妖魔の城


 

 ……なぜ、こんなところに小学生が?

 あどけない笑みを浮かべる少女を前にして、愚かにも俺はそう考えてしまった。

 どう控え目に見ても、余りにも間の抜けた思考。

 すでにこの瞬間から、この淫魔が放つ淫気は俺の判断力を麻痺させていたとしか思えない。

 「ふ〜♪」

 不意に少女は、油断する俺に対して息を吹きかけてきた。

 そのとろけるような香りに、俺の脳はぐらぐらと甘く揺れる。

 手に力が入らない。銃が俺の手を離れ、がしゃりと床に落ちる――その音すら、遠くに聞こえた。

 「ふ〜♪ ふ〜♪」

 なおも少女――ひぃなとかいう淫魔は息を吐きかけてくる。

 その香りに蝕まれ、体中の力が抜けていった。

 「く、くそっ……!」

 体の芯から沸き起こってくる虚脱感に、抗うことはできない。

 俺は、そのままその場にへなへなとしゃがみこんでしまった。

 「遊ぼうよ、お兄ちゃん!」

 ひぃなは、大の字に横たわった俺の脇で身を屈めた。

 そのままベルトに手を掛け、かちゃかちゃと外してしまう。

 「な、何を……!」

 何をも何も、目の前の愛くるしい少女は淫魔。

 何をされるかなど、明らかではないか――

 「おちんちんで遊ぶの〜! ひぃな知ってるよ。男の人って、おちんちんいじめられると白いおしっこ漏らしちゃうんでしょ?」

 そう言いながら、ひぃなは俺のズボンに手を掛けてくる。

 「や、やめ、ろ……!」

 声を出すことすら難しい、心地よい虚脱感。少女に抗うことすらできはしない。

 「ひぃな知ってるよ、セーエキって言うんでしょ? セーエキおもらしするの、とっても気持ちいいんだよね?」

 にこにことそう語りかけてくるひぃなによって、俺はズボンを脱がされてしまった。

 さらに下着、上半身まで――小さな肢体ながら手際が良く、たちまちひいなの手によって全て脱がされてしまったのだ。

 豪壮な廊下には、全裸にされ床に横たわる俺と、ランドセルを背負ったひぃなのみ。

 油断した挙げ句に全身を淫気に冒されてしまった俺には、もはや逃げる力すら残っていない――

 

 俺の広げた足の間に、ひぃなはちょんと座ってきた。

 そして横たわる俺に微笑みかけながら、背のランドセルを下ろす。

 「えへへ……じゃ〜ん!」

 そして、ランドセルのぺらぺらとした蓋の部分――冠裏(かぶせうら)をぺろんとめくるひぃな。

 その真っ赤なランドセルの内部――そこは、まるで生物の体内のような肉洞だったのだ。

 「な……! そ、それは……!?」

 その余りにも異様な光景に、俺は息を呑んでしまう。

 あのランドセルは、生物なのか……?

 そう言われてみれば、ランドセル全体が微かに脈動しているようだが……

 「怖がらなくていいよ、お兄ちゃん。このランドセルも、私の体の一部なんだから。

  中とっても気持ちいいから、我慢しないでドピュドピューっておもらししてね」

 「ま、まさか……!?」

 まさか、あのランドセルで俺の精を……?

 「くそっ、やめろぉっ!!」

 俺は身をよじらせようとしたが、哀しいぐらい全身に力が入らない。

 それでいて、感覚は驚くほどにクリア。

 ランドセルの内部が蠢き、ざわざわぐちゅぐちゅと音を立てているのがはっきりと聞き取れる。

 そのランドセルの内部で、ピンク色の淫肉がぐにゅぐにゅと蠕動しているのだ。

 「やめてあげなーい! おもらししちゃえ〜!」

 幼女特有の残酷さで、そう告げるひぃな。

 そのまま彼女はランドセルを逆さにして、開いた口の部分を俺の股間に被せてくる――

 「あ、あああああぁぁぁぁ!!」

 萎えたままの肉棒は、たちまちランドセル内に納められてしまった。

 

 「な、なんだ、これ……! 気持ちいい……!」

 にゅぐっ、にゅぐっ、にゅぐぐぐぐぐぐ……

 その次の瞬間には、ペニスを妖しい蠕動が包み込んでくる。

 うねる肉に巻き付かれ、俺の肉棒は一気に堅さを増していた。

 「あ、あぐ……! ああああぁぁぁぁ!!」

 たちまちペニスは最大限に勃起し、俺は快楽の声を上げるのみ。

 「えへっ、オチンチンいじめ〜! セーエキ、全部吸い出しちゃうぞ〜!」

 ひぃなは、俺の股間に被せたランドセルを両手でゆさゆさと揺する。

 ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゃっ、とペニスが中で嫐り回された。

 ねっとりとした肉が巻き付き、絡み付き、妖しく這い回る。

 粘膜がペニス全体ににみっちりと密着し、内壁全体がうにょうにょとうねり、甘く溶かしてくる――

 「あ、あ……! ああぁぁぁ……!」

 「どう? オチンチンこね回されて、気持ちい? 気持ちい?」

 ぐっちゅ、ぐっちゅ、ぐっちゅ、ぐっちゅ……!

 肉棒全体がランドセルの中で撹拌され、艶めかしい刺激を受け続ける――

 そんな快楽に耐えきれず、俺は寝転がったまま体をのけぞらせていた。

 白い渦にも似たうずきが腰全体を麻痺させ、射精の前兆が沸き起こってくる。

 このまま、ランドセルで犯されて果ててしまうなんて――

 「あ、あぁぁ、気持ちいい……! も、もう……!」

 「はい、おもらし〜!」

 得意げに、そして無邪気に告げるひぃな。

 その声がスイッチとなり、快感が一気に決壊してしまった。

 「あ、ああああぁぁぁぁぁ――ッ!!」

 どくん、どくん、どくどくどく……!

 ランドセルの中で快楽が弾け、俺は絶頂の証を撒き散らしていた。

 射精のリズムに合わせてびくびくと脈動するペニスを、ランドセルは容赦なく責め立てる。

 にゅくにゅくと中がうねり、射精中のペニスを嫐り回されて悶絶する俺。

 「あぐ、うぁ……! いい、いいよぉ……!」

 ランドセルに責め立てられて果てるという屈辱を、俺は甘受していたのだった。

 

 「えへっ、どうだった? オチンチン溶けちゃいそうだったでしょ?」

 そう言いながら、ひぃなはランドセルを俺の股間からすっと引き離した。

 「あ、え……?」

 もしかして、これで解放してくれるのか――?

 大の字で横たわったまま、そんなか細い期待を抱いてしまう俺。

 ひぃなは俺の精をたっぷりと啜ったランドセルを背負い、くるりと背を向ける。

 「じゃあ……もっと味わってあげる!」

 「え……?」

 俺の一時の安堵もつかの間、ひぃなの背にあるランドセルから大きな舌のようなものがしゅるしゅると伸びた。

 それは普通の舌よりも何十倍も大きく、人間の胴体ほどの太さがある。

 表面はまさに舌そのもので、ピンクの粘膜に唾液がしたたっていた――

 そんな不気味な軟体が、横たわったまま腕一本動かせない俺に這い寄ってきたのだ。

 「や、やめろ……! やめてくれ……!」

 そんな懇願が聞き届けられるはずもなく、巨大な舌は俺の胴体をれろり……と舐める。

 「あ、ぐうっ……!」

 そのおぞましさに、俺は不快感と快楽を同時に味わっていた。

 唾液でぬめった軟体が皮膚を這う、甘い感触――それは舌での愛撫そのものだったのだ。

 「怖がらなくてもいいってば。これ、私のベロなんだからー!」

 背を向けたまま、ひぃなは首だけでこちらを向く。

 そのランドセルから伸びた巨大な舌は、俺の全身にべろべろと這い回っていた。

 まるで、じっくりと味わうかのように――

 「あ、あ……! うぁぁ……!」

 手足も、胴も、背中も、頭までが唾液にまみれ、ねろねろとねぶり回される。

 快楽に喘ぎ、寝転がったままもがく俺の全身を、容赦なく舐め尽くす――

 「えへっ、オチンチンもペロペロしちゃうぞ〜」

 れろり……と、陰嚢からサオの裏側、そして亀頭の裏までを舌がゆっくりと舐め上げた。

 「あぐッ……!」

 粘膜に唾液が塗りつけられる甘い快感に、思わず声を上げてしまう。

 そんな俺の喘ぎ声を聞き、ひぃなはあどけない顔付きに男をいたぶるような笑みを浮かべた。

 「ふふっ、気持ちよさそうなカオ。もっとねぶってあげるねー」

 べろり……ねろねろ、れろーり……

 「あ……! や、やめ……! うぁぁぁぁ……」

 巨大な舌は、驚くほ器用にペニスをピンポイントで舐め回してくる。

 亀頭全体をぐちゅぐちゅと舐め上げ、カリを覆い込んで表面粘膜を擦り付け、全体に巻き付けて締め上げ――

 そんな快楽に俺は翻弄され、悶絶し、そして果ててしまった。

 執拗に股間を舐められる感触に耐えられず、射精してしまったのだ。

 「あー! ペロペロされて、おもらししちゃったー!」

 無邪気なひぃなの声が周囲に響く。

 巨大な舌は尿道口を襲い、溢れた精をじゅるじゅると舐め上げてしまった。

 射精したての亀頭にまとわりつく表面粘膜の感触に、俺は悶え続ける。

 そして――

 

 「じゃあ……食べてあげる!」

 しゅるしゅるしゅる……

 たちまち、俺の全身に巨大な舌が巻き付いてきた。

 隙間なくみっちりと、顎の下から足先に至るまでが舌にくるみこまれてしまう。

 「や、やめ……あああああぁぁぁぁぁ!!」

 ぐにゅっ、ぐにゅっ、ぐにゅっ……!

 巨大な舌が、俺の全身を妖しく締め付け始めた。

 それは苦痛を伴うものではなく、ぬめる粘膜による全身愛撫そのもの。

 そして俺の体は、ひぃなの背負う小さなランドセルに引きずり込まれていく――

 

 「や、やめろ……! やめてくれ……!」

 「だ〜め。この中でたっぷりしゃぶって、じゅるじゅる溶かしてあげるの。

  すっごく気持ちいいから、セーエキいっぱい出してね」

 「あ、ああああぁぁぁぁぁ……!」

 そのまま俺の下半身が、ずるりとひいなのランドセルに引き込まれてしまった。

 どういう理屈か分からないが、小さなランドセルに下半身がすっぽりとはまってしまう。

 その中は、まさに溶けた肉の渦。

 じゅるじゅるにとろけた肉が、俺の下半身にねっとりとまとわりついてくるのだ。

 「ひぃ……! あああああああぁぁぁぁぁ!!」

 その凄まじい快感に、俺は狂ったように絶叫していた。

 ペニスにも肉が絡み付き、しゃぶり尽くしてくる。

 まるで内容物全てを吸い立てるような肉の蠢きに、俺はなすすべもなく精を漏らしていた。

 「ああああ! あぁぁぁ、うぁぁぁぁ……!!」

 「あは、美味しい……セーエキ、全部吸ってあげるからね」

 「あぐ……! うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 ねっとりと下半身を嫐られながら、俺の体はずるずるとランドセルの中に引き込まれていった。

 上半身を呑み込まれ、肩まで啜られ――そして、頭もランドセル内に引き込まれる。

 とうとう俺は、ランドセルに丸呑みにされてしまったのだ。

 その内部は、ピンク色の肉に包まれた空間。

 ぐにゅぐにゅ蠢く肉壁が俺の全身に密着し、締め付け、這い回り、揉み溶かしてくる――

 「ひ、ひぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……!!」

 まさに悪夢のような、天国のような快感。

 ペニスがどくどくと脈動し続け、射精が止まらない。

 甘い夢のように全身を包まれ、まるでしゃぶられているかのような感触を受けながら溶かされていく――

 「美味しい……ありがと、お兄ちゃん」

 そんな快楽の夢の中で、俺の意識も溶けていった。

 

 

 −BAD END−

 

 

 



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