妖魔の城
「ううぅぅ……」
――もう、いい。
もう諦めて、この美しい妖魔貴族達に食べてもらおう。
彼女たちは上位のサキュバス、えもいわれぬ快楽を与えてくれるのだ。
なぜ、わざわざ抵抗しなければいけないのか。
諦観の念が心を支配し、こうして俺は屈服してしまった。
後はただ、サキュバス達に貪られるのみ――
「ふふ……では、頂こうかしら……」
「楽しみねぇ、どんな味がするのかしら……」
周囲から、くすくすと淫らな笑い声が響く。
同時に、食器がかちゃかちゃと鳴り始めた。
妖魔貴族達はまず、自分たちの前に運ばれてきた普通の料理に手を付け始めたようだ。
いきなり、俺を食らったりはしないらしい。
どこか拍子抜けした、その時だった。
ふと――紫髪の妖艶なサキュバスが、料理皿を片手に腰を上げたのだ。
その皿に盛られていたのは、ソースの全く掛けられていない素のスパゲッティ。
彼女は固定されたまま立たされている俺を見据え、にこりと笑う。
「ぅ……」
いかにも高貴な風貌、それに似つかわしくない淫猥な笑み――俺は、たちまち魅了されてしまった。
「では、あなたのホワイトソースを頂こうかしら」
その妖魔貴族はフォークにスパゲティを巻き付け、おもむろに俺の股間の方へと差し出す――
すると、フォークに巻き付いたスパゲティがしゅるしゅると生き物のように蠢き始めた。
それはゆっくりと伸び、ヘビのようにくねりながら――意思を持っているかのように、俺の股間へと迫ってくる。
「ぁぁ……」
その異様な光景に、俺は目を見開いて息を呑むばかり。
「素晴らしい食材……こんなに魔力を通しやすいなんて」
スパゲティを自在に操りながら、そのサキュバスは淫らに笑った。
「あ、うぅぅぅぅぅ……」
そして――スパゲティはしゅるしゅると俺の肉棒に巻き付いていく。
まるで触手のように、スパゲティは俺のペニスを巻き取ってしまったのだ。
それは巧みにペニス全体を締め付け、うねうねとうねる刺激を与えてきた。
「ほぉら、気持ちいいでしょ……そのまま、白いのを漏らしなさい」
「ああぁぁぁぁ……」
肉棒をくまなく巻き取り、蠢いてくる生温いスパゲッティ。
カリの下の溝にまでスパゲッティは食い込み、ぎゅうぎゅうと締め付けてくる。
亀頭の表面にもうねうねと蛇のように這い、巧みに刺激され――
「ひぁ……あぁぁぁぁ……」
その不気味で異様な光景とは裏腹に、甘い快感に悶えてしまう。
「ふふっ……」
「くすくす……」
そんな有様を眺め、口の端に笑みを浮かべる妖魔貴族達。
「あぅぅぅ……」
嘲笑のこもった視線にさらされながら、俺は早くも限界に追い詰められつつあった。
スパゲッティの巻き付きは、実に甘美で繊細。
熟練したサキュバスが操るだけあり、男の悦ぶツボをついた刺激だったのだ――
「あら、もう出ちゃうみたい……」
「ふふっ……スパゲッティでイジめられて、我慢できないんだ……」
この場の熱気は上がっていき、射精を今か今かと待ち望んでいる。
そんな四方からの熱視線を受けながら、俺はとうとうこらえきれなくなり――
スパゲッティに巻き付かれたまま、絶頂の瞬間を迎えてしまった。
「あぅぅぅぅぅぅぅ……!」
「あは、出しちゃったぁ……」
「すご〜い……あんなに、漏らしちゃって……」
スパゲッティに巻き付かれた肉棒からドクドクと精液が迸る。
その異様な興奮と快感、そして甘い放出感――
たっぷりと放たれた精液が、スパゲッティにねっとりと絡まっていった。
そして、射精が終わり――しゅるしゅるとスパゲッティが俺の肉棒から離れ、皿へと戻っていく。
「ふふ……美味しそうなホワイトソース……」
精液にまみれたスパゲティを、異様になまめかしい仕草で口に運ぶ妖魔貴族。
その気取った表情は、まるで至福の極みのようにほころんでいった。
「すごい、なんて美味……こんな精液、初めて味わうわ……」
そんな感想に、他の妖魔貴族達も色めきたつ。
場に満ちた熱気と、むわっと押し寄せてくる淫気。
先の射精による恍惚感と、淫魔達の情欲――それにあてられ、俺は脱力状態だった。
「じゃあ、次は私ね……」
ポタージュスープの満たされた皿を片手に近寄ってきたのは、二十歳ほどの上品そうなサキュバス。
彼女は、クリーム色のスープをスプーンですくい、どろり……とペニスに垂らしてきた。
「あ、あぅ……」
それは思ったよりぬるく、不思議な粘性をもって肉棒にまとわりついてくる。
まるでスライムのように、ペニスの上をドロリと流動し――その甘い感触に、俺は身をよじった。
スープまみれのペニスは、さらなる快感への期待でびくびくと震えてしまう。
「ふふふ……いいでしょ」
サキュバスは、おもむろに俺のペニスの根本をつまみ――
そして、肉棒をちゅぷ……とスープの中に浸けてきた。
「あ、あぁぁぁぁぁ……」
それは温もりに満ち、ヌルヌルと流動している。
くちゅくちゅとまとわりつく、ぬるやかな快感。
ねっとりと波打ち、じゅるじゅると絡みついてくる感触。
男の大切な箇所をスープに浸され、俺はその快楽に悶えていた。
「とっても気持ちよさそうねぇ……」
「あは……もう漏らしちゃいそう」
くすくすと笑う妖魔貴族達の声も、もはや快楽を彩るBGMにしかならなかった。
スープは波打ち、絡み、肉棒をねっとりと揉みほぐしてくる。
その甘美な刺激に、たちまち絶頂が訪れ――
「あぁぁぁ……出るぅ……」
どく、どく、どく……と、スープの中で精液を迸らせてしまった。
「あらあら、スープでイかされちゃったわね」
「だらしない顔、素敵……」
俺の射精する様子を愉しみ、ニヤニヤと笑みを浮かべる妖魔貴族達。
スープの中にたっぷりと放った白濁が、その表面にぷかぷかと浮いた。
「じゃあ、頂くわね……ふふっ」
俺をスープでイかせたサキュバスは、それをスプーンですくい取り――
扇情的な動作で、ちゅるり……と飲み干してしまう。
自身の子種が、あんな風に食べられ――俺は、背徳的な悦びに魅入られてしまった。
「こっちにも、掛けてちょうだい」
妖魔貴族の一人が、フォークに突き刺したゼリー状の食材をペニスに擦りつけてくる。
むにむに、ぐにぐにと、その寒天のようなデザートが亀頭部へと押しつけられた。
「あ……ひぃっ……!」
そのねちっこい刺激に、俺は上擦った声を上げてしまう。
「私も、デザートを頂こうかしら」
「ふふ、私もご一緒するわ……」
さらに一人、そしてもう一人――
三人ものサキュバスが、肉棒にゼリーをぐにぐにと擦りつけてきたのだ。
「あ、あ、あぅぅ……」
まるで、柔らかなゼリーでよってたかって肉棒を磨かれているような感触。
尿道口を、カリを、裏筋を――性感帯のあちこちを狙いすましたかのように、ゼリーで刺激される。
そのプニプニとした触感がカリを擦るたびに、俺は気の抜けた声を漏らした。
尿道口付近を擦っているゼリーが、先走り液でぬめっていく。
「あら、もう出そうかしら……?」
「じゃあ、とどめね――」
早くも限界が訪れそうなのを察した三人は――ゼリーで、亀頭部を集中攻撃してきた。
肉棒の先端部分に、プニプニのゼリーが寄ってたかって擦りつけられる。
敏感な亀頭粘膜を三つのゼリーで執拗に磨かれ――俺は、あっけなく果ててしまった。
「あ、うぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
「出た出た、ふふっ……」
射精の瞬間、尿道口に三つのゼリーが集まってきた。
ドクドク噴出する精液を一滴残さず拭き取るかのように、ゼリーがくにゅくにゅと先端部を擦る。
「あ、あ、あ、あぁぁぁぁぁ……!」
それは、射精中のペニスを責める動作そのもの。
俺は切れ切れの悲鳴を上げながら、ひくひくと体をわななかせるのみ。
三人のサキュバスに亀頭をゼリー責めにされ、俺は身をよじるような射精感を味わった。
「あ、あ、ぅぅぅ……」
ようやく射精が終わり、ゼリーには濃厚な精液がたっぷりと降り掛かった状態。
「ふふ……」
「美味しそうね……あむっ」
そして白濁のたっぷり乗ったゼリーを、妖魔貴族達は口に含むのだった。
「じゃあ、次はあたしね……」
チョココロネを片手に立ち上がったのは、中学生ほどの小柄なサキュバス。
その豪華なドレスもちんまりしており、とても可愛らしい。
そして、少女は――チョココロネを、まるでオナホールのようにペニスへと被せてきた。
「あぁぁぁぁぁ……」
たちまち、俺の肉棒は奇妙な感触に包まれてしまう。
中のチョコが蠢き、肉棒の隅々にねっとりと絡みついてくるのだ。
ふんわりしたパンの中で、チョコのねばった感触がぐっちゅぐっちゅとうねり、シェイクしている。
「う、ぁぁぁぁぁぁ……」
それは、亀頭をぐちゅぐちゅと揉みしだかれるような感触。
カリもうじゅうじゅと擦られ、裏筋や尿道口にもまとわりつき――俺はあまりの快感に悶絶した。
まさにチョコのような甘い蠢きに、そのまま果ててしまいそうになる――
「ほらほら、この中に出していいんだよ〜♪」
「あぅ……あぁぁぁぁぁぁぁ……」
チョコの粘りを味わいながら、少女に促されるままに俺は果てていた。
その小さな両手に握られたチョココロネの中へと、思いっきり精液を注ぎ込んでしまう――
「あは、出てる出てる……♪」
少女はチョココロネでたっぷりと精液を吸い上げた後、大量に精を含んだそれを小さな口でかじった。
「えへへ……美味しい……♪」
そして、にんまりと無邪気な笑みを見せる淫魔少女。
俺は、可愛い少女に下半身をいたずらされてしまったような背徳感に浸っていた。
「あらあら、おちんちんがチョコまみれ……ふふっ、味わってあげようかしら」
「もう、直に飲んじゃうの? じゃあ、次は私ね!」
「いよいよ、余興も終わり……お口で飲まれてしまうのね……」
くすくすと笑う妖魔貴族達――その一人が、俺の股間へと顔を近づけてきた。
「そのチョコ、舐め取ってあげるわ……」
そう囁き、そして――そのサキュバスは、肉棒をぱくっと根本まで咥えてしまう。
たちまち俺のペニスは、生温くぬめった感触に包まれた。
「あ、うぅぅぅぅぅ……!!」
「ふふっ……私のお口、気持ちいい……?」
そのままモゴモゴと口を動かし、ねっとりと舐めしゃぶってくる。
じっくり吸い付きながら、舌を執拗に亀頭へと絡めてくるフェラだ。
高貴な淫魔の熟練した技法だけあり、それは凄まじいの一言。
口内のぬめりや舌のザラザラが、絡みつき、まとわりつき、桃源郷へと誘っていく――
「あぁぁぁぁぁ……きもち……ぃぃ……」
「素敵でしょう……そのまま、出して……私に飲ませて……」
舌が口内でにゅるにゅると蠢き、尿道口や裏筋をちろちろと責め嫐る。
さらに口内粘膜が、きゅっとすぼまってペニスに密着する。
男の弱点をねぶり尽くし、嫐り抜くかのようなフェラ。
その甘い口技に、俺の頭はみるみる真っ白になっていった――
「あぁぁ……でるぅ……」
そのまま俺は、サキュバスの口内でドクドクと精液を迸らせてしまう。
すると口内がきつくすぼまり、ちゅぅぅぅぅぅぅ……と吸い上げられた。
射精中のペニスを、根こそぎ吸い尽くしてしまうような吸引。
口の中が真空になったような圧迫感と、口内粘膜との密着感。
「あ、あぁぁぁぁぁ……」
そんな刺激を与えられながら、俺は精液をちゅうちゅうと吸い出される。
射精が終わるまで、肉棒はストローのように吸われ続けたのだった。
「んん……美味しい……」
妖魔貴族は口内の精液をゴクゴクと飲み干し、ちゅうっと駄目押しに尿道を吸う。
こうして最後の一滴まで吸い取り、口を離すと――
「ふふっ、ごちそうさま……」
精液と唾液で汚れた口元を、妖魔貴族はナプキンで軽く拭いた。
その上品な仕草は、息を呑むほどに扇情的だった――
「じゃあ次、私ねー♪」
次に肉棒を咥えてきたのは、少女といってもいい年頃のサキュバス。
彼女は亀頭部分をかぷっと口に含み、ねろねろと舌を動かす。
さらに唇で、カリのくびれをきつく締め付けてきた――
「あぁぁぁぁ……!」
「んふふ……♪」
その小さな口を駆使したフェラは、非常に巧みなものだった。
唇でキュウキュウとカリを締め付け、口内の亀頭を徹底的に舌で転がしてくる。
「あ……ダメだ、もう……」
くすぐったさにも似た心地よさに、俺はあっけなく果ててしまった。
「えへへ……♪ おいし……♪」
そして、精液をこくこくと飲み干され――
「ふふっ……次は私ね」
「じゃあ、その次は私が……」
「次は、私が頂くわ……」
「あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
出しても出しても、順番にペニスを咥えてくる妖魔貴族達。
彼女達の口で精液を吸い尽くされ、何度も何度も強制的に搾り出される。
時には食物に精液を掛けることを強制され、幾度も屈辱的な射精に導かれる。
サキュバス達の食欲を満たし尽くすまで、何度も何度も延々と――
「ぁぁぁ……ぁぅぅ……」
その狂宴がようやく終わった頃には、俺は精も根も尽き果てた状態となっていた。
完全に脱力し、身も心もとろけきった有様。
この日のディナーは、ようやくこれで終わり。
妖魔貴族達の晩餐に供され、精を搾られ尽くした哀れな獲物がそこに転がる。
以後の俺を待っているのは、解放などではなく、延々と続く陵辱の日々だった――
それから俺は――ノイエンドルフ城における高級食材として扱われ続けた。
週に何度も、メインディッシュとしてサキュバス達の待つ大食堂へと引き出される。
そして入れ替わり立ち替わり、美しい妖魔貴族達が俺の精液を啜るのだ。
足腰が立たなくなるまで、根こそぎ吸い尽くされる――そんな日々。
「今日はマルガレーテ様のお誕生日。特別なメニューを用意いたしました」
「あ、あぅぅぅぅ……あぁぁぁぁぁぁぁ……!!」
俺の全身はクリームでデコレーションされ、まるで生きたケーキにされたような状態。
サキュバス達はそんな俺の体に群がり、舌でクリームを舐め取っていく。
れろれろ、ぴちゃぴちゃと二十以上の舌が這い回るという凄まじい快感。
胸や腹、肩や太股にくまなく舌が這い、特に乳首とへそが徹底的に舐め回される。
口はキスで塞がれ、顔まで舐め回され――女達の唾液の匂いで、むせ返りそうになった。
しかしペニスは全く咥えられずに放置され、ひくひくとうち震えていたが――
「あむ、れろれろ……」
「ん、ちゅぶ……」
「ひぁ……あぁぁぁぁぁぁぁ……」
全身を這い回る舌の感触でのたうち回り、妖しいうずきが全身に広がっていく――
そのまま肉棒が脈打ちを始め、そこには触られないままに果ててしまった。
尿道口からは、びゅるびゅると精液が撒き散らされてしまう。
「あは、出ちゃった……」
「ふふっ、頂くわね……」
その次の瞬間、精液が飛び散った場所へと無数の舌が襲い掛かった。
ペニス全体から、精液の垂れた根本や陰嚢、しずくが飛んだ腹の方にまで――
まるで奪い合うように、にゅるにゅると無数の舌が舐め取っていくのだ。
「あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……!」
敏感な部分に複数の舌が這い回り、俺は快感に悶え狂うのみ。
執拗に精液を舐め取られている刺激は、そのままペニスに与えられる甘い快感となり――
そして、またしても絶頂に達してしまう。
「あら、また……」
「ふふふ……美味しいわぁ……」
すると、再び肉棒を集団で舐め回され――
この淫らな狂宴は、ひたすらに続くのだった。
淫魔達の食欲を満たすまで、ずっと――
食事として扱われ、妖魔貴族達に精液を貪られる日々。
そのあまりの快感に俺は溺れ、料理として扱われることにさえ悦びを覚えるようになってしまったのである。
今日も俺は、淫魔達の御馳走として供されてしまうのだった。
−BAD END−
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