ヒトデ娘
「あ、ああぁぁぁぁぁ……」
ペニスをぐにょぐにょと刺激され、青年は弛緩した表情で喘ぐ。
もう、彼が捕らえられてからどれだけの時間が経っただろうか。
「もうダメだね、お兄ちゃん。全然ダメ」
青年は、少女に投げかけられた言葉の意味すらすぐには把握できない。
「本当にどうしようもない、えっちなえっちなお兄ちゃん――ちょっと、何してるの?」
青年は、ヒトデ娘の腕をしっかりと抱き締めていた。
恍惚とした表情で、いかにも愛おしそうに――
「あのー……おーい……」
ヒトデ娘は、ヒトデ部分にしがみ付く青年をつんつんと腕で突付く。
「話聞いてる? お兄ちゃん、もう食べられちゃうんだよ。ぱっくんって」
「うん、それでもいいから……名前だけ聞かせて……」
青年は掠れた声で言った。
いつの間にか、青年はヒトデ娘の虜になってしまったのだ。
自分を何度も絶頂にいざなってくれたこの娘が、たまらなく愛しい。
彼女になら、食べられたって――
「あらら、懐かれちゃった……食べちゃう相手の名前なんて聞いてどうするのよ……」
ヒトデ娘は、ため息をついた。
そして、青年の下半身をにゅぐっと搾精腔で飲み込んでしまう。
「お兄ちゃん、食べられちゃうよ〜 抵抗しないと……」
「……お願いだから、君の名前を……」
下半身を丸ごと咥え込まれながらも、青年はそう懇願した。
どうも理性を失ったわけではなく、本心から彼女の食餌になる事を肯定しているようだ。
その上で、自分を捕食する相手の名前を欲している――
「も〜 そんなんじゃ、食べられないよ〜!」
ヒトデ娘は、搾精腔から青年の体をぺっと吐き出した。
そのまま、腕を彼の胴に絡めて拾い上げる。
「困ったなぁ……懐いてくるヒトを食べちゃうのは後味悪いし……」
ヒトデ娘は腕を組んだ。
「でも、逃がしちゃうのもいろいろマズいし……」
「え……?」
一気に生還の可能性が浮上した青年。
ヒトデ娘の搾精腔から解放されたからか、徐々に彼も恍惚から醒めてくる。
しかし、彼にとってはこのまま解放されるのも不本意だった。
二度と彼女と会えないくらいなら、このまま捕食された方が遥かにマシだ。
「よし、決めた。私の恋人にしちゃおう」
ヒトデ娘は腕をぽんと叩いた。
「お兄ちゃん可愛いし、恋人として飼ってあげてもいいよ。どう?」
恋人として……飼う……?
何か言葉が変だが、青年はとにかく頷いていた。
「私こんなんだから、人間の町にデートとか行けないけど、いい?」
そう訊ねるヒトデ娘に対して、青年はこくこくと頷く。
まるで、青年の方が上位であるかのような態度に戸惑いながら。
「料理とか、全然してあげれないけど、いい?」
――そんなの、全然構わない。
青年はひたすら頷くのみ。
「その…… 私、えっちしか出来ないけど、いい?」
ヒトデ娘は頬を染める。
「いいよ……そんな恥ずかしがらなくても、今まで散々……」
「獲物からの搾精と、恋人同士のえっちは違うの!」
そう言って、ヒトデ娘はくすりと笑った。
「お兄ちゃん、本当はえっちさえできればいいんじゃないの〜?」
「そんな事、ない……」
青年は否定する。
「――あすた」
すると少女は、唐突に言った。
「……え?」
「私の名前、聞きたがってたでしょ。あすた、よ」
「あすた……ちゃん?」
「ちゃんはいらな〜い。あすたって呼び捨てでいいよ、お兄ちゃん」
そう言って、ヒトデ娘ははっと気付く。
「でもお兄ちゃんは、お兄ちゃんね。恋人同士でもお兄ちゃんなの」
「それでいいよ、あすた」
青年はにっこり笑って頷いていた。
「男の人に、好きって言われるなんて初めてだよ。嬉しいな……」
あすたはにっこりと笑った。
「じゃあ、恋人同士のえっちしようか」
そして彼女が、おもむろに搾精腔へ青年のペニスをあてがう。
「私、生殖器はないから……お兄ちゃんを気持ちよくできるの、この穴だけなの。ごめんね……」
「あ、あぁぁぁ……あすたぁぁ……」
再び搾精腔にペニスを咥え込まれそうになり、青年は歓喜の表情を浮かべた。
また、あの感触が味わえる――
彼女に、いっぱい搾り出してもらえる――
青年の様子を見て、あすたは安堵と意地悪が混じった笑みを見せた。
「なんだ、ここでいいんだ。お兄ちゃんのえっち……」
――ぐにゅっ。
青年のペニスは、再びあすたの搾精腔に迎え入れられた。
獲物ではなく、恋人として――
あすたの搾精腔は、彼のペニスを悦ばせにかかった。
内壁がにゅるにゅると締め上げ、亀頭をうにょうにょと甘く刺激する。
「う、あぁぁぁぁぁ……!」
青年はヒトデ部分に体を押さえ込まれ、喘ぎ声を漏らしながら身悶えた。
「ふふ……恋人から精液を搾っちゃうなんて、初めてだよ」
快楽に歪む青年の顔を眺めながら、あすたはにっこりと笑う。
「ほらほら〜 お兄ちゃん、彼女にレイプされてるんだよ? 恋人におちんちん弄ばれてるんだよ?」
情熱的に、彼女の搾精腔は精液を求め続けていた。
それは、さっきまでの搾精よりも甘く執拗な刺激。
ペニスをぐちゅぐちゅと嫐られ、その精を搾らんと追い詰めていく。
にゅるりとカリを締め上げられ、青年はたちまち絶頂へと追い込まれてしまった。
「うぁ……! あすた……! あすたぁぁぁぁ!」
青年は、少女の搾精腔に精液をドクドクと注ぎ込んでしまう。
それはまさに陵辱そのものの、粘着的な強制射精だった。
「ふふっ、レイプされてイっちゃった。体は正直……ってとこだね」
「あ…… あぅ……」
ペニスをぎゅっと搾られ、青年は口をぱくぱくさせる。
数回射精したくらいでは、搾精腔の責めは収まらない。
ぐにゅっ…… にゅぐにゅぐ、ぐにゅ……
妖しい蠢きは、彼を一瞬たりとも休ませはしないのだ。
「ふふ、まだまだまだ。あすたは、エッチな恋人なのです〜 お兄ちゃんの精液、涸れるまで搾っちゃうよ♪」
「ああ…… あすたぁ…… あすたぁ……」
容赦のない責めにさらされ、青年は搾精腔に精液を注ぎ続けた。
恋人に滅茶苦茶に犯されて、白濁を吸い上げられ続ける……
青年はあすたの情熱的な『恋人のセックス』に対し、ひたすら精を放つことで愛情を示した。
何度も、何度も、何度も……
「もっと犯したげるね。恋人なんて初めてだから、めろめろになるまで陵辱しちゃうよー」
「うう…… ああああ……ッ!」
いつしか日が暮れ、周囲は真っ暗になっていた。
そんな中、青年はあすたに犯され続ける。
彼女の搾精腔にペニスを啜られ、何度も何度も中で果てるのみ。
獲物の精を搾り出すための器官は、青年を喜ばせるという目的で使用されている。
その効果は絶大で、彼はペニスをこれ以上ないほど可愛がられ尽くした。
「あと10回イったらゴハンにしようか。お魚いっぱい捕まえて、半分こしようね」
あすたは、搾精腔をぐむぐむと脈動させながら言う。
「いっぱい食べたら、またお兄ちゃんの精液吸い上げちゃうぞ♪ 白いのいっぱいちょうだいね」
「ああ…… あすたぁぁぁ……!」
青年は腰をガクガクと揺すり、あすたの体内にどくどくと精を放った。
「恋人のセックスだけじゃなく、食事の搾精もしちゃうけど…… 他の人から精液吸い取っちゃうよりいいよね?」
「いいよ…… あすたぁぁ……」
「じゃあこの穴は、お兄ちゃん専用。これからずっと、この穴でお兄ちゃんを犯し続けてあげるね♪」
「ああぁぁぁ……! 気持ちいいよぉ…… あすたぁぁ……!」
ぐにゅ、ぐちゅぐちゅぐちゅ……
青年は、ヒトデ娘に延々と犯されながら悶え続けた。
彼はもはや少女にとって獲物ではなく、生活を共にする恋人。
普通の恋人とは全く違うが、それもまた一つの愛情の一つなのだろう。
こうして二人は、今日も明日も愛を交わすのだった。
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