。それでも・・・」

「かまわない」

ここから抜け出せるならなんだっていい。

例え、異世界がどんな場所だろうと俺にとっては今よりいいに決まっている。

「・・・理由がありそうだけど、まぁいいわ。行きましょう」

「あぁ」

リリアは何も聞かなかった。

聞いても無駄だと思ったのか・・・どっちにしてもありがたい。





ふらりとリリアが宙に舞う。そのまま、俺の周りをクルクルと円を描いて飛び続ける。

しばらく続けるうちに俺の体が光に包まれはじめる。そして、俺は不思議な感覚に包まれた。

昇っているのか、落ちているのか、それとも横に滑っているのかもわからない。

奇妙な感覚の中で俺はゆっくりと意識を失っていった。







−夢を見た・・・

 少年がいる・・・隣にいるのは弟だろうか・・・

 仲良く手を繋いで歩いてる・・・向こうのほうで手を振っているのは二人の両親・・・

 走って両親の元についた兄弟・・・みんなで並んで楽しそうだ・・・

 でも・・・すぐに壊れる・・・この幸せは長く続かない・・・

 なぜか俺にはそう思えた・・・四人の家族はそのまま前に進み・・・

 そして光の中に消えていった・・・俺はその姿をずっと見ていた・・・

 溢れる光で目の前が真っ白になるまでずっと・・・ずっと・・・







「・・・なさい・・・起きてよ・・・起きろぉぉぉ!!!!」

「うわぁ!!」



響いた怒声に飛び上がる!

目の前にはリリアが浮いてる。辺りを見るとさっきまでいた場所とは違う。

森の中・・・静かで・・・空気も澄んでいる・・・



「ここが異世界・・・お前の世界なのか?」

「そうよ、ここはスプライトの暮らす森よ」



実感はいまいちわかなかったけど、確かに違う・・・

俺がつまらないと感じていた世界とはなんというか雰囲気が違っていた・・・



「これから、どうするんだ?俺は伝説の剣でも引き抜くのか?」

「そんなわけないじゃない」



そうか、俺は伝説の勇者にはなれないのか。ちょっと残念だ・・・



「まずはスプライトの神殿に行くわ」

「神殿?」

「スプライトは森を出る前に神殿でパートナーと一緒に祝福をうける決まりなの」

「おお、なんとなくファンタジーっぽいな」

「まぁ、ぶっちゃけ出国手続きみたいなものよ」

・・・言い方一つで現実的になるもんだな・・・



「それじゃあ、さっさと神殿とやらに・・・うっ・・・」

急に視界が揺れた。

軽い眩暈ぐらいだったのだが足元もフラフラして、俺は近くの木にもたれかかる様にして座り込んでしまった。



「なんだ・・・気分が・・・」



体がだるい・・・さっきまでなんともなかったのに・・・

動けないというよりも動きたくない感じだ・・・



「あっ、ゴメン!言うの忘れてた」

「何を?」

「この世界の空気ってあんた達には毒なのよ」

すげぇカミングアウトだな!

そんなトコにいきなり投げ出されてんだからゴメンじゃすまないだろ!!



「だいじょうぶよ、死なないから。今、ちょっとだるいでしょ?毒っていってもその程度なのよ」

「そうか、安心した・・・けど、これじゃあ旅立ちもクソもないぞ・・・」



死ななくても動けないんじゃあしょうがない。

旅立つ前からステータス異常・毒ってなんだよ。



「毒消しとかないのか?」

「本来は毒じゃないからきかないわよ」

そうだろうな。あくまでも俺にとっては毒というだけでリリアたちには普通の空気だし。



「ちょっと待ってて、薬出すから」

「薬?さっきないって言ったよな?」

「普通の毒消しじゃダメって言ったのよ。ちゃんと別のがあるわ」

なるほど、特別な薬って訳か。この状態が続くのは結構きついから助かったな・・・

「それじゃあさっさとくれよ」

「待ってよ、なるべく急ぐから」

そう言ってリリアは目の前で着ている服を脱ぐ始めた。

・・・なぜだ?

「おい、なにを・・・」

やってると言い終わる前に衣服を全て投げ出しすっぽんぽんになる妖精。

そして・・・



ちゅぷ・・・



「んっ・・・」



割れ目に指を埋めた!

そのまま、スリットにそってアソコを擦りあげる・・・





スリスリ・・・



「あぁ・・・ん・・・」

片手で秘部を擦りながら、もう片方の手は胸をゆっくりと揉み上げる。



むにゅうぅ・・・すす・・・すりすり・・・



「ふっ・・・はぁ・・・」

リリアの口から吐息が漏れる。

しばらくボーゼンと見ていた俺も我にかえる。



「おっおい・・・いきなり何を・・・」



狼狽しながらも目の前の痴態から目を離せない。

確かに全体的なサイズは小さいがリリアは美少女だし、スタイルもいい。

そんな娘が目の前で裸で自分の体を弄っている・・・





「あんた達に・・・んっ・・・効く・・・はぁん・・・薬は・・・」

手を休めず、喘ぎ声で途切れ途切れになりながら俺の問いに答えてきた。

顔は上気し、動きはいっそう激しくなっている。

俺は黙って彼女の言葉を聞くことにした。



「スプライトの・・・アタシの・・・はっ・・・愛液なの・・・うぅぁん!!」

「愛・・・液?」

「そう・・・だから、こうして・・・くふぅ!」

だから、オナニーしてるのか・・・

それにしても・・・



「はっ!はっ!ひぅぅっ!!」



くちゅくちゅ・・・ちゅぶぅ!



むぎゅぅぅ!! こすこすこす・・・



激しい・・・

さっきまで擦っているだけだった割れ目には指がずっぽりを入ってるし、胸も形が変わるぐらいに揉んでる・・・

乳首も固くなっていて二本の指で扱かれてる・・・



ゴクッ



思わず唾を飲んでしまった。女の子のオナニーなんて見たことないし・・・

なおも凝視する俺にかまわず、よだれを垂らして乱れるリリア・・・

アソコからはすでに大量の愛液が滴っている・・・

あれを・・・飲む・・・



「・・・そろそろ・・・いいわ・・・」

激しいオナニーを中断して俺の目の前までフワリと浮き上がる。



「ちょっと上向いて・・・」

「こ、こうか?」



木にもたれて座ったまま言われた通りに上を向く。

そのまま、リリアは俺の口の真上に割れ目が来るように足を開いて馬乗りのような体制になる。

口に愛液が滴る・・・

「このまま舐めて・・・」

「あっ・・・でも・・・」

上に乗られているのでうまく喋れない・・・



「いいから・・・舐めたほうが興奮して愛液でるわ・・・」

「あっ・・・あぁ」



俺はゆっくりと舌を真上にむかって伸ばす・・・



ぴちゃ・・・



「はぁっ・・・」



先端が割れ目に触れた瞬間、リリアンからだがピクンと跳ね上がる。

俺は舌を小さく動かしてみた・・・



れろ・・・ちゅっ・・・じゅる・・・



「あっ・・・あぁっ・・・いぃ・・・」



明らかに感じている声を上げ、リリアの体がかすかに震える。

溢れる愛液もどんどん量を増してきた・・・



れろぉ・・・ちゅぅぅ・・・ちゅぶっ・・・



今度はひときわ大きく舐め、割れ目を軽く吸ってみる・・・

「ひぃぃん!だめぇ・・・吸っちゃぁ・・・」

今まで以上の喘ぎで快楽に耐えるリリア。俺はさらに責めてみた・・・



ちゅっ・・・ちゅぅ・・・じゅるぅぅ・・・



「いやぁぁ・・・だめぇだめぇぇ・・・イク・・・イッちゃううぅぅ!!やああぁぁぁ!!!」



ぷしゅううぅぅぅぅ!!



割れ目から一気に愛液が溢れ出し、俺の口内に流れ込む。

絶頂に達したリリアは上体を反らし、ピクピクと痙攣している。



「・・・これ、本当に効くのか?」

「あぁ・・・はぁぁ・・・」





息絶え絶えのリリアからの答えはない。まだ余韻に浸っているみたいだ。

俺は顔の上でうつ伏せのリリアをそっとつかむと膝の上に乗せた。

愛液が薬とは信じにくい話だったが、そうこうしているうちに少しずつ体が楽になってきた

「本当に効いたな。・・・リリア、大丈夫か?」

呼吸が整いはじめたリリアを指でゆする。すぐに彼女は体を起こしてきた。

「大丈夫か?これから・・・」

そこまで言って俺はリリアの様子がおかしいことに気付いた。

目がトロンとしていて、モジモジと内股を擦り合わせている・・・



「おい、どうした・・・リリ・・・」

「だめぇ・・・我慢できない・・・」

「なっ!おい!!」



リリアが俺のズボンの中に入っていった!

そのまましばらくもぞもぞと移動し・・・



きゅうぅっ!



「あうっ!」



突如、股間に圧力がかかった!そして今度はぐにぐにとペニスを揉みはじめる!

慌ててズボンとパンツを一緒に下げる!!

「ななな何やってんだ!」

そこではリリアが柔らかいままのペニスをマッサージしていた!!

「はぁはぁ・・・だしてぇ・・・」

「おお、おまっ!くぅっ!!」

小さな体で抱きつくみたいにして何度もペニスを圧迫してきた!

リリアはうわごとのようにささやき続ける!

「ちょうだいぃ・・・精液・・・ザーメン・・・だしてぇぇ・・・」

さっきまでとは違う!まるで何かに取りつかれたようにペニスを刺激し、精液をねだってくる!!



ぎゅむぎゅむ・・・ぎゅううぅぅぅ・・・



両腕でペニスを囲って輪を作り、竿をきつく絞めては緩める!

それを繰り返しているだけだったがすべすべの肌触りに俺の体が反応する!



「はぁ・・・堅くなってきたぁ・・・もっとカチカチにしてあげる・・・」



今度は両手をペニスから離し、自分の股間をまさぐり始めた。

相変わらず息が荒い・・・



ぬちゃ・・・



「うっ・・・」



不意にペニスに何かを塗られた。

触れたのは股間をまさぐっていたリリアの手・・・

よく見ればぬらぬらと光っている。

あれは・・・愛液・・・



「アタシのローション・・・あったかくてヌルヌルでしょ・・・」



ぬちょ・・・ぬちゅぅ・・・



自分のアソコからでる液体をローション代わりにペニスに塗りつけてくる。

片手で割れ目を弄り、もう片手で溢れる愛液を受け止めて俺のペニスへ・・・

たっぷりの愛液を竿に塗りつけ、小さな手でこねまわすように全体に広げる・・・



べとぉ・・・ぬちゅぬちゅぬちゅ・・・



「あぁぁ・・・」



射精させるる為の動きではないが、その緩い刺激が俺を高める!

ペニスが最高に堅くなり、真上を向く!



「すっごい・・・こんなにおっきくなるんだぁ・・・あんたのチンチン・・・」



手では物足りないと感じたのか、今度は全身を使い出した!

ぷにぷにの太ももで挟み、小さいながらも明らかに堅くなった二つの乳首をコリコリと擦り付けてくる!!



にゅぐにゅぐにゅる・・・くりっ・・・くりくりっ・・・



愛液で滑りが良くなったペニスをリリアの体がスムーズに刺激する!







「おぉっっ・・・これ・・・いいっ・・・」



コリコリッ・・・にゅぐぅ・・・



何度も行われる上下運動に愛液の塗られていない亀頭からだらだらとガマン汁が出始める!

普段より多めの汁が先端を覆う!!



「あぁ・・・さきっぽもぬるぬる・・・」



亀頭の変化に気付いたリリアがペニスに抱きついたまま上昇する・・・

そのまま亀頭の中心部に顔を寄せる・・・



「パクパクしてる・・・透明の汁も溢れてるし・・・」

「あっ・・・それは・・・」



こんなに間近で見られるのは初めてだ・・・

さすがに少し気恥ずかしい・・・





そんな俺の心情などお構い無しにリリアは整った顔を先端に近づけ・・・



べちゃ・・・



「うぅっ!!」



そのまま、顔をガマン汁まみれの亀頭に埋めた!!



じゅぶ・・・ぴちゃぴちゃ・・・ちゅ・・・



「うぁっ!リリッ!!」

密着していてよく見えないが、確かに尿道口に舌が挿し込まれている!

しばらくレロレロと小さな舌を尿道で暴れさせ、顔を上げた。

その顔は恍惚としており、ガマン汁でベトベトだ・・・

「はぁん・・・べとべとぉ・・・それに・・・くさぁい・・・」

顔中にガマン汁を塗り広げ、口の周りのものは舐めとっている。

「すごく臭いわよぉ・・・あんたの・・・とってもエッチで・・・いいにおい・・・」

リリは卑猥な台詞を嬉しそうに囁きながら今度は亀頭に手を添えてきた。

そして・・・



カリッ!



「ひっ!!」

「もっとぉ・・・今度はカリカリするぅ・・・」



カリカリカリッ!!



10本の指が亀頭を這い回る!

しかも、手のひらでの愛撫ではなく爪を立てて引っかいている!!

痛くない程度に力を入れて・・・うああぁぁぁ・・・



「カリカリされるのいいでしょぉ・・・ほらぁ・・・裏筋もぉ・・・」

「あああぁぁぁ・・・そこ・・・」



亀頭の裏筋に手が回される・・・

その凹凸を爪が行ったり来たり・・・

ばらばらに動く指が不規則な刺激を生み出す・・・それが気持ちいぃ・・・

「男って先っちょが弱いんだよねぇ・・・そろそろでちゃうかな・・・」

ぷちゅ・・・

「ぐっ!また・・・」

爪による責めを続けたまま、再び顔を亀頭にうずめてきた!



レロレロ・・・じゅるる・・・

カリカリカリカリッ!!



さっきと同じように尿道を舌で蹂躙する!

同時に尿道口の周りを引っ掻いてくるから、余計に感じてしまう!!

「んむ・・・ぷぁ・・・ほらほら、イキそうでしょ・・・じゅぷ・・・だしなさいよぉ・・・」



ピチャピチャ・・・じゅぶっ!



カリッ! シコシコシコ!!



「かはぁ!」

亀頭を引っ掻いていた指がカリへと移動する!

チロチロと動いていた舌は尿道の更に深いところまでつっこまれた!

おまけに太股で竿を強く挟み、愛液まみれの股間を擦り付けて来た!!



ごしゅごしゅごしゅっ!

じゅぶっ・・・

シコシコッ! こすこすこすっ!!







「うああぁぁぁ!!」



フェラ・・・手コキ・・・スマタ・・・



全身を使ってラストスパートとばかりに責め立てるリリアに俺はなすすべなく悶える!

「だっだめだ!もう!イきそうだぁ!!!」

「ぷあっ!ほらほらぁ!だしなさい!!んんっ!れろぉっ!白いの!ザーメン!!いっぱいぶっかけてえぇぇ!!!」

一向に責めを緩めず、むしろどんどん強く責めたてながらリリアが叫ぶ!



しゅこしゅこしゅこしゅこっ!!

ぐちゅうぅぅっっ!!

ちゅぷぅ!!ずりゅずりゅっ!!!



「あああぁぁ!!でるっ!でるぅっ!!」

ビクビクとペニスが射精に向けて脈動する!

精液が競りあがってくる感覚がはっきりとわかる!!

このまま思いっきり!リリアの顔にぃ!!

「うああぁぁ!!イッイグウウウゥゥゥゥゥっ!」



びゅるるるるぅぅぅっ〜〜〜〜〜!!

ドクッ! ドクドクドクッ!!



「はははあああぁぁぁ!!」

「んんぅぅぅ!ぶはぁっ!!あぁん!!すごいぃっ、うぷぅっ!!!」

勢いよく放たれた白濁液!それをリリアが受け止める!!

リリアの小さな顔はあっという間に白くデコレーションされた!!



ビュクビュクッ!どびゅっ!

びゅるるるぅぅぅ〜!!



「んっ!んっ!んむっ!コホッ!!コホッ・・・んんんっ!!!」

それでもまだ射精は止まらない!

リリアは顔を真っ白に染め、口に飲みきれないほどの精液を含んで咳き込む!

口や顔から垂れ落ちた精液がリリアの全身を包んでいく・・・



ドクドク・・・ドク・・・



「うっううぅぅ・・・」

リリアの全身が白濁で覆われたところでやっと勢いが収まってきた・・・

一回の射精でこんなに疲れたのは初めてだ・・・

射精していた時間も精液の量も、もちろん快感もいつもと比べ物にならないほどすごかった・・・



「ふあぁ・・・熱いぃ・・・ドロドロで熱いのぉ・・・いっぱぁい・・・」

萎えたペニスの傍ではリリアが全身に精液を浴びてうっとりしている。

「んっ・・・ちゅっ・・・濃いわね・・・あんたのザーメン・・・おいしっ・・・」

ピチャピチャと行儀悪く白濁を舐めながら、肌に塗り広げる。

上目遣いに俺を見上げる仕草が色っぽい。

「こんなにぶっかけて・・・あんたの匂いとれなくなったらどうしてくれるのよ・・・」

「いや、これはお前が・・・その・・・」

反論しようとしたが余韻でうまく頭が働かない。

おまけに俺に最後まで言わせずにリリアが口を開いた。

「まぁ、いいわ。ザーメンの匂い、好きだしね」

「いいのか?」

「・・・なんなら、もっとつけてみる?アタシにあんたの匂い、たっぷりと・・・」

「えっ・・・いや・・・それは・・・」

冗談と本気の入り混じった眼で見つめてくるリリア。

言葉を濁しては見たものの・・・

「あはっ、やる気満々じゃない」

俺のペニスはすでに固さを取り戻していた。

その前には舌なめずりをしながら獲物を追い詰めるように近づいてくる妖精。

「ちょっ!待て待て待て!神殿に行くんじゃなかったのか!?」

「あんたのおちんちんが美味しいのが悪いのよ。アタシの眼に狂いはなかったわね」

逃げたい・・・

けど、逃げたくない・・・



そんな相反する考えが俺の中で渦巻いている。

どうするべきか迷っている俺にリリアが容赦ないとどめの一言を放った。

「どうせ、愛液の効果はすぐ切れるのよ。今の内に慣れといたほうがいいわ」

はぁ?

この妖精、いま何ていった?

「効果はだいたい3日ぐらいね・・・」



愛液・・・効果・・・3日・・・



それを総合するとつまり・・・

「つまり・・・3日に1度は・・・」

「愛液を飲んでもらうわ。エッチは・・・アタシの気分次第ね・・・」

そんな頻繁に責められるのか・・・

こいつの性格だと間違いなく飲むだけじゃすまない・・・

慣れるまで生きてるのか、俺・・・

半ば硬直している俺を見てリリアは嬉々としている。

「とにかく・・・今はおもいっきり悶えさせてあげるから・・・覚悟しなさいよ・・・」

「まじかよ・・・」

妖艶に微笑むパートナーを見て、俺は完全に諦めた。

そして、諦めながらも俺は確信した。





  こいつと一緒なら退屈しそうにないだろうな・・・













 2ヵ月後





「ねぇ、今回の報酬少なくない?」

不満げな妖精が俺の目の前で飛んでいる。

「まぁ、ゴブリン退治ぐらいじゃなぁ・・・しょうがないだろ」

そう答えた俺の格好は軽装に片手剣・・・

あれから俺たちは気ままに旅を満喫していた。

とは言っても、やはり生活費は適当に稼がなければならない。

立ち寄った街や村で依頼を受けて報酬を得ているのが今の状況だ。

「これじゃあ、美味しいものいっぱい食べれないじゃない・・・」

「我慢しろよ。駆け出しなんてこんなもんだって」

頬を膨らますリリアをなだめるが、動機も機嫌は直らない。

まずいな・・・こいつ、機嫌が悪いと・・・

「・・・今夜はあんたの精液もらうわね。憂さ晴らしもかねて」

やっぱりな・・・

「お前、昨日もヤッただろ。あと、本人の前で憂さ晴らしとか言うな」

「あんたが甲斐性ないのが悪いんでしょ!」

甲斐性なしと来たか・・・

「・・・まぁ、あんたの精液は美味しいしね。・・・飲ませてくれるなら文句言わないわよ」

チラチラと照れくさそうにこっちを見てくる。

夜もこれなら可愛げがあるんだが・・・

いざヤるとなると、とんでもない淫乱妖精になるからなぁ・・・

「わかったよ・・・」

「やった!」

ため息をつく俺と対照的に喜ぶリリア。

結局は俺が折れる・・・

まぁ、リリアが嬉しそうだからいいか・・・

「それより、急いだほうがいいな。このままじゃ、今日は野宿だぞ」

少し足を速める。・・・が、リリアはあいかわらずのんびりと飛んでいる。

「どうした?」

「今日は野宿でいいんじゃない」

「はぁ?」

別に野宿が悪いわけではないが進んでやる事でもない。

意図がわからず首をかしげているとリリアがいつもの淫猥な笑みを浮かべた。

「野外プレイ・・・けっこう興奮するわよ?」

う〜ん、たしかに外でっていうのも・・・

「乗り気じゃない。決まりね・・・」

ここまでくると俺の負けだ。

やっぱり、こいつには敵わない。

「宿屋じゃないから大きな声で喘いでも大丈夫よ・・・覚悟しといてね・・・」

「あっ、あぁ・・・」

どうやら、俺はもう逃げられないらしい。

まぁ、逃げるつもりもないがな。





俺にはリリアが、リリアには俺が必要だ・・・

なら、どこまでも一緒にいてやる・・・

最高のパートナーとしてな・・・







ちなみに、

これからの旅の中でリリアが魔法を覚えたり、怪しい薬で人間の大きさになったり・・・

俺が綺麗な魔物の色香に惑わされたり、それに嫉妬したリリアに襲われたりするのだが・・・



その話はまた今度にすることにしよう。









――旅は始まったばかりだからな























To be continued〜






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