特殊な椅子に複数のワームを寄生させた快楽拷問器具。
  ワームの触手先端には肉粒が密集、ブラシ状となっている。
  そこから粘液の泡を分泌、獲物の体を洗うように摩擦し刺激するという性質を持つ。
  この椅子に座ると、寄生しているワームが反応。
  獲物の全身をブラシ状の触手が這い回り、洗うようにして愛撫。
  分泌された汗や唾液を吸収し、養分とする。
  また獲物が男性であった場合は、陰茎が丹念に洗われる事になる。
  泡による摩擦刺激により、ほとんどの場合は1分程度で精液を放出するだろう。
  しかし椅子に座っている限り、陰茎および全身への刺激は続けられる。
  10時間を越えて使用すれば、男が衰弱死してしまう事も珍しくない。
  快楽拷問器具としては安価かつ高性能であり、数多くが流通している。


  
  とある屋敷に、わがままでサディスティックなお嬢様がいた。
  彼女は屋敷の使用人へと理不尽に罰を与え、日々の楽しみとしていた。
  そして今日、目を付けられたのは、使用人の中でも最年少の少年。
  彼がお嬢様から受けた罰とは、無数の触手が備わった快楽椅子に座らされる事だった。
  少年は果たして、お嬢様の罰に耐えきる事ができるのか……?
  
  illust:さわさわ様