あなたの漏らした精液を吸い上げ、スキュラは淫猥な笑みを浮かべる。

「あはは、また漏らしちゃった……触手に吸われるの、そんなに気持ちいい?」

 

じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっ……!

 

あなたのペニスを咥え込んだまま、触手は上下運動を始める。

ヌルヌルの口内でいたぶられ、擦り回される感触。

ぬめらかに這う粘膜がカリの部分に引っ掛かり、腰が震えるほどの快感をもたらす。

もはや耐える余裕もなく、あなたはそのまま果てていた。

 

ぐじゅぐじゅぐじゅ……!

 

風呂桶に充満した触手もあなたの全身を蝕み、ねっとりと嫐っていく。

内腿をくすぐられ、乳首をくりくりといじくられる感触。

優しく全身を締め上げられ、じゅるじゅると這い回られ――

それはまるで、何か巨大な生物の体内で消化されているような感覚だった。

耐えきれずに漏らしてしまった精液は、触手内に容赦なく吸い上げられてしまう。

 

「ふふっ、全部吸い尽くしてあげましょうか?

玉袋に溜まってるのも、全部搾り取って……」

 

じゅくじゅく、ぐちゅぐちゅぐちゅ……!

 

風呂桶の中で、快楽にもがき続けるあなた。

しかしそこから出ることもできなければ、快感に耐えることもできない。

ただ触手風呂の中で、快楽のままに精を漏らし続けるしか許されていないのだ。

ぐちゅぐちゅと触手内でねぶりつかれ、あなたはまたもや達してしまう。

 

ねちゅ、ぐちゅぐちゅ……

じゅるるるる、にゅるるるるるる……!

 

度重なる絶頂にあなたは疲れ果て、そして意識すら遠のいてきた。

脱力するあなたの全身に取り付き、容赦なく嫐り続ける触手。

その温もりに溶かされるように、あなたの意識は闇に落ちていった――

 

気を失う