女給仕エミリア


 

 

 「あぁぁぁぁ……気持ちいい……」

 もはや耐えることも忘れ、青年はエミリアの股間洗いに溺れてしまった。

 ぐしゅぐしゅと股間に這い回る手、泡まみれにされた自分の肉棒――

 緩んだ顔でそれを眺めながら、青年は快感に身を委ねる。

 

 「……」

 エミリアは、そんな感情の変化を敏感に察知していた。

 耐えようとする努力は失われ、快感に屈服してしまったことを――

 「……堕ちましたか。遊びは終わりですね」

 不意に、エミリアの掌が亀頭を包み込んだ。

 そして、泡で包みながらグニグニと揉みしだく動きを見せたのだ。

 「あうッ! ああぁぁ……ッ!!」

 唐突に訪れた強烈な快感に、青年は射精という肉体的現象で反応する。

 ドクドクと溢れ出た精液が、またもやエミリアの手を濡らした。

 「……どうしたのです? 耐えなければ、ずっと洗い続けられることになりますよ?」

 もはや、この哀れな男性に耐える気はない――それを了承しながらの言葉。

 そして青年の股間では甘く残酷にエミリアの指が這い続ける。

 優しく肉棒を洗い、そして快感の世界へと導いていく泡の愛撫。

 掌でぐにゅぐにゅと亀頭を揉む動きに、青年の快感はあっけなく弾けた。

 「うぁぁ……! ああぁぁッ!」

 「単に洗うだけの動作で感じてしまわれて、悶えられる。なんとはしたない……」

 亀頭部を揉み込んだ掌に、たっぷりと精液を吐き掛ける。

 「ほんの少しも、一分ほどの時間ですら射精を我慢できない。惨めではないのですか?」

 「あ、あぅぅぅぅ……!」

 カリを丹念に嫐るその指を、青年はねっとりと白濁で汚す――それが返事だった。

 「汚らわしい……私の手をたっぷりと汚して、そんなに満足なのですか?」

 サオ全体を擦り上げられ、ドクドク精液を漏らす。

 青年はエミリアの指技に翻弄され、思うがままに弄ばれ続けた。

 股間を散々に泡まみれにされ、じっくりと洗ってもらいながら――

 何度も何度も、数え切れないほどにエミリアの手の中で果てたのである。

 

 

 

 「私は、これから仕事に行って参ります。ご主人様は、一週間そのままでお待ち下さい」

 バスルームの床でへたばっている青年を見下ろし、エミリアは告げた。

 「そ、そんな……食事とか……」

 「このバスルームに、淫魔の牢と同じ結界を構築しておきました。

  この結界の中にいる者に養分を与え、疲労と時間感覚を奪うようになっています。それでは――」

 「あっ……」

 青年の言葉を許さぬまま、エミリアはバスルームを後にした。

 ばたん――という、扉を閉じる音が室内に響く。

 青年は、バスルームに閉じ込められたまま一週間を待つことになったのである。

 しかし、エミリアの言葉は事実だった。

 この空間では腹が空くことも疲れることもなく、一週間がまるで一時間の時のように感じられるのだ。

 そしてエミリアが戻ってきて、またもや甘美な洗い責めが始まる。

 洗い終わるまで耐えきれば、解放してもらえるという名目だが――

 もはや青年は耐える気もなく、エミリアもそれを見越していたのだった。

 

 

 

 

 

 「うぁ、あぁぁぁぁ……」

 エミリアの洗い方は、日によって違った。

 優しく丹念に洗ってもらえる時もあれば、泡まみれの手で激しく扱き抜かれる時もある。

 今回は泡がじっくり滴った掌で肉棒を握り込み、激しく擦りたててきた。

 柔らかい掌と、泡がもたらすヌルヌルの摩擦感――みるみる青年は、その感触に酔いしれていく。

 「きもちいい……それ……、あぅぅ……」

 「洗っているだけなのに、なぜ快感を得ているのです?」

 エミリアは泡まみれの両掌でペニスを左右から挟み込み、両掌を組む。

 それは、まるで祈るような手の形――間に、肉棒をサンドイッチしているのだ。

 そのまま、くにゅくにゅと肉棒を捻るような動きが与えられた。

 「あ、あぅ……! あぅぅ……」

 肉棒の周囲を、組み合わされた掌がぬちゅぬちゅと擦れ――

 あまりに心地よいその感触に、青年はあっけなく快楽の世界へと旅立ってしまった。

 「あ、あ、あぁぁぁぁぁ……!」

 ドクドクと溢れる精液に構わず、エミリアは祈りの手のまま肉棒を嫐る。

 ぐちゅぐちゅぐちゅと、淫らな動作でひたすらにペニスを擦り続けるのだ。

 「あひ……! あ、あぐ……!」

 「何でしょうか? 言いたいことがあるなら、はっきり言葉に出してもらわないと――」

 「ちょっと……休……あぐっ!!」

 青年の懇願は、エミリアの手さばきによって掻き消された。

 祈りの手のままの洗浄がさらに激しくなり、徐々に上へとスライドして――亀頭を重点的に狙ってきたのだ。

 その弱々しい先端部分は泡まみれの両掌に挟み込まれ、揉み洗いのような動作にさらされたのである。

 それは、洗っているという名目の亀頭いじめそのものだった。

 「あぐ……! はぅ、あぁぁぁぁぁぁ……!!」

 「……暴れないで下さい、ご主人様」

 抵抗するというより、刺激に耐えきれず体が動いてしまう――

 どちらにしろ、あっさりエミリアに押さえ込まれてしまうのには変わりない。

 もがきながらもペニスをニュルニュルと責められ続け、両掌の間で亀頭を嫐り回され――

 そして、あっという間に白濁を搾り出されるのである。

 「あ、あぅぅぅぅ……」

 ドクドク精液を吐き出す亀頭に対し、なおもエミリアの攻撃はやまなかった。

 肉棒を挟んでいた右掌をいったん離し――そこにふんわりと泡を盛って、亀頭に被せてきたのだ。

 そのまま亀頭を泡まみれの右掌で覆い込み、わしゃわしゃと激しく揉み込んでくる。

 「あ、あぁ……! あぐ、がぁぁぁ……!!」

 その暴力的ともいえる快感に、青年は快楽の悲鳴を上げていた。

 亀頭を撫でる――というよりは、激しく揉みしだかれるような刺激。

 「はうぅぅ……! あがぁぁぁ……や、やめ……」

 「何ですか? 聞こえませんよ?」

 当然、エミリアの責めの手が緩まるはずがない。

 掌でぎゅっと握り込まれ、緩められ、握り込まれ――

 泡のヌルヌル感を伴いながら、徹底的に亀頭をいじめるのである。

 「あぐぅぅぅ……! はう、あぁぁぁ……ッ!!」

 「汚れた箇所を磨けば磨くほど、汚液を垂れ流されるのですね――」

 悶絶する青年を尻目に、亀頭を淡々と揉みしだき続けるエミリア。

 青年の脳内は真っ白に染まり――そして、あの甘美な脈動が始まる。

 「あ……! あっ、あっ、あぐぅ……!」

 ドクン、ドクン、という脈打ちに合わせて青年は喘ぐ。

 亀頭をシェイクされる快感に酔い、なすすべもなく掌の中で果ててしまう――

 まさに、エミリアのなすがままにされているのだ。

 

 「またご自分の性器を汚してしまいましたか。洗い直しですね――」

 わしゃわしゃと、亀頭を揉みしだき続けるエミリア――

 快楽で緩みきった青年に与えられる刺激によって、彼は思わぬ未知の快楽を味わった。

 ふんわりとした甘ったるい感覚が腰を支配し、不思議なほどに力が抜けていき――

 そして、ちょろちょろと尿道から液体が漏れ出した。

 それは精液ではなく――尿だったのである。

 「あらあら、ご主人様……とんだ粗相を……お漏らししてしまうなんて……」

 「あ、あぅぅぅぅぅ……」

 エミリアの掌に包まれ、尿を垂れ流しながら青年は呻いていた。

 その姿は、もはや廃人そのものだっただろう。

 尿を垂れ流す亀頭を、エミリアは優しく、優しく、いたわるように撫で回す。

 「生き恥ですね、ご主人様。メイドの手の中で、精液どころかおしっこまで漏らしてしまうなんて……」

 「ふぁ、あぁぁ……」

 エミリアの手の中で体験した失禁は、とろけるような恍惚感を伴っていた。

 青年はメイドの軽蔑を受けながら、その甘い感覚に身を委ねきっている。

 やがて尿は勢いを弱め、そのまま収まってしまった。

 

 「気持ちよかったですか、ご主人様……?」

 シャワーで尿を洗い流しながら、エミリアは尋ねてくる。

 「うぅぅぅぅ……」

 青年はとろけた意識の中でも、何か大切なものを失ってしまったことを自覚していた。

 それは、人間としての尊厳と呼ばれるもの――そこまでは、もはや思い至らない。

 とうとう彼は、メイドの手の中で失禁することさえ悦びに感じ始めたのである。

 

 「では、ご主人様。再度、お洗い致しますね――」

 再び、エミリアの泡まみれの手が股間へと伸びてきた。

 「う、うぁぁぁぁ……」

 肉棒を丹念に現れる快感に、身も心も堕ちてしまった青年。

 彼は永遠に、エミリアに嫐り続けられる存在に成り下がってしまったのだった。

 今日もエミリア邸のバスルームで、彼は股間を洗われ続ける。

 快楽と屈服の白濁を、たっぷりとエミリアの手に放ちながら――

 

 

 −BAD END−

 

 

 



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