ナメクジ娘


 

 「ふ〜〜〜ん。お兄さん、そんなに遠くから来たんだね……」

 その可愛らしい少女はテーブルの上に両肘をつき、不思議そうな表情を浮かべた。

 「私はこの村から出たことがないから、海の向こうにも国がいっぱいあるなんてピンと来ないな……」

 その割には、やけに流暢に日本語を喋っているが……青年は、そんな疑問を飲み込む。

 メクと名乗ったその少女は、中学生と高校生の間くらいの外見。

 こんな年齢で1人暮らしというのも妙な話だが、この家には彼女以外の人間が住んでいる様子はない。

 文化も何も違う異国のこと、いろいろ事情があるのかもしれないな……

 

 ――青年が、この村に来たのは今日の昼のことである。

 17歳の夏休み、彼は一人での海外旅行を思い立った。

 そして、ヨーロッパ旅行の最中にふらふらと立ち寄ったのがこの村なのだ。

 閑散としていたが、それなりに人は住んでいるようだった。

 ただし、なぜか少女や若い女性ばかりだが。

 当惑する彼に対し、この少女が話し掛けてきたのだ。

 そして、家に招待された――

 

 「それにしてもこの村、男の姿は全くないんだね」

 青年は、恐る恐る尋ねてみた。

 あまり事情の分からない村などでは、こういう質問は地雷かもしれない。

 男はみんな兵隊に取られたなんて返事が返ってきたら、余りにも気マズすぎる。

 「うん…… 男の人がいないと、みんな大変なんだよ。

  私なんかは精を食事にするタイプじゃないから、まだマシなんだけどね……」

 「せい……? なんだって?」

 「……いやいや、こっちのこと」

 少女は両腕をふるふると振った。

 「とにかく、大変なのよ。いろいろね……」

 「確かに、男手が少ないと不便そうだなぁ」

 そう呟く青年の顔を、少女はじっくりと眺めた。

 ぺろり……と、彼女の舌がつやつやの唇を這う。

 

 「……ねぇ、お兄さん。私のお願い、聞いてくれる?」

 ふと、少女は言った。

 「え…… なんだい?」

 自分のような旅行者に親切にしてもらい、家にまで招待してくれた――

 出来ることなら頼みぐらい聞こう、青年はそう思った。

 「お兄さんの精液、ちょうだい。私と交尾しよ?」

 「え、ええっ……?」

 余りの言葉に、青年は仰天する。

 何か別の意味があるのでは、彼はそう頭をめぐらせた。

 しかし、手馴れた動きで次々と服を脱ぎ出す少女。

 やはり、言葉通りの意味だったようだ。

 少女はたちまち全裸になり、小さな裸身をさらした。

 

 「メ、メクちゃん! だめだよ! そんなの……!」

 「うっふっふー!」

 少女はてくてくと寄ってくると、ぴと、と青年に抱きついた。

 小さな頭を彼の胸に埋め、少女の裸身がぴったりと青年に密着する。

 不意に、少女はたくさんの汗をかき始めた。

 「え……? ええッ!?」

 たちまち起きる異常に、青年は目を丸くする。

 青年の衣服の、少女に当たっている部分――少女の汗に濡れた部分が、シュウシュウと溶け始めたのだ。

 いや、これは本当に汗なのか――?

 戸惑っている間に、たちまち青年の衣服はボロボロになった。

 ズボンやトランクスは全て溶け、シャツもあちこちが腐食してズタズタ。

 だが不思議なことに、青年の体にはなんの被害もない。

 

 「き、君は一体……?」

 「えへへ、逆レイプしちゃうぞー!」

 少女はそのまま、強引に青年を押し倒した。

 2〜3歳は年下の少女に組み敷かれ、青年は床に横たわる。

 「な、何を――」

 青年の抗議の言葉は、途中で消えてなくなった。

 少女の異形の姿――腰から下が奇妙に膨張し、ぬらぬらと床に張り付いていたのだ。

 まるで、3mを越える巨大ナメクジのように……

 

 「私、ナメクジの妖女なの。このぬるぬるで、お兄さんをいっぱい悦ばせてあげるね」

 少女はナメクジの下半身で床を這いながら青年ににじり寄り、そのまま両手で彼の両足首を掴んだ。

 そのままぐいっと脚部を前方に押しやり、肩の部分に重ねる――俗に言うチンぐり返しの体勢である。

 青年の腰は少し浮き、ナメクジ娘の前にペニスや玉袋、アナルをさらした。

 「あはは♪ おちんちんもお尻の穴もタマタマも丸見え♪」

 「や、やめて……」

 恥ずかしい部分をさらされる屈辱と、人間外の者が目の前にいるという恐怖、自分がどうなるのかという不安。

 さまざまな感情が混じった結果、青年にできるのは拒絶の声を漏らすことだった。

 さらに、青年のペニスはむくむくと大きくなっていく。

 「うふふ、おっきくなった…… 良かったね〜 おちんちん、いっぱい気持ちよくしてもらえるんだよ〜?」

 ナメクジ娘はずずず……と這いながら、青年の下半身に迫る。

 その大きなナメクジ部分の粘膜が、チンぐり返しの状態にされている青年の尻に当たった。

 ぬるぬるにぬめっていて、非常に温かい。

 「ふふ、乗っかって這い回ってあげる。我慢できなくなったら言ってね。全部、吸い取ってあげちゃうから……」

 ぬる…… ずずず、ぬるぬるぬる……

 少女の下半身はゆっくりと前進し、青年の尻や股間に乗っかった。

 かなり無理な体勢にされて、上に乗られている――にもかかわらず、まるで苦痛を感じない。

 それは、ナメクジ部分が余りに柔らかいからだ。

 青年の下半身はぬるぬるのナメクジ部分に埋まり、まるで布団を被っているかのよう。

 そのままナメクジ娘は、青年の体の上をゆっくりと前進してくる。

 ずず、ぬるぬるぬる……

 

 「うぁ…… はぁぁ……!」

 青年は熱い息を吐き、快感の声を漏らした。

 ナメクジ娘の下半身はヌルヌルで柔らかく、それが股間の上を嫐るように這っている。

 サオから裏筋にいたる肉棒の裏側部分、玉袋全体、そしてアナルに軟体が接し、ぐにゅぐにゅと押し付けられた。

 最大限に隆起しているペニスは、ナメクジ娘の柔らかく温かい下半身ににゅるんとめり込む。

 「うふ、にゅるにゅるでしょ。おちんちんナメクジに這われて、気持ちいい?」

 ぬる、にゅるにゅるぬめぬめぬめ……

 ナメクジ娘が前進するごとに異形の下半身の粘膜が波打ち、未知の快感を生み出した。

 彼女の体から分泌された粘液が、ねっとりと全身に塗りつけられる。

 ナメクジ娘の下半身は股間ばかりか、とうとう腹の上にまで達した。

 「う、うぁぁぁ……」

 青年は、体をひくつかせて悶えた。

 波打つ軟体が股間を這い、にゅるにゅると刺激される――それだけで、もう射精してしまいそうだ。

 

 「もっともっと這い回ってあげるね♪」

 にゅにゅにゅ…… ぬるぬるぬる、ぬめ〜……

 胸の辺りまで達したナメクジ娘の下半身が、今度は後退を始めた。

 ぬるぬるにされた青年の胸が外気に当たり、ひんやりと冷たい。

 少女の大きな下半身はチンぐり返しにされている青年の体を包み込み、ゆっくりと這い回る。

 「うふふふふ……ヌメヌメにしたげる。本当はこのまま溶かしてあげたいんだけど、流石に可哀想かな〜?」

 「や、やめ…… 溶かさないで…… あああッ!」

 「うんうん。お兄さんは従順だから、溶かすのはやめてあげる」

 ある程度後退したら、またぬめぬめと前進――

 青年の全身は少女の粘膜で覆われ、何度も上を往復されてくまなく愛撫された。

 特に股間は軟体に圧迫され、ヌルヌルにまとわりつかれる。

 巨大なナメクジに柔らかく全身を這い回られて、もう――

 粘膜での全身愛撫を受けた青年は、たちまち限界を迎えた。

 「う……ぁぁ、あああぁぁぁぁぁッ!!」

 どく、どくどくどく……

 全身に這い回る甘い刺激――それに屈した青年は、少女の下半身に精液を放ってしまった。

 ぬるぬるの軟体にぬっぷりとうずもれたまま、ひくひくと脈打ち精液を迸らせるペニス。

 ドクドクと吐き出された精液は、ナメクジ娘の下半身の表面に粘りつく。

 「はぁ…… はぁ……」

 少女の下半身に甘く圧迫されながら、青年は精液を出し切った。

 異形の少女に乗っかられ、そのまま強制的に射精させられたのだ。

 

 「あ〜あ、漏らしちゃった…… 我慢できなくなったら言って、ってちゃんと言ったのに……」

 少女は頬を膨らまし、息を荒げる青年を見下ろす。

 「まぁ、いっか。次は交尾しようね」

 ナメクジ娘はずむずむと下半身を動かし、腰のやや下についている小さな穴をにゅるんと指で広げた。

 「ほら、人間の女性器に似てるでしょ? この穴で、精液搾り取ってあげるね」

 「う、うぁ……」

 あの淫らな穴でペニスを咥え込まれ、射精に導かれる――

 それは、どれほどの快感なのだろうが。

 期待と恐怖の入り混じった表情で、青年はナメクジ娘の生殖孔を凝視した。

 「お兄さん、ひょっとして童貞?」

  少女は尋ねながら、ようやく青年の足首から腕を離す。

 「あ…… うん」

 足を伸ばし、仰向けの体勢になりながら青年は頷いた。

 「あは、初めての交尾なんだ♪ じゃあ、筆下ろししてあげるね。この穴で、大人になれるんだよ……」

 少女は腰を落とし、大きなままのペニスを生殖の穴にあてがった。

 そこから染み出た粘液が、期待にわなないているペニスをねとねとと濡らす。

 「う、あぁ……」

 青年は呆然とした目で、今にもナメクジ娘の性器に飲み込まれようとしている自らのペニスを見ている。

 あの中に肉棒をねじ込まれ、凄まじい快楽を味あわされて精液を搾り取られる……

 自分の初体験は、人間ではない異形の少女との交尾…… それでも、青年は期待に胸を高鳴らせていた。

 あの柔らかそうな穴に包み込まれて、ペニスを嫐り尽くされたい――

 快感への期待によって、恐怖が完全に押し潰された青年…… その感情の変化を察知し、少女はにっこりと笑った。

 「ふふ、覚悟はできた? 童貞、もらっちゃうぞ〜」

 

 ずぬ、ずぬぬぬぬぬ……

 

 青年のペニスは、一気にナメクジ娘の生殖器にめり込む。

 「うぁ…… あああああぁぁぁぁ!!」

 軟体の穴に肉棒を咥え込まれ、青年は悶え狂った。

 その中は異様なまでに柔らかく、まとわりつくようにペニスをくるみ込んでくる。

 粘液がドロドロとしたたり、亀頭やサオにくまなく絡み付いてきた。

 粘着質な刺激が、一挙に射精を促してきたのだ。

 「ふふ…… どう? 童貞喪失した感想は……?」

 「き、気持ち、いい…… もう出そう…… うぁぁ……」

 青年は喘ぎ、うめき、そしてたちまち限界を迎えた。

 まさに人外の快感に、先程まで童貞であった青年は10秒たりとも耐える事を許されない。

 「ふふふ……もう限界だね。にゅるにゅる我慢できなかった?」

 「あ、出るぅぅ……!! うぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 どくん、どくどくどく……

 青年はナメクジ娘にのしかかられたまま、その生殖器の中に精液を注ぎ込んだ。

 とろけるような感触を味わい、陶然とした表情を浮かべながら――

 

 「えへへ〜 まだまだ搾り取っちゃうよ♪」

 ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ……

 少女の搾精の穴が、青年のペニスを咥え込んだまま蠕動する。

 彼にのしかかっているナメクジ部分がやわやわと蠢き、青年を包み込んで体全体で愛撫を始めた。

 「う、うぁ……! あぐぅぅ!」

 ナメクジ娘の軟体に包み込まれるという全身愛撫に、青年は悶え狂った。

 「気持ちいいでしょ。おちんちんもっといじめちゃうよ」

 にゅる、うにうに…… にゅる、にゅるにゅるにゅるにゅるにゅるにゅるにゅる……!!

 「あ、あああぁぁぁぁぁッ!!」

 彼女の生殖器の奥深くにはまっているペニスを、奇妙な感触が襲った。

 まるで、何百匹ものナメクジが肉棒を這い回っているような――

 「あああぁぁ! いいよぉ……!」

 「うふ、出していいよ。我慢しないで、いっぱい射精してね」

 ぬちゅ、ぬるぬるぬるぬるにゅるにゅるにゅるにゅるにゅる……

 青年のペニスはぬるぬるの穴で扱き抜かれ、嫐り尽くされた。

 たちまち彼の視界は白く染まり、股間から突き上げる衝動を抑えきれなくなる。

 「う、あああああぁぁぁぁぁぁッ!!」

 青年は腰をガクガクと揺すり、少女の快楽の穴の中で果てた。

 何百匹ものナメクジが這い回り、まとわりつく感触にさらされ、彼はドクドクと精液を吐き出し続ける。

 「ほらほら、連続射精だ〜 タマタマが空っぽになるまで吸い尽くしちゃうよ〜♪」

 「うぁ…… あああああぁぁぁッ!! おあぁぁぁぁぁぁ!!」

 ペニス全体をねっとりと締め付けられ、亀頭に軟体が這い回る。

 尿道口をにゅるにゅると嫐られ、青年の絶頂は延々と続いた。

 

 にゅるにゅる、にゅるにゅるにゅるにゅるにゅるにゅるにゅる……!!

 「うぁぁ! ああッ!! あぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 どく、どくどくどくどくどく……

 出しても出しても、この穴は青年の精液を求め続ける。

 ペニスを包み込んで嫐り続け、ひたすらに精液を搾り取るのだ。

 「もう、やめて…… 気持ち良すぎて、狂っちゃう……」

 「あはははは、やめてあげない〜」

 ナメクジ娘の下半身は、青年の全身を完全に覆いこんでいた。

 露出しているのは頭部のみで、首から下はナメクジの軟体を使った愛撫にさらされている。

 全身を揉み込まれ、締め上げられ、ペニスには何百ものナメクジが絡み付くような刺激を強制的に受けているのだ。

 

 「うふ、全身ナメクジ責め〜♪」

 「うぁ、あああああぁぁぁぁぁぁッ!!」

 どぷっ、どくどくどく……

 首筋から足指の先までをぬめぬめの粘膜で覆われ、にゅるにゅるじゅるじゅると刺激される。

 「おちんちんもナメクジ責め〜〜♪」

 「うぁ、あああああぁぁぁぁぁぁッ!!」

 どくどくどく、どくん、どくどく……

 ペニスにびっしりとナメクジが這い回り、責め嫐られる感触。

 「も、もう…… だめぇ…… たすけ…… 死んじゃう、うぁぁぁぁぁぁ!!」

 青年はもがきながら、ナメクジ娘に精を搾り取られ続けた。

 ただ身悶え、ぬめぬめの粘膜に全身を覆い包まれて――

 ぬめぬめ、ねとねと…… じゅるっ、にゅるにゅるにゅる〜〜

 

 

 「……そろそろ終りにしよっか、お兄さん。これ以上搾っちゃったら、危ないかもしれないしね」

 おおよそ3時間が経って、ようやくナメクジ娘は青年から離れた。

 彼女の生殖孔は、青年から搾り取った精液でどっぷりと満たされている。

 「いっぱい貰っちゃったよ。お兄さんとの子供、できちゃった……♪」

 ナメクジ娘は愛しげに自らの下腹をさすりながら、横たわったまま立ち上がれない青年に笑い掛けた。

 「は、ああぁぁ……」

 青年は、まるで廃人のように呻く。

 いや、一歩間違えれば彼は廃人になるところだった。

 ようやく快感から解放され、徐々に理性を取り戻し始めたが。

 「それじゃ早めに帰る準備しないと、他の娘達にバレたら――」

 少女は言葉を止め、くるりと玄関の方を振り返った。

 「……あ〜あ、遅かったみたい。お兄さん、無事に帰れないかもね」

 「え……?」

 

 ぎぎぎ……ばたん!

 

 その瞬間、乱暴にドアが開いた。

 どやどやと押しかけてきたのは、15歳〜20歳ほどに見える若い女性達7人ほど。

 「ちょっとメク、久々の男を独り占めするつもり?」

 「あ〜あ、こんなに搾っちゃって…… でも、まだ出そうじゃない」

 「は〜い、次は私ね〜!」

 女性達は一斉に服を脱ぎ、同時に異形の下半身を露にした。

 「あ、ああ……!」

 青年は、思わず言葉を失う。

 女性達の下半身は、やはりナメクジ状の軟体――全員、ナメクジ娘だ。

 

 「うふふ、さっそく犯しちゃう〜」

 おそらく青年と同年代……17歳ほどの緑髪の女性が、ぬらぬらと彼にのしかかってきた。

 そのまま、粘液でぬめった生殖孔にペニスを呑み込む。

 「うぁ! うぁぁぁぁぁぁッ!!」

 温かいヌメヌメの軟体が、肉棒にまんべんなくまとわりついてきた。

 「どう? メクより気持ちいいでしょう?」

 「そんな事ないよー 私の方が気持ちよかったよねぇ、お兄さん」

 「は、はぁぁぁぁ……」

 青年は答えることができず、ただ快感に酔った。

 緑髪のナメクジ娘の生殖孔は、青年のペニスを蕩かすように甘く包み込んでくる。

 

 「順番待ちも退屈なもの。空いているところを可愛がってあげますわ」

 そんな青年の上半身に、キレイなお姉さんがぬるりと抱きついてきた。

 ナメクジ状の下半身を青年の背中に巻き付けるように絡め、しっかりと彼の体にしがみ付く。

 そのままお姉さんは、快楽に喘ぐ彼の唇をねろねろと舐め回した。

 「ん…… んあ……」

 青年の唇が僅かに開いたのを見計らって、お姉さんはぬるりと口内に舌を入れてきた。

 ぬるぬるの舌が青年の口の中を這い回る。

 

 じたばたと動く青年の手足、それもあっという間にナメクジ娘達に覆い包まれた。

 7人近くのナメクジ娘達が密着してきて、青年の全身は彼女達のぬめぬめの粘膜で愛撫される。

 ナメクジ娘達によってたかって全身を包まれ、何重にもサンドイッチされて、天にも昇るような快感を味わう青年。

 彼はたちまち快感に屈し、絶頂の飛沫を上げる。

 「うぁぁ…… ああぁぁぁぁぁッ!!」

 青年は腰をガクガクさせながら、無理やりに挿入させられている生殖孔の中に精液を吐き出した。

 緑髪のナメクジ娘は、生殖孔を蠕動させながら白濁液を受け止める。

 「うふふ、搾っちゃった。まだまだ気持ちよくしてあげるね……」

 「ちょっと、終わったんなら離れなさいよ〜!」

 「そうですよ。みんな順番を待っているんだから」

 「ちぇ。仕方ないなぁ……」

 渋りながらも、緑髪のナメクジ娘は悪戯気に笑った。

 青年のペニスを生殖孔で咥え込みながら、下半身を猛烈に動かしてきたのだ。

 ぴったんぴったんと、まるで水から上げられた魚が跳ね回るように。

 「……あ! うぁぁ! ああッ! ああぁぁぁッ!!」

 「ほらほらっ! 出しちゃえ、出しちゃえ!」

 ぬるるるる…… ちゅるん、ぐにっ! ぬるるるる……!

 ペニスが生殖孔から抜ける寸前まで引き出され、そして一気に奥までめり込む。

 奥深く挿入したペニスはぬめぬめの粘膜に擦り上げられ、また引き抜かれていく――

 その激しすぎる動きに翻弄され、彼はたちまち絶頂を迎えた。

 「はい、2発目〜」

 勝ち誇って告げる娘の体内に、ドクドクと精液を注ぎ込む青年。

 「じゃあ、次どうぞ」

 緑髪の娘はようやく青年から離れた――

 「では、次は私が頂きましょう」

 ――それと同時に、青年の口を貪っていたお姉さんがにゅるりと下半身を伸ばす。

 彼女は青年の股間をナメクジ状の部分で覆い、さらに玉袋からアナルまでをくるみ込んだ。

 ぬめぬめ…… にゅっちゃ、にゅっちゃ、にゅっちゃ、にゅっちゃ……

 「うぁ、ああぁぁぁ!!」

 敏感な部分を同時に包み込まれて愛撫され、青年は身悶える。

 「ふふふ…… 私、ナメクジの部分ならどこでも生殖孔を開けるんですよ」

 不意に、ペニスに押し付けられていた軟体部分がにゅるんと肉棒を飲み込んだ。

 そこは、本来の生殖孔の位置とはかなり離れているはずだが――

 「ううぁぁぁぁ!! おぁぁぁ――ッ!!」

 どく、どくどくどく……

 唐突にペニスをぬめった生殖器で包み込まれ、青年は一瞬で果てた。

 「ふふ…… 私のあそこ、具合がいいでしょう」

 お姉さんは妖艶に笑ったまま、軟体部分で玉袋とアナルをぬにゅぬにゅと弄ぶ。

 「うぁ、ああぁぁ…… もう……」

 青年は、潤んだ目でお姉さんを見上げる。

 「まだまだ…… ぬるぬるのナメクジ責め、もっと味わってもらいますわ」

 「ちょっとジーナ、あなたの番は終わったでしょ?」

 ピンクの髪のナメクジ娘が、不満げな声を上げる。

 ジーナという名らしいお姉さんは、青年のペニスを包み嫐りながら提案した。

 「ここは回数交代じゃなく、一定時間で交代にしないかしら?」

 「あ、その方がいいわね」

 「うんうん。何回搾れるかは、テク次第なわけか」

 ナメクジ娘達は、ジーナの提案に次々と同意する。

 「良かったわね、ぼうや。与えられた時間のあいだ、みんな技巧を凝らして搾ってくれるわよ」

 「そ、そんな…… あああぁぁぁぁぁッ!!」

 どく、どくどくどく……

 ペニス、アナル、陰嚢――性感帯三箇所を巧みに責めながら、ジーナは青年の精液を搾り取っていった。

 青年はその練達した搾精技術に翻弄され、身をのけぞらせながら何回分もの精液をジーナに捧げる。

 そして彼女に嫐られ尽くした後は、また別のナメクジ娘が――

 

 青年は延々とナメクジ娘達の交尾の相手にされ、一晩中犯され続けるのだ。

 この狂宴が終わった後に、青年の息があるのかどうかすら定かではない。

 ぬるぬるの粘膜に包まれ、ひたすらに精液を吸い取られるのみ。

 この村に迷い込んでしまったこと――それが、彼の最大のミスだったのだ。

 

 

 ここは、妖女達の住まう村。

 娘達は男に飢え、迷い込んできた者に群がる。

 下手をすれば搾り殺され、命が助かっても搾精奴隷――

 貴方も、この村に迷い込んだときにはご用心を。

 

 

 



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