ペニスを扱き続ける刺激、そして亀頭を責める刺繍の感触――

あなたは沙織の手淫の前に、とうとう屈服してしまった。

 

どく、どくどく……どくん。

 

ぎゅっと握り込んでくる純白のグローブに、あなたは精液を迸らせてしまう。

どくどく精の溢れるペニスを、沙織はしこしこと上下に刺激し続けた。

左手の甲は精液の溢れ出る亀頭をくにゅくにゅと擦り、刺繍の感触を与え続ける。

それはまるで、白グローブ全体に精液を塗り込むかのような動作だった。

 

「はい、一丁あがり〜! ちょっとコスってあげたら、簡単に出しちゃうんだね」

勝ち誇った笑みを浮かべながら、沙織は白濁液の絡んだ手の指を閉じたり開いたりする。

白のグローブにべっとりと粘り着いた精液が、糸を引いたり垂れたりしていた。

そうしてグローブを汚していた白濁も、じゅるじゅるとその表面に吸収してしまう。

 

「はい、吸っちゃった。魔力も回復するし、あなたも気持ち良いし、一石二鳥!」

そう言って、沙織は満足そうに笑かけた。

「それじゃあ、今日のプレイはこれで終わり。また指名してね〜」

 

部屋を出る