妖魔の城


 

 「奴隷に……なる……」

 僕は、マイに誓っていた。

 命が助かるなら、この少女の奴隷になっても構わない――

 それに……マイの奴隷になることそのものに対する魅力さえ、今の僕には否定できなかった。

 すっかりマイに魅了された僕は、彼女に飼ってほしかったのだ――

 

 「ふふ……分かりました」

 おそらくマイは、そんな僕の心もお見通しだったのだろう。

 マイは僕から離れ、何かを唱えると――僕の首に、首輪のようなものが出現した。

 「う……」

 それはきつくも重くもないが、とても頑丈。

 どう頑張っても、自力では外せそうになかった。

 「その首輪は、奴隷の証。私の命令に逆らえば、びりびりの電気が流れてしまうのですよ」

 涼やかに笑いながら、マイはそう言った。

 「これから、いっぱい可愛がってあげますね。私の奴隷として……くすっ」

 そんなマイの笑顔さえ、僕には魅力的に見えたのだった。

 

 

 

 

 

 それから、数日が経ち――

 僕は、マイの部屋にて飼われることとなった。

 その境遇は、奴隷というよりもペットに近いものだろう。

 「ほら、おいで……」

 そして、その日の夜――マイは僕を、浴室へと連れ込んだのだった。

 昨日も同じように風呂へと連れ込まれ、僕の体を徹底的に洗ってもらった――まるで、愛玩動物のように。

 汚い奴隷を部屋に置いておくのは嫌、ということらしい。

 そして、今夜は――

 

 「昨日は、私がたっぷり洗ってあげましたよね。

  私のお股に泡をまぶして、あなたの体中に擦りつけてあげて――」

 全裸の僕を前にして、マイはくすりと笑った。

 僕の首輪以外、互いに一糸まとわぬ姿。

 マイのやや幼くも見える全裸を前にして、僕は思わず生唾を呑み込んでしまう。

 「――だから今日は、あなたにしてもらいましょう。私の体を、洗いながら奉仕して下さい……」

 「え、どうやって……?」

 「まず……このおちんちんに、たっぷり泡を付けるんですよ……」

 マイはボディーソープの泡を掌に取ると、そのまま僕のモノを無造作に包んだ。

 「あうっ……!」

 泡の感触にまみれ、僕の肉棒はたちまち大きくなっていく。

 そのままマイは、僕の股間でわしゃわしゃと泡を起こし――そして、にっこり微笑んだ。

 「その泡まみれのおちんちんを、私の体の隅々にまで擦り付けるんです。分かりましたか……?」

 「は、はい……」

 もう僕は、この少女の言葉に逆らえない。

 この奴隷の首輪がなくても――もはや僕の心は、マイに堕とされていたのだ。

 

 「じゃあまずは、背中を洗って下さい……」

 マイはにっこり笑いながら、浴室の椅子へと腰を下ろす。

 幼いとも成熟したともいえない、ちょうどその中間の体。

 その柔らかなラインが、僕の興奮をかき立てていた。

 「ほらほら。見とれていないで、早く……」

 「あ……は、はい……!」

 僕はその背後に立ち――おずおずと自分のモノを、マイの背中に押し当てた。

 にゅるり……という泡の感触と、柔らかな背中の感触がペニスを襲う。

 「あう……!」

 その素晴らしい快感に、僕はたちまち動けなくなった。

 このまま肉棒を擦り付ければ、たちまちマイの背中を白濁で汚してしまうことになる――

 「どうしたんですか? 洗うんだから、そのまま背中を擦ってもらわないと――さあ、どうぞ♪」

 「う、うぅぅぅぅぅぅ……」

 いかなる理由があろうとも、マイの命令に逆らうことはできない。

 快感をこらえながら、僕はゆっくりと腰を動かし始めた。

 硬くなったモノが、ぬるり……とマイの背中を這うように擦り、激しい快感をもたらす。

 マイの背中にモノを押しつけたまま、動物のように腰を動かし――

 その屈辱と背徳が、深い興奮を生み出していた。

 「あう……っ!」

 敏感な亀頭が、マイの繊細な肌にぬるぬると擦れ――ぞわぞわするような脱力感をもたらす。

 そんな刺激に耐えられず、僕は再び腰の動きを止めてしまっていた。

 「あらあら、擦ることもできないんですか……? 駄目な奴隷さんですね……」

 マイは溜め息混じりに呟くと、後ろ手に僕のモノの根本をぎゅっと握った。

 そして――ペニスを背中に押し当て、容赦なく動かしてきたのだ。

 「あ、あぁぁぁぁぁぁぁ――」

 柔らかな背中ににゅるにゅると亀頭が擦れ、異様なまでの快感をもたらす。

 刺激のあまり自分ではできないことを、他人の手で強制的にやられている――

 その容赦のなさが、脱力するほど強制的な快感となって僕を責め嫐った。

 「洗っている方が、気持ちよくなっちゃうなんて……恥ずかしい♪

  ほらほら、もう少し頑張って……」

 「あ、あぅぅぅぅぅ……」

 マイは容赦なく、僕のモノを背中に押し当てて上下左右に擦りたてる。

 まるで、ペニスで背中に字を書かされているかのような気分。

 泡のヌルヌル感も手伝い、僕のモノは極上の刺激を与えられていた。

 少女の繊細な肌を、敏感な亀頭で味わうことができる――いつしか僕は、その幸せに酔っていた。

 そして――不意に、ぞわぞわした感触が腰の方から駆け上がってくる。

 「あぁぁ……もう、出る……」

 「じゃあ、そのまま背中にかけちゃって下さい。

  良質の精液は、どんなクリームよりお肌にいいんですよ」

 「あ、あぅぅぅぅぅぅぅ……」

 マイのお許しも貰い――僕は、何の遠慮もなく快感に身を委ねることができた。

 その柔らかな背中に、情欲のままぎゅっとペニスを押しつけ――

 そして、ドクドクと射精が始まった。

 「ふぁぁぁぁぁぁぁ……」

 精液は驚くほど大量に溢れ出し、マイの背中から腰の辺りにまで飛び散ってしまう。

 「あはは、あったかい……」

 白濁を浴びせられながら、無邪気に口走るマイ。

 柔らかな背中全体に、ねっとりと自分の精液が粘り着く光景――

 そのあまりの淫らさに、僕は思わず息を呑んでしまった。

 

 「きもちよ〜く漏らして、満足しましたか……?

  でも、全部洗い終えるまで終わりませんよ。次は、肩やうなじ辺りをお願いしますね」

 「は、はい……」

 僕は、小さくなったモノをマイのうなじへと押し当てる。

 その柔らかな感触と背徳感だけで、たちまちむくむくと大きくなってしまった。

 そのまま肩の方に肉棒を滑らせただけで――スベスベ感とヌルヌル感が合わさり、僕は腰を震わせてしまう。

 「あらあら……おっかなびっくりという感じですね。

  もっと激しく擦り付けないと、汚れは落ちませんよ……」

 「はい……あ、うぅぅぅぅぅぅ……!」

 命令である以上、従うより他にない。

 甘くとろけそうな刺激にさらされながら、僕はマイの肩ににゅるにゅるとモノを擦りつけ続ける。

 柔らかでなめらかな肩を亀頭で撫でていると、みるみる体の力が抜けていった。

 少女にペニスを擦りつけているだけでも、実に背徳的な気分なのに――

 マイの体はぷにぷにと柔らかく、皮膚はすべすべ。亀頭にとろけそうな感触をもたらすのだ。

 「あ、あぁぁぁぁぁぁ……」

 腰が震える刺激であろうと、擦るのを止めることはできない。

 どろどろと尿道口から垂れ始めた先走りが、マイの肩をぬらぬらと汚し始めた。

 「あは、漏れ始めてますよ……おちんちんピクピクさせて、みっともないんですね」

 「あ、あぁぁぁぁぁぁ……」

 いつしか僕は、マイの肩の感触を楽しんでいた。

 亀頭で皮膚の滑らかさを味わい、強く押しつけて肩胛骨のコリコリ感を味わう。

 男に快楽を与えるはずの部分ではないのに、ペニスでそこを楽しんでしまう――それは、異様な背徳感。

 「あ、あぁぁぁぁぁ……」

 そして、鎖骨の周辺に肉棒を擦り付け――思わず、深い喘ぎが漏れてしまった。

 鎖骨のくびれに亀頭をはめ込み、にゅるにゅる擦る感触――そうしていると、腰が砕けてしまいそうだ。

 「ふふ……私の体を洗っているはずなのに、自分だけ楽しんじゃって……」

 くすくす笑いつつ、マイは夢中になる僕を咎めたりしなかった。

 「あ、あぅぅぅ……きもちいい……あぁぁぁぁ……」

 亀頭が鎖骨のくびれに食い込む感触を味わいながら――僕は、またしてもマイの肌で果てたのである。

 肩はもちろん、首から顎のあたりまで精液が撒き散らされてしまった。

 

 それからもう一方の肩を洗い、そして両腕を擦り――

 「……次は、おっぱいを洗ってもらいましょうか」

 マイは、息を荒げる僕にそう命じてきた。

 「は、はい……」

 僕は、マイの小さな胸に視線をやってしまう。

 微かに膨らんでいる程度の、非常に控え目な胸――その頂上に顔を見せているピンクの乳首が、とても可愛らしい。

 この魅惑的な肉体を、自分のモノで味わえるなんて――

 「あは……野獣みたいに興奮していますね。そんなに、私のおっぱいを貪りたいんですか……?」

 まるで誘うように、マイはきゅっと胸を突き出す。

 それでもほとんど膨らみが強調されないが――その可愛らしさが、僕の変なスイッチを入れてしまった。

 「マ、マイの……ちっさなおっぱい……!」

 「ち、小さくないです……!!」

 抗議するマイには耳を貸さず、僕はその小さな胸へとモノを押し当てた。

 ふにゃっと、少しばかりおっぱいが出っ張っている感じがする――そんなレベルの膨らみ。

 その控えめな感触が、逆に異様なまでの背徳感を呼び起こす。

 「うぁぁ……す、すごい……マイのぺたんこおっぱい……!」

 「ぺ、ぺたんこじゃないです……!」

 僕は夢中で、マイのぺたんこな胸に亀頭を擦り付けていた。

 ほんの僅かな肉をへこませ、亀頭をめり込ませる独特の感触。

 僕は息を荒げながら、そのぷにゅぷにゅ感を楽しむ――

 「この、可愛い乳首も……」

 「乳首はかわいいですけど、おっぱいは小さくないです……」

 「あ、あぅぅぅぅ……」

 僕は、ピンク色の可愛らしい乳首に亀頭を押しつけていた。

 その柔らかな突起の感触を、敏感な先端で存分に味わっていると――

 そのコリコリした感じが、不意にぞわぞわした感触を沸き起こした。

 もう、このまま射精してしまいそうだ――

 「あ、出る……出るぅ……!」

 「小さくないです……」

 不機嫌そうなマイの胸に、僕はドクドクと精液を迸らせていた。

 粘っこい精液がねっとりと乳首を汚し、胸全体に撒き散らされていく――

 「……小さくないです」

 そんな様子を眺めながら、マイはむすっとした顔で念を押した。

 

 「……じゃあ、次はお腹。それに、足もお願いしますね」

 「は、はい……」

 一転して、特に気分を害した様子もなく命令するマイ。

 僕は言われるかまま、マイのお腹へと入念に肉棒を這わせる。

 次にマイの足を取り、足の甲からくるぶし、足の裏までペニスを擦り付ける。

 とくに足の裏や足の指に擦りつける際は、背徳的な気分に満たされた。

 そのまま膝から下をペニスで擦り、マイに立ってもらって太股を擦り――

 「はぁ、はぁ……あぅぅ……」

 マイの背中側から抱き付き、内太股の肉の感触を味わいながらペニスを擦り付けていると――

 「つっかま〜えた〜♪」

 不意にマイは、太股をぎゅっと閉じてしまった。

 僕のモノは、マイの柔らかな太股で挟み込まれてしまったのだ。

 「あ、あぁぁぁぁ……」

 柔らかな肉にきゅっと締め付けられる感触に、僕は声を上擦らせてしまう。

 それは、背面状態での素股そのものの体勢。

 さらにマイは足を交差させるように組み替え、ペニスをきゅっと太股で締め付けてくる。

 まるで、挟み込んだ僕のモノをじっくりといたぶるように――

 「ほらほらほら……早く逃げないと、太股でイかされちゃいますよ……?」

 そのままマイはきゅっきゅっと股に力を入れたり、ぐりぐりと太股を擦り合わせたり――

 僕のモノを挟んだまま、じっくりと刺激を与えてきた。

 「あ、あぅぅぅぅ……!」

 僕はペニスを抜こうとするものの、マイはしっかり挟んでしまって腰が引けない。

 そのまま肉棒は魅惑的な太股で締め付けられ、容赦なくいたぶられた。

 「さっき……私のおっぱい、ちいさいって言ってましたよね……?」

 「あ、あぁぁぁぁぁ……」

 やはりマイは、怒っていたのだ。

 まるで僕をいたぶるように、少女は太股で僕のモノをぎゅうぎゅうと弄び続ける。

 「もう一度、聞きましょうか。私のおっぱいは、どうなんですか……?」

 「ち、ちいさくて……かわいい、おっぱい……」

 それでも、嘘はつけなかった。

 「イっちゃえ……」

 おもむろに、冷たく告げるマイ。

 同時に、きゅぅぅぅぅ……とペニスがきつく締め付けられ――

 「あぅぅ……! で、出る……!」

 柔らかくぬくぬくの太股で包まれ、挟み込まれたままイかされてしまう――

 僕はそれを受け入れ、マイの小さな体にしがみついた。

 「ぁぁぁぁぁ……」

 温かく、柔らかい感触に挟み込まれたまま――僕のモノは、ドクドクと精液を溢れさせる。

 太股で弄ばれての強制射精は、僕に深い屈服感を与えたのだった。

 

 「これは、おしおきですから……」

 マイはようやく太股からペニスを離し、両足を広げると――

 右太股と左太股の間で、ねっとりと白濁が糸を引いた。

 「それで……私のおっぱいは、どうなんですか?」

 「ぺたんこで、かわいいおっぱい……」

 

 それでも僕は、嘘をつけなかった。

 

 

 

 

 

 それからも――僕は、マイの言われるがままに尽くさなければいけなかった。

 奴隷として使われ、オモチャとして弄ばれ、ペットとして可愛がられ――そして、容赦なく精を搾られ続ける日々。

 しかし僕は、マイに仕えることに悦びを見出すようになっていたのだった。

 今の境遇は、苦しくも悲しくもなく――むしろ、幸福と快楽に彩られたものだったのである。

 

 

 −END−

 

 

 



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