あなたをスケベイスに座らせ、スキュラはたっぷりと洗面器の中を泡立てている。
さらに数本の触手がその洗面器の中に頭を突っ込み、じゅるじゅるとうねらせた。
たちまち触手は泡まみれになり、さらに触手同士が体を擦り合わせて泡を伝染させていく。
「じゃあ……洗ってあげますね」
スキュラの声と同時に、泡まみれの触手は一斉にあなたへと襲い掛かった。
じゅるる、ぐちゅぐちゅぐちゅ……
ぬめりを伴いながら無数の触手があなたへと絡み、その肌を這い回る。
まるで無数の蛇に襲われ、巻き付かれているような有様。
それでいて触手はあなたの全身を洗うように、泡まみれの表面をなすりつけてきた。
愛撫にも似たその感触に、あなたは思わず呻いてしまう。