あなたは不用意に奥へ分け入ることはせず、周囲を見回してみた。
すると、木の枝からだらりとぶら下がる奇妙なグリーンの物体が目に付く。
それはツボ状の植物、大きさは20センチほど。
ぐっぽりとその口は開き、まるで誘うようにぶら下がっていた。
その内部はというと、オレンジ色の粘液に満たされている。
内壁はピンク色で、ぐじゅり、ぐじゅり……と怪しく脈動していた。
あなたは本能的に、この奇妙な植物をどう用いるのかを感じ取ってしまう。
それを手に取ってみると、まるで生きているかのように温かかった。
そして、その中から漂う甘い匂いがあなたを蝕んでくる。
ねっとりと粘液で満たされた内部に、じゅぷじゅぷと蠢く内奥。
あなたの肉棒は、すでに大きくそそり立っていた。