夕暮れのからくり人形
この森は僕がここに住み始めたころから眼にしていた。
でも、入ったことは一度もない。僕だけじゃない。この辺に住む人たちもこの森へは入ろうとはしなかった。
理由は特になかった。ただ、なんとなく・・・立ち入る気がしなかった・・・
そして、僕は今日・・・なんとなく・・・本当になんとなくこの森に足を踏み入れた・・・
「やばい、迷った」
・・・で、今のこの状況。何も考えずにどんどん奥に進んでいった結果、帰り道が分からなくなってしまった。
どうしよう・・・
まぁ、迷ったとはいってもまだ昼間だし、野宿とかにはならないだろう
「とりあえず、歩こう・・・」
じっとしていても仕方がないので動いてみる事にした。
・
・
・
・
「・・・?」
何かが見えた。なんだろう?
そう思うと同時に僕は駆け出した。それは家だった。いまどきドラマでしか見ないような古風な藁葺き屋根の家。
コンコンッ!
「あの!すいません!?」
一秒・・・二秒・・・
しばらく待ったが返事はない。僕はもう一度、戸を叩こうと手を上げ・・・
ガラガラッ
戸が開いた!次の瞬間、鈴のような声が響いた。
「・・・誰?」
目をあけると女の子がいた。
白磁のような肌に長い黒髪、和服を纏った美しく、そして冷たい表情をした少女。
「あっあの、道に迷ってしまって・・・」
人がたずねてくるのが意外だったのか、彼女はしばらく僕を観察するように眺め、
「入って・・・」
あっさりと家の中に招き入れてくれた。
とりあえず、人に会えて良かった。
でも、こんなかわいい子がいるとは知らなかったなぁ・・・
案内された部屋で座っていると、彼女がお盆をもってきた。
「お茶・・・」
「あっ、どうも。ええっと・・・君、名前は?」
「アイギナ・・・。『あい』でいい・・・」
「じゃあ、あいちゃん・・・でいいのかな?」
「ええ・・・」
変わった名前だ・・・
そう思いながら彼女の持ってきた緑茶を飲む。
「どうしてここに来たの・・・?」
「えっ?いや、なんとなく何だけど」
実際、理由なんてない。ただ、なんとなく森に入っただけ。あとは道に迷ってこの状況・・・ということを説明する。
自分でも不思議だよ。今まで森に入ろうなんて思ったことはないのに。
「・・・」
「あいちゃん?」
彼女がじっと僕を見つている。・・・なんか照れる。
相変わらずの無表情だけどかわいい事には変わりない。逆に無表情なのがミステリアスな雰囲気をかもしだしている。
「帰り道・・・教えてあげる・・・」
「ほんとに!ありがとう、助かるよ」
「でも、条件がある・・・」
「条件?条件っていっひゃい・・・!?」
なんだ!?・・・舌がうまく回らない!?・・・それに、ふらふらして・・・ううぅ・・・
どさっ
僕はめまいと共にその場に倒れこむ。ぼやける視界の中であいちゃんの口が動くのが見えた。
意識を失い前に聞いた言葉・・・それは・・・
「私の相手をして・・・」
そこで僕の思考は途切れた・・・
・
・
・
・
「うぅっ・・・」
徐々に視界を覆っていた霞がきえる。僕、どうしたんだっけ?
確か、あいちゃんの持ってきたお茶を飲んで・・・帰り道を教えてもらおうとしたら・・・!!!
なんで僕、裸なんだ!
慌てて起きようとするけど体が動かない!なんか痺れてる感じが・・・
「気がついた・・・?」
声のするほうを見るとあいちゃんが立っている。相変わらずの無表情で僕を見下ろして・・・
「あの・・・これは・・・」
「私が脱がした・・・」
そういうと彼女は着物を脱ぎ始めた。帯がはらりと畳に落ち、前をはだける。
開いた和服の間から肌が見え・・・・・えっ?
僕はもう一度、彼女の体を見る。確かに肌は透きとおるように綺麗だ。でも、よく見ると何かがおかしい。
よく見ると関節が・・・人のものじゃない?あれは見たことがある。あれは確か・・・!
「・・・球体関節?」
そうだ!球体関節だ!!人形の腕や足を幅広く動かす為に使われるもの・・・
驚いて言葉の出ない僕に愛ちゃんが淡々と告げる。
「私は搾精人形・・・。人の精を吸い取る為につくられた人形・・・」
「つくられた人形?君が・・・」
普通なら信じられないだろう。でも、現に目の前で動いて喋っているのだから信じざるを得ない。
「僕を・・・どうする気・・・?」
やっとの事で声を絞り出す。が、聞いたところで動けない僕には何もできない。蛇に睨まれた蛙とはこのことかもしれない・・・
殺されるかもしれない・・・。そんなことを考えている震える僕の目の前に彼女が顔を近づけてきた。
「恐くないし・・・痛くもない・・・」
「えっ?うっ!?」
あいちゃんの手が僕のむき出しのペニスに触れた!やわらかい感触に思わず声をあげる。
「私は・・・相手をして欲しいだけ・・・」
そういうとあいちゃんはまだ柔らかい僕のペニスに手を這わせはじめた。
さわさわさわっ・・・
「あっ!うっ・・・」
軽く撫でられているだけなのにその触れるか触れないかの絶妙の感覚に僕はゆっくりと高められていく。
少しづつ硬さを増し、大きくなっていくペニス・・・あいちゃんはそれを見て取ると手の動きを変えた。
ゆっくりと前後に撫で動いていただけの手がペニスの裏側にまわり、人差し指がスジをツツっとすべり、残りの指が袋をもみほぐす・・・
その動きに僕のペニスは硬さを増し続ける・・・
「ああ・・・すごい・・・気持ちいい・・・」
「そう・・・これは・・・?」
ぎゅむ!
「うぁっ!」
あいちゃんの手のひらがペニスを包む!
ぎゅっぎゅっ・・・ぎゅむぎゅむっ・・・
しっかりとペニスをつかんだ手が握ったり緩めたりを繰り返す!彼女の手はシリコンのような素材でできているうえに、細かいイボイボが無数に存在している!!
それが不規則な手の動きとあいまってなんともいえない快感をもたらす・・・ううっ、握ってるだけでこれなら・・・
「はぁはぁ・・・あいちゃん・・・擦って・・・」
「こう・・・?」
きゅこきゅこきゅこ・・・
「そっ!それ、いい!!」
軽く手を握ったまま上下に手を動かす・・・イボイボが擦れて気持ちいい・・・
このまま、つづけられたらあっという間に射精しそうだ・・・
きゅこきゅこ・・・ぐに・・・
「なっ!ああぁ・・・」
手の動きが変わった!?手コキを続けながら親指で亀頭をいじってきた!ぐにぐにとむき出しの先端を刺激する!!
手コキと亀頭責めによる2つの快楽が僕のペニスを襲う!先端からガマン汁が漏れ出し、あいちゃんの手を汚す・・・と、おもったら手についたガマン汁を亀頭に塗りつけてきた!!
やっ、やばい!イク!でるぅぅ!!
すっ・・・
「えっ?あっ・・・」
イク!と思った瞬間、手が離れた。射精寸前まで追い詰められたにもかかわらず、射精することができなかった・・・
呼吸を乱しながらあいちゃんに向きなおると、彼女は射精寸前でピクピクしているペニスをじっと見ている。僕は思わず彼女に声をかける。
「はぁ・・・なっ、なんで・・・イカせ・・!?うむっ!!」
最後まで言い終わる前に僕の口が塞がれた!目の前にはあいちゃんの顔・・・これは・・・キス!?
ぢゅる・・・ぢゅっ・・・
「んっ・・・」
「むぐぐっ!」
唇を押し付けられ、口内に舌が入ってくる!舌と舌が絡み、唾液が混ざりあう!!
しかも、あいちゃんの舌、一つじゃない!?二、三・・・もっと多い!それがばらばらに口の中で蠢いている・・・
ちゅっ・・・じゅる・・・ぢゅっ・・・
「むぐぐぅ・・・ぷはぁっ!」
やっと解放された。お互いの唇を繋ぐように透明な液がつーっと線を引く。
すごかった・・・あんなディープキスはじめてだ・・・
あいちゃんが僕の口元に垂れた唾液を指で拭う。
「手と口、どっちがいい・・・?」
「えっ?」
「どっちでイキたいの・・・」
手コキかフェラ・・・手はさっき射精寸前まで追いやられただけあってかなり気持ちよかった。
口は・・・まだやってもらってない。でも、さっきのキス・・・口の中をむちゃくちゃに犯されるような濃厚な舌の動き・・・あれがペニスだったら・・・
ごくっ
「くっくくっ、口で・・・」
「そう・・・」
あいちゃんは短く答えると自分の顔にかかった髪を手で払う。長い髪が垂れないように片手で髪を押さえつけたまま、ギンギンに勃起したペニスに顔を近づけ・・・
じゅぷ・・・
「おっ!あぁ・・・」
れろぉ・・・ぢゅむぢゅむ・・・
ペニスが根元まで飲み込まれた!唾液まみれの舌がペニスにまとわりつく!!
いや、ただの唾液じゃない!普通のそれよりもっと粘り気のあるローションのようなヌルヌルの液体だ!!
それが何枚もの舌に絡まり、さらにその舌が僕のペニスに絡められて亀頭から根元にかけて塗りたくられる!!
ぴちゃっ・・・れろれろっ・・・じゅるじゅる・・・じゅぼぉっ・・・
「はあっ!ああぁぁぁ!!」
「ん・・・んんっ・・・」
ちゅぷっ・・・れるれるれるっ・・・
いくつものローションまみれの舌がペニス全体を満遍なく蹂躙する!竿の部分の舌は前後に動き、亀頭周辺をぐるぐると円を描くように舐めまわされ、先っぽは尿道口に舌を差し込まれる・・・
じゅぽじゅぽっ! ぢゅぼ!! ぢゅっぢゅっぢゅっ!!!
ペニスを深く咥え込んだまま、あいちゃんは顔を上下に動かしはじめる!
絡まった舌がペニスを這いまわり、口から抜けかけた竿の部分が空気にふれてヒンヤリしたかと思えば次の瞬間には一気に喉の奥までねじ込まれる!
ちゅぼちゅっ! ぢゅっぢゅっ!! れろぉっ・・・じゅむむっ!!
何度も何度も激しいピストン運動で責められる!そんな状況に寸止め状態だった僕が耐えられるわけがない!!
「うああぁぁぁぁぁぁぁ!!でっ、出る!ああぁぁっ、イグウゥゥゥゥゥゥゥ!!!」
びゅるるるるっ! ドクドクドクッ!! びゅっびゅううぅぅぅ〜〜!!!
「ううぁぁぁ!」
暴発同然の勢いでペニスから白濁液が放たれる!
あいちゃんはペニスを咥えたまま、表情一つ変えずにゴクゴクッと喉を鳴らしながら溢れる精液を飲み干していく。
びゅくびゅく・・・どくどく・・・どく・・・
「うう・・・はぁはぁ・・・」
しばらくすると射精も収まってきた。あいちゃんは顔を傾けながら残った精液を舐め取っている。
僕の放った精液はかなりの量だったらしく、飲みきれなかった白濁液があいちゃんの唇に付着している。
彼女は顔を上げると口元を拭った。だめだ、力が入らない・・・でも、なんとか体を起こさないと・・・・
「まだよ・・・」
しゅるしゅるしゅるっ!
「えっ!?」
驚いた一瞬のうちにあいちゃんの綺麗な黒髪が音を立てて僕の手足を縛り、大の字に押さえつけられた!
さらにすっかり小さくなったペニスにも大量の髪が絡みつく!!
心地よい感触ではあるけど、ついさっき射精したばっかりだ。そう簡単には勃起しない。
「ちょっ、ちょっと待って!そんなすぐには無理・・・」
「大丈夫・・・」
僕を拘束したまま馬乗りになり、そのまま膝立ちになる。僕のペニスの真上にあいちゃんの割れ目がある格好だ。
その体勢を保ったまま、割れ目を指で押し広げ・・・
「んっ・・・」
あいちゃんが体に力を入れるように一瞬の吐息を漏らす。そして・・・
ちょろっ、ちょろちょろちょろ・・・
「なっ!」
あいちゃんの股間から暖かい液体が流れ出し、僕のぺニスを中心とした下半身に降り注いだ!
これはまさか、おしっこ!!
「あっ、ああぁ・・・」
目の前の出来事に声を漏らす。
それは本来なら屈辱以外のなにものでもない。しかし、僕のペニスは徐々に硬さを取り戻していく。
綺麗な少女に自由を奪われ、尿をかけられているという事実が僕の中で背徳感と、それに伴う異様な興奮をもたらしている・・・
僕は恥ずかしさから顔を赤らめ、目をそむけようとした。しかし、すぐ近くで行われている行為から目が離せない!
なおも放尿を続けるあいちゃんの姿に釘付けになり、興奮は増すばかりだ!
ペニスはさっきと同じように大きくなっている。いや、さっきよりも更に大きくなり、へそにくっつきそうなぐらいに反り返っている!
ちょろちょろっ・・・ ざわざわっ! ごしゅごしゅごしゅっ!!
「うっ!!」
突如、全身に絡んだ髪の毛が動き出した!
脇や首筋、胸を這い回った髪は全身愛撫を続けながら硬くなった乳首に巻きついてくる!
一部の髪はぎゅっぎゅっと一定の感覚でペニスを締め付け、表面を擦ってくる!
そのまま暴発してしまいそうな刺激だったが、イケない!!ペニスの根元を髪が縛り、輸精管が閉じられてるから射精できない!!
「うぐぅっ!あっあぁっ!!」
ちょろ・・・ぽたっ・・ぽたっ・・・
生殺しに近い状態でペニスに降り注いでいたものが止まった。まだ、ほのかにおしっこの感触が残っている・・・
ガマン汁とおしっこで濡れた髪での愛撫を続けたまま、あいちゃんが四つんばいで僕の頭のほうへ移動してきた。
「あいちゃん・・・。だめ・・・これ、やめっ・・・うぷっ!!」
顔に柔らかいナニかが押しつけられた!なんだろう、これ・・・ちょっと湿ってて、あったかい?
考えがまとまらない僕の耳にあいちゃんの声が届く。
「飲んで・・・」
ノンデ、って?
・・・!? これは―――――割れ目!!
ちょろちょろちょろっ・・・
「うむむぅぅっ!!」
押し付けられたアソコから出た液体が僕の口へと流れ込む!押さえつけられているから飲むしかない!!
ゴクッ! ゴクゴク・・・
「むぅ・・・んっんっんっ・・・」
喉を鳴らしながら割れ目からどんどん溢れ出るおしっこを飲み干していく!
屈辱のはずなのに僕の興奮はどんどん高まっていく!!
ちょろっ・・・ ゴクゴク・・・ ぴちゃぴちゃっ・・・れろぉ・・・
いつのまにか僕は自分から舌をアソコにねじ込んでいた・・・
その間にもペニスへの髪コキは止まらない!しかも、輸精管がギチギチと締め付けられているので射精はできない!!
出したいのに出せない!何とか自我を保とうと目の前の割れ目に夢中になって舌を這わす!!
れろれろ! れろぉっ! ぴちゃっ・・・ ぢゅるぢゅるっ!! ゴクゴクゴクッ!!!
そこから流れつづけるおしっこも必死になって飲み続けるが、量が多すぎて飲みきれない!!
ついには飲みきれない分が口元からちょろちょろとこぼれ始めた!
責め続けられるペニスもビクビクと限界を示すかのように脈打っている!!
・・・不意に口内に注がれていたおしっこが止まった。しかし、僕はなおもアソコを舐め続ける。
「むぅっ・・・んんっ・・・」
ぴちゃっ・・・ちゅっ・・・ちゅむぅ・・・
まるで名残を惜しむかのように何度も舌をねじ込み、そこに残った液体をすする・・・
そんな僕の様子を見たあいちゃんはしばらくそのままの姿勢でいたが、やがて僕を置いて立ち上がった。
「ああっ・・・」
落胆する僕を無視して、足のほうにまで移動するあいちゃん。いつのまにか髪での愛撫も止まっている。
そして・・・
ぐにぃっ!!
「はうぅぁっ!!」
いきなりペニスを踏みつけられた!
足袋をはいたまま僕のペニスを踏みつける!思いっきり踏みつけるではなく、加減された力でちょうど良い刺激を送ってくる!
すりすりすり・・・
今度はゆっくりと亀頭を指の腹で擦リはじめた。
シルクのようなスベスベとした肌触りが心地いい・・・
「ああぁ・・・・」
女の子におしっこをかけられて、今度はペニスを踏まれて・・・
僕の中でなにかが壊れていくような気がした。
ぬとぬと・・・すりすり・・・ぴちゃ・・・
あいちゃんは器用にペニスの先端からあふれ出たガマン汁を自分の足の指にまとわりつかせ、亀頭全体に満遍なく塗りつけてくる。
ぬるぬる・・・ぬちょ・・・
ガマン汁でデコレーションされた亀頭がぬらぬらと光っている・・・
足でされるのってこんなに気持ちいいものだったのか・・・
「うっ!はぁ・・・あぅ・・・」
突如、竿を2本の指で挟まれた!かかとで袋を踏みつけ、指先をカリに引っ掛けてくにくにと責め立てる!!
すでに十分に高められていた俺のペニスがびくびくと脈動する!袋からいつも以上に大量に生産された精子が競りあがってくるのがわかる!!
「ああっ!で、でるっ!!」
「・・・」
ぎゅっ!!
「ぐぅっ!!」
イクと思った瞬間、足の指で根元を締め付けられた!
またも輸精管が閉じられ、寸止めの苦しみが僕を襲う!!
「あぁ・・・」
僕は涙目になりながらあいちゃんを見上げる。
彼女は相変わらずの無表情で僕をじっと見つめて立ち尽くしている。しかし、その目は僕に何かを問いかけているように見えた。
「うぅ・・・あい・・・ちゃ・・・あっ・・・」
僕は快楽に悶えながらも必死で彼女の名を呼び、震える手を伸ばす。
「・・・」
それでもあいちゃんは答えない。片足でペニスを押さえつけたまま、眉一つ動かさずに僕を見下ろしている。
・・・なにかを待っている?
僕は快楽で支配されそうな頭をフル回転させて考えた。そして、一つの答えにたどり着いた。
―――あいちゃんが待っているのは僕の完全なる屈服。
身体だけでない。僕の心が折れ、自分の与える快楽の虜となること・・・
その証として僕が自分自身の意思で彼女に絶頂させられたいという願いを口にすること・・・
それこそが彼女の望み・・・
ダメだ!!
最後に残った理性が全力で拒絶する。
しかし、その望みが叶わない限り彼女は今の状態を維持し続けるだろう。
この生殺しが続くなんてとても耐えられない!
「ぐぐっ、ぐぎぎっ・・・」
歯を食いしばり、再びあいちゃんに顔を向ける。やっぱり無表情・・・そして、まっすぐに僕の目をみつめている。
「・・・」
・・・もう、いいや・・・
目があった瞬間、心が完全に折れた・・・
どうせもうプライドなんでボロボロなんだし・・・このまま堕とされるのも悪くないかもしれない・・・
すでにうまく呂律が回らなくなっているが、僕はなんとかその言葉を彼女に伝える。
「あい・・ぢゃ・・・ん・・・。イイッ、イガ・・・ぜでぇ・・・」
ペニスを締め付けていた指が緩んだ。
「いいわ・・・イキなさい・・・」
ビンビンのペニスが左右から親指と人差し指で挟まれる!
そのまま、足を上下に動かして・・・ああっ、しごかれるぅ!!
きゅこきゅこきゅこ・・・きゅむきゅむ・・・
不意に指が亀頭に移動する!親指でぐりぐりと尿道を圧迫する!
ぐにぐに・・・ごしゅごしゅごしゅごしゅ・・・
くちゅくちゅくちゅ・・・
竿にまで垂れるガマン汁がローションの役割を果し、足のすべりをよくして卑猥な音をたてる!
「うううううっ!!」
きゅこきゅこ・・・きゅきゅきゅきゅきゅきゅきゅきゅきゅ!!!
足の動きがこれいじょうないほどに速くなる!
目で追うことすらできないほどの速さでしごかれるペニスがついに限界に達しようとする!
きゅむきゅむきゅむきゅむきゅむきゅむ!!!!!
「だ、だめ・・・もう・・・イ、イクっ!イックうっ!!」
ぶしゃあぁぁぁ!!びゅくびゅくびゅくぅ!!!
「あああぁぁぁぁぁっ!!」
解放された精液がものすごい勢いで宙に放たれる!
散々に焦らされた後だからその量も気持ちよさも半端じゃない!
びゅるびゅる! びゅびゅ〜〜〜っ!! ドクドクドク・・・
「ああぁ・・・はああぁぁぁ・・・」
ようやく勢いが衰えてきた。―――呼吸を整え、ようやく一息ついた僕の耳にあいちゃんの声が届く。
「次が最後・・・」
「えっ?」
聞き返すが、あいちゃんは何も答えず再び馬乗りの体勢になった。そして僕に見せつけるようにアソコを指で広げる。
「挿れたい・・・?」
そこにはピンクの壁が蠢いていた。
くぱぁっと開かれた秘所の奥・・・柔らかそうな肉壁がうねうねと妖しくうねり、僕を誘っている!
その淫猥な魅力に僕のペニスはまたもやそそり立つ!
ゴクッ!
「いっ!挿れたい!!」
僕は迷うことなく本能に従う。今の僕を支配しているのは欲望・・・、目の前の人形の少女に犯されたい、その全てを味わいたいという欲望だけだ。
「わかった・・・」
変わらない調子で告げると、僕のペニスを片手でつかみ自分の割れ目へと誘導する。
くちゅ・・・
「ぅあっ!」
割れ目に先端が押し付けられた!
ぐにぐに・・・ ちゅぷ・・・
あいちゃんのアソコの入り口は非常に狭く、最大限に肥大化したペニスがぐりぐりと無理やり押し広げるようにして中に進入する!
ゆっくりと埋没していくペニスを膣壁が襲う!まだ半分も入っていないのに十分すぎる刺激だ!!
これが奥まで入ったら・・・
湧き上がる感情に逆らえず、僕は自ら腰を突き上げた!
「!!!」
ずちゅうぅ!!
にちゃ、ぬちゅうぅ! ぐちゅっぐちゅっ!! ぐちゃあぁぁ!!
一気にペニスが膣に飲み込まれ、最深部の壁を叩く!
それと同時に肉壁が激しくペニスをかき混ぜる!!膣内で蹂躙され、限界を超えた快楽を受けた僕は我慢する暇もなく、全ての白濁をあいちゃんの中で吐き出した!!
「あああぁぁぁ!いいぃぃぃ!!」
びゅ、びゅううううぅぅぅ!!!ずびゅ、ずびゅずびゅずびゅううううう!!
「んんっ!」
僕が果てると同時にあいちゃんが短い悲鳴のような声を上げた!おそらく初めて聞いた感情のこもった声・・・
ちょろちょろちょろ・・・
あいちゃんが着物の裾を強く握ると同時にその股間から暖かい液体が流れ出した。
溢れ出した液体―――尿は繋がったままのペニスをつたわり、またもや僕の下半身を汚す。
「あっ、あいちゃん?」
「・・・いきなり突くから・・・」
握った拳を緩め、あいちゃんは目をそらしながらそれだけ言った。・・・顔も少し赤いような気がする。
「・・・イッちゃった?」
「・・・」
あいちゃんは答えない。でも、その様子から察するにいきなり突かれことに驚き、お漏らしてしてしまったようだ・・・
しかも、顔には出さないけど恥ずかしいみたいだ。
―――かわいい
いままでは綺麗だと思っていたけど、今のあいちゃんは可愛いという言葉がぴったりだ。
今まで淡々と一方的に僕を責め続けていたけど、意外にも予想外の出来事には弱いのかもしれない。
そう思うとなんだか親近感が沸いてきて、思わず苦笑してしまった。
「・・・」
気付くとあいちゃんは僕をジトッと見据えている。・・・少し気まずくなった。
「あっ、いや、笑ったんじゃなくて・・・」
ぐにゅぅっ!
「いっ!!」
突然、膣壁が激しく凝縮し、内部を締め付けてきた!
そのまま、ぐねぐねと脈動してペニスがこねくり回される!!
ぐにぐに・・・ぐちゅぅ!!
「なっ!なあぁっ!」
「・・・」
あいちゃんは手加減など全くせずに容赦なく僕を犯し続ける!
なんで急に!さっきまでとは違う、まさに一方的な責め!!
ぎちゅぎちゅぎちゅっ! ぢゅっぢゅっ じゅぼぉっ!!
「ああああ、あいちゃ!うああぁぁぁ!!」
あいちゃんをみれば、やっぱり無表情・・・いや、ちょっと目線をそらした!?
さっき笑ったから怒ってるのか?
―――いや、違う・・・恥ずかしいのか!
つまり、これはある種の照れ隠しみたいなもの。
一方的に責め続ける事で主導権を取り戻そうとしているのか。
・・・彼女はただの人形なんかじゃない
彼女も人と同じように心を持った存在なんだ・・・
そう思うと僕はなんとなく嬉しくなった・・・
・・・でも、
「ちょっ!待って・・・さすがに!いったん、やめてぇ!!」
すでに3回も射精したんだ!この快楽責めはきつすぎる!!
僕はあいちゃんに限界を告げ、やめてくれるように懇願する!!
「いや・・・」
「そっそんなぁっ!あぐぐぅぅっ!!」
すっかり彼女のプライドを傷つけてしまったようだ!
僕の願いを聞かず、膣内の責めをさらに激しくする!!
ずちゅ! ぐぷぷぷっ・・・ぢゅぶぢゅぶぢゅぶっ!!
「イクぅ!また出る!!あああぁぁーーーーーー!!」
びゅるるっ! ドクドクドクドクッ・・・
僕は4度目の射精とは思えないほどの白濁液をあいちゃんの中に放った。
しかし、目の前の少女はこの快楽をまだまだ終わらせてくれそうになかった・・・
「うあぁ・・・ううぅぅ・・・」
・
・
・
・
・
・
・
ゆっくりと目を開けると、夕焼けの光が差し込んできた。・・・全身が重い。
あれから何回イカされたんだろう?わかんない・・・
よく見ると体の汚れは落としてくれたらしい。服もちゃんと着せてくれてる。
スッ・・・
襖が開いて、あいちゃんが入ってきた。
和服の柄が違う。思いっきり汚しちゃったもんなぁ・・・
「やっ、やぁ・・・」
あれだけすごいことをやった後なのに平然としている。僕だけ気まずい・・・
疲れで起き上がれない僕の隣に立つと部屋の奥を指差した。
「帰り道・・・」
「へっ?」
そうか、帰り道を教えてくれる約束だったっけ。・・・でも、あれって襖だよな?
「あなたの家に繋げておいた・・・」
「繋ぐ?」
某アニメのなんたらドアみたいなものかな。
まあ、あいちゃん自身がからくり人形なんだから魔法染みた事ができてもふしぎじゃないか。
あそこから直接、家に帰れるのか・・・
「ありがとう・・・」
「えっ?」
不意に聞こえた感謝の言葉に視線をあいちゃんに戻す。
「結界、張ってたから・・・人と交わったのは久しぶり・・・」
結界・・・そうか、誰もこの森に近づかないのはそういうことだったのか。
誰も立ち入らない場所で長い間、あいちゃんは一人で暮らしていて、理由はわからないけど僕だけが結界を越えてここに来た・・・
「・・・この家と僕の家は、あの襖の奥で繋がっているんだよね?」
「ええ・・・」
それを聞いて安心した・・・
「じゃあ、また会えるね・・・」
あいちゃんがこっちを向いた。僕の言った意味かわからないのかポカンとしている・・・ように見える。
「僕はまた会いたいんだけど、どうかな?」
この言葉でさっき言った意味を理解したらしい。
「そう・・・」
それだけ言うとあいちゃんは横になっている僕の枕元に移動する。
そこで正座をした彼女は、今度は僕の頭を持ち上げて自分の膝の上に乗せた。
膝枕・・・
柔らかな感触が後頭部から伝わってくる。
「今は休んだほうがいい・・・」
そう言って膝に上にある僕の頭をゆっくりと撫でる・・・
いままでこんな事をする相手はいなかったんだろう。少し手つきがぎこちない。
それでも僕には充分だった。
心が落ち着く・・・
僕はあいちゃんの優しさとぬくもりを感じながら目を瞑った・・・
一人ぼっちで寂しいのは彼女だけじゃない・・・
僕だってそうだ・・・
あいちゃんとこのままあえなくなるのは寂しい・・・
だから、伝えたんだ・・・
また、君と会いたいと・・・
「また来るの・・・?」
「うん。・・・ダメかな?」
僕に触れていた手が止まる・・・
そして・・・
「待ってる・・・」
安らぎの中、僕が聞いたその声は夕焼けの空のように穏やかで・・・
そして、かすかに嬉しそうだった・・・
Fin〜
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