妖魔の城


 

 「あ、あぅぅ……」

 なぜか僕は、その妖しい口穴を眺めたまま何も出来なくなってしまった。

 まるで、淫魔に魅惑されてしまったかのように――

 そこはまるで、巨大なイソギンチャクのよう。

 内壁はぐにゅぐにゅと柔らかそうで、触手や粘液がどっぷりと詰まっているのだ。

 あそこに咥えてもらったら、どんなに気持ちが良いのだろうか。

 このまま食べてもらったら、どんなに幸せなのだろうか――

 「う、ぐ……」

 徐々に、そんな欲求に逆らえなくなっていく。

 そして僕は、とうとうネメシアに身を任せてしまったのだ。

 

 「あぁぁぁぁぁ……」

 抵抗しなくなった僕の体を、ネメシアは足先からずぶずぶと呑み込んでいく。

 そこは巨大なイソギンチャクの口のようで、その内部にも触手がたっぷりとうねっていた。

 そんな無数の触手が、ざわざわと僕の体に巻き付き、絡め取り――

 そして、衣服もじゅるじゅると粘液で溶かされ――

 「あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁ――!!」

 腰までをネメシアに食らいつかれ、僕は快楽の叫びを上げた。

 露わになった股間に、ぐじゅぐじゅと触手が絡みついてきたのだ。

 大きくなったペニスを巻き取り、締め付け、揉みほぐし、多彩な刺激を浴びせてくる。

 下半身を突っ込んでいる肉穴自体もぐじゅぐじゅと収縮し、激しい蠕動を与えてきた。

 まるで下半身全体が、魔性の蜜壺に揉み溶かされているかのようだ――

 「あぅぅ……あぁぁぁぁぁ――!」

 そのまま、ネメシアの中にドプドプと精液が溢れてしまう。

 それでもなお絡みつきや蠕動は止まず、僕の下半身全体を嫐り続けているのだ。

 とろけてしまいそうな快楽を与えられ、僕は下半身を咥えられたまま脱力していった――

 そう――ネメシアは、捕食しながら獲物を弱らせているのだ。

 

 「あぁぁぁ……」

 そのまま、僕の体はずぶずぶと柔らかい穴の中に沈み込んでいく。

 ネメシアに呑み込まれていく――その絶望感と、そして異様な興奮。

 異形の人外女に捕食されながら、僕はその一度きりの快楽を満喫していた。

 全身を押し包んでくる、温かくぬめった肉壁。

 それは夢心地のように柔らかく、僕を抱き込んでくる。

 じっくりと絡め取ってくる触手は全身を揉みくちゃにし、まとわりついてくる粘液が体を溶かし――

 「あ、あひ……」

 甘い快楽の中で、肉体も意識もドロドロにとろけていき――

 そして――

 

 

 

 

 

 「う……ここは……?」

 気がついた時、僕は異様な空間にいた。

 そこは、肉と粘液で形成された世界。

 まるでピンク色の肉に包まれた洞窟のような、不気味な空間。

 生物の体内というのは、ちょうどこんな感じなのだろうか――

 「う……からだが……」

 僕の手足は大の字に広げられたまま、肉の壁にすっかり取り込まれてしまっている。

 肉壁に体を埋められ、頭と胴体、そして股間を出したような――そんな状態だ。

 ネメシアに食べられたはずの僕は、いったいどうなってしまったのか――

 

 「……残念だ。お前も、ここに来てしまったか」

 そのとき、背後から聞き覚えのある声が響いた。

 「お、お前は――」

 背後の肉の壁を透過し、つかつかと一人の女性が歩み寄ってくる。

 あれは――上から下まで黒装束をまとった美女――五条すばる。

 「ここは、ネメシアの中。お前も我々と同じく、ネメシアと一つになってしまったのだ」

 「そ、そんな――」

 ネメシアと一つに……? それは、同化してしまったということか……?

 「しかも――その様子を見るに、我々よりも自由度は低いようだな」

 何の束縛もない様子の五条すばると、肉壁に四肢を固定されている僕――

 明らかに、その待遇は違っていた。

 「その様子では、外にも出られまい――男性体ゆえ、魂は取り込まれず囚われたのか?

  まあ、支配者でない私には分からんことだ」

 「ど、どうすれば……こんな……」

 僕は必死で身をよじった――が、四肢は肉壁にしっかりと埋まっている。

 首と胴、そして股間から垂れ下がっている男性器がゆらゆらと揺れるだけだ。

 「……そんなことをしても無駄。もう、助かる方法はない。ゆえに、楽しむことだけを考えろ――」

 「え……?」

 不意に五条すばるは僕の前で屈み、股間へと顔を埋めてきた。

 そのまま形の良い唇が、僕の肉棒をねろりと咥え込んでしまう。

 「う、あぁぁぁ……な、何を……」

 「んむ……ん、じゅぱ、じゅぱ……」

 にゅるにゅるした舌が、ぬらぬらと亀頭部にまとわりついてくる。

 まるでカリや亀頭全体に巻き付いていくような、器用な舌遣いだ。

 唇はきゅうきゅうと僕のモノを締め付け、カリのくびれをじっくりといたぶる。

 非常に技巧的で、心地良いフェラだ――

 「や、やめ……あぅぅぅ……」

 「ん、じゅぷ、じゅぷ……じゅぷ……」

 さらに五条すばるは顔全体を激しく前後に動かし、激しいピストン運動を与えてきた。

 その激しい口淫の前に、どんどん射精感が沸き上がっていく。

 「うぁぁ……も、もう……出そう……」

 「んむ……? ふっ、早いのだな。じゅぷ、じゅぷ、じゅ、じゅ、じゅ――」

 まるでラストスパートを掛けるように、五条すばるの口淫は激しくなっていった。

 そして深く咥え込まれたとき、亀頭が狭い喉奥にきゅっと包まれ――

 その刺激に促されるように、五条すばるの口内で果ててしまった。

 「あ、あぁぁぁぁぁぁ……」

 温かい口の中に、どくどくと迸る精液。

 「ん、んんん……」

 五条すばるは、溢れる白濁をこくこくと飲み干してしまう。

 「ふ……」

 漏れ出た精液を全て飲み干し、五条すばるは肉棒から口を離して余裕の笑みを見せる。

 そして、唇を汚す白濁を指で拭い――その姿が、周囲の肉壁に溶け込むようにして消えていった。

 

 「え……?」

 突然に消滅した五条すばると入れ替わるように、そこから二人の美女が現れる。

 「ふふふっ……」

 「くすくす……」

 「お、お前達は――」

 五条すばると同様に、その二人にも見覚えがあった。

 二人のうち片方は、アルビーネとかいう門番淫魔。

 そしてもう一人も、その顔はアルビーネによく似ている――おそらく、姉妹だろう。

 「一度、あなたとは顔を合わせたわね。私は、アルビーネ――」

 「お初にお目に掛かるわね。私は、アルメール――」

 そう言いながら、二人の淫魔は両側から僕の体に抱き付いてくる。

 その淫らで豊満な体が、ねっとりと絡みつくかのようだ――

 「な、なんだこれ……幻か……?」

 「夢でも幻覚でもない、れっきとした現実――」

 「私達は、もうネメシアと一つなの――」

 そう囁きながら、柔らかな体が僕にまとわりつき――そして四本の腕が、僕の体に這い回った。

 肩や胸、首筋や腹をゆっくりと撫で回し、淫らにくすぐってくる。

 「あぅぅ……」

 じっくりといたぶるような二人掛かりの愛撫に、僕は身悶えしていた。

 「ふふ……じゃあ……」

 「私達が、遊んであげる……」

 そのままアルメールは僕の首にゆっくりと腕を絡め――そして、ねっとりと唇を重ねてきた。

 「ふふ……」

 その一方で、アルビーネは――肉壁に埋もれている僕へと、器用に体を預けてくる。

 のしかかるように腰を押しつけ、下腹部同士を密着させ――

 そのまま、ずにゅる――と蜜壺に僕のモノを挿入してきたのである。

 「ん……んんん……!」

 アルメールに唇を封じられながら、僕は股間から伝わってくる快感に悶えた。

 アルビーネの膣内は、まるで僕のモノをちゅうちゅうと吸引するかのよう。

 奥へ奥へと引き込むような圧力が、ペニス全体に甘い快楽をもたらしていた。

 もぐもぐと肉棒を食らいながら、奥へ奥へと引きずり込んでくる――

 まるで蟻地獄のような、異様な快楽だった。

 「ふふ……私の中はどうかしら……?」

 「んぐ、んんん……」

 二人の淫魔に絡め取られたまま、僕はびくびくと身をわななかせる。

 アルビーネの膣の凄まじい吸い付きに、ただ翻弄されていた。

 まるで強烈なバキュームフェラのような感触と、ねっとりとした挿入感を同時に与えてくるのだ――

 「ん、んんん……!」

 「あら、もう出そうなの……? じゃあ、吸い取ってあげるわ……」

 きゅぅぅぅぅぅ……と、狂おしい吸引が僕のモノを責め嫐る。

 内部が真空状態になり、肉棒を包んでいる柔肉がみっちり密着してきたような感触――

 「ん、んんんん――!!」

 それに耐えきれず、尿道口からドクドクと精液が溢れ出す。

 射精したというよりも、強制的に吸い出されたという心地――

 「ん、ん、んん――」

 アルメールに唇を貪られたまま、僕はアルビーネの膣内にたっぷりと精液を注ぎ込んでしまったのだ。

 それは、まるで夢のような快感だった――

 「ふふ、次は私ね――」

 アルビーネと交代し、今度はアルメールが腰へと絡みついてくる。

 「私の中も、凄いわよ……吸い付きはアルビーネに負けるけど、絡みつきは凄いんだから……」

 そのまま、アルメールは器用な体勢で僕モノを蜜壺へと呑み込んできた――

 「あ、あぁぁぁぁぁ……」

 中はきゅっと締まり、そして肉壁が生きているかのように、うねうねと蠕動している。

 その蠢きで、びっしり備わったヒダがペニス全体ににゅるにゅると擦れ――

 カリや尿道口、裏筋などをヒダが執拗にくすぐってくるのだ。

 その刺激に、僕はみるみる脱力していった――

 「あぅぅぅぅ……」

 「どうかしら? 私の中、凄いでしょう……?」

 僕のモノを膣内で弄びながら、くすくすと笑うアルメール。

 「ふふっ……私を忘れていないかしら……?」

 アルビーネは僕の埋もれている肉壁を透過しつつ、背中側から抱き付いてきた。

 そして、耳の穴に息を吹き込んだり舐め回したりしてくる。

 「うぁ……あぁぁぁぁ……!」

 アルビーネはちゅぱちゅぱと耳を犯し、アルメールの蜜壺は肉棒をぐちゅぐちゅと弄び――

 その感触に酔わされながら、そのまま僕は果ててしまった。

 「あ……! あぁぁぁぁぁぁ……!」

 にゅるにゅる絡んでくるアルメールの蜜壺へと、僕は思いっきり精液を注ぎ込んでしまったのだ。

 サキュバス二人に連続で精を吸われ、僕は疲労と恍惚で身を緩ませてしまった――

 

 「ふふっ……また遊んであげるわ……」

 精液を吸い終え、肉壁の中に沈み込んでいくアルメール。

 僕の背後から抱き付いていたアルビーネはというと――その体が、にゅるにゅると触手に包まれ始めた。

 「な、なんだ……?」

 そして触手が解けると――なんと、またもや見覚えのある淫魔に変貌していたのだ。

 あいつは、アステーラ――

 「ど、どうなってるんだ……!? これは――?」

 「私も――いや、私達もあなたと同じ。ネメシアに取り込まれ、その一部となってしまった者。

  決して身も心も滅びたわけではない――そういうことよ」

 僕を背後から抱きすくめたまま、くすくす笑うアステーラ――その口から、にゅるにゅると舌が這い出した。

 それは僕の耳を舐め回したあと、どんどん長くなっていく。

 首筋から肩を這い、脇まで伸びていき――まるで蛇のように、僕の体に絡み始めたのだ。

 「あ、あぁぁぁぁぁ……」

 そのままアステーラの舌は胸を這い回り、肩や腹にさえ巻き付いていく。

 じっくり、じっくりと――蛇が獲物を巻き取っていくように。

 「ほらほら……いたぶってあげるわ……」

 その舌はどんどん伸びて、とうとう僕の全身をがんじ絡めにしてしまったのだ。

 「う、あぁぁぁ……」

 ヌルヌルして温かい舌に体中を巻き取られ、僕は身悶えする。

 にゅるにゅると全身を這い回るぬめりは、たまらない快感を与えてきたのだ。

 「ふふっ……ここにも、巻き付いてあげるわ……」

 そして――いよいよペニスにも、舌が伸びてきた。

 根本にしゅるりと巻き付き、そして蛇がじわじわと這い上がるように肉棒を巻き付いていく。

 サオのほとんとが舌に覆われ、そしてカリの周りを巻き取りながら亀頭にまで這い回っていく――

 「あ、あぁぁぁぁぁぁ……!」

 敏感な亀頭が巻き取られていく快感に、僕は身を震わせた。

 淫らな舌で肉棒が覆い包まれてしまう――普通なら体験できないような快感に、今にも絶頂してしまいそうだ。

 「ふふっ……このまま亀頭を締め付けてあげれば、それだけでイくわね」

 アステーラはにやりと笑い――そして、ペニスに絡む舌をきゅっと締め付けた。

 膨らんだ亀頭に巻き付いた舌が、きゅっと表面へとに食い込む。

 亀頭が、むにっと圧迫され――

 「あ、あぁぁぁぁぁぁ――!!」

 その刺激に、僕はたちまち精液を迸らせていた。

 溢れた白濁は、肉の床へと撒き散らされる――

 「あー! もったいないよぅ……」

 すると突然、目の前に小さな女の子が現れた。

 ランドセルを背負った彼女は、床に撒き散らされた精液のところで身を屈めると――

 「ほら、食べちゃえ――」

 背中のランドセルから、にゅるりと大きな舌が伸びた。

 その奇妙な舌は床にレロレロと這い回り、精液を舐め取っていく。

 「な、なんだ……?」

 僕はその異様な光景に、ただ呆然とするばかりだった。

 

 「あら、ひぃな……あなたも、一緒に遊びたいの?」

 背後から僕を抱きすくめたまま、アステーラは少女に問い掛ける。

 「うん! みんな、楽しそうだもん♪」

 ひぃなと呼ばれた少女は、ランドセルから伸びた大きな舌に床の精液を舐め取らせ――

 そして、くりくりした可愛らしい目で僕を見上げてきた。

 「こっちも、ペロペロしちゃえ〜♪」

 「う、うぁぁぁぁぁ――」

 アステーラの舌から解放された僕のモノに、今度はランドセルの舌が襲いかかる。

 それはアステーラの舌よりも大きく、はるかに肉厚だった。

 そんな舌がじゅるじゅると股間全体を舐め上げ、ペニスを覆い包んでくる。

 「あ、あぁぁぁぁぁぁ――」

 「はい、なめなめなめ……♪ えへへ……ひぃなのランドセル、きもちいいでしょ」

 ひぃなは僕の股間をランドセルの舌で舐めさせ――そして、さっき放った精液を残さず啜り取っていた。

 そして少女は、その舌が伸びているランドセルの中を僕に見せ付ける。

 その内部は、まるで生物の消化器官のよう。

 肉壁がぐにゅぐにゅと蠢いている――それを、おもむろに僕のペニスへと被せてきた。

 「な、何を――あ、あぁぁぁぁぁぁ――!!」

 異様な感触の肉壁が僕のモノを包み、妖しく締め付けてくる。

 まるで消化しているかのように蠕動し、ペニスに狂おしい刺激を与えてくる――

 あまりの快感に体の力が抜けていき、そして――

 「あ、あぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……!」

 そのまま僕は、ひぃなのランドセルの中へと思いっきり射精してしまった。

 「えへへ……いっぱいもらっちゃった」

 精液が注ぎ込まれたランドセルの中を覗き込み、無邪気に笑うひぃな。

 「ふふ……良かったわね」

 僕の背後で笑うアステーラが、またしても触手に包まれていく。

 そして、ひぃなも同様に触手の渦へと包まれていき――

 

 「ぐ、今度は何なんだ――?」

 さっきまでひぃなだった触手の塊は――たちまち、小柄な少女の姿に変貌していた。

 小さくあつらえたメイド服に、豊満なメロンのような胸。

 やはり見覚えのある淫魔――あいつは、メイだ。

 そして――僕の背後にいたアステーラも、いつしかマイの姿に変貌していた。

 「えへへー♪ 久しぶりだね。ボクのこと、覚えてる?」

 メイは僕の前にちょこんと立ち、にこにこと無邪気に笑った。

 「また、メイちゃんと一緒で嬉しいです」

 そしてマイも、僕の背にきゅっと小さな体を寄せてくる。

 「お、お前達も……」

 「ボクもマイちゃんも、これからずっと一緒なんだよ〜♪」

 メイド服のまま、僕の腰にぎゅっと抱き付いてくるメイ。

 立ったままの肉棒が、その柔らかな胸元にむにゅっとめり込んでしまった――

 「あ……あぅぅ……」

 そのふんわりした感触に、思わず僕は声を上擦らせてしまう。

 「ボクのおっぱい、やらかいでしょ……ふふっ」

 そのままメイは体をくねらせ、むにゅむにゅと胸でペニスを刺激してきた。

 そして――

 「じゃあ、中に入ってもいいよ……」

 メイド服の胸元をはだけ、その谷間に僕のモノをうずめてきたのだ。

 「あうっ……!」

 ふくよかで柔らか、とろけそうに温かい感触――

 そんなおっぱいに左右から肉棒を挟まれ、僕はたちまち夢心地に浸ってしまった。

 「どう? ボクのおっぱい、気持ちいい?」

 「うぁ……すごい……!」

 あまりの快感に、僕はひたすら表情を緩ませるのみ。

 「むぅ……私のことが、忘れられてます」

 その一方でマイは、不機嫌そうに頬を膨らませると――

 おもむろに、僕のお尻へと顔を割り込ませてきた。

 その舌が伸ばされ、アナルをレロレロと舐めてくる――

 「……あうっ!」

 僕は思わず腰を突き出し、メイの胸の谷間を強く突いてしまった。

 「わっ……!? おっぱいの奥まで入ってきちゃった……」

 谷間の奥にまでペニスが埋もれてしまったことで、ふくよかな肉の圧迫感がきつくなる。

 その刺激で――僕は、思わず達してしまった。

 「あ、あぁぁぁぁ……」

 安らかな気分で、おっぱいの谷間へと精液をドクドク注ぎ込んでしまう――

 マイにアナルをレロレロと舐められ、メイのおっぱいに挟まれながらの射精。

 極楽のような放出感を、僕は存分に堪能したのだった。

 

 「わぁ、いっぱい出しちゃってる……なんか、マイちゃんにイかされちゃった気分……」

 メイは身をよじり、胸の谷間から亀頭部だけをちょこんと露出させた。

 そして舌を伸ばし、亀頭部をペロペロと舐め始める。

 「あ、あひぃぃぃぃ……!!」

 尿道付近に執拗に這ってくるザラついた舌の感覚に、僕は身をよじった。

 肉棒のほとんどをふくよかなおっぱいで圧迫され、先端部を舐め回される快感。

 アナルにはマイが吸い付き、べろべろに舐め回しているのだ。

 こんなことをされて、長持ちするはずもなかった――

 「あ、あぅぅぅ……!」

 ほとんど我慢することもできず、メイの口付近に精液が撒き散らしてしまったのである。

 「えへへ……美味しかった♪」

 「私も、ちょっと休みです……」

 メイとマイは肉壁の中に消えていき――そして現れるのは、また新たな淫魔だった。

 彼女は僕を犯し、精液を搾り取り、そして消えていく。

 するとまた新たな淫魔が現れ、時には単独で、時には複数で僕を陵辱していくのだ。

 

 五条すばるやアルビーネ姉妹、アステーラやひぃな、マイ、メイ――

 チャイナ服の少女、メイド服の女性達、見覚えのある者、ない者――

 この空間は、ネメシアに取り込まれた者達が織り成すハーレムと化していた。

 僕はネメシアと一つになり、その内部での快楽に溺れていくのである。

 

 

 −BAD END−

 

 

 



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