「あっ、いらっしゃいませ!」
入店したあなたを出迎えたのは、「看板娘」というネームプレートを胸に付けた娘。
その背中には羽が生え、ぴこぴこと尻尾を振っている。
ダルそうな顔に接客用の微笑みを浮かべ、彼女はあなたの前に立った。
「もんすたぁおふろは、妖女さん達が優しく迎えてくれるソープランド。
指名した娘さんに、たっぷりと洗ってもらって下さい。
1時間コースのみですが、時間内ならば何回射精されても結構です」
看板娘はそう説明すると、申し訳なさそうな表情を浮かべた。
「でも……実は、まだほとんどの娘さんが研修中なんですよ。
お客さんのお相手をできる娘さんは、たった一人だけなんですが……」
あなたは、受け付けの壁に貼ってある写真を見た。
ほとんどの娘さんの写真には薄布がかぶせられ、顔が出ているのはたった一人である。