うねる触手を凝視しながら、風呂桶に手を掛けるあなた。
そのままゆっくりと、触手の渦に足を沈めていく――
ぬる、ぬるる……
触手はあなたの足に優しく絡み、歓迎してきた。
その感触だけで、ぞわぞわと総毛立ってしまう。
「さあ、そのまま浸かって下さい」
あなたはスキュラに言われるがまま、触手風呂に身を沈めていく。
ぞくぞくとした感触を味わい、そして身を浸してしまった――
頭だけを残して、全身が生温い触手の渦に埋まってしまう。
ぐちゅっ……!
にちゅ、ぐちゅぐちゅぐちゅ……!
そして無数の触手は、ぬらぬらとぬめりながらあなたの全身を嫐ってきた。
絡み付き、這い回り、くすぐり、締め付け――
多彩な動きで全身をいじくり回され、あなたは悶絶するしかなかった。
「どうですか? 極楽でしょう……」
そして肉棒にも、触手がしゅるしゅると巻き付いてきたのが分かった。
触手の輪はペニスを締めては緩ませ、まるでぬちゅぬちゅと扱くような責めを与えてくる。
ぬめりを伴いながらの滑らかな扱きに、あなたは早くも限界を感じていた。