かくり……とあなたの頭はうなだれてしまった。
あまりにきつい圧迫に、意識が薄れてきたのだ。
「あっ……! す、すみません!」
ラミアは我に返った様子で、慌てて束縛を解く。
あなたの体は蛇体から解放され、全裸の素肌がひんやりと外気にさらされた。
そして、ふらつくあなたの体を両腕で優しく抱き留める。
「ごめんなさい……! つい、あなたの悶える顔を見ていると……」
ラミアは申し訳なさそうな顔をしながら、あなたにぺこぺこと頭を下げる。
「お怪我はありませんでしたね。つい、本能的にいたぶっちゃうんですよ……」
そう言って、ラミアはあなたの頬に軽くキスをした。
「今回はこんなことになってしまいましたが、また来て下さいね。
次は、もっとジワジワいたぶっちゃおうかな……?」
そう呟くラミアに対し、あなたは苦笑いを浮かべるのだった。