妖魔の城


 

 ……いや、違う。

 こんな言葉を思い出してどうするんだ――

 

 「ふふ……どうしたの?」

 しかし――僕は、目の前で微笑むマルガレーテによからぬ欲望を抱き始めていた。

 意識すればするほど、頭の中がピンク色に染まっていく。

 「あら……魅惑されつつあるみたいね。いちおう、淫気の放出は控えたつもりでいたけれど――

  やはり人間の身で、淫魔の女王の前に長く立つのは良くないみたい」

 マルガレーテは、くすくすと笑った。

 「ぐ……! このぉ……!」

 頭の中で膨れ上がる、マルガレーテへの情欲。

 それを振り払うように、僕は淫魔の女王へと挑みかかる――

 

 「ふふ……私に抱いてほしいのかしら?」

 『イージス』が解かれ、突進してきた僕に対してマルガレーテは手を差し伸べる。

 そのしなやかな手が、僕の股間を優しく撫でさすっていた――

 「あぅ……」

 掌の甘い感触に、じんわりと鈍い快感が溢れ――僕は、ぐにゃりと脱力した。

 パンツの下で、精液がびゅるびゅると漏れ出しているのが分かる。

 そのまま倒れ込んだ僕の体は――マルガレーテの腕に、しっかりと抱き留められた。

 「まるで、幼子のようね。お望み通り、抱いてあげるわ……ぼうや」

 そのままマルガレーテは、僕の体を優しく抱きすくめてくる。

 それは、母親が赤子を抱くような、慈しみさえ感じるような抱擁。

 僕よりも体が小さいはずのマルガレーテに抱かれ、その胸の中で僕の心はとろけていく――

 「あぅ……あぁぁ……」

 「ふふ……可愛い子ね。そうだ、面白い趣向を考えたわ――」

 マルガレーテの手が、僕の背中を優しく撫でる。

 まるで赤子をいたわるように、さすさすと――

 「あぁ……」

 驚くほどの恍惚感と安らぎがじんわりと全身に広がり――

 そのまま僕は、深い眠りへと落ちてしまった。

 

 

 

 

 

 「う……うう?」

 柔らかく、心地良い感触に包まれながら目を覚ます――

 「……え?」

 目覚めれば、そこはマルガレーテの胸の中。

 淫魔の女王は全裸の僕を優しく抱き、微笑んで見下ろしていたのだ。

 マルガレーテに赤子のように抱かれ、とろけるような安らぎを僕は味わう。

 ここは――マルガレーテの部屋だろうか。

 僕が十人は寝られるほど巨大なベッド、洋服ダンスにオルガン、本棚、暖炉――目に付く全ての品に、高級感が漂う。

 しかしテーブルの上にあるティーセットやぬいぐるみなど、妙に少女趣味を感じさせる物も多い。

 そんな部屋で、僕はマルガレーテに優しく抱かれている――

 「な、なんだ……これ?」

 しかし、何かがおかしい。

 そうだ――僕より一回り以上も小さいはずのマルガレーテが、僕を赤子のように抱いている。

 体のサイズ的にも、僕はマルガレーテより縮んでしまっているのだ。

 「こ、これは……!?」

 慌てて自分の掌を、顔の前でかざす――

 それは、明らかに子供の小さな手だった。

 

 「ふふ……気付いたかしら? 私が、魔術で若く――いや、幼くしてあげたのよ。

  今のあなたは、十歳相当といったところかしら……?」

 「そ、そんな――」

 マルガレーテの温かい胸の中に抱かれながら、僕は困惑した。

 僕の体が、十歳相当にまで時を戻された――?

 「でも……頭の中は大人のままよ。そうでないと、面白くないでしょう……」

 僕を抱いたまま、くすくすと笑うマルガレーテ。

 その目には、母親のような慈愛と冷たい嗜虐性を同時に宿していた。

 「ふふ……私が遊んであげるわ、ぼうや」

 「あ、あぅ……」

 マルガレーテは、そのしなやかな手で僕の股間をさわさわと撫でてきた。

 年相応に、すっかり小さくなってしまった僕のモノ――それが、むくむくと大きくなっていく。

 情けないことに、皮を被った状態のままで、幼いペニスはぴんぴんに勃起してしまったのだ。

 「ふふ……可愛らしい包茎おちんちん、この私が剥いてあげるわ――」

 マルガレーテは、そのしなやかな指を股間へと伸ばしてくる。

 僕を優しく抱いたまま、指先を先端部の包皮へと――

 「淫魔の女王におちんちんの皮を剥いてもらえるなんて、こんな幸せな男がいるかしら――?」

 「あ、あぁぁぁぁぁ……」

 皮がかぶって、きつく口を閉じているような先端部にマルガレーテの細い指が触れる。

 そして――三本の指が包皮を捉え、むにゅっと剥き下ろしてきた。

 「はぅ……! うぅぅ……」

 ずるずると亀頭表面に擦れながら、ずり下がっていく皮。

 それに従い、マルガレーテの指も亀頭表面に擦れてしまう。

 幼いペニスで味わう快感と、優しく皮を剥かれる屈辱――僕は、マルガレーテの胸で身を震わせた。

 「はい、終わりよ……」

 そして、ピンク色の亀頭が露わになった瞬間――

 顔を出したばかりの尿道口から、精液が水鉄砲のようにぴゅっぴゅっと飛び出した。

 マルガレーテに包皮を剥いてもらうという甘い刺激で、あえなく射精してしまったのだ。

 

 「あらあら……漏らしてしまったのね」

 その手に精液を受けながら、マルガレーテはくすくすと笑う。

 そして、ピンク色の亀頭をまじまじと眺めた。

 「そのおちんちん、さっそく使ってみたいでしょう……?」

 マルガレーテは僕をいったん脇に置き、ドレスの腹の部分をはだけ始めた。

 そして、白く綺麗なお腹が僕の前で露出される。

 きゅっと引き締まりつつも、なんとも柔らかそうな魅惑のお腹。

 その真ん中には、控え目で可愛いおへそが覗いている。

 「ぼうやの敏感で未熟なおちんちんには、このおへそがぴったりね。

  とっても優しく包み込んで、男の快感を教えながら吸ってあげるわ……」

 「う、あぁぁ……」

 その魅惑的なおへそを見据え、僕は思わず唾を呑む。

 大人のモノはもちろん、今の僕の幼いモノでさえ入りそうにない、狭そうなおへそだ。

 「ふふ……おいでなさい」

 マルガレーテは僕の体をひょいと抱え、そのまま向かい合わせる形で膝の上に置く。

 いわゆる、対面座位の体勢――ただし、男女の役割が逆で、僕は膝に乗せられる側だが。

 そしてマルガレーテはお腹にペニスをあてがいながら、僕の腰を両手で抱き寄せるようにしてきた。

 「う、あぁぁぁぁ……」

 僕の下腹部は、たちまちマルガレーテのお腹と密着していく。

 マルガレーテのおへそ――

 とっても可愛くて、気持ちよさそうなおへそが、僕のモノを――

 「だ、だめ……! あ、あぁぁぁぁ……」

 ずぶずぶずぶ……と、僕の幼いモノがおへその中へと沈み込んでしまった。

 温かくぬめった肉が、じっくりと肉棒を取り巻いて包んでくるような感覚。

 締め付けられるというよりは、ふんわりと包み込まれるような感触だ。

 敏感なモノが、柔らかな肉に包まれる――とろけてしまいそうなほど甘い快感に、僕は身を緩ませた。

 「あ、あぅぅぅぅぅぅぅ……」

 「ふふっ。男の子は、素直ねぇ……」

 くすくす笑いながら、マルガレーテは僕の頭を優しく撫でる。

 そしておへその中は、うねうねと波打ち始めた。

 剥きたての敏感な亀頭を包んだまま、ぬめった肉がにゅるにゅるうにうにと蠢いているのだ――

 「ふぁ……あ……」

 粘液を滴らせながら、ぬめぬめと絡んでくるその感触――

 僕はマルガレーテにしがみついたまま、ぶるぶると身を震わせ――そのまま射精していた。

 意識するよりも先に、精液がびゅるびゅると溢れ出てしまったのだ。

 「あ、ふぁぁぁぁ……」

 マルガレーテのおへその中へと、精液をたっぷりと注ぎ込む快感。

 いや――おへその中に、精液が吸われているような気もする。

 「あら……漏らしてしまったのね」

 僕の頭を撫でながら、マルガレーテが拍子抜けしたように呟く。

 その言葉を夢見心地で聞きながら、僕は射精の快感に酔い――

 マルガレーテにしがみついたまま、おへその中で精を溢れさせたのだった。

 

 「いけない子ねぇ。おもらしする前に、ちゃんと言わないと――」

 快楽で涙目の僕を見下ろし、マルガレーテは告げる。

 「そんな恥ずかしいおちんちん、おしおきしてあげるわ」

 「あ、あぁぁぁぁぁぁぁ――!」

 僕のモノを優しく包み込んでいる、マルガレーテのおへそ――その中が、突如として蠢き始めた。

 うにうにと収縮するような蠢きが、敏感な亀頭を襲う。

 中はにゅくにゅくと蠢き、ペニス全体を揉みしだくかのようだ。

 僕はマルガレーテにしがみつきながら、涙目で悶えてしまった。

 「ふぁ……あぁぁぁぁ……」

 「ふふ……可愛く悶えるわね。漏れそうなときは……分かってるかしら?」

 「はぅぅぅ……あぅぅぅ……」

 僕はマルガレーテにしがみつきながら、その胸に顔を埋めていた。

 おへその中はむにゅむにゅと蠢き、ペニスに柔肉が絡みついてくるかのよう。

 剥きたての敏感な亀頭にヒダがまとわりつき、そして――

 「ああぁぁ……もれちゃうよぉ……」

 「はい、よく言えたわね――」

 ぐにゅぐにゅぐにゅ……と、亀頭部がぬめった柔肉で撫で回される。

 まるで、とどめを刺すかのように――

 「ひぁぁぁぁぁ――」

 僕は情けない悲鳴を上げながら、ガクガクと腰を揺すっていた。

 ペニス先端からは、ドクドクと精液が溢れ出てしまう。

 マルガレーテのおへその中は、まさに男を快楽に浸らせるための桃源郷。

 そんなところに肉棒を包まれてしまった僕は、なすがままに精液を吸われるしかないのだ。

 「ふぁ……あぁぁぁ……」

 「ふふ……夢心地ね」

 マルガレーテは、優しげに僕の体を抱きすくめる。

 今の体格ではマルガレーテの方が一回り以上も大きく、まるで幼児扱い。

 その柔らかな胸に抱かれながら、おへそで精液を吸われるのはたまらなく心地良かった。

 もう、何もかもがどうでも良くなるくらい――

 「あ、また……でる……」

 「いいわよ……出しなさい……」

 マルガレーテは、僕の頭を優しく撫でる。

 そのまま、僕はマルガレーテのおへその中にたっぷりと精液をぶちまけてしまった。

 「あぅぅぅ……」

 おへその中だけで、もう三回目の射精。

 僕はぐにゃりと脱力し、マルガレーテに体を預ける。

 「ふふ……あなた、本当に可愛いわね」

 マルガレーテはそんな僕を抱き留めながら、何度も何度もおへそで精液を搾り取ったのだった――

 

 「ふふ……満足した?」

 十回近くの射精ののち、マルガレーテはようやく僕を離してくれた。

 そして、まるで赤子を扱うかのように僕をベッドの上に横たえさせる。

 「おもらしばかりの情けないぼうやは――これを付けなさい」

 「え……?」

 マルガレーテが取り出したのは、なんと紙おむつ。

 さらに僕の両足をぐいと上げられ、股間の恥ずかしいところを丸見えにされる。

 屈辱のポーズを取らされた僕は、そのまま股間におむつをあてがわれた。

 「はい、こうやって……履かせてあげる」

 マルガレーテは僕の股間から下腹部をおむつで包み、そのままマジックテープで止めてしまう。

 この体は十歳のはずで、おむつを付ける年齢ではない。そして、頭の中は大人のままなのに――

 僕は、下腹部におむつを履かされてしまったのだ。

 その凄まじい屈辱感に、思わず身が震えてしまうほど。

 それと同時に、心の奥底から背徳と羞恥の快楽がぞわぞわと沸き上がってきていた。

 「ふふ……可愛らしい姿ね。あなたは、特別に私の部屋で飼ってあげるわ――」

 そう言って、マルガレーテは優しく微笑むのだった。

 淫魔の女王の愛玩幼児として扱われる日々が、こうして始まった――

 

 

 

 

 

 「エミリア……あの子のおむつを替えてあげてちょうだい」

 「はい、かしこまりました」

 マルガレーテの読書中に、その部屋を片付けていたエミリア――

 従順なメイドは命じられるがまま、僕をベッドの上に優しく転がす。

 「や、やめて……」

 「ご命令ですので――」

 事務的な表情のまま、ぐいと僕の両足を上げておむつ交換ポーズにするエミリア。

 羞恥の極みのような体勢にされ、僕は異様な興奮で肉棒を勃起させてしまった。

 「……」

 そのまま、履かされていたおむつを取り外すエミリア。

 下半身が完全に露出し、この上なく恥ずかしいポーズでエミリアの前にさらされてしまう。

 そんな興奮だけでも、射精に至ってしまいそうだ――

 「……」

 そのままエミリアは、新しいおむつを履かせてきた。

 下腹部から股間全体を包み、素早く固定する――非常に練達した、無駄のない動作。

 「あ、あぅぅ……」

 肉棒はおむつの内側に軽く擦れ、その刺激だけで思わず漏らしそうになってしまった。

 「はい、終わりました――」

 作業は極めて事務的に行われ、これで仕上げ。

 しかし股間を新しいおむつが包み込み、マジックテープを止めるとき――

 偶然にも、エミリアの左手がおむつの上からペニスを柔らかく圧迫してしまった。

 ぎゅっ、とペニスを揉み潰すような形になってしまったのだ。

 「ふぁ――あ、あぁぁぁ……」

 その感触だけで、興奮しきっていた僕は昇天してしまった。

 おむつの中で、精液がドクドクと溢れ出してしまう。

 エミリアの手で圧迫され、おむつの中で射精する――それは、背徳的な快感だった。

 「え……?」

 自分の手の下で何が起きてしまったか、彼女も気付いたようだ。

 呆気に取られた顔で、目を大きくしてしまうエミリア。

 「あら……エミリア。あなたがヘマをするなんて、珍しいわね……」

 本を読みながら、くすくすとマルガレーテは笑う。

 そして、エミリアは――少しだけ、機嫌を悪くしたようだ。

 もしかして僕は、彼女のプライドを傷つけてしまったのだろうか――

 「……」

 エミリアは無表情のまま、付けたばかりのおむつを外してきた。

 ペニスに当たっていたおむつの尿吸収部分には、べっとりと精液が糸を引いている。

 「うぅ……」

 おむつの中で白濁をぶち撒けてしまった――その跡を見せつけられ、僕は惨めさの極みを味わった。

 「……」

 さらにエミリアは、おむつを半分外した状態のままで僕のモノを握ってきた。

 そして、しこしこと激しく上下させ始めたのだ。

 「あぅぅぅ……!」

 柔らかい掌で包み込まれ、圧迫を受けながら扱かれる――

 そんな容赦のない手さばきに、僕はたちまち絶頂へ追いやられていった。

 「あ――! もう、でる……!」

 「そのまま、どうぞ。あなたが汚されたおむつを、広げてありますので」

 「あ、あぁぁぁぁ……!」

 そして僕は、エミリアにあえなく精液を搾り出されてしまう。

 びゅるびゅると漏れ出した精液は、僕の股下に広げたままになっているおむつへと撒き散らされた。

 おむつに白いオモラシを引っ掛けてしまうという、背徳的な強制羞恥。

 それに身悶えしながら、僕はエミリアの手の中で甘い放出感を味わったのだ――

 「え……? もう、やめて――あぅ、あぁぁぁ……」

 「まだ、白いのが残っているのでしょう? これ以上、新しいおむつを汚されるのはたまりませんから――」

 「ふぁ……あぁぁぁぁぁぁ……!」

 射精中も、射精が終わった後も、遠慮無く手コキは続けられる。

 まるで、阻喪をした僕へのおしおきのように――

 強制的に搾り出された精液は、びゅるびゅると飛び散って、おむつを白く汚し続けるのだった。

 

 「あ、あぁぁぁぁ……」

 それから五度ほど射精させられ、おむつは搾り取られた大量の精液でドロドロになった。

 「……存分におもらししましたね。これで、もう大丈夫でしょう――」

 そしてエミリアは、僕に真新しいなおむつを着用させたのである。

 まるで幼児を扱うように、僕の下腹部におむつを付けてもらう――

 それは人としての尊厳を奪い去るような、最高の羞恥。

 「ふふふ……いっぱいおもらしさせてもらって、良かったわね」

 そんな僕を、まるで赤子のように抱いてくれるマルガレーテ。

 彼女の胸に抱かれて、僕は夢のような安らぎに包まれたのだった。

 

 このままマルガレーテに甘えきり、赤子のように世話をされる日々。

 安らぎと屈辱、羞恥と恍惚を、僕はひたすらに味わい続けるのである――

 

 

 −BAD END−

 

 

 



この娘さんに搾られてしまった方は、以下のボタンをどうぞ。




前の場面に戻る

『妖魔の城』ホームへ