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それでは、今回は職業と転職について講義しよう。 |
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うむ、いよいよ本番だな。 ここから覚える事が多そうだ…… |
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まず前提として、全てのキャラはなんらかの職業と種族についている。 例えば、これじゃ。 |
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わぁ、僕だ。 職業は見習い勇者、種族は人間って事かな……? |
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うむ、その通りじゃ。 ルカという名前の横にあるLV2というのが、お主自身のレベルじゃな。 |
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見習い戦士と人間の横にも、LV2ってあるよね。 |
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見習い戦士のLVが2、人間のLVも2という事じゃ。 これらは、就いている職業や種族の熟練度をあらわしているぞ。 |
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ねぇねぇ……あたしは? あたしは? |
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キャラレベルは1、シーフのレベルは2、スライムのレベルは2じゃな。 |
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先日、ナメクジを拾ったのだが…… |
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キャラレベルは3、戦士のレベルは3、陸棲種のレベルは2じゃな。 こんな風に、全てのキャラは必ず何らかの職業と種族に就いているのじゃ。 |
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無職はないの? 完全雇用の世の中なの? |
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「無職」という職業に就いているという形になっている。 そういうわけで、みな何かの職業になっているのじゃ。 |
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なんだか詭弁めいているが……まあいい。 各レベルの最高値はいくつなのだ? |
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キャラの最高レベルは99、これは経験値を得ることによって上がっていく。 そして職業と種族は、どの最高レベルも10となっておるのじゃ。 |
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職業レベルを10まで上げれば、その職業はマスターした事になるんだね。 |
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うむ、職業レベルは敵を倒して職業経験値を溜める事で上げるのじゃ。 職業レベルが上がると、その職に応じたスキルやアビリティが修得できるぞ。 |
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スキルは前の講義で聞いたけど……アビリティって? |
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アビリティについては、また別の講義で解説しよう。 それではいよいよ、転職についてじゃ。 |
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わーい、転職〜♪ |
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イリアス神殿では、就いている職業を別のものに変更する事ができる。 これを、転職と言うのじゃ。 |
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へぇ、これが転職か…… やっぱり、レベルは1に戻っちゃうの? |
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就いている職業のレベルは、他の職業に変更しても下がる事はない。 また、転職回数にも特に制限はないのじゃ。 |
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例えば戦士レベル5まで上げた後、僧侶に転職。 それから僧侶レベルを3まで上げて…… |
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その後に戦士に転職すると、以前の戦士レベル5の状態から鍛えられるのじゃ。 もちろん、僧侶のレベルも3から下がったりはせんぞ。 |
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なるほど、職業のつまみ食いもできるのだな…… |
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そして、就いている職業によってキャラの基礎ステータスに補正がかかる。 戦士なら攻撃力やHPが高め、魔法使いなら魔力やMPが高め……などじゃな。 |
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ほせい? きそステータス? よくわからない…… |
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戦士になると筋肉モリモリになり、魔法使いだと魔法ムキムキになるという事だ。 |
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また装備可能武器や、使用可能スキルも就いている職業によって決まる。 これらは後の講義で詳しく説明するとしよう。 |
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よし! それじゃあ僕は勇者に転職するぞ! |
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あたしは賢者になる〜! アタマよさそうだもんね♪ |
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うむ、余は味見役に転職するぞ! |
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ちょっと待てー! なんでも好きになれるものではない、あと味見役なんぞない! |
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職業には、一般職、上級職、最上級職の三種類が存在する。 そして初期状態で自由に転職できるのは、一般職だけなのじゃ。 |
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なんと、厳しい階級社会なのだな…… |
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上級職に就くには、定められた一般職をマスターする必要があるのじゃ。 そして最上級職もまたしかり。 |
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さらに、一般職でも転職アイテムが必要な職もある…… 転職とは深く、厳しく、そして楽しいものなのじゃ。 |
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結局、地道にコツコツ修練する必要があるんだね。 でも、そういうの嫌いじゃないよ。 |
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まずは、一般職から解説するとしよう。 一般職は、転職アイテムが必要なものを除いて最初から転職可能じゃ。 |
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戦士、武道家、魔法使い、僧侶、狩人、シーフ、見習い勇者、遊び人…… こうした一般職は、誰でも最初から就くことができるぞ。 |
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そして、上に行くにはこれらの職業の修得が必要なのだな。 |
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うむ。特定の一般職をマスターする事で、上級職に就くことが可能となるのじゃ。 その例を、以下で挙げておこう。 |
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これらはあくまで一例、上級職はまだまだあるのじゃ。 もちろん、これらの上級職では一般職より強力な技能を修得できるぞ。 |
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そして定められた上級職をマスターすれば、とうとう最上級職に転職できる。 ただし最上級職は、転職アイテムやイベント等が必要なものが多いがな…… |
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また一般職や上級職を問わず、転職アイテムが必要な職業もあるのじゃ。 許可や認可が必要な職業じゃな。 |
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転職アイテム……もしかして、転職するたびに消費したりするのか? |
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心配無用、転職アイテムは失われる事はない。 一度入手すれば全員が転職可能、かつ何度でも転職できるフリーパスの資格じゃ。 |
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それは助かるよ。取り直しは不要なんだね。 |
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転職アイテムが必要な職業も、いくつか例を挙げておくとしよう。 もちろん、以下はごくごく一部に過ぎんぞ。 |
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あと、転職アイテムを持っているだけでは駄目な職業もある。 例えば上の「侍」は、東方秘伝書の所持以外に「戦士」のマスターが必要じゃ。 |
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色々と大変なんだね…… でも、ますますガッツがわいてきたぞ! |
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そして、さっきも少し触れたが…… 就いている職業によって、使用可能なスキルの種類が決まるのじゃ。 |
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例えば、戦士なら「剣技」、魔法使いなら「黒魔法」などじゃな。 |
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逆に言えば……その職業が苦手なスキルは、修得していても使用できん。 例えば戦士は「黒魔法」を使用できんし、魔法使いは「剣技」を使えんのじゃ。 |
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就いている種族によって、使用できる場合もあるが…… スキルに関しては、まとめて後の講義でやるとしよう。 |
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なんだか、ややこしいね…… |
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難しければ、その者が仲間になった際の初期職業を通せばいい。 マスターすれば、その発展系の職業に就けば間違いはないはずじゃ。 |
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まあ、どうせ転職にデメリットはないのだ。 色々と試してみるか…… |
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そして、このゲームに登場する職業の総数は150! 多彩な職業が、冒険に彩りを与えるじゃろう! |
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そんなにあるのか……よし、燃えてきたぞ! |
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暑苦しくなったところで、職業に関してはここまでじゃ。 次は種族に関して講義するとしようか。 |
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だんだん、あたまぐるぐるしてきちゃった…… |
第5講 〜種族と転種〜