〜ちょっとだけ追加〜

 

 

 

さて、ちょっとした追加事項について説明しておくか。
色々と、見逃しがちな事もあるしのう。


手短に頼むぞ、余はおなかが減ってきた。


スキルの説明には、「威力:E(力・器)」などと書かれている。
「E」の部分は、スキルの強力さを表す評価じゃ。


「力・器」ってのはなに……?


これは、攻撃力と器用さがそのスキルの威力に関わってくるという事じゃ。


なるほど……攻撃力と器用さが高いほど、そのスキルも威力がアップするのだな。


他にも「速」は素早さ、「魔」は魔力、「防」は防御力、「精」は精神力じゃ。
どの能力値が威力に関わるのか、一目で分かるようになっているぞ。


どのスキルで戦うか、指針になるね。


またスキル説明に、「属性:+ 効果:+」と表記されているものがある。
この「+」は、通常攻撃のものが付加されるという意味じゃ。


通常攻撃の属性や効果が付加? どういう事だ……?


例えば世界には、炎の力を帯びた剣というものがある。
この剣で通常攻撃を行うと、炎属性のダメージを与える事が出来るのじゃ。


同様に、「属性:+」と書かれたスキルにも炎属性の効果が宿る。
武器の属性を、そのまま攻撃スキルに乗せる事が出来るのじゃ。


なるほど……「効果:+」も、同じようなものと見たぞ。
世の中には、毒のナイフなど状態異常を引き起こす武器もあるな。


そうした武器を装備した場合、通常攻撃のみならず「効果:+」のスキルにも力が及ぶのじゃ。
同様に、通常攻撃に効果のあるアビリティがあるのう?


「通常攻撃炎属性」や「通常攻撃暗闇・低」などだな。
そうした効果も、「属性:+ 効果:+」のスキルに適用されるのか……?


うむ、その通り。
「+」のスキルは、使いようによっては非常に強力なスキルとなり得るのじゃ。


なんだか、むずかしいね……


さて、話は変わって……世界には、特殊な能力が込められた武器が存在する。
たとえば「魔導士の杖」は、使用すると炎を巻き起こす事ができるのじゃ。


すごい! どうやって使うの!?


「魔導士の杖」を装備すれば、戦闘コマンドに「装備武器」というのがある。
それを選べば、装備している特殊武器の力が使えるはずじゃ。


そうした武器の説明には、【杖+】と種類の横に「+」がついているぞ。
これは、戦闘中に使用できるという印じゃな。


なるほど……ぜひ手に入れたい武器だな。


他にも、いくつか機能を説明しよう。
メニューのスキル画面でボタン1を押すと、選んだスキルタイプに「封」の文字がつく。


そうなると、戦闘中にそのスキルタイプは表示されなくなるのじゃ。
もちろん、スキル画面で同じ操作をすれば解除できるぞ。


でも、自分から使用スキルを封じるなんて……メリットはあるの?


スキルを色々と覚えていると、沢山ありすぎて表示が見づらくなってくる。
そうした時に、使わないものは非表示にすれば良さそうだな。


まず、スキルいっぱい覚えないとね……


あと、ポケット魔王城で目当ての仲間の元に行くのは面倒じゃろう?
そうした場合、城内ワープを使用すれば良い。


メイドに話し掛け、パーティ編成を選び……
目当てのキャラのところでボタン6を押せば、そこにワープできるぞ。


わ〜い、あたしのところにも来てね〜♪


それでは次回で締めて、終わるとするかの。
さて、最後のひとしごとじゃ!


 

 〜おわりに〜