二口女


       

       大学で知り合った美亜とマンションで同棲して、もう1年が経っていた。

       美亜はなんとも可愛らしく奥ゆかしい美人で、青年の自慢の彼女である。

       よく気が利き、家事が得意で、清楚で――彼女は非の打ち所がない女性であった。

       しかしそんな美亜に対し、青年はとある疑問を持っていたのである――

       

       「……ごちそうさま」

       とある朝。青年は朝食を終え、手を合わせた。

       向かいに座っている美亜は、相変わらず雀の涙ほどのご飯をちびちびと食べている。

       美亜は非常に小食であり、彼女がもそもそと少量の食事を取る様子も可愛らしい。

       「今日は2限から講義があるから、そろそろ行ってくるよ」

       そう言って、青年は美亜が食べ終わるのを待たずに腰を上げた。

       ちなみに美亜の方は、今日は講義を取っていない。つまり、ずっと家にいる事になる。

       「ええ、行ってらっしゃいませ……」

       美亜は、丁寧な口調で楚々と頭を下げた。

       彼女とどれだけ親しくなっても、この馬鹿丁寧な口調は改まらない。

       だが、それも美亜らしくて良いと青年は思っていた。

       「行ってきまーす!」

       そう元気良く告げ、彼は部屋から出た。

       

       

       「さてと……」

       青年は部屋から出ると、1階ではなくそそくさと屋上へ向かった。

       このマンションには、現在流行の構造欠陥がある。

       なんと屋上から、最上階の8階の天井裏へ行けるのだ。

       ちなみに、青年と美亜の部屋も8階にある。

       屋上から自分の部屋の天井裏に移動し、こっそりと下の様子を伺う――それが青年の魂胆であった。

       イタズラでも冗談でもなく、青年はとある疑問を解消したかったのだ。

       

       「……ここだな」

       青年は懐中電灯を点け、自分の部屋の真上に当たる場所を探し出した。

       微かに天井板をずらしておいたので、その場所はすぐに分かる。

       ここから、美亜が一人でいるときの様子を――

       

       青年には、ひとつ気になる事があった。

       彼が大学へ行っている際、冷蔵庫の食料がごっそりとなくなっているのだ。

       美亜が食べているのか? それにしては、余りに量が多過ぎる。

       別に彼女を信用していないわけではないが、どうにも気に掛かる――

       こうして青年は、天井裏から様子を盗み見ることにしたのだ。

       

       「よっと……」

       青年は天井板の1枚を微妙にずらし、下への視界を確保した。

       簡単に天井板が動くなどとんでもない欠陥マンションだが、この場合は都合が良い。

       真下では、美亜が朝食の後片付けをしている。

       当然ながら、こちらに気付いている様子はない。

       

       果たして、あれだけの食材をどうしているのだろうか?

       心優しい美亜の事だから、近所の野良猫などにあげているとか。

       もしくは、青年にバレないようにペットを飼っている可能性も――

       それにしては、無くなる食材の量が多過ぎる気もするが。

       

       美亜は洗い物を終えると、おもむろに冷蔵庫の前へ立った。

       いよいよか……

       青年は、階下で行われる美亜の行動を注視する。

       彼女は冷蔵庫を開け、肉や野菜、チーズやバター、アイスなどを取り出した。

       それを無造作にテーブルの上に並べ――

       

       その瞬間、美亜の髪がしゅるしゅると動き出した。

       なんと彼女の髪は生肉を掴み、それを頭の後ろ側に運んでいく。

       すると、髪を掻き分けて大きな口が姿を現したのだ。

       

       「……!」

       思わず声を上げそうになり、すかさず口を押さえる青年。

       美亜の髪は生肉を掴み、そのまま後ろの口に運んでいった。

       そして生肉は、後ろの口の中に放り込まれてしまう。

       その後ろの口はむぐむぐと動いて、生肉を瞬く間に呑み込んでしまった。

       

       「た、食べた……!?」

       青年は衝撃を受けた。

       あれは作り物でもなんでもなく、本物の口。

       当然ながら、普通の人間はあんなところに口を持っていない。

       つまり美亜は、人間じゃない――

       自分は、人間ではない異形の女と1年も同棲してきたのか?

       彼の胸に、今まで騙されていたという怒りと人外の者に対する本能的な恐怖がよぎった。

       

       一方、美亜は生肉を次々と平らげていく。

       次にチーズを開け、髪で掴んで作業のように後ろの口へと放り込む。

       さらにバターの容器を開けた美亜は、髪で頭の後ろに運んでいった。

       後ろの口からはヌルヌルの長い舌が伸び、バターの表面を丹念に舐め回していく。

       みるみるバターは舐め取られ、容器の中を長い舌がドジョウのようにぬるぬると這い回った。

       バターの容器は唾液でべとべとになり、無造作にゴミ袋へと捨てられる。

       美亜は楚々とした表情を崩さず、ほとんどの食料を平らげてしまったのだ。

       

       さらに彼女は、棒アイスを髪で後頭部に持っていく。

       後ろの口からは複数の舌が伸び、アイスににゅるにゅると絡み付いた。

       棒アイスの表面に隙間なく舌が巻き付き、ゆっくりと包み舐めていく。

       唾液の滴る艶やかな舌が、にゅるにゅる、にゅるにゅる、とアイス表面で蠢いていた。

       

       「……」

       青年は、息を呑んでその光景を見つめる。

       無数の舌に絡み付かれているアイス、あれが自分のペニスだったら――

       

       ちゅぱっ……

       美亜はアイスから舌を離した。

       そして、後ろの口を大きく開ける。

       青年の位置から、その艶かしい口の内部がしっかりと見えた。

       厚くて柔らかそうな唇、その内部ではたくさんの舌がドジョウのようににゅるにゅると蠢いている。

       そこへ、棒アイスが髪で運ばれていき――

       

       青年は、その棒アイスが自分のペニスに見えた。

       アイスは、そのまま厚い唇にぱっくりと咥え込まれてしまう。

       ずるずる、じゅるじゅる……

       いやらしい粘音が響き、柔らかそうな唇が蠢く。

       アイスは、美亜の後ろの口内でしゃぶり尽くされているのだ。

       ゆっくりとデザートを味わいながら、美亜は恍惚とした表情を浮かべる。

       

       「……!」

       青年は、いつしか自らのペニスに右手を伸ばしていた。

       そして、アイスをしゃぶる美亜の後ろの口を凝視しながら肉棒を扱き上げる。

       美亜がアイスを貪る動きとシンクロさせながら、激しくペニスを上下させる。

       あのアイスが、自分のペニスだったら――

       あの口で、咥え込まれてしゃぶり尽くされたら――

       

       ぬぽっ……と、美亜は後ろの頭からアイスの棒を引き抜いた。 

       アイスは完全にしゃぶり尽くされ、もはや棒のみである。

       再び、彼女の後ろの口内が見えた。

       柔らかそうな唇、中で蠢くにゅるにゅるの舌。

       青年のペニスを扱く動きがだんだんと早くなる。

       あの口の中に入れたい、あの口の中に射精したい――

       自分のペニスが美亜の後ろの口に啜り尽くされるさまを想像しながら、青年は絶頂を迎えようとしていた。

       「ああ、美亜……! 美亜……!」

       

       ――ガタッ!

       余りにも盛り上がり過ぎたのか、青年は思わず足元の天井板を踏み抜いてしまった。

       食事後で鈍感になっていた美亜も、流石にその大きな音に気付く。

       「――誰です?」

       彼女は、天井にいきなり開いた大穴を見上げた。

       そこからは、美亜の同棲相手である青年がぶら下がっていたのだ。

       

       「み、美亜……!」

       「あら、見られてしまうなんて…… さて、どうしましょうか」

       両手で天井の梁を掴み、ぶら下がる青年を見上げて美亜はため息をついた。

       「そんなところでぶら下がってないで、降りて下さいませ」

       「う、うう……」

       青年は戸惑った。

       降りてもいいのか? もしかして、このまま食べられたり――

       「――あら?」

       そこでようやく、美亜は青年のズボンが膝にまでずり落ちていることに気付いた。

       彼の露出したペニスは完全に勃起し、先端からは先走り液がしたたっていたのだ。

       天井裏で、彼が何をしていたのか――

       

       「う、うぅ…… 美亜……」

       梁から両腕でブラ下がりながら、怯えの色を見せる青年。

       美亜は、その表情から情欲の感情を拾い取った。

       「ふふ……おしゃぶり、してほしいですか?」

       「え……!?」

       図星を突かれ、青年は大いに動揺する。

       「私の、この後ろの口を見て――それでも、ここで咥えてほしいですか?」

       美亜の後ろの口が、ぐぱぁと開いた。

       その中は、まるでドジョウのいっぱい詰まった魚籠のようだった。

       唾液で濡れた無数の舌が、口内でぬらぬらと蠢いている。

       その口を凝視する視線が、何よりも彼の本心を物語っていた。

       

       「全てをさらけ出した私に欲情するという事は、私を受け入れてくれるという事。違いますか?」

       「……」

       青年は何と返答してよいか分からない。

       やはり、目の前の女性が怖い。異形の存在が恐ろしい。

       「私を受け入れてくれるならば、愛する貴方を食べたりはしません。このお口で、貴方を愛し尽くしましょう――」

       美亜は、にっこりと笑顔を見せた。

       青年が今までに見てきた、春の木陰のような笑顔。

       彼女は、美亜だ。訳の分からない怪物なんかじゃなく、ずっと一緒に過ごしてきた美亜なんだ――

       「み、美亜……」

       青年は梁から手を離し、床にどすんと落ちた。

       そのまま彼は、尻餅をついた姿勢になる。

       そんな青年の前に立ち、美亜はしゃがみ込んで視線を合わせた。

       「――今までのように、私のこと愛してくれますか?」

       「あ、ああ……!」

       青年は頷いた。

       

       「ふふ…… 私も、愛しております」

       美亜は柔らかに微笑みながら、青年の隆起したペニスに視線を落とす。

       「では、そのままの姿勢でいて下さい。今までと違ったやり方で愛してあげますから――」

       「う、うん……」

       青年は尻餅をつき、少し足を広げた姿勢で固まる。

       美亜はくるりと後ろを向くと、そのまま仰向けに寝転がってきた。

       まるで、青年の股間を枕にするように。

       普通の女性なら、ペニスが後頭部の下敷きになるだけ。しかし、後ろに口のある美亜ならば――

       後ろの口からだらだらと垂れた唾液が、快感を待ちわびるペニスをだらだらと濡らす。

       「み、美亜……!」

       いよいよ、舐めてもらえる。

       あの口で、しゃぶってもらえる――

       「では、愛し尽くして差し上げます――」

       そのまま、美亜は頭を下ろした。

       

       ――ぱくっ。

       

       美亜が青年の股間に後頭部を預けるのと同時に、彼のペニスが後ろの口の中に飲み込まれた。

       中に詰まった舌に絡みつかれながら、一気に根元まで――

       「み、美亜……! あああぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

       その口内は、まさに異質な空間であった。

       にゅるにゅるのドジョウで溢れた穴にペニスを突っ込んだような感触を、数百倍に倍加させたような――

       中ではヌルヌルの唾液がぬめり、ひしめいた舌が、柔らかい唇が、ペニスにねっちょりと絡み付いてくる。

       「ずっと、こうして後ろの口で貴方のおちんちんを味わいたかった――」

       美亜は仰向けに寝転がり、青年の股間に頭を預けている。

       彼のペニスは、美亜の後ろの口深くに挿入されているのだ。

       「あ――ッ! 美亜ッ! 美亜ッ!」

       厚い唇で根元を挟まれ、サオや亀頭をベロベロに舐められる青年。

       美亜は快感に喘ぐ青年の顔を見上げ、くすくすと笑った。

       「ふふ…… 先走りのお汁、溢れてきました。美味しい――」

       口内のペニスには数本の舌がにゅるにゅると巻き付けられ、さらに亀頭が重点的に舐め回される。

       溢れてくる先走り汁をてろてろと舐め尽くされているのだ。

       「美亜ぁ…… 美亜ぁ……」

       「こうしていると、美味しい汁がいっぱい…… もっと出して下さい。それとも、違う汁が出てしまいますか?」

       ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ…… れろれろねろねろ…… じゅるるっ……

       美亜の舌は執拗にペニスに絡み、まるで味わうように嫐り続ける。

       ちゅるっ、ちゅるっ、と亀頭を責められ、柔らかい舌がペニスのあちこちを這い回り――

       「出る時はおっしゃって下さいませ。タイミングを合わせて、吸って差し上げますから」

       「う、ああぁぁぁ……」

       喘ぎながらも、青年はがくがくと頷いた。

       限界は、もう既に目の前まで来ている。次に亀頭を責められたら、もう――

       「あ、またお汁が…… ふふ、美味しいです……」

       ぬろぬろぬろ…… 舌が、亀頭を覆い込むように巻き付いてきた。

       もう限界だ、出る――

       

       「み、美亜……! もう――!」

       「ふふ…… 最高の射精、体験して下さいませ」

       ちゅるっ、ちゅるるるるるるるるるるるる……

       口内の粘膜が狂おしく亀頭に密着してきて、一気に吸い嫐ってきた。

       美亜の口内が狭くなり、そしてペニスを奥深くに吸い込んでくる。

       まるで、ストローから精液を吸い上げるかのように吸引される――

       「ああああッ!! ああああああぁぁ――ッ!!」

       その強烈過ぎる快感に、青年はとうとう絶頂を迎えた。

       どくん、どくどくどく……

       美亜の口内に迸った精液は、そのまま吸い上げられていく。

       射精中のペニスをちゅうちゅうと吸引され、青年は悲鳴を上げながら手足をバタつかせた。

       容赦のない強制的な快感に、股間が溶けそうになる。

       「美味しいお汁がいっぱい…… 吸い尽くして差し上げますね」

       くちゅくちゅ…… ちゅるるるるる……

       「あ――ッ! うぁぁ――ッ!!」

       執拗に精液を吸い出され、青年は絶叫する。

       もしかしたら、二度三度達してしまったのかもしれない。

       余りに快感が強過ぎて、短い間に何回射精したのかも分からない。

       

       「み、美亜……! は、離して……! 頭がおかしくなる……!」

       自らの股間に仰向けで沈んでいる美亜の頭、それを離そうと青年の手が伸びる――

       と、その前に美亜の手が青年の両手首をがっしりと掴んだ。

       「このまま、精液を吸い尽くして差し上げます。私に体を預けて下さいませ……」

       「そんな…… あああぁぁぁッ!!」

       ぐちゅ、ちゅばちゅばちゅば…… れろれろれろ……

       青年の両腕を封じたまま、美亜は後ろの口でペニスをねっとりと責め嫐った。

       たちまち彼は喘ぎながら、ドクドクと射精する。

       ペニスが、精液が味わい尽くされている――

       

       「あ、ああああぁぁぁぁ!!」

       青年は快感から逃れようとするが、美亜の細腕で掴まれた両腕はビクともしない。

       そんな奇妙な体勢のまま、青年はペニスを貪り尽くされているのだ。

       「こんな風に、ずっと貴方をしゃぶり尽くしたかったんです。

        快感で暴れる貴方の両腕を押さえつけて、後ろの口の中に精液を何度も何度も出してもらう――」

       美亜は青年の股間を枕にして仰向けに横たわったまま、安らかな表情で眼を閉じた。

       まるで、春の日差しの下で日向ぼっこしているかのように――

       「夢が叶って嬉しいです。ずっとこうしていたい……」

       ちゅぷっ、ぐじゅぐじゅ…… にゅる、ねろねろねろ……

       舌も唇も口内粘膜も総動員で、美亜は肉棒に濃厚な愛を伝えてくる。

       口内でペニスをぬちゅぬちゅに嫐り抜かれ、青年は腰を突き上げて射精した。

       もう何回目の射精か分からない。

       美亜の甘い口技で、体ごと溶けてしまいそうだ

       

       「うぁぁ……! 美亜、美亜ぁぁぁぁぁぁ!!」

       にゅちゅ、ぬちゅちゅ…… れろれろれろ……

       いつまでも、いつまでも、青年は美亜の口内でイかされ続けたのだった。

       美亜が満足するまで、何度も何度も――

       

       

       

       「ごちそうさま――」

       「ごちそうさまでした」

       同棲している男女の、いつもと変わらぬ日常。

       共に食事をし、他愛もない談笑を交わし――

       そして夜遅く、二人はベッドの上で絡み合う。

       

       「美亜、美亜……!」

       青年は、正常位で美亜の腰を突き立てた。

       「ん…… んん……!」

       美亜は青年の体にしがみ付き、快感に耐える。

       いよいよクライマックス――

       ふと、青年は女性器からペニスを抜いた。

       「み、美亜……最後は、後ろの口で……」

       懇願するような青年の口調。

       「もう、仕方ありませんね――」

       美亜はくるりと後ろを向き、ぴくぴくと脈動する青年のペニスを後頭部の口で咥え込んだ。

       唇で挟み込み、何本もの舌を絡め、口内をすぼめてねっとりと責め嫐る。

       「ああっ! 美亜ぁぁぁぁ!! 最高だよ……! うああぁぁぁぁッ!!」

       青年は快感に表情を緩ませ、そのまま射精した。

       どく、どく、どく……と美亜の後ろの口内に精液が注がれる。

       

       「本当に、貴方は後ろの口でおしゃぶりされるのが好きですね」

       美亜は、少し呆れたように言った。

       下の口で味わうのと後ろの口で味わうのでは、彼女にとって満たされる欲求が違う。

       「だって…… こんなに気持ちいいから…… ああああぁぁぁぁぁッ!!」

       「もう――私の方が欲求不満になってしまいますわ」

       そう言いながらも、美亜は微笑みながらペニスをしゃぶり尽くす。

       ちゅぽちゅぽと唇を上下させ、舌をにゅるにゅるに絡ませる。

       「ああぁぁ……! それ、凄いよぉ……美亜ぁぁぁぁぁ!!」

       青年は腰を震わせ、またもや美亜の口内で果てた。

       「もう、御自分が気持ちよくなってばかり…… 貴方は、こうされるのがお好きなんですよね」

       美亜は機嫌を損ねた振りをしながら、青年の両腕を後ろ手でがっちりと押さえつけた。

       「これでもう、逃げられませんわ。貴方は、このまま美亜におちんちんを吸い尽くされてしまうのですよ」

       「ああ、美亜……」

       自由を封じられたままペニスを執拗に責め嫐られ、青年は狂い悶えた。

       美亜の予告どおり、このまま何も出なくなるまで吸い尽くされるのだ。

       「いいよぉ…… 美亜の舌、唇がぁぁぁ……!! うわぁぁぁぁッ!!」

       青年はたちまち、美亜の後ろの口に精液をどぷどぷと溢れさせる。

       「うふふ――」

       口内に放たれた精液をじゅるじゅると吸い上げ、美亜は淫らに微笑んだ。

       もう、美亜からは一生離れられない――歓喜と共に、青年はそう確信するのだった。

 

 

 



       この娘さんに搾られてしまった方は、以下のボタンをどうぞ。


       


一覧に戻る