帝都ピレリウム


 

 女王ネフェルシェプスが統治する都で、人間界から隔離された異空間に存在する。

 この都を築き、人を造り、法を定めたのは全て女王であり、彼女は絶対的な統治者として君臨。

 住民に男性はおらず、女性と両性具有(男性器と女性器の両方を備えた女性)のみが存在。

 人間界には類を見ない、独特の社会システムが帝都には存在する。

 

 ・身分

  帝都での身分階級制は非常に厳格で、両性具有は自由市民階級、女性は奴隷階級とされている。

  そして奴隷は自由市民に対しての性的奉仕を義務づけられており、

  特定の自由市民に身柄を買われている者も多い。

  ただし女王の定めた刑法は奴隷への虐待を強く禁じており、破った者には厳罰が課される。

  また奴隷同士で横の繋がりも広く、彼女達に嫌われた自由市民はあっという間にマークされる。

  そうなると、その自由市民はどの奴隷からも性処理を行ってもらえないという事態になるようだ。

  これは深い性欲を有する自由市民にとっては死刑宣告も同然であり、何より恐れる状況なのである。

  また性技に練達した奴隷に骨抜きにされたり、虜にされたりする自由市民も数多い。

 

 ・民族性

  自由市民はやや高慢で高飛車なところがあるが、基本的には穏やかで暴力行為を心から恥じる。

  厳格な身分制度の産物で、「貴者には貴者にふさわしい心構えを」という考え方が徹底しているせいである。

  奴隷は総じて、穏やかで奉仕好き。心優しい者がほとんどだという。

 

 ・寿命

  自由市民、奴隷ともに20歳あたりで成長が止まり、以後は老化しなくなる。

  基本的に不老であるが、病死や事故死は存在するため、一年に少数ながら死者は出るようだ。

  その一方で新生児が生まれる確率(膣内射精での妊娠確率)もそう高くないため、人口の変動はほとんどない。

 

 ・経済

  この都では食料や衣服、生活必需品が自由市民、奴隷の区別なく無償で与えられており、労働の必要はない。

  よって自由市民達は、欲情の赴くままに退廃にふけるのである。

  なお帝都での通貨フェルは嗜好品の売買、および奴隷への性的奉仕を要求する際に使われる。

  18歳を越えたあらゆる自由市民は、月に50万フェルが支給されているようだ。

 

 ・法制

  女王は悪行や蛮行を非常に嫌い、厳格な刑罰が存在する。

  暴力行為および殺人には闘刑という刑罰が適用され、これは死刑にも等しい。

  ただし帝都の治安は極めて安定しており、窃盗や強盗などの事件は皆無。

  暴力事件といえば、奴隷を巡るいざこざ(要は痴情のもつれ)がほとんどだとか。

  また18歳以下の奴隷と性交に及ぶのも厳罰であり、この違反者は非常に多い。

  ただしその場合も強姦ではなく、奴隷と合意の上であったというケースがほとんどなのである。

 

 ・家族制度

  肉体の構造上、奴隷同士は子供をなせないが、自由市民と奴隷、もしくは自由市民同士で子作りが可能。

  ただし自由市民同士が子をなすケースは皆無に近く、ほとんどの場合は自由市民が奴隷に産ませることに。

  その時点で自由市民には子供の養育義務が生じ、妊娠させた奴隷の面倒も見なければならない。

  これは奴隷にとっては玉の輿も同然で、非常に好ましい事態であるとされている。

  よって奴隷の多くは、自由市民への性的奉仕の際に膣内への射精を望むのである。

  なお子供が両性具有(自由市民)だった場合、母親はその手淫によって精通を迎えさせなければならない。

  その子の童貞を奪うのも、母親の役目とされている。

 

 ・医療

  帝都には病院が存在し、医療教育を受けた奴隷が女医や看護婦として務めている。

  しかし医療知識はそう高いとは言えず、その診察や治療もかなり出鱈目。

  瀉精(体内に溜まった有害物を、精液と共に外部に排出させる)が執拗に行われ、

  衰弱の果てに死に至ることも多いという。

  なお医療水準が高くなると病死が減り、人口が増える一方なので女王は医療問題を放置しているようだ。

 

 ・治安

  帝都には警察が存在し、特殊な訓練を受けた奴隷が警官として務めている。

  彼女達は強力な捜査権を要し、一級市民だろうが関係なく尋問する権限がある。

  また苦痛を与える拷問は禁じられているが、快楽を与える拷問に関しては制約がない。

  彼女達の取り調べを受けたが最後、精液を搾り尽くされてしまうだろう。

 

 ・大浴場

  帝都には無料の大浴場が存在し、その中でのみ特別なシステムが適用されている。

  この場において奴隷が行った行為に関しては、いっさい法の適用を受けないのである。

  よって大浴場に踏み込んでしまった自由市民は、複数の奴隷に輪姦されることに。

  奴隷達に陵辱された自由市民は、日頃の意趣返しとばかりに犯し尽くされるのである。

  なお、大浴場で行われる奴隷による逆レイプは全住民にとって周知の事実。

  ここに足を運ぶ自由市民は知らぬ振りをしているものの、逆レイプを受けることが目的だとか。

 

 ・品評会

  帝都美術館のホールでは、月に一度品評会が開かれる。

  そこでは、裕福の限りを尽くす市民達が、己の財を尽くして収集した搾精道具を携えて集まるのである。

  その搾精道具が与える快楽の深さを競い、ゲストはその道具をその身をもって味わうことになる。

  自由市民の中でも上流とされる者が毎月待ち焦がれる娯楽であり、会場は毎回のように満席に。

  そして各人の持ち寄った搾精道具を実際に試されるゲストは、誰もがなりたがるという栄誉だとか。

  また道具だけに限らず、独自に調教した奴隷や、遺伝子操作を行った下等搾精生物でもって快感を競うことも。

 

 ・コロシアム

  闘刑(最高の重罰)を受けた犯罪者は、このコロシアムにおいて剣を握ることになる。

  戦う相手は、ラミアやクモ娘、食精植物など女王が召還した搾精生物達。

  それを相手に勝利を飾れば、罪は消えて釈放される――が、コロシアムにおいて勝利した罪人など皆無。

  ほぼ間違いなく搾精生物に弄ばれ、衆人環視の中で犯された挙げ句に捕食されてしまう。

  なおコロシアムは帝都でも屈指の娯楽であり、観客席は常に満員だとか。

 

 ・総括

  社会システムを概観する限り、実際のところ奴隷の方が社会的強者であることは疑う余地もない。

 


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