妖魔の城


 

 「は、挟んで……」

 誘惑に屈し、僕はそうメイに懇願していた。

 にっ、とメイは健康的な笑みを見せる。

 「仕方ないなー。じゃあ、タマタマ空っぽになるまでムニュムニュしてあげるね♪」

 そう言いながらメイは、はだけていたおっぱいをメイド服の中に納めてしまう。

 ワンピースのボタンをぷちぷちとはめ、たちまちメイは服装の乱れの全くないスタイルに戻ってしまったのだ。

 その豊満な胸は、清楚に見えるメイドの上半身で自己主張していたが――

 

 「えへへ……服の上から挟んであ・げ・る♪」

 メイはそのまま身をかがめ、僕の股の間に割って入ってきた。

 服の上からでもボリュームのある胸を、僕の股間の上にたぷんと乗せる。

 そして、服の上にできた谷間にペニスを挟んできたのだ。

 「あ……柔らかい……!」

 メイド服を隔てた胸の感触は、実に心地良いものだった。

 しっとりときめ細やかな布地の奥にある、温かく柔らかい双丘。

 それが、むにゅっと僕のペニスを押し包んできたのだ。

 「……どう? メイド服の上からパイズリなんて、されたことないでしょ?」

 もにゅもにゅもにゅ……

 メイは巧みに、おっぱいの両側に添えた腕を上下に動かす。

 「あ……! ああっ、あぁぁ……!」

 その腕は、中心の肉棒を押し潰すかのようにぎゅっぎゅっと力を込めてくる。

 さらに小刻みに上下に動いて、たぷたぷと微妙な振動を与えてきたのだ。

 清楚なメイド服を崩さないまま、上等なエプロンドレス越しにパイズリされる感触――

 その異様な興奮に、僕はみるみる昇り詰めていく。

 「ほらほらほらぁ♪ 我慢しなくていいんだよ〜? そのまま出しちゃえ〜♪」

 むにゅ、むにゅ、むにゅ、むにゅ……

 「あ、うぁぁぁぁ……」

 エプロンドレス越しの谷間に肉棒を揉みくちゃにされ、高級そうな生地に擦られる。

 先端からはすでに先走りがこぼれ、じゅくじゅくという妖しい音が混じってきた。

 亀頭に当たるエプロンドレスの感触が、先走りのぬめりによって変化したのだ。

 そのすべすべでぬるぬるの感触と、ふにふにの弾力が合わさって、とても耐えられそうにない。

 僕のペニスは、早くもぴくぴくと脈動を始めていた。

 「あ、あぐ……! ああぁぁ……!」

 「あは、もうイきそう? ほらほら〜♪ メイド服汚しちゃえ〜♪」

 メイは無邪気さと淫靡さが同居した表情を浮かべ、ラストスパートを掛けてくる。

 両手を交互に動かし、ペニスをぐいぐいと揺り動かす――

 ただでさえ射精寸前だった僕にとって、その責めはとどめとなった。

 「あ、もう……! ああああぁぁぁ……!」

 どくん、どくどくどく……

 「あはは、イっちゃった〜♪ 早〜い、ガマンできなかった〜?」

 メイのソフトな嘲笑を受けながら、僕はこの上もなく甘美な射精を体験する。

 肉棒はまるで聞き分けのない子供のように精液を撒き散らし、メイの胸を白く汚していた。

 白と黒を基調とした、クラシカルなメイド服――その胸の部分に、僕の精液が飛び散ったのだ。

 「えっへっへ……どうだった? ボクのおっぱい、ふにふにだったでしょ?」

 胸元を白く染め、無邪気に告げるメイ。

 フリルやリボンにねっとりと粘りつく白濁液は、とてもエロティックだった。

 「あ、いい匂いです……」

 部屋の隅でいじけていたマイが、ふらふらと近寄ってくる。

 そのままマイはメイに抱き付き、その胸元をれろりと舐めた。

 エプロンドレスに粘り着いた僕の精液を、舌で舐め取っているのだ。

 「もう、マイちゃん〜! ボクが搾り出したミルクなのに〜!」

 「美味しい……お兄さんの精、とっても美味しいです……」

 マイは目を細め、精液を舌先で味わう。

 そして、メイの胸元やリボンにまで舌を這わす――

 精液を口に含み、うっとりとした表情を浮かべるマイに、僕は目を奪われていた。

 メイド服の胸元は、精液だけではなくマイの唾液まみれになってしまう。

 たっぷりと水分を吸ったメイの胸元のリボン――唾液の糸がしたたり、余りにも淫ら。

 そんな光景に、僕の肉棒は全く萎えを見せなかった。

 

 「あ〜あ、ボクも飲みたかったなぁ。美味しい精液……」

 僕の撒き散らした精液は全てマイに舐め取られてしまい、メイは嘆息する。

 「……まあいいけどね、また搾り出しちゃうから」

 そして、いそいそとエプロンドレスやワンピースを脱ぎ捨てるメイ。

 たちまち彼女の上半身は裸になり、その豊満な胸があらわになった。

 「ほらほらぁ。オチンチン、おっぱいでギュッギュッ、ってしちゃうぞ〜♪」

 にやにやと意地悪げな表情を浮かべながら、メイは僕のペニスに柔らかそうなおっぱいを近付けてきた。

 正面から、まるでペニスをメイの胸に突き立てるような体勢で――

 

 ――ふにゅっ。

 

 そして僕のペニスは、その柔らかな双丘に挟み込まれてしまった。

 肉棒が完全におっぱいに埋まり、左右からふくよかな肉圧を受ける。

 「どう? ボクの谷間、ぬくぬくでしょ♪」

 無邪気に言いながら、メイはおっぱいに添えた両腕を動かしてきた。

 強く挟んでくるわけでもなく、ただふわふわと揺らしてくる感じ。

 それだけでぷるぷるとした振動がペニスに伝わり、僕の脳は甘くとろけそうになる。

 「ふぁ……ああぁぁ……」

 「くすっ。もうオチンチン感じてるんだぁ……うりうり」

 ふにゅふにゅふにゅ……とメイは胸を軽く上下に揺さぶった。

 その軽い揺れは温もりを伴った摩擦となり、僕のペニスを責めてくるのだ。

 「あぐ、うう……」

 「あはは、もう先っちょからヨダレ垂らしてるー♪」

 僕のペニスは完全にメイの胸に挟み込まれ、どうなっているのか全く見えない。

 しかしメイは、先端のぬめりを谷間で感じているのだ。

 「どうしよっかなー♪ もっとイジめてあげようか? それとも、一気に搾っちゃおうかな……?」

 そう楽しげに呟くメイに、僕の意見を求める様子などない。

 もはや、一方的な彼女の気紛れによる責めを受けるしかないのだ。

 「うーん……よぉし。イかせちゃおっと♪」

 ぎゅうっ、とメイはおっぱいに添えた両腕に力を添えてくる。

 上下に揺さぶったりはせず、ただペニスを軸に双丘をきつく寄せてくるのだ。

 僕のペニスは、その柔らかい肉に左右から押し潰された。

 「ほらほら♪ 潰しちゃうぞ〜♪」

 「あ、あああぁぁぁ……」

 ぷにぷにの乳圧を受けながら、みっちりと締め付けられる感触。

 そんな甘い刺激の前で、とうてい我慢できる訳がなかった。

 「あ、もう……! もうイきそう……!」

 「はい、どうぞ〜♪ そのまま出していいよ」

 こしゅこしゅこしゅ……とメイは僕のペニスを包んだまま軽く扱き上げる。

 たぷんたぷんとおっぱいが上下し、その感触に僕は呑み込まれてしまった。

 「あう……! あぐぅぅぅぅぅぅぅ……!!」

 どくん、どくどくどくどくどく……!

 とろけるような柔らかさと体温の中で、なすすべもなく漏らしてしまう。

 メイの乳肉の中で僕のペニスがびくびくと震え、屈服の印である白濁液を吐き出す――

 それはぴっちりと重ね合わされた双丘の隙間からじゅくじゅくと溢れ出し、形の良い乳を白く汚してしまった。

 「うふふ、まだまだ〜♪」

 対面したような状態で、正面からパイズリしていたメイ。

 彼女は素早く体の位置を変え、椅子に座る僕の足の間に体を滑り込ませてきた。

 さっきの対面型と違い、ごくスタンダードなパイズリの体勢だ。

 「あ……! ま、まだ……!!」

 さっきの射精の脈動すら、完全に収まっていない。

 しかしメイは容赦なく、責めの手を緩めようとはしなかった。

 「えへへ、休めると思った?」

 ずりずりずり……!

 メイは腕に力を込め、自らの胸を揉みしだくように上下させてくる。

 それは、さっきのパイズリよりも激しい動き。

 そのぷるんぷるんの振動が直にペニスに伝わり、僕はただ悶えるしかなかった。

 「あっ! あああぁぁぁぁ……!!」

 「イっちゃえ♪ イっちゃえ♪」

 メイの胸の谷間で揉みくちゃにされ、こね回されるペニス。

 その先走り汁まみれの先端が、ぴょこんと胸の谷間から顔を覗かせた。

 ピンク色の亀頭が、メイのまさに眼前にさらされたのだ。

 「えへへ〜逃げようっての?」

 メイは、にっと目を細める。

 「でも……そうはいかないよーだ♪」

 メイはそのまま、僕の亀頭に唇を寄せ――そして、熱烈なキスを送ってきた。

 亀頭がメイの口内にちゅるんと含まれ、ちゅううううううと一気に吸い立てられる。

 「あ……! ああああああぁぁぁぁぁぁ――ッ!!」

 どくっ、どくどくっ……

 メイの口内で亀頭全体が吸引され、僕は一瞬で果てていた。

 「あぁぁぁ……」

 彼女の口の中で射精し、とろけるような快感を味わう僕。

 「ん〜ん、んっんん……」

 メイは目を細めながら、口の中に吐き出された精液を嚥下していった――

 

 

 

 

 「あ……う……」

 どくん、どくどくどく……!

 「あはは♪ これっておっぱい天国? それとも、おっぱい地獄?」

 ふにゅ、ふにゅ、ふにゅ、ふにゅ……

 そう無邪気に問い掛けながら、メイはおっぱいに添えた腕を動かし続ける。

 あれから何時間……いや、何日? 何週間?

 もう延々と、メイによる責めは続いている。

 いかなる魔術によるものか、もはや僕には食事も排泄も必要ないようだ。

 ただ僕はメイの胸の谷間で弄ばれ、精を吐き出すのみ。

 「ほらほら……もっともっと搾っちゃうよー♪」

 「ああ、いいよぉ……」

 にゅく、にゅく、にゅく、にゅく……

 僕はひたすらに、メイの胸の谷間で漏らし続ける。

 もう、沙亜羅のことなどどうでもよかった。

 ただ、目の前の快感を甘受し続けるのみ――

 

 「あはは、出しちゃえ出しちゃえー♪」

 メイの無邪気な声は、どこか残酷な残響音となって響いていた。

 

 

 −BAD END−

 

 

 



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