どくん、どくどく、どくん……
ペニスにはまだ触れられていないにもかかわらず、あなたは触手が全身に這い回る感触だけで漏らしてしまった。
「お客さん……触手、好きなんですね。
これだけでもうイっちゃうなんて、これからどうなっちゃうのかな〜?
じゅるり……ぬる、ぬるぬる……
無数の触手があなたの体に優しく絡み、さらに違った形状の触手が頭をもたげていた。
まるでブラシのように、触手先端にうねうね蠢く繊毛が密生している。
そんな触手が5本ほど、泡まみれになってあなたの体を擦りたててきた。
ぬる、くちゅくちゅくちゅ……
時にペニスの表面をも優しく撫で上げ、腰が砕けそうな快感を与えてくる。
わしゃわしゃと乳首や蟻の門渡り、肛門周辺までなぞられ、あなたは悶絶するしかなかった。
「鏡があったら良かったですね。
あなたの体に無数の触手が取り付いて、ぐちゅぐちゅに嫐られてるのが見えたのに……
女の子みたいで、とっても恥ずかしいですよ。ふふ……」
触手に絡まれ、洗われているのか弄ばれているのか分らないあなた。
そんな姿を見て、スキュラはくすくすと笑う。
「そろそろ、ここも洗ってほしいですよね?」
ブラシ状の触手が、大きくそそり立っているペニスをねちっこく撫で上げてきた。